カレー研究家が選んだおすすめのレトルトカレー5選
ここではカレー研究家・スパイシー丸山さんにおすすめのレトルトカレーを紹介します。

ブログ「カレーなる365日」https://ameblo.jp/maruyamashu/
エスビー食品 奇跡のあいがけ 看板チキンカレー&ダルマサラ
S&B食品と東京に店舗を構える南インド料理の老舗「アジャンタ」のコラボ商品です。看板メニューのチキンカレーとダルマサラの2種類のカレーを「あいがけ」で一度に楽しむ贅沢な体験ができます。
8種類ものスパイスを使用したチキンカレーは辛いだけではなく、トマトの酸味とココナッツミルクのまろやかさも舌に広がり絶品です。また、ダルマサラは過去に月替り限定メニューとして出された「夕顔とムング豆のカレー」をアレンジしたもので、ごろりと食べ応えのある大根や豆が入っています。お店の味わいを見事に再現しており、常連客からも高い評価を得ている一品です。
長崎豊味館 牛テールカレーGorotto
カレーの中に握りこぶしサイズの超巨大骨付き牛テール肉が「ゴロッと」入った衝撃のレトルトカレーです。牛テール肉に含まれるうま味や脂身が上質なカレーソースをさらに深みのある味わいにしています。
ビーフの旨味が溶け込んだ欧風カレーの完成度も高く、2種類ついてくる後がけスパイスで香りの変化も楽しめるなど、カレー好きなら一度は食べておきたい贅沢な一品。お肉とカレーの量は「1:1」とボリューミーなため、「レトルトカレーのお肉は小さくて、いつもがっかりする」という方もきっと満足するはずです。
36チャンバーズ・オブ・スパイス ピワン監修 ど海老カレー
ノリに乗ってるインディーズメーカー「36チャンバーズオブスパイス」が吉祥寺の人気店「ピワン」とコラボしたレトルトカレーです。50種類を超える日替わりカレーの中でも熱い支持を受ける「ど海老カレー」はエビの風味がぎっしりつまっており、海老好きにはたまりません。
カレーに溶け込んだ贅沢なエビの香りがスパイスと融合し、さらにココナッツミルクのコクが味に深みを与えています。2024年には『ZIP!』でも紹介された名店の味を自宅でもぜひ味わってみてください。
にしきや スパイスカレー チキン スパイス×和だし
スパイスカレーと和だしを組み合わせた大阪でも人気のカレースタイルです。スパイスの香ばしさと和だしの風味が絶妙に溶け合い、味のバランスが抜群。そのまま食べても十分おいしいですが、小袋に入った付属スパイスを振りかける後がけ方式で香りをより一層高められます。
販売している「にしきや」は某人気レトルトカレーの製造も手がける宮城県のレトルト食品専門メーカーです。化学調味料・香料・着色料を使用せず素材の味で勝負しており、健康志向の方からも支持されています。
中村屋 味文化 野菜カリー
味文化シリーズは中村屋のレトルトカレーの中でもスーパーでは買えない高級なレトルトカレーです。本商品は具材のゴロゴロ感が楽しめる野菜カリーで、ジャガイモ・ニンジン・インゲンなど9種類の野菜と豆がたっぷり入って食べ応えがあります。
一般的なレトルトカレーより価格は高めですが280gと内容量が多く、また市販のレトルトカレーにはない深みのある味わいを体験できます。頑張った日のご褒美ご飯や特別な日のランチ・ディナーにもおすすめな絶品カレーです。
編集部が選んだおすすめのレトルトカレー4選
ここでは、通販サイトの口コミ調査を基準に選んだ「編集部おすすめのレトルトカレー4選」を紹介します。
ゴーゴーカレー 中辛
濃厚なカレーに大きなカツとキャベツを添えて食べる金沢カレーブームの火付け役となったゴーゴーカレー。インパクトのあるゴリラが目印のゴーゴーカレーは時間をかけて熟成させた黒色のどろっとしたルーが特徴です。
そのままでも美味しく食べられますが、ソースをかけたカツとキャベツを乗せれば本場の金沢カレーを再現できます。一度食べるとクセになるリピーター率の高い絶品ご当地カレーです。
口コミを紹介
レトルトカレーでこれが一番うまい
店で何度も食べたことあるけど店の味と変わらない
店と同じようにカツとキャベツ乗せて食べることをおすすめします
柿里 氷見牛入りカレー
2008年5月放送の『ランキンの楽園』でギャル曽根さんが全国47都道府県のご当地レトルトカレーの中から1位に選んだ商品です。肉質のよい富山のブランド牛・氷見牛を使っているため、脂の甘みと旨味が口の中で豊かに広がります。
じっくり仕込んだカレールーにゴロッとした大きめの具材が入っており食べ応えも十分。ビーフカレー好きの方に一度は食べていただきたいカレーです。
口コミを紹介
小麦粉系のどっしりさに,ジャガイモの重さもプラス.スパイスは風味付け程度でこれがまた食欲をそそる味.氷見牛は上質な焼肉風で,味もいいが刺身のような柔らかさも特筆点.
エスビー食品 噂の名店 バターチキンカレー
バターチキンカレー好きにイチオシなのが第2回神田カレーグランプリで優勝した「マンダラ」の北インド風バターチキンカレーです。トマトの酸味とバターのコクがまろやかにとけあったお店の味が忠実に再現されています。
ご飯はもちろんナンやパンとも相性が良く、香辛料の辛みがしっかり効いたスパイシーな味わいです。「普段のレトルトカレーの辛さでは物足りない」という方もぜひ一度食べてみてください。
口コミを紹介
いろいろレトルトカレーがあるけどこれが一番好きです。
癖がないからいつでも食べれます。
博多華味鳥 カレーセット
九州産の銘柄鶏「華味鳥」を使用し、人気の水たき料亭「博多華味鳥」総料理長が監修した特別なカレーセットです。華味鳥カレー・手羽元カレー・粗挽きキーマカレーの3種類がセットになっているため、自宅で食べ比べを楽しめます。
隠し味には料亭自慢の「水たきスープ(鶏がらスープ)」を使用し、深みとコクのある味わいが絶品。全国展開する有名店監修カレーのため、手土産やお中元・お歳暮の品としてもおすすめです。
口コミを紹介
3種がそれぞれに美味しいです。
どれも、それなりに辛いですが、辛味は、ノーマルがいちばん辛く感じました。手羽先は柔らかく簡単に食べられます。キーマは肉と出汁味のバランスが良いです。
200人が選んだ!人気レトルトカレーランキング
gooランキングセレクトでは2025年1月に、16歳から69歳までの男女200名を対象にレトルトカレーについてのアンケート調査を実施しました。
調査方法 | インターネットによるアンケート調査 |
調査対象 | 16歳〜69歳の男女 |
サンプル数 | 200名(※) |
調査期間 | 2025年1月29日〜2025年1月29日 |
調査ツール | freeasy |
※ 男性:101名 女性:99名 / 10代:14名 20代:31名 30代:33名 40代:41名 50代:44名 60代:37名)

