有名なお酒・日本酒が見つかる関西エリア

関西エリアは酒米の王様の山田錦発祥の地です。芳醇な甘口からすっきり辛口まで、バラエティ豊かな有名日本酒がそろっています。しかし関西の銘酒はわかりやすいものが少なく、手を出しにくいとも言われます。
実は、関西は地域によって個性がある分種類や味わいや原料などの違いがあり、好みのお酒を選びやすい地域ともいえるのです。大阪でしか買えない地酒や近畿の「灘五郷」などお土産に最適なものまで、さまざまな種類があるので迷ってしまいますよね。
そこで今回は、関西の日本酒の選び方や人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しましょう。ランキングは飲みやすさ・味わい・人気度基準などを作成しました。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
飲みやすい関西日本酒のおすすめ
第1位 銘酒本舗 紀土 -KID- 純米大吟醸
食事と合せておいしく飲める、食中酒の定番「紀土」のピンクラベルの純米大吟醸です。柔らかな紀州の水を、そのままの口当たりに山田錦を51%まで削ったフルーティでリッチな香りが、ふわりと広がります。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:中辛口
- 度数:15%
- 容量:1800ml
- エリア:和歌山県
精米歩合の低い関西日本酒のおすすめ
第1位 清水清三郎商店 作 雅乃智 中取り 純米大吟醸
清水清三郎商店が醸す作シリーズは関西限定の有名銘柄の1つです。上質な山田錦を50%まで磨き、醸造する過程の中間でとれる中取りのみを瓶詰されています。香りと味わいのバランスをコンセプトに造られバランスよく飲みやすい味です。
口に入れた瞬間にフルーティーな香りを強く感じ、米の旨味やコクの後に、爽やかな酸味も感じられます。作シリーズのなかでも特に人気の高い1本で、SAKE COMPETITION 2018の純米大吟醸部門で3位を獲得しました。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:中辛口・フルーティー
- 度数:16度
- 容量:1.8L
- エリア:三重県
関西の生酒日本酒のおすすめ
第1位 純米大吟醸酒 日本盛 純米大吟醸生酒
近畿の大手酒蔵の日本盛が独自の吟醸酵母を使った、精密濾過・精密充填による常温流通可能な画期的な生酒になっています。火入れ過程で減失されてしまうフレッシュさやフルーツのような吟醸香を残しているのが特徴的です。
女性や日本酒が苦手な方でも飲みやすい仕上がりになっています。なんといってもコスパの良さが魅力です。
商品スペック:
- 酒米:‐
- 味わい:フルーティー
- 度数:15度
- 容量:720ml
- エリア:兵庫県
関西の日本酒の選び方
日本酒の種類で選ぶ
お米の旨味を味わうには「純米酒系」がおすすめ

純米酒・純米吟醸・純米大吟醸・特別純米酒などの純米酒系は、醸造アルコールを使わずに米と米麹のみで作られている日本酒です。アルコールが添加されていないため、米の旨味を最大限に活かした味わいに仕上がります。米の甘味や穀物の香りが広がるのが特徴です。
また酒米を40%以上磨いた精米歩合60%以下の純米吟醸酒や、50%以上磨いた精米歩合50%の純米大吟醸酒は、雑味が無く洗練された味わいに仕上がります。以下の記事では、純米酒・純米大吟醸の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
華やかな香りを楽しむには「吟醸酒系」がおすすめ

吟醸酒・大吟醸酒といった吟醸酒系は米と米麹に醸造アルコールを添加して造られた日本酒です。醸造アルコールが加わり軽快ですっきりとした味わいに仕上がります。クリアな味わいが好みの方におすすめの種類です。
酵母の香り成分はアルコールに溶けやすい性質を持っているため醸造アルコールが使われていない純米酒系よりも香りを引き出しやすいのです。吟醸造りならではの独特な香りが楽しめます。
以下の記事では、吟醸酒・大吟醸酒の人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。
癖の少ない味わいには「本醸造酒系」がおすすめ

