美しい渓流を登る沢登りを楽しみたいなら沢登り用靴を!

水しぶきを感じながら渓流を登るレジャー「沢登り」は「シャワークライミング」とも呼ばれ、夏に多く親しまれています。川や滝の中を進んでいくため、通常の登山よりも爽快感にあふれるスポーツです。しかし、自分がやるとなると準備が大変と感じる方も多いですよね。
実は、沢登りの服やリュックなどは登山用のものと兼用できます。ただし、登山靴を代用するのは危険なため、沢靴の準備は必要です。沢靴とは沢登りに特化した靴で、ウェーディングシューズ・沢足袋型などがあります。また、モンベル・秀山荘など販売メーカーもさまざまです。
そこで今回は、沢登り用靴の選び方やおすすめランキング10選をご紹介します。ランキングは、形状・ソール・メーカーを基準に作成しました。これから沢登りを始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
第1位 CARAVAN(キャラバン) 渓流 KR-3XF
きめ細かく耐摩耗性に優れたフェルトソールに、足にフィットして歩きやすい形状です。キャラバンから出ているこの沢登り用靴は、初心者でも安心して履ける一足に仕上がっています。歩くときに大切な、足首のホールド感もばっちりです。
また、この靴は横幅もしっかり確保してあるので、足幅が広いという方も足を痛めずに履けます。デザインもよく、ブルーとレッドから選べるので、男性にも女性にもおすすめです。長く使える相棒のような沢靴になります。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:フェルト
- 留め具:紐
沢登り用靴の選び方
沢登りは、自分に合わない靴はストレスになり大きな怪我につながる可能性もあります。どんな種類があるのかをきちんと確かめ、最適な沢靴を選びましょう。
形状で選ぶ
沢登り用の靴には、大きく分けて2種類の形状があります。登山靴のような形の「靴型」と、和装のときに履く足袋に似た「沢足袋型」です。その他の形状についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
長時間歩行しても足が痛くなりにくい「靴型」がおすすめ

靴型は、一見すると登山靴のようですが、メッシュ生地でできているので、靴の中が蒸れません。クッション性があり、長時間使用していても足が痛くなりにくいのが特徴です。また、不安定な足場でも比較的歩きやすいでしょう。
デメリットは、地面と接する面が少ないため、滑りやすいところでの歩行が難しい点です。とはいえ、古くなったら靴底を交換できるので、長く使えます。いつも靴を履いている感覚で歩けるので、初心者の方にもおすすめです。
裸足のような感覚で安定した歩行ができる「沢足袋型」がおすすめ

沢足袋型は、靴型と違い底がやわらかいため、裸足で歩いているときのように地面を感じながら歩けるのがメリットです。足の指で岩場をつかむように歩行するので、より安定した歩行につながります。価格が安く、軽量な上に着脱しやすいのも魅力です。
デメリットは、底がやわらかいため、疲れやすい点になります。また、重い荷物を持っていると、足裏が痛くなりやすいです。また、靴型と違い靴底を交換することができないため、古くなったら靴ごと買い換えなければいけません。
履きやすく機能性も高い「サンダル型」がおすすめ

機能性と履きやすさを両方重視したい方には、サンダル型がおすすめです。サンダル型には、普通のシューズに近いタイプと、シューズに後付けするタイプがあります。どちらのタイプもソールの形状が沢登り用に特化している点が特徴です。
モンベルオリジナルの「サワーシューズ」も

モンベルからは、わらじと足袋をミックスさせたような「サワーシューズ」と呼ばれる種類が発売されています。かかと側のひもをひっぱって足にフィットさせられ、はき心地も抜群で砂や小石が入りづらい構造になっているのも特徴です。
ソールで選ぶ
ソールの素材はフェルトとゴムの2種類あるので、自分が登る沢の特徴なども照らし合わせて選ぶといいでしょう。
滑りにくいのはウェーディングシューズなどの「フェルトソール」がおすすめ