ここでは、調査結果をもとに人気レトルトカレーランキングを口コミとともに紹介します。
第1位 大塚食品 ボンカレーゴールド
一番好きと回答した人 | 20名 (男性:11名 / 女性:9名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:甘口・中辛・辛口・大辛
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:221円
第2位 ハウス食品 咖喱屋カレー
一番好きと回答した人 | 17名 (男性:7名 / 女性:10名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:甘口・中辛・辛口・大辛
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:176円
第3位 明治 銀座カリー
一番好きと回答した人 | 14名 (男性:10名 / 女性:4名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:中辛
- 原産国:日本・辛口
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:360円
第4位 ハウス食品 レトルトバーモントカレー
一番好きと回答した人 | 10名 (男性:6名 / 女性:4名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:甘口・中辛
- 原産国:日本
- 内容量:200g(1人前)
- 1箱あたりの価格:336円
第5位 ハウス食品 カレーマルシェ
一番好きと回答した人 | 5名 (男性:3名 / 女性:2名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:甘口・中辛・辛口
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:349円
第5位 エスビー食品 カレー曜日
一番好きと回答した人 | 5名 (男性:3名 / 女性:2名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:甘口・中辛・辛口
- 原産国:日本
- 内容量:230g(1人前)
- 1箱あたりの価格:378円
第7位 江崎グリコ ビーフカレーLEE 辛さ×20倍
一番好きと回答した人 | 4名 (男性:4名 / 女性:0名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:辛口
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:350円
第7位 ハウス食品 咖喱屋キーマカレー
一番好きと回答した人 | 4名 (男性:4名 / 女性:0名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:中辛
- 原産国:日本
- 内容量:150g(1人前)
- 1箱あたりの価格:176円
第7位 新宿中村屋 インドカリー ビーフスパイシー
一番好きと回答した人 | 4名 (男性:2名 / 女性:2名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:辛口
- 原産国:日本
- 内容量:200g(1人前)
- 1箱あたりの価格:417円
第7位 無印良品 素材を生かしたカレー グリーン
一番好きと回答した人 | 4名 (男性:1名 / 女性:3名) |
▼「一番好き」と回答した人の口コミ
商品スペック:
- 辛さ:5辛
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:350円
有名店コラボ多数!食べてみたいレトルトカレーランキング
ここでは、「食べたことないけど、食べてみたいレトルトカレー」と回答された商品のランキングをご紹介します。
有名店監修のものや、こだわり抜いた高級路線のものが数々ランクインしています。贅沢感のあるカレーを探している方は、ぜひ参考にしてください。

