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3Dプリンター用フィラメントのおすすめ人気ランキング5選【PLA・ABSも】
Ender3などの3Dプリンターにはフィラメントが欠かせません。しかし、PLA・PETG・ABSなど素材によって太さや強度・対応温度も豊富で、メーカーもさまざまです。今回は、3Dプリンター用フィラメントの選び方や人気おすすめランキングを紹介します。
最終更新日:2025/10/16
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目次

本記事では3Dプリンターのフィラメントの人気おすすめ商品を紹介していますが、以下の記事では3Dプリンターの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ、本記事とあわせて参考にしてみてください。

3Dプリンター用フィラメントを知れば製作がより楽しい

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フィラメントはEnder3などの3Dプリンターで作品を作るときに使用する材料です。使用しているメーカーの3Dプリンターによってカーボンなどフィラメントの材質や種類は違いますが、だからこそフィラメント選びは非常に重要で悩ましいです。


実は、カーボンやナイロンなど同じ材質のフィラメントでも、メーカーによって仕上がりの色合いや質感・強度が変わります。そのため、より仕上がりにこだわりたいなら、ABS・PLA・PETGなどフィラメントの特徴を適切に把握して選ばなければなりません。


そこで今回は3Dプリンター用フィラメントの選び方や人気おすすめランキングを紹介します。ランキングは素材・カラー・太さ・加熱温度を基準にして作成しました。購入を悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品

第1位 TINMORRY 3DプリンターフィラメントマットPLA

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TINMORRY
3DプリンターフィラメントマットPLA
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色の種類が豊富でカーボンのような質感が美しい滑らかなフィラメント

一般的なPLA素材のフィラメントとの大きな違いは美しい質感です。光沢がないので高級さを感じさせる作品に仕上がります。ノズル詰まりがしにくく絡みにくいうえに、密着性が高いので制作に安定性を求める方におすすめです。

 

カラーの種類も豊富に楽しめます。環境に悪いガスが発生しないので、安心して屋内で3Dプリンターを使えます。良質なアメリカ製の材料を100%使っているので、品質は折り紙付きです。ぜひチェックしてみてください。



材質

マットPLA

カラー

マットブラック・マットホワイト・アイアングレー・アーミーグリーン・ダークブルー

直径

1.75mm

加熱温度

180~200度

3Dプリンター用フィラメントとは

出典:https://www.amazon.co.jp

3Dプリンター用フィラメントとは、データの出力するときに使用する材料です。主にFDM方式、材料噴射方式の3Dプリンターに使用します。3Dプリンターは、メーカーや機種によって純正のフィラメントでないと使用できないケースもあります。


なので、3Dプリンターを購入するときには純正のフィラメント以外でも使用できるかどうかを確認してください。

3Dプリンター用フィラメントの選び方

3Dプリンター用フィラメントは意外と難しいものです。ここでは3Dプリンター用フィラメントの選び方を紹介します。

材質の種類で選ぶ

3Dプリンター用フィラメントは種類が豊富であり、特性も違います。ここではそれぞれの特徴を紹介するので、参考にしてください。

臭いが気になるなら種類が多い「PLAフィラメント」がおすすめ

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PLAフィラメントは植物のでんぷん質を原料としたバイオプラスチックです。環境にやさしい素材であり、反りが起こりにくいので作品の形が安定しやすくなります。プラスチック特有の臭いが少ないうえに、価格もリーズナブルなので人気のフィラメント素材です。


ただし、作品が非常に硬くなるので衝撃で壊れやすく、熱に弱い点がデメリットとして挙げられます。扱いやすいので初心者に最適な種類であり、作品の寸法安定性が高いですが、耐熱・壊れにくさを求める作品には不向きな素材です。

強度と耐久性を求めるなら「ABS」がおすすめ

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ABSは3Dプリンターの材質としてはポピュラーな材質で、耐薬品性・劣化しにくい・耐衝撃性が高いため、工具や治具の制作に向いています。ただし、温度管理が難しくプリント中の反りとプラスチック特有の臭いがきついです。

高い温度に対応する部品を作りたいなら「ポリカーボネート」がおすすめ

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ポリカーボネートは耐衝撃性や靭性に優れているだけではなく、高い耐熱性を誇る素材です。高い温度に強い高耐久性の製品を製作できるので、ネジやボルトなどを作成したいときに適しています。


ただし、難易度が高く初心者にはあまりおすすめできない素材です。3Dプリンターはフィラメントによって設定が変わり、複雑な設定が必要になります。また、対応している3Dプリンターの種類が少ないので、上級者向きの素材です。

透明な製品を作りたいなら耐衝撃性が高い素材の「PETG」がおすすめ

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耐衝撃性が高くプリント時の反りもないPETGですが、実はペットボトルに使われる素材です。透明でやわらかな素材なので作品の表面を滑らかにしやすいですが、ペットボトルと同様に、紫外線を浴び続けると脆くなります。