ウェーディングシューズなどのフェルト生地のフェルトソールは、ぬめぬめした地面でも安定して歩けるのが特徴です。濡れた岩や乾いた岩の上も比較的歩きやすいため、初心者ならまずフェルトソールを試すのをおすすめします。
フェルトソールの中にも種類があり、中でもウール素材のものはグリップ力がより高く安心なのですが、消耗が早い上に値段も高いので、よほどのこだわりがないのであれば化学繊維のものがおすすめです。
濡れた岩場に強いのはゴム製の「ラバーソール」

ゴム製の「ラバーソール」が適しているのは、濡れた岩の上です。フェルトソールでは滑ってしまうような傾斜でも、ラバーソールなら安定して登れます。もちろん、乾いた岩の上でも大丈夫です。フェルトソールに比べて消耗しにくい特徴もあります。
逆に、ぬめりのある岩場はラバーソールで歩くのに向いていません。苔などが生えているとかなり滑りやすく、登っていくのが困難なのです。苔が生えた沢を登る場合には、ラバーソールはやめておきましょう。
コースの「レベル」をチェック

沢登り用の靴を選ぶ際には、ルートやコースのレベルにも着目しましょう。初級コースを選ぶなら、歩きやすいフェルトソールがおすすめです。一方で中級~上級コースを選ぶなら、岩場にも適したラバーソールを選択しましょう。
「着脱しやすさ」もチェック

意外と大切なのが、着脱のしやすさです。自然の中を歩く沢登りは、そのときのコースの状態に合わせて靴を履き替える場合もあります。その際に手間がかかってしまうと、時間のロスにもなりますし、ストレスです。
沢靴の留め具には、ファスナーや靴紐など、いろんなものがあります。中には靴自体の伸縮性を利用して履くようなものも。自分が着脱しやすいと思うものを選びましょう。
「軽量」なものだとストレスなく歩ける

沢登り用の靴を選ぶとき、気にしておきたいのが靴の重さです。険しい岩場を登るときには、足を大きくあげなくてはならない場合もあります。そのときに、靴が重いとそのぶん体力を消耗してしまうのです。歩きやすく負担も少ない軽量のものを選びましょう。
「サイズ」はジャストサイズがおすすめ

実際に購入するときには、サイズの確認を忘れずに行いましょう。沢登り用の靴は、ジャストサイズか、ほんの少し大きめのものがおすすめです。登山靴の場合は大きめのものを選ぶのが普通ですが、なぜ沢靴はぴったりサイズがいいでしょう。
険しい場所での沢登りでは、つま先を岩にひっかけて登る場面が出てきます。そのときにつま先に空洞があると、しっかりと引っ掛けることができず危険です。また、隙間が空いていることで感覚がつかみにくくなるというデメリットもあります。
メーカーで選ぶ
沢登り用の靴を取り扱っているのは、アウトドアグッズを扱っているメーカーや、登山靴メーカーなど、さまざまです。靴を作っているメーカーから選ぶのもひとつの手です。
アウトレットでも販売してる「mont-bell(モンベル)」がおすすめ

モンベルは、アウトドア用品の総合メーカーです。登山やキャンプグッズなども展開しています。また、ショッピングモールだけでなくアウトレットに出店して場合もあり、運がよければ安く購入できるのも魅力です。
小学生や子供用なら「Caravan(キャラバン)」がおすすめ

キャラバンは、登山靴を専門とする靴に特化したメーカーです。沢靴の種類も多く、初心者用・小学生などの子供用などいろんな方向けの商品が展開されています。もちろん機能性もきちんとしているので、安心して使用できるのも魅力です。
ラバーソールシューズなら「秀山荘」がおすすめ

秀山荘は、池袋で40年以上にわたり営業していた老舗の登山用品店です(現在はライザップが運営)多くの方に親しまれた秀山荘は、オリジナルの沢靴を販売しています。ラバーソールシューズの先駆けともなった忍者など、愛される商品扱っているのも魅力です。
安いマリンシューズを購入するなら「Workman(ワークマン)」がおすすめ

