練習用トレーニングバットで正しいフォームと体幹を

トレーニングバットは野球の練習用に使うバットのことで、通常使用されるバットよりも重いものがほとんどです。普段使用しているバットよりも重いバットを使って素振りすることで、体幹と体全体を使ったバッティングフォームを身に着けられます。
そんな少年野球や中学生の練習には欠かせないトレーニングバットですが、カウンターバランスやっモンスタースラッガーなど様々な種類が存在し、販売しているメーカーも多いことから選ぶのが難しいですよね。
そこで今回はトレーニングバットの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは効果・バランス・重さ・メーカーを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
第1位 フィールドフォース インサイドアウトバット
こちらは350gと非常に軽量で、スイング軌道の強制に役立つトレーニングバットです。手首の返しが早くなることを矯正し、より押し込む感覚を養えます。84cm350gというサイズ感なので雨の日などの屋外で練習できない日にも便利です。
またトスやティーバッティングであれば硬式・軟式・ソフトボールの実打が可能です。室内で練習する場合はシャトルなどの壁にあたっても大丈夫なものを売って練習しましょう。
商品スペック:
- 長さ:84cm
- 重さ:360g
トレーニングバットの選び方
トレーニングバットは製品によって効果が違うので選ぶのが難しいです。今回は効果・バランス・重さ・メーカーを基準に選び方をご紹介します。
効果・バランスで選ぶ
トレーニングバットは重心の位置によって習得できる効果が違います。自分が期待する効果に応じたバランスのトレーニングバットを選びましょう。
打球の飛距離を伸ばしたい方には「トップバランス」がおすすめ

トップバランスはヘッドバランスとも呼ばれることもあり、バットの先端付近に重心があります。ほかのトレーニングバットに比べてスイングのさいに重く感じるのが特徴です。遠心力を使ったバッティングの練習に適しているので打球の飛距離が伸びます。
また力まずに普段より重たいバットを振れるようになれば、普段使っているバットが正しいフォームで振れるようになります。脱力としなりを意識して遠くに打球を飛ばせるように練習しましょう。
打率を上げたい方には「ミドルバランス」がおすすめ

ミドルバランスはバットの中心に重心があるタイプで、ほかのタイプに比べスムーズなバッティングができることが特徴です。基本的には中距離バッター向けのバットとされていますが、スイング力があればホームランを打つこともできます。
ミドルバランスのトレーニングバットはほかの二つの間に位置するバランスのため、ほとんど普通のバットです。ほかの二つに比べ振りやすいので打率を上げたい方はミッドバランスのトレーニングバットを選びましょう。
「カウンターバランス」はバットコントロールを向上させられる

カウンターバランスはニアバランスとも呼ばれており、バットの芯から根元にかけて重心があるのが特徴です。重心が手元にあるためバットコントロールがしやすく、変化球や直球など様々な球種に対してバットを振る技術が向上します。
またカウンターバランスのバットにはデメリットもあります。それはスイングに重要な遠心力を活かしづらいバランスだということです。芯でとらえても長打になりづらく、本塁打や二塁打にするのが難しいバランスでもあります。
重さで選ぶ
トレーニングバットは重いものと軽いもので違う効果が期待できます。期待する効果が出るトレーニングバットを選びましょう。
スイング時に必要な筋肉を育てたい方には「重い」トレーニングバットがおすすめ

重いトレーニングバットでの練習は、バットを振るために必要な筋力を複合的に鍛える目的で行います。重いバットをふらつかずに振るために、体を内側から支える体幹の筋肉が働くため、体幹の強化に効果的です。
体幹が強くなると、下半身の力を効果的に上半身に伝えられ、体全体の力を効率よく使ったスイングができるようになります。少しでも重いトレーニングバットを使うと遠心力により数字以上の重さを感じるので重量は上げすぎないようにしましょう。
スイングスピードを向上させる効果があるのは「軽い」トレーニングバット

軽いトレーニングバットでの練習はスイングスピードを向上させるのに有効です。普段使うより軽いトレーニングバットで練習することには筋肉が速さを覚える効果があります。軽いからといって軽く振るのではなく全力でスイングしましょう。
メーカーで選ぶ
トレーニングバットはさまざまなメーカーがさまざまな特徴を持った製品を販売しているため、選ぶのが難しいです。いくつかのメーカーと製品をご紹介します。
硬式も軟式も実打可能な木製トレーニングバットもある「MIZUNO(ミズノ)」