醸造系は米・米麹・醸造アルコールで造られた日本酒です。原料だけを見ると吟醸酒系と同じですが、酒米の磨き具合が違います。本醸造酒の場合は精米歩合が70%以下、特別本醸造酒の場合は精米歩合が60%以下もしくは特別な醸造方法が条件です。
精米歩合の数値が大きいので、華やかな香りが魅力的な吟醸酒系よりも、香りが抑えられてシンプルな風味に仕上がるのが特徴になります。以下の記事では、本醸造の日本酒人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。
フレッシュさを楽しむには「生酒」がおすすめ

日本酒は品質を保つために火入れをしますが、生酒は火入れを行わずに瓶詰されています。そのため、しぼりたてのフレッシュな味わいが楽しめるのです。同じ銘柄でも火入れしたものとは異なる味わいになります。
ただ、火入れをしていないので品質が変りやすく、すぐに飲み切らないと味が変化していくので早めに飲む必要があります。以下の記事では、おすすめの生酒をご紹介しています。ぜひご覧ください。
調味料として使うなら「料理酒」もチェック

料理酒は食材の臭みを取り除き、料理にコクを出すだめに使われるものです。なので飲用とは違い、雑味や酸味が残されたままになっています。日本酒が苦手な方でも料理酒なら日常使いもできるので、お土産にも最適です。
辛口か甘口かで選ぶ
日本酒にも辛口・甘口があり、味わいを左右します。それぞれの特徴をご紹介するので、自身の味覚に合わせて選びましょう。
まろやかさが好きな方には「甘口」がおすすめ

甘味が強くてまろやかな味わいが好みの方は、甘口の日本酒を選びましょう。甘口の日本酒を探すときは日本酒度と酸度をチェックしてください。日本酒度は甘辛の度合いを表す数値です。
-1.4~̟+1.4を普通として、マイナスの数値が高くなれば甘口、プラスの数値が高くなれば辛口となります。酸度は日本酒に含まれる酸の量を表しており、数値が高いと辛みが強くなるのです。マイナス数値が高く、酸度の数値が低いものを甘口日本酒の目安にしてください。
以下の記事では、甘口日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
すっきりとしたキレが好きな方には「辛口」がおすすめ

前段で詳しく解説しましたが、甘口同様に辛口日本酒も日本酒度と酸度を目安にすると、ある程度見極めれます。辛口の場合は、日本酒度の数値がプラス数値が高く、酸度の数値が高いものを選びましょう。
辛口の日本酒はキレが強くすっきりとした味わいが楽しめます。以下の記事では、辛口の日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
香りで選ぶ
果実香が好きな方には「フルーティーな香り」がおすすめ

果物の香りを強く感じられる日本酒が好きな方は、フルーティーな香りを選びましょう。フルーティーな香りと一口に言っても、リンゴ・メロン・ブドウ・パイナップルなど、銘柄によって感じる果実香は異なります。
主に吟醸造りされた吟醸系の日本酒に、フルーティーな香りが多いです。フルーティーな香りの日本酒は、華やかで飲みやすいので人気があります。
穀物系が好きな方には「ふくよかな香り」がおすすめ

日本酒の原料である米の旨味や穀物系の香りは、ふくよかと表現されるのが多いです。炊き立てのお米の香りやつきたてのお餅の香りが特徴になっています。クルミなどのナッツ系の香りを感じる場合もあります。コクが深く味付けの濃い料理と相性のいい日本酒です。
独特な香りが好きな方には「樽香」や熟成香がおすすめ

独特な香りの日本酒を楽しみたい方は、樽保存された日本酒や熟成させた日本酒を選びましょう。現在はタンクで貯蔵するのが一般的ですが、なかには昔のように樽貯蔵している日本酒もあります。樽貯蔵すると木材の香りが日本酒に移り、独特な樽香を感じられます。
雑味の少ない香りが好きな方には「精米歩合が低いもの」がおすすめ