作業服や安全靴でおなじみのワークマンでは、安いマリンシューズが販売されています。デザインもよく、それで値段が980円の驚きの安さです。もちろんきちんとした沢登り用の靴より劣りますが、これでも十分沢登りできます。
沢登り用靴の人気おすすめランキング10選
第10位 LuoLuo ウォーターシューズ
通気性のよいメッシュ生地と脱げにくいドローコート仕様で、安全かつ快適な沢登りを実現してくれる沢靴です。インソールは速乾性と防臭性に優れているので、ストレスなく履き続けられます。比較的安いので、入門にもおすすめです。
また、この沢靴はデザインがいいのもおすすめポイントになります。ビビッドカラーのオレンジやほんのりとしたピンク、落ち着いたネイビーなどカラーバリエーションが5種類あるのも魅力です。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:ラバー
- 留め具:紐
口コミを紹介
薄い!履きやすかった
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第9位 阪神素地 ウエーディングシューズ SW-271
カーキ色で落ち着いた印象のシューズです。底には水抜き穴がありますが、特殊構造のため砂が入らないようになっています。また、土踏まずの部分に軽量のスポンジ材が入っているので、足に負担をかけずに歩けるのも魅力です。
サイズはS・M・L・LL・LLLの5種類なので、沢登り用の靴下で微調整をするのをおすすめします。マジックテープでとめるタイプなので、紐よりも着脱が楽なのも特徴です。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:フェルト
- 留め具:面ファスナー
口コミを紹介
堅牢さや底のフェルトの薄さに疑問の声も聞かれますが、僕の感覚では
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ガチガチの固いモノより、このくらいのほうが逆に歩きやすいですね。
とにかく履き脱ぎも編み上げヒモのタイプより楽です。
第8位 Mont-bell(モンベル) レビーニット
登山靴メーカー・モンベルの沢靴です。靴紐式なので、しっかりと足にフィットさせられます。普段履きでも使えるほど、おしゃれなデザインです。扱いのあるサイズは、22.5cmから28cmまでとかなり幅広く、いろんな方が履けます。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:アクアアウトソール
- 留め具:紐
第7位 MORGEN SKY ウェーディングシューズ
この沢靴の特徴は、フェルトのソールに2種類ある点です。フェルト底×水抜き穴タイプとフェルト底×スパイクタイプのうち、好みのほうを選択して購入できます。沢登り用に購入するならフェルト×水抜き穴タイプを選ぶのがおすすめです。
フェルトの厚さは10mmとしっかりめで、足にかかる負担を軽減してくれます。ファスナー式なので、しっかり締められるのに着脱しやすいのもメリットです。ほかにないデザインなので、見た目が気に入った方にもおすすめします。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:フェルト
- 留め具:ファスナー
口コミを紹介
軽くて履き心地よし、防寒良し、防水もよし、価格良し、文句の付けようが有りません。
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第6位 MORGEN SKY ダイビング ブーツ
ブーツ型で、足をしっかりと包んでくれる沢靴です。よく曲がるようになっており、歩きにくい心配もありません。つま先まわりなど、怪我をしやすい場所を保護するような工夫もされているので、安心して沢登りを楽しめそうです。
また、この靴は沢登り以外のことに使用できます。釣り・海水浴・シュノーケリングなどで使うのもできます。沢登りだけでなくさまざまなレジャーを楽しみたい方は、一足持っておくといいかもしれません。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:ラバー
- 留め具:ファスナー
口コミを紹介
素潜りに使用しましたが、真冬でも中々の保温性が保て良かったです。
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耐久性も問題ないです。
第5位 LuoLuo マリンシューズ
通気性がよく、底の穴から排水もしっかりしてくれるシューズです。驚くべき屈曲性で、ぎゅっと折りたためばとても小さくできます。もちろん軽量なため、かさばらず持ち歩けて極力荷物を減らしたい方にはおすすめです。
色は、鮮やかな青のほかに派手なピンクやシックな黒など、4種類あります。川遊びやプール、普段のジムなどでも使用できるため、いろいろな場面で活躍させるのができそうです。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:ラバー
- 留め具:紐
第4位 秀岳荘 フェルト付き地下タビ
とにかく軽く、コンパクトに持ち運ぶことができます。しっかりめのフェルトが貼ってあり、足袋タイプであるにもかかわらず、足の裏が疲れにくいという特徴もあります。足袋タイプのデメリットをカバーした、かゆいところに手がとどく商品です。
留め具のフックは慣れが必要ですが、しっかり足を包み込んでくれます。足の先端部分はきちんと覆われているので、怪我の心配もありません。初めて足袋タイプの沢靴に挑戦する方でも安心して使うことができる、おすすめの一足です。
商品スペック:
- 形状:足袋型
- ソール:フェルト
- 留め具:フック
口コミを紹介