総合スポーツメーカー最大手のMIZUNO(ミズノ)。野球用品はすべてミズノでそろえている方も少なくありません。硬式と軟式ともに実打可能な木製のバットを多数取り扱っており、大人にも子どもにも人気のあるスポーツ用品メーカーです。
バレルバットを使うなら「根鈴道場」のトレーニングバットがおすすめ

少年野球のトレーニングには根鈴道場のバレルバットがおすすめです。バレルバットはほかのメーカーも販売していますが根鈴道場のバレルバットが正規のバレルバットとなっています。81cm1200gとかなり重いですがこれがジュニア用の重量です。
かなり重いトレーニングバットですが、重さを利用して練習することでスイング軌道の修正とスイング強化につながります。重たいトレーニングバットでスイング練習をすれば体幹の強化が可能です。
実打可能な素振り用なら「ZETT(ゼット)」のマスコットバット

自宅やネクストバッターズサークルでの素振り用のトレーニングバットが欲しい方にはZETT(ゼット)のマスコットバットがおすすめです。80cm800gとネクストバッターズサークルや自宅での素振りにちょうど良いサイズ感となっています。
ZETTのマスコットバットは実打可能です。そのため打席前の軽い素振りや自宅での素振り、バッティングセンター用のバットと一本で三つのシーンをカバーしてくれます。また小学校低学年の選手には重すぎるので800gより軽い製品を選びましょう。
モンスタースラッガーを使うなら「UCHIDA(ウチダ)」がおすすめ

モンスタースラッガーはUCHIDA(ウチダ)の製品しかありません。スイング力を強化したい場合は80cm850gの製品を、スイングの軌道修正をしたい方は65cm750gの製品を選びましょう。
モンスタースラッガーでの練習は、インパクトの瞬間に音を鳴らすこと・スイング時にグリップからバットをだすこと・下半身に意識を向けること・実際のバッターボックスを想定することを意識して行いましょう。
カチカチバットこと特殊なインパクトバットは「フィールドホース」がおすすめ

フィールドフォースのインパクトバットは重さを変えられる特殊なトレーニングバットです。おもりの部分を付け替えられるので重さに慣れてきたら重量を上げることでスイングに必要な筋肉を上げ続けられます。
インパクトバットは最短距離でのインサイドアウトでスイングできなければ音が鳴らないしくみになっているため、最短距離のスイング軌道を身に着けられます。ヘッドが下がたり、ドアスイングになったりしていてもカチカチ音はなりません。
少年野球用のカウンタースイングなら「asics(アシックス)」がおすすめ

少年野球用のカウンタースイングはasics(アシックス)のトレーニングバットがおすすめです。78cm800gの製品が少年野球用サイズなため、こちらを選びましょう。カウンタースイングは速球に対応しながら飛距離を伸ばす練習に使えます。
またカウンタースイングはスイング軌道を向上させるためのバットなため、自分のスイングを確認しながらゆっくり振りましょう。バットを構えて振り出すタイミングで音を鳴らすことを意識して練習するのがおすすめです。
シークエンスバットを使うなら本家である「シークエンスバット」の製品がおすすめ

シークエンスバットを使いたい方には本家であるシークエンスバットの製品がおすすめです。まれにシークエンスバットの製品でないものが出回っていますが、本家であるシークエンスバットの製品は入念に考えて設計されているので本家の製品を選びましょう。
シークエンスバットではリストターンのタイミングやスイング軌道の修正ができます。またシークエンスバットは速いボールをバッティングすると折れる可能性があるので、トスかティーバッティングで使いましょう。
竹バットを使うなら「XANAX(ザナックス)」の製品がおすすめ