日本酒の味わい・香りに大きく関わっているものが精米歩合です。日本酒の原料である酒米は、表面にたんぱく質やでんぷんといった栄養素が集まっています。これらの栄養素は日本酒造りでは雑味になり、香りの邪魔になってしまうのです。
そこで、表面の栄養素をできるだけ磨いて、雑味を少なくするために精米を行います。酒米の種類によっても構造が異なるため、一概に何%削られていればいいとは言えませんが、雑味の少ない日本酒を選びたい場合は、精米歩合の数値が低いものを選ぶといいです。
飲み方で選ぶ
日本酒は銘柄によっておすすめの飲み方が決まっています。飲み方は大きく分けて燗・冷があり、温度によって感じる味わいや香りが変ります。
香りを立たせるには「燗」がおすすめ

日本酒のは20度前後が常温ですが、30度以上まで温めると燗酒として楽しむ飲み方です。日向燗(30度)・人肌燗(35度)・ぬる燗(40度)・上燗(45度)・熱燗(50度)・とびきり燗(55度以上)のように、温度によって細かく呼び方が変わります。
日本酒は温度を上げると、香りや甘味が引き立つのです。旨味の多い純米酒系や本醸造系の日本酒が燗に向いています。以下の記事では、熱燗に合う日本酒の人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。
爽やかに飲むには「冷」がおすすめ

日本酒を15度以下に冷やすと冷酒として楽しむ飲み方です。涼冷(15度)・花冷(10度)・雪冷(5度)の種類があり、冷やすとシャープな味わいに変化します。温度を下がると香りも抑えられるので、元々香りの強い吟醸系のお酒が冷酒と相性がいいです。
以下の記事では、冷酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
地域別の酒蔵で選ぶ
大阪でしか買えない地酒なら「秋鹿酒造」がおすすめ

大阪府では主に淡麗辛口の日本酒を多く醸造しています。他県に比べて少なく18軒しかありません。なかでもおすすめの人気酒蔵は秋鹿酒造です。秋鹿酒造は大阪府の最北にある山々に囲まれた酒蔵になります。
蔵元自らが育てた無農薬山田錦を使用しており、酒米に強いこだわりを持っていて、醸造アルコールの添加を一切しておらず、醸造される日本酒はすべて純米酒です。他地域の店舗ではほとんど見かけるず大阪でしか買えない地酒といっても過言ではありません。
京都の日本酒が好きな方には「松本酒造」がおすすめ

京都府は兵庫県に次いで日本酒生産量の多い土地です。歴史ある土地なので、酒造りもとても古くから存在しています。「女酒」といわれるミネラルやカルシウムが含まれている伏見の水を使用した日本酒を全国世界規模で展開している日本酒です。
京都にある酒蔵は42軒で、なかでもおすすめの人気酒蔵は松本酒造で、1791年に創業した酒蔵で、伝統を守りつつ新しい感性を加えた日本酒造りにこだわっています。以下の記事では、京都の日本酒の人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。
濁り酒を探している方には奈良県の「西内酒造」がおすすめ

奈良県は清酒発祥の地として知られています。酒蔵の数は28軒とそれほど多くはありませんが、古くから続く歴史ある酒蔵ばかりです。おすすめ人気酒蔵の西内酒造は明治初期に創業いた酒蔵です。
お客様に喜ばれ愛されるお酒造りをモットーにしています。仕込み水は優れた品質の井戸水を使用し、普通酒・吟醸酒・純米酒以外に濁り酒が有名です。以下の記事では、奈良の日本酒おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
山田錦日本酒を探している方には兵庫県の「香住鶴」がおすすめ

山田錦のおひざ元だけあって、酒造りも盛んです。エリアも広くそれぞれハイレベルで個性的な日本酒が作られています。酒蔵の数は全国3位の69軒です。なかでも、おすすめの人気酒蔵は香住鶴で、1725年に創業した酒蔵で蔵見学や利き酒なども行っています。
伝統的な手法である生もと・山廃もとで日本酒を醸造している酒蔵です。以下の記事では、兵庫の日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
和歌山県の日本酒を探している方には「尾崎酒造」がおすすめ