第1位 エスビー食品 神田カレーグランプリ マンダラ ビーフマサラカレー
食べてみたいと 回答した人 | 40名 (男性:21名 / 女性:19名) |
商品スペック:
- 辛さ:4辛(中辛)
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:394円
第2位 ハウス食品 とろうま牛角煮カレー
食べてみたいと 回答した人 | 39名 (男性:20名 / 女性:19名) |
商品スペック:
- 辛さ:中辛
- 原産国:日本
- 内容量:200g(1人前)
- 1箱あたりの価格:359円
第2位 エスビー食品 神田カレーグランプリ 欧風カレーボンディ チーズカレー
食べてみたいと 回答した人 | 39名 (男性:19名 / 女性:20名) |
商品スペック:
- 辛さ:3辛(お店の中辛)
- 原産国:日本
- 内容量:180g (1人前)
- 1箱あたりの価格:394円
第4位 ハウス食品 選ばれし人気店 北海道産野菜を味わうカレー ポーク
食べてみたいと 回答した人 | 32名 (男性:17名 / 女性:15名) |
商品スペック:
- 辛さ:中辛
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:390円
第4位 エスビー食品 噂の名店 大阪あまからビーフカレー
食べてみたいと 回答した人 | 32名 (男性:17名 / 女性:15名) |
商品スペック:
- 辛さ:HOT(5辛の上)
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:394円
第6位 エスビー食品 噂の名店 欧風ビーフカレー
食べてみたいと 回答した人 | 31名 (男性:17名 / 女性:14名) |
商品スペック:
- 辛さ:5辛
- 原産国:日本
- 内容量:200g(1人前)
- 1箱あたりの価格:394円
第7位 ハウス食品 とろうま豚角煮カレー
食べてみたいと 回答した人 | 30名 (男性:13名 / 女性:17名) |
商品スペック:
- 辛さ:中辛
- 原産国:日本
- 内容量:200g(1人前)
- 1箱あたりの価格:359円
第8位 新宿中村屋 インドカリー ビーフスパイシー
食べてみたいと 回答した人 | 30名 (男性:14名 / 女性:16名) |
商品スペック:
- 辛さ:辛口
- 原産国:日本
- 内容量:200g(1人前)
- 1箱あたりの価格:417円
第9位 エスビー食品 神田カレーグランプリ 日乃屋カレー 和風ビーフカレー
食べてみたいと 回答した人 | 29名 (男性:14名 / 女性:15名) |
商品スペック:
- 辛さ:5辛(お店の中辛)
- 原産国:日本
- 内容量:180g(1人前)
- 1箱あたりの価格:394円
第10位 エスビー食品 噂の名店 バターチキンカレー
食べてみたいと 回答した人 | 26名 (男性:9名 / 女性:17名) |
商品スペック:
- 辛さ:HOT(5辛の上)
- 原産国:日本
- 内容量:200g (1人前)
- 1箱あたりの価格:394円
スパイシー丸山さんが教える!レトルトカレーの選び方
ここからは、カレー研究家のスパイシー丸山さん直伝のレトルトカレーの選び方をご紹介します。
ジャンルで選ぶ
スパイシー丸山さんによると、カレーのジャンルは大きく7種類に分けることができるそうです。