竹バットを扱っているメーカーは数多くありますが、少年野球用の78cm650gの製品があるのはXANAX(ザナックス)だけです。少年野球用バットのサイズ感とほとんど変わらないので竹バットに切り替えた際に違和感をあまり感じません。
竹バットではボールを芯でとらえる力を養えます。竹バットの選び方は通常のバットの選び方と同じです。長さは腕を伸ばしたときの中指から胸の中心までの距離で、重さは試合用かそれより少し重いものを選びましょう。
トレーニングバットの人気おすすめランキング10選
第10位 ノーブランド品 鉄バット
こちらの鉄バットは全長88cmに重量2.25kgと数あるトレーニングバットの中でも圧倒的な重さを誇ります。普通のトレーニングバットの重さに慣れてしまった方やさらなる筋力アップに効果を期待する方におすすめです。
商品スペック:
- 長さ:88cm
- 重さ:2.25kg
口コミを紹介
さすがプロの商品です。重さが笑いが出る重さで、楽しいです
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第9位 Insider Bat Insider Bat
スイング時についてしまった悪い癖を取り除きたい方におすすめの素振り用トレーニングバットです。こちらのバットで素振りをすると、スイングの軌道が遠回りになることや手首の返しが早くなってしまうことを改善します。
全長58cmと短いため、狭い室内での練習に最適です。
商品スペック:
- 長さ:58cm
- 重さ:350g
口コミを紹介
正しくスイングすることでボールを打つことができるので
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正しいフォームが身につきそうです。
第8位 ザナックス(XANAX) 竹バット
こちらは人気メーカーXANAXの竹バットで、78cm680gと少年野球にぴったりなサイズ感です。普段使っているバットがこのくらいの重さの場合は試合用バットに切り替えても違和感なくスイングできます。
竹バットでは芯でボールをとらえる技術が身に付きます。金属バットや複合バットは根元で打っても打球はある程度伸びますが、竹バットでは芯でボールを捕えないと打球は伸びません。
商品スペック:
- 長さ:78cm
- 重さ:680g
第7位 フィールドフォース インパクトスウィングバット
狭い部屋の中でも素振りができる練習用バットです。65cmという短さでもしっかりとインパクトを感じることができます。移動するウェイトの音が鳴る位置でインパクトを確認して練習しましょう。
ミートポイントで音を鳴らすことで、強いスウィングが身に付きます。さらにインパクト時に衝撃を受けることで背筋や下半身の筋肉などスイング時に重要な筋力を強化可能です。おもりを重いものに変えると負荷をあげられます。
商品スペック:
- 長さ:65cm
- 重さ:750g
口コミを紹介
少年野球をしている子供の練習用に購入。
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使い始めてから強い打球が打てるようになり、ノーヒッターだったのがそこそこヒットも出るようになりました。
第6位 ミズノ 硬式木製バット
こちらはグリップ部に竹、打撃部にメイプルを組み合わせ耐久性と良好な打球感を兼ね備えた木製の硬式ラミーバットです。重量が1000gのため普段800gほどのバットを使っている方におすすめの重量のトレーニングバットとなります。
実打可能なバットのため、最初はトレーニングバットとして使用し、筋力が付きバットを十分に振れるようになったら試合用のバットとして使うこともできます。トップバランスのバットのため遠心力を活かしたスイングの練習に最適です。
商品スペック:
- 長さ:84cm
- 重さ:1000g
口コミを紹介
グリップ部分が滑りにくくなっており
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素手で握ってもかなりのフィット感。
第5位 UCHIDA(ウチダ) コアバット
こちらはウチダのパワースラッガーです。こちらはインパクトの位置とウェイト配分を再構築したニューバランス設計となっているため、打球の飛距離を伸ばしたい方におすすめします。長く使う方にありがたい潤滑剤つきです。
ヘッドにかかる加重を軽減し、バットの芯でとらえた時のような打撃感とインパクトでヘッドが下がらない大きな軌道を実現したバットです。正しいスイングと筋力を身に着け飛距離を伸ばしましょう。
商品スペック:
- 長さ:65cm
- 重さ:780g
口コミを紹介
ボールを捉えるポイントの感覚がわかりやすく音とともにとても気に入っています。試合の時に、内角を上手くヒットに出来たは喜びと共に成果が出たと思っています。パワースラッガー毎日素振りしています。これからも使い続けます。
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第4位 カワセ(Kawase) 木製 バット
こちらは身長110cm~120cmほどの小中学生にぴったりのトレーニングバットです。65cm500gというサイズ感のため小さなお子さんでも余裕をももって振れます。またバッティングセンターやノックでの使用は推奨されていません。
商品スペック:
- 長さ:65cm
- 重さ:500g
口コミを紹介
安くて、家での素振りにはぴったりでした。
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購入して届くのも早く、びっくりしました。
第3位 ゼット(ZETT) 木製 トレーニングバット
こちらはプロも愛用するスポーツ用品メーカーZETTの木製マスコットバットです。長さは84㎝で重量が1000gほどなので普段900g前後のバットを使っている方におすすめします。実打は不可で、トスバッティングなら可能です。
1000gと重量が重めなため、スイング時に必要な筋力を発達させたい方におすすめのトレーニングバットです。普段から1000gほどのバットを使用している方は実践に近いバッティングができます。
商品スペック:
- 長さ:84cm
- 重さ:1000g
口コミを紹介