和歌山県は山・川・海に恵まれた自然豊かな場所なので、紀ノ川の伏流水を利用している酒蔵が多く、15軒中14件は和歌山県の北部で酒造りをしています。そんななか、唯一南部で酒造りをしているのが尾崎酒造です。
世界遺産にも登録されている聖地熊野三山に位置しており、酒蔵の近くを流れている熊野川の伏流水を使用しているのが大きな特徴になります。聖地の名を借りた熊野三山や、数々の賞を受賞している太平洋が主力銘柄です。
滋賀県の地酒を探している方には「冨田酒造」がおすすめ

琵琶湖で有名な滋賀県は酒米を栽培しやすい傾斜地が多く、酒米の栽培も盛んにおこなわれていて、山田錦をはじめ、玉栄・吟吹雪・滋賀渡船6号などの県産米を栽培しています。酒蔵は34軒ありますが、おすすめの人気酒蔵は地酒にこだわっている冨田酒造です。
江戸時代に建てられた趣ある蔵で、その土地に根付いた昔ながらの製法で地酒を造っています。2010年から完全無農薬の酒米に変更し、賤ヶ岳の戦の7人の武将にちなんで名づけられた七本鎗が主力銘柄です。
知名度で選ぶなら関西限定も多い近畿の「灘五郷」をチェック

大手日本酒メーカーのほとんどが発祥地となっている古くからの酒造地が灘五郷です。兵庫県の近畿地方を中心とした沿岸沿いにある西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の総称として呼ばれています。灘の酒として世界的にも有名です。
京都の女酒に対して男酒とよばれており、ミネラル分が多く辛口の日本酒が多くなっています。関西限定のものも多数あるので、お土産としても人気です。
酒米で選ぶ
日本酒初心者には「山田錦」がおすすめ

酒米の王様と称される山田錦は全国的に作られている酒米ですが、最も盛んに栽培されている土地が関西にある兵庫県です。兵庫県の特定の地域で栽培された特A地区山田錦は山田錦の最高峰とされ、高級日本酒などに使われています。
山田錦で造られた日本酒は、雑味が少なく香り高い仕上がりです。昨今は華やかでフルーティーな香りの日本酒が好まれているため、山田錦を使った日本酒の需要も高いといえます。
端麗辛口が好きな方には「五百万石」がおすすめ

五百万石は米大国である新潟県で誕生した酒造好適米です。主に新潟県を中心に北陸地方で栽培されていますが、関西地方の日本酒でも使われています。五百万石はキレのあるすっきりとした味わいに仕上がるため、辛口淡麗の日本酒が好きな方におすすめの酒米です。
以下の記事では、五百万石の日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
華やかでスッキリした味わいが好きな方には「美山錦」がおすすめ

美山錦は長野県を中心に栽培されている酒造好適米です。美山錦は関西では栽培されていませんが、人気の高い品種なので美山錦を使用している酒蔵は多くあります。美山錦は五百万石に似て、スッキリとした淡麗系の仕上がりです。
以下の記事では、美山錦の日本酒の人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
内容量で選ぶ
飲み比べやお土産用には「300mlセット」がおすすめ

720mlよりもさらに小さい300mlサイズの瓶もよく見かけるようになりました。300mlであれば飲み切りも可能で、ほかの日本酒と飲み比べを楽しみたいときに活躍します。さまざまな銘柄の詰め合わせ300mlのギフトセットは、贈り物やお土産用としても最適です。
1人で飲むには「720ml」がおすすめ

1人で1本の日本酒を飲む場合は、720mlサイズの瓶がおすすめです。日本酒は封を開けて日が経つと味が変化していきます。日が経過していい味が出る場合もありますが、菌が入って劣化した場合は酸化して味が落ちてしまうのです。
日本酒に賞味期限表示がありませんが、一般的に開封後は3日から5日程度で飲み切るのが理想的で、720mlであれば1人でも比較的早く飲み切れます。1回の飲酒量が少ない方は、無理せずに300mlサイズを選びましょう。
大人数で楽しむには「1.8L」がおすすめ