色が3パターンしかないので多色展開を待っております!履き心地はとても良く紐を絞れば屋根に上がって作業しやすく足袋代わりになります!
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第3位 キャラバン(Caravan) KRS
キャラバンから出ているこの商品、なんとサンダルなんです。しかし侮ることはできません。足裏全体をやさしく守るソールや水に強い素材、足にフィットさせやすいアジャスターなど、こだわりのポイントがたくさんです。
ほかにも、かかと部分を外せばスリッパのようにひっかけて使うのも可能です。キャンプ・バーベキュー・川遊びなど、使い道がたくさんある高機能なサンダルになります。
商品スペック:
- 形状:靴型(サンダル)
- ソール:ラバー
- 留め具:紐
口コミを紹介
カヌーのガイドしているので水陸両用として高機能です。ぬめった石では若干注意が必要です。結構カヌー乗船時と水中での双方でまともに使えるシューズが皆無なので重宝しています。
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第2位 キャラバン(Caravan) ケイリュウ タビ
キャラバンから発売されている、足袋タイプの沢靴です。足袋タイプは指先で地面を感じられるのが大きな利点ですが、この靴は指先の感覚をこれまで以上によくするようにこだわって作られています。
足の甲の部分はしっかりとしたラバー素材なので、安定感も抜群です。また保温性も高く、冷たい水でも足が冷えにくい特徴もあります。足袋タイプの中でもかなり値段が高いものではありますが、ファンからは人気の沢靴です。
商品スペック:
- 形状:足袋型
- ソール:フェルト
- 留め具:面ファスナー
口コミを紹介
結果ウェーディングシューズより滑りづらく遡行が楽になった
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一般的なウェーディングシューズは靴底か堅いため岩との接地面積が小さく滑りやすいのに対し、これはある程度靴底が曲がってくれる為、接地面積が大きく滑りにくいと思料
第1位 CARAVAN(キャラバン) 渓流 KR-3XF
きめ細かく耐摩耗性に優れたフェルトソールに、足にフィットして歩きやすい形状です。キャラバンから出ているこの沢登り用靴は、初心者でも安心して履ける一足に仕上がっています。歩くときに大切な、足首のホールド感もばっちりです。
また、この靴は横幅もしっかり確保してあるので、足幅が広いという方も足を痛めずに履けます。デザインもよく、ブルーとレッドから選べるので、男性にも女性にもおすすめです。長く使える相棒のような沢靴になります。
商品スペック:
- 形状:靴型
- ソール:フェルト
- 留め具:紐
口コミを紹介
前も、渓流を使用していたので、その流れで購入した。意外と、履きやすく脱ぎやすい。
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コストパフォーマンスはいいように思う。
沢登り用靴のおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 形状 | ソール | 留め具 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1位 渓流 KR-3XF CARAVAN(キャラバン) | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 初心者から上級者まで履きやすく歩きやすい最高の沢靴 | 靴型 | フェルト | 紐 |
第2位 ケイリュウ タビ キャラバン(Caravan) | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 足袋タイプなら足指感覚に優れた一足 | 足袋型 | フェルト | 面ファスナー |
第3位 KRS キャラバン(Caravan) | ![]() | 楽天Amazonヤフー | こだわりポイントたくさんある高機能なサンダル | 靴型(サンダル) | ラバー | 紐 |
第4位 フェルト付き地下タビ 秀岳荘 | 楽天Amazonヤフー | 小学生サイズもある初めてにぴったりな沢足袋タイプ | 足袋型 | フェルト | フック | |
第5位 マリンシューズ LuoLuo | 楽天ヤフー | リーズナブルで落ち着いたデザインのマリンシューズ | 靴型 | ラバー | 紐 | |
第6位 ダイビング ブーツ MORGEN SKY | ![]() | 楽天Amazonヤフー | いろいろなレジャーに使用できるブーツ型の沢靴 | 靴型 | ラバー | ファスナー |
第7位 ウェーディングシューズ MORGEN SKY | ![]() | 楽天Amazonヤフー | 厚さ10mmのフェルトで負担軽減できるウェーディングシューズ | 靴型 | フェルト | ファスナー |
第8位 レビーニット Mont-bell(モンベル) | ![]() | Amazon | アウトレットでも購入できるおしゃれなマリンシューズ | 靴型 | アクアアウトソール | 紐 |
第9位 ウエーディングシューズ SW-271 阪神素地 | ![]() | 楽天ヤフー | 負担を軽減してくれるインソール入りで靴下で調整可能 | 靴型 | フェルト | 面ファスナー |
第10位 ウォーターシューズ LuoLuo | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 子供サイズもある沢登り入門にぴったりな安い沢登り用靴 | 靴型 | ラバー | 紐 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
メンテナンスをして沢靴を長持ちさせよう