そこそこ重いため、素振りでの筋力トレーニングにも使用してます。
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体幹、前腕に効きます。腰を落とせば、脚全体に効きます。
第2位 アシックス(asics) COUNTER SWING
こちらは人気スポーツ用品メーカーasicsのカウンタースイングです。カチカチバットとも呼ばれており、スイング時にカチッと特殊な音が鳴ります。ドアスイングを改善したい方や逆方向に伸びる打球を打ちたい方におすすめのトレーニングバットです。
カウンタースイングのトレーニングバットは最短距離のスイング軌道を身に着ける練習でよく使われます。最短距離でスイングするには、スイングの初めに一度だけカチッと音が鳴ることを意識してバットを振りましょう。
商品スペック:
- 長さ:68cm
- 重さ:-
口コミを紹介
この カウンタースイングで、ホームラン量産と言う夢を持ち、購入しました。
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50代、ちょっとした大会が有るので、ホームランと言う色気を持ち、日々 悩みながら、素振りしています。
第1位 フィールドフォース インサイドアウトバット
こちらは350gと非常に軽量で、スイング軌道の強制に役立つトレーニングバットです。手首の返しが早くなることを矯正し、より押し込む感覚を養えます。84cm350gというサイズ感なので雨の日などの屋外で練習できない日にも便利です。
またトスやティーバッティングであれば硬式・軟式・ソフトボールの実打が可能です。室内で練習する場合はシャトルなどの壁にあたっても大丈夫なものを売って練習しましょう。
商品スペック:
- 長さ:84cm
- 重さ:360g
口コミを紹介
中学生のバッティングが良くなりました
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トレーニングバットのおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 長さ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
第1位 インサイドアウトバット フィールドフォース | ![]() | 楽天Amazonヤフー | バットのしなりが体感できるインサイドアウトバット | 84cm | 360g |
第2位 COUNTER SWING アシックス(asics) | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 音の違いで自分のスイングが確認できる特殊なカチカチバット | 68cm | - |
第3位 木製 トレーニングバット ゼット(ZETT) | ![]() | 楽天Amazonヤフー | ZETTのおしゃれな木製マスコットバット | 84cm | 1000g |
第4位 木製 バット カワセ(Kawase) | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 小中学生向けの激安トレーニングバット | 65cm | 500g |
第5位 コアバット UCHIDA(ウチダ) | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 飛距離アップを目指せる最強のパワースラッガー | 65cm | 780g |
第6位 硬式木製バット ミズノ | 楽天Amazonヤフー | 竹を使った実打可能なミズノの木製硬式バット | 84cm | 1000g | |
第7位 インパクトスウィングバット フィールドフォース | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 短いから狭い室内での練習用に使える | 65cm | 750g |
第8位 竹バット ザナックス(XANAX) | 楽天Amazonヤフー | 少年野球におすすめサイズの竹バット | 78cm | 680g | |
第9位 Insider Bat Insider Bat | 楽天Amazonヤフー | 少年野球向けのスイング軌道改善ができる素振り用バット | 58cm | 350g | |
第10位 鉄バット ノーブランド品 | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 2.25kgで筋力アップに効果抜群の鉄バット | 88cm | 2.25kg |
通販サイトの最新売れ筋ランキングをチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
トレーニングバットの使い方

トレーニングバットの使い方でよく勘違いされているのがフルパワーでスイングをするということです。フルパワースイングでは上半身の筋肉が強化され、下半身の筋肉がないがしろになってしまいます。下半身主導の正しいフォームでスイングをしましょう。
長打を打つためには、重たいバットをどう動かせば速く振りぬけるかを意識して練習しましょう。フルパワーでスイングをするのではなく、全身を使ってフルスイングする練習をすれば打率や飛距離を伸ばすことに役立ちます。
中学生で1000gのトレーニングバットは危険な可能性も

中学生で1000gのトレーニングバットは危険な可能性があります。マスコットバットの効果的な重さは、普段使っている重量の+10~30%ほどです。そのため普段650gほどのバットを使っている場合適切な重量は850gほどとなり重すぎます。
まだ体が出来上がっていない中学生が重すぎるバットを振り続けると腰椎分離症や腰椎疲労骨折などになって体が故障してしまう可能性があります。トレーニングバットは普段より少しだけ重いバットにとどめましょう。
まとめ
ここまでトレーニングバットのおすすめランキング10選を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。トレーニングバットでの練習スイング軌道の修正だけでなく筋力も成長させます。ぜひこちらの記事で自分に合ったトレーニングバットを見つけてください。