大人数で日本酒を嗜む場合は、容量の一番多い1.8Lサイズの瓶を選びましょう。1.8Lサイズは一升瓶と呼ばれ、日本酒では定番の大きさです。一升瓶にはとっくり約10本分の量が入っています。飲み会や集会など、大人数が集まる場での日本酒に最適です。
飲みやすさを求めるには「低い度数」をチェック

飲みやすさを重視する場合は、アルコール度数の低い日本酒を選びましょう。日本酒のアルコール度数は、ビール・シャンパンに次いで低いです。銘柄によって度数に差がありますが、平均的な数値は15度前後になっています。
15度よりも低い数値の度数であれば、比較的アルコール感が弱く飲みやすいのでおすすめです。
料理で選ぶ
日本酒の美味しい所は、その地域の特産物や料理に合わせた味になっています。好みの特徴を選んでみましょう。
和食に合わせたいなら「あっさり系」の味わいがおすすめ

関西で和食といえば京都です。薄味で出汁のきいた京料理には、優しい味わいの京都のお酒がおすすめです。また、海が近く新鮮な魚介が手に入る灘のお酒も、辛口ですっきりとした味わいで和食に最適といえます。
濃い味の料理に合わせたいなら「湖」や川の地域がおすすめ

濃い味の料理に合わせたい方は、湖や川の恵みが多い地域の日本酒がおすすめです。湖や川魚などは臭みが強いので、佃煮など濃い味に料理されます。なので、滋賀県や奈良、兵庫や和歌山では地域によって、濃いめの味にぴったりなお酒がそろっているのです。
ギフトには「高級日本酒の飲み比べ」をチェック