険しい岩を登ったり、流れの強い川の水を受けたりすると、沢靴は当然傷んできます。長く使うことができるよう、下山後は必ずメンテナンスをしましょう。水で洗ってあげるのが基本ですが、専用の洗剤を使用するのもOKです。
ソールには、細かい砂や石が挟まってしまいがちになります。ブラシを使って丁寧に取りましょう。中敷はいったん外し、丁寧に洗ったあと、乾かしてから戻す方法です。どの部分も、乾かすときは直射日光を避け陰干しをするようにしてください。
登山靴を代用するのは危険

靴型でラバーソールのものは外見が登山靴に似ているため、登山用の靴で代用できるんじゃないの?と考えてしまう方もいます。しかし、登山靴で沢登りをするのは危険です。怪我や大きな事故のもとになるので絶対にやめましょう。
生地がメッシュでない登山靴は、水を吸いやすく足が重くなります。また、水の抵抗を受けるため、足元を取られやすくなる危険性も十分です。沢登りは、手軽ではあるものの、自然を相手にするスポーツになります。専用のものを用意し、安全を確保しましょう。
靴下も忘れずに準備しよう

沢靴を履くときは、裸足のままではなく、専用の靴下を履く必要があります。ゴムで作られたものや、ポリエステルで作られたものなど、素材はいろいろ。水を入れないもの、速乾性に優れたもの、保温性があるものとその効果もさまざまです。
靴を購入するときは、靴下を履く厚みを想定してサイズを選ぶのもおすすめします。また、足袋型の沢靴は、つま先部分が二つに分かれているため、靴型用の靴下を履けません。足袋用の靴下が出ているため、そちらを選びましょう。
ほかに必要な物は?まとめてご紹介

沢登りをするためには、どんなものを用意する必要があるのでしょうか。実は、そんなに多くありません。専用のものが必要なのは、安全のためのスパッツ、膝まわりを保護するニーガードぐらいです。ほかのものは登山用品を代用できます。
もちろん、本格的に崖を登るような沢登りになれば、登攀具(とはんぐ)も必要です。ヘルメットやハーネス、カラビナなどがこれに含まれます。初心者だけで行うようなものではないので、必ず引率する方の指示に従って用意しましょう。
まとめ
ここまで、沢登り用靴のおすすめランキングを紹介しました。爽快感いっぱいの沢登りは、これからの季節にもってこいのレジャーです。専用の沢靴を用意して、安全にその楽しさを味わいましょう。ぜひ自分に合う沢靴を購入してください。