ちょっとリッチな**②欧風カレー**
私が高校卒業後に好んだ**③スープカレー**
本場の**④インドカレー**
アジア風の**⑤エスニックカレー**
**⑥和風カレー**
ひき肉を使った**⑦キーマカレー**
に分けることができます。
王道の日本風カレー・欧州カレーはもちろんいいですが、あまり馴染みのないカレーに挑戦するのも楽しいはずですよ。

メーカー・製造元で選ぶ
次にメーカー・製造をチェックしましょう。この項目はスパイシー丸山さんが最も重視するポイントとのことです。
メーカーのパターンを把握しよう

**①大手メーカー**
**②インディーズメーカー**
そしてカレーの名店が大手とコラボする**③有名店コラボ系**
最後に名店が独自で製造する**④名店独立系**
です。
特に有名店とのコラボ商品は年々増えてきています。目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?
ECサイトの口コミでは、「美味しい」との口コミが多数確認でき、味に定評があるものばかりです。

私も実際コラボしている名店の方とお話ししたことがありますが、**情熱を持って商品に取り組んでいらっしゃいました。**
製造元でレトルトの技術力が分かる
スパイシー丸山さんによると、製造元をチェックすることで、「その商品を製造しているメーカーが、レトルト界で技術を持っているかどうか」を知ることができるとのことです。

それが、つい最近の2020年4月に一躍有名になりました。何故だか分かりますか?

この政策によって、商品には必ず製造元を記載しないといけなくなりました。
その結果、無印のレトルトカレーの代名詞であるバターチキンカレーの製造元がにしき屋であることが分かったのです!
このことから、評判のレトルトカレーの製造元を把握しておけば、同じ製造元の別商品を見つけたとき「これもあの美味しいカレーと同じで美味しいかも?!」と判断がしやすくなるのが分かりますね。
皆さんも人気商品の製造元や、自分が好きなレトルトカレーの製造元を認知して、他にもっと自分好みの商品を作っていないか、チェックしてみましょう。

このメーカーはコラボ商品で圧倒的なファンを獲得している新興勢力です!
価格で選ぶ
次に価格をチェックしましょう。スパイシー丸山さんに大体の相場をお聞きしました。

しかし、技術の進歩によって**②200〜300円**と少し上乗せすれば美味しい商品を買うことができるようになり、人々のニーズが価格より美味しさに向かいました。
その結果、平均価格がどんどん伸びることになったんです!**高いものだと③500円程度**することもあり、中には**④2000円を超える**ものもあります!
上記を見て、「価格によって質が違うのはなんとなく分かるけど、具体的には何が違うの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
スパイシー丸山さんに価格差の要因を伺ったところ、

あとは**スープ作りの素材**なんかもコストがかかってます。
とのこと。ただ、お肉たっぷりなレトルトカレーを安く食べる方法もあるそうで、

なので、チキンが入っているレトルトカレーを選ぶと沢山入っているケースが多いです!
必見!カレー研究家おすすめのアレンジ方法
今回、スパイシー丸山さんのおすすめレトルトカレーや選び方とあわせて、より美味しく食べられるおすすめのアレンジ法をお聞きしました。
ワンランク上の本格的な味に仕上げたり、自分好みに寄せたりできます。ぜひ、参考にしてみましょう。

エキゾチックな香りの**クミン**、爽やかな香りの**コリアンダーやカルダモン**がオススメです。
パウダー状のカツオ節**“カツオ節粉”**をかけると出汁の効いた和風カレーにガラリと変わりますよ。こちらも**小さじ1/2で。**
と教えてくださいました。
費用を抑えつつ肉を楽しみたい方、ビーフにこだわらない方は、チキンを使用したカレーを探してみましょう。
▼おすすめのカレールーの記事はこちらから