ギフトに日本酒を贈るなら有名銘柄の高級品や、限定品がおすすめです。好みがわからなかったり、日本酒を楽しんでもらいたいなら飲み比べなどもお土産やギフトに向いています。ミニサイズの飲み比べなら高級品でも比較的抑えられた価格です。
飲みやすい関西の日本酒人気おすすめランキング4選
第1位 銘酒本舗 紀土 -KID- 純米大吟醸
食事と合せておいしく飲める、食中酒の定番「紀土」のピンクラベルの純米大吟醸です。柔らかな紀州の水を、そのままの口当たりに山田錦を51%まで削ったフルーティでリッチな香りが、ふわりと広がります。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:中辛口
- 度数:15%
- 容量:1800ml
- エリア:和歌山県
口コミを紹介
良い酒ですが、好みで言うとやや甘い。フルーティーな酒がお好みなら、バッチリだと思います。ショップは星5つです。
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第2位 株式会社新生堂 富久錦 純米 Fu.
兵庫県の富久錦が醸す純米酒系の日本酒です。70%まで磨いた兵庫県加西市産のキヌヒカリを使用しており、優しい果実香を感じる味わいとなっています。日本酒度-60の甘口ですが、後を引く甘ったるさはなくフルーティーな香りです。
白ワインのような酸味もあるため、女性でも飲みやすく、最大の魅力はアルコール度数が8度しかない点になります。日本酒の平均度数の約半分なので、日本酒独特のガツンとした酒気がなく、スルスルと軽く飲みたい方におすすめです。
商品スペック:
- 酒米:キヌヒカリ
- 味わい:フルーティー
- 度数:8度
- 容量:500ml
- エリア:兵庫県
口コミを紹介
日本酒独特の飲む直前にガツンとくる酒気は全くありませんでした。
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往々にして、下戸はお酒の評価(味がわからない)ができないものですが、量さえ弁えれば美味しかったです。
第3位 剣菱酒造 剣菱酒造 黒松剣菱 瓶
兵庫県で500年以上続く老舗「剣菱酒造」の日本酒です。濃厚な香りとまろやかなコクが特徴で、しっかりとした味の濃さが人気を集めています。毎年お米のでき具合に合わせて精米歩合を変えているのも魅力です。
商品スペック:
- 酒米:-
- 味わい:コク・キレ
- 度数:17度
- 容量:1800ml
- エリア:兵庫県
口コミを紹介
冷でいっぱい最高
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第4位 西山酒造 小鼓 純米大吟醸 路上有花 桃花
兵庫北錦を使用した純米大吟醸です。できるだけ添加物を使用しない作り方にこだわっているため、素材に注目して選びたい方におすすめします。米の旨味が残るまろやかな味わいが特徴です。
甘口の日本酒ですがすっきりとした飲み口なので後味が爽やかで、アルコール度数も平均的と飲みやすく、モンドセレクションやITQIなどで、優秀な賞を受賞しています。ボトルもおしゃれなので贈り物にもおすすめです。
商品スペック:
- 酒米:兵庫北錦
- 味わい:フレッシュ・甘口
- 度数:15.5度
- 容量:720ml
- エリア:兵庫県
口コミを紹介
美味しいお酒でした。
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飲みやすい関西の日本酒のおすすめ商品比較一覧表
精米歩合の低い関西日本酒人気おすすめランキング3選
第1位 清水清三郎商店 作 雅乃智 中取り 純米大吟醸
清水清三郎商店が醸す作シリーズは関西限定の有名銘柄の1つです。上質な山田錦を50%まで磨き、醸造する過程の中間でとれる中取りのみを瓶詰されています。香りと味わいのバランスをコンセプトに造られバランスよく飲みやすい味です。
口に入れた瞬間にフルーティーな香りを強く感じ、米の旨味やコクの後に、爽やかな酸味も感じられます。作シリーズのなかでも特に人気の高い1本で、SAKE COMPETITION 2018の純米大吟醸部門で3位を獲得しました。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:中辛口・フルーティー
- 度数:16度
- 容量:1.8L
- エリア:三重県
口コミを紹介
辛口で極旨。フルーティーさもあるが、悪目立ちせず飲みやすさになってます。
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後味にほんの少し苦みがあり、すっきり何杯も飲める罪なヤツです。
第2位 秋鹿酒造 秋鹿 純米吟醸 超辛口 720ml
2019年のG1サミットにおいて、夕食会での乾杯酒にも選ばれた銘酒です。硬派な辛口の味わいを楽しめます。米作りから一貫して手がけたこだわりの純米吟醸酒はお酒好きな方におすすめです。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:辛口・芳醇
- 度数:16度
- 容量:720ml
- エリア:大阪府
口コミを紹介
さっぱりして美味しいですね
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第3位 清水清三郎商店 槐山一滴水 純米大吟醸 三重県産 1800ml
清水清三郎商店が醸す作のプレミアムシリーズです。上質な山田錦を40%まで磨いて、低温でじっくりと醸造されています。お米の甘味と辛口日本酒の爽やかな風味がバランスよく感じられる定番シリーズとは異なる、上品な味わいが特徴的です。
フランスで開催されたKURA MASTER 2020で金賞を受賞し、ハワイで開催された全米日本酒歓評会 2019で金賞を受賞しました。海外にも名をはせる有名高級日本酒なので、贈り物にも最適です。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:爽やか・中辛口
- 度数:16度
- 容量:720ml
- エリア:三重県
口コミを紹介
美味しいですねー!これは。
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また購入したいです。日本酒好きな親父が嬉しそうに呑んでる姿が、また嬉しかった(^-^)
精米歩合の低い関西の日本酒おすすめ商品比較一覧表
関西の生酒日本酒人気おすすめランキング3選
第1位 純米大吟醸酒 日本盛 純米大吟醸生酒
近畿の大手酒蔵の日本盛が独自の吟醸酵母を使った、精密濾過・精密充填による常温流通可能な画期的な生酒になっています。火入れ過程で減失されてしまうフレッシュさやフルーツのような吟醸香を残しているのが特徴的です。
女性や日本酒が苦手な方でも飲みやすい仕上がりになっています。なんといってもコスパの良さが魅力です。
商品スペック:
- 酒米:‐
- 味わい:フルーティー
- 度数:15度
- 容量:720ml
- エリア:兵庫県
口コミを紹介
生酒の大吟醸でこの価格は買うべし。私は海鮮、肉の両方と一緒に呑みましたがどちらも合います。良い酒です。
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第2位 西山酒造 小鼓 純米大吟醸生酒
西山酒造場から販売されている生酒で、兵庫北錦を50%まで磨いた純米大吟醸で、フレッシュで爽やかな口当たりが特徴的です。お米の甘味とフルーティーな香りを感じられる優しい味わいで、白ワインのような感覚で軽く飲めます。
しっかりと冷やして冷酒でいただくと甘味がより引き立ち、味わいはもちろんながら、スリムでおしゃれなボトルも人気の秘訣です。女性も手に取りやすいビジュアルで贈り物にも向いています。
商品スペック:
- 酒米:兵庫北錦
- 味わい:フレッシュ・まろやか
- 度数:15.5度
- 容量:360ml
- エリア:兵庫県
第3位 名手酒造 黒牛 無濾過純米本生原酒
名手酒造が醸す人気の地酒黒牛シリーズから出ている生酒です。濾過をしていない無濾過原酒なので、芳醇でボリュームのあるコクや香りが楽しめます。火入れ日本酒では感じられない、まろやかな口触りも生酒ならではの特徴です。
お米の甘味と酸味のバランスが取れた飲みやすさで、アルコール度数は18.1度と高めなので、日本酒らしいガツンとした酒気が好きな方におすすめします。
商品スペック:
- 酒米:山田錦
- 味わい:フレッシュ・吟醸香・まろやか
- 度数:18.1度
- 容量:720ml
- エリア:和歌山県
口コミを紹介
原酒だけにコクがあり香りがよく、そのまま冷やでいただきました。
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この価格でこの味なら、文句なしに☆5です。
関西の生酒日本酒おすすめ商品比較一覧表
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
関西の焼酎もおすすめ

日本酒ほどの数ではありませんが、関西エリアでも焼酎造りが行われています。京都では日本酒を醸す蔵元が、焼酎造りも手掛けている場合がありますので、日本酒と合わせて焼酎もぜひチェックしてみてください。
以下の記事では、焼酎の人気おすすめ銘柄ランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。
灘や伏見より歴史がある?大阪の日本酒の特徴

関西の蔵元といえば兵庫県の灘や京都府の伏見などが有名ですが、江戸時代は大阪でも酒造りが盛んでした。時代の流れとともにやや規模が縮小しましたが、今でも大阪の蔵元で優れた地酒が造られています。
大阪の日本酒の特徴はすっきりとした辛口の味わいです。料理との相性がいいものも多くあり、関西を訪れた際のお土産にも適しています。
関西の日本酒を味わいたいならイベントも注目

関西だけにとどまらず、日本酒が有名な地域では、各酒蔵の蔵開きやさまざまなイベントで日本酒の種類を知れます。試飲などもさせてくれるところが多いので、いろんな味を知るにはとてもいい機会です。
こちらの記事は、日本酒をおいしく飲むための必需品おちょこについて詳しく紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。
酒蔵の見学や試飲はできる?

すべての酒蔵が見学や試飲を受け入れているわけではありませんが、関西では十数件程度の蔵元で見学が可能です。予約が必要なところやガイド付きのところなど蔵元によって特徴があるので、事前に問い合わせてから足を運ぶのがおすすめです。
まとめ
関西エリアでおすすめの日本酒とその選び方についてご紹介してきました。奈良県や京都府など、歴史深いエリアなので日本酒造りも代々受け継がれてきた製法で造られています。関西エリアは甘口日本酒が多いので、甘口好きの方はぜひチェックしてみてください。