耐熱・耐摩耗性を求めるなら「ナイロンフィラメント」がおすすめ

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ナイロンフィラメントは優れた強度と耐衝撃性があり耐熱性も高いので、配管などのパイプ素材としても知られています。軽量な部品に交換したい場合におすすめで、金属部品を軽くしたいときなどに最適な素材です。

金属の質感がほしいなら「金属配合フィラメント」がおすすめ

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金属の質感を出したい場合は、金属系の成分が混ざったフィラメントを使用しましょう。ブロンズ像に似せた作品を作ったり、フィギュアなどでマテリアルな感じを出したりしたいときに最適です。

外装やカバーを作るなら耐候性が高い「ASA」がおすすめ

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ASA樹脂は、耐候性を高めたい作品向きです。ABS樹脂よりも耐候性に優れアクリルゴムをミックスしたことで耐候性能が高められた素材となっています。日光や雨など天候に起因する耐久性が高いのでカバーや外装の素材におすすめです。

靭性や柔軟性を求めるなら「TPUフィラメント」がおすすめ

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TPUフィラメントとはゴム系の材料である熱可塑性ポリウレタンを指します。靭性や柔軟性が高いのが特徴のTPUフィラメントは、耐衝撃性を高めたい作品の製作におすすめです。ただ、造形の難易度が高く、ノズルが詰まるリスクもあります。

木の質感やぬくもりがほしいなら「Wood((木材フィラメント)」がおすすめ

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木材が混ざったフィラメントは木の質感がほしい作品の素材に適しています。しかし、木材が混ざっているため、3Dプリンターのノズルにつまりやすいのが難点です。この素材を使う場合は、径の大きいサイズを使用してください。

メーカーで選ぶ

3Dプリンター用フィラメントを製造販売しているメーカーで、人気のおすすめメーカーを3社ご紹介します。

耐久性を考えるなら「FlashForge(フラッシュフォージ)」がおすすめ

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FlashForge社の3Dプリンター用フィラメントはAdventhure3と相性がいいです。価格は若干ほかのメーカーよりも高めになりますが、つまりにくく3Dプリンターが故障しにくいフィラメントとして高い評価を得ているメーカーです。

硬くて丈夫な作品を作るなら太さのある「PRILINE(プリライン)」がおすすめ

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PRILINE社のフィラメントは、仕上がりがきれいになるフィラメントです。PLAはメーカーによってやわらかい粘りのあるタイプと、太さがあり硬くて作品がきれいに作れるタイプがありますが、PRILINE社のフィラメントは硬くて反りにくいのが特徴です。


ただし、硬いPLAフィラメントはテーブルから剥がしやすいので、スティックのりなどでテーブルに密着するような工夫をすると剥がれにくくきれいな作品を作れます。価格は高めですがきれいな作品を作りたい方におすすめします。

色を緻密に再現するなら「Verbatim(三菱ケミカルメディア)」がおすすめ

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三菱ケミカルメディアが販売している3Dプリンター用フィラメント「Verbatim」ブランドは、豊富なカラーから理想に近い作品を作れます。価格は安めで、3000円程度で購入可能です。日本製で品質が安定しており、高品位な印刷特性を保持しています。

価格で選ぶ

3Dプリンターのフィラメントはキロ単位で販売されています。ここでは価格帯での選び方を紹介するので、チェックしてみてください。

大量に使うなら値段の「安い」フィラメントがおすすめ

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頻繁に作品を作る方におすすめな価格帯は、1500円~2000円クラスの安いフィラメントです。このタイプは大量に購入しやすいので、練習したいときにも適しています。ただ、購入するフィラメントの質には気を付けましょう。


安すぎるフィラメントを使うと、目詰まりを起こすだけでなく、絡んだり反ってしまうなどの不良が出る可能性が高いです。また、保存状態が悪いと湿気を吸って溶けてしまう可能性もあるので、格安のフィラメントは短期間で使いきりましょう。

安定性を求めるなら「2000円~3000円」がおすすめ

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1Kgで2000円~3000円は3Dプリンター用フィラメントとしては一般的な価格であり、このクラスのフィラメントは安定性もよく、作品の仕上がりにバラつきが出にくいです。もちろんメーカーによって同じ材料でも若干特性に違いが発生する可能性もあります。

失敗や故障を避けるならカーボンなどの「3000円以上」がおすすめ

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カーボンなど3000円以上のフィラメントは、目詰まりしにくく作品もきれいに仕上がりやすいです。このタイプのフィラメントは失敗や3Dプリンターが故障するリスクが低いため、安定的に作業を行いたい方に適しています。

Amazonなどで購入するなら「口コミ」を確認

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3Dプリンターのフィラメントは素人だと素材の違いがわかりにくく、実際に使用してみるとイメージと違う結果になるケースも多いです。そのため、Amazonなど通販で購入するなら、口コミなどで使用感を必ず確認しましょう。

3Dプリンター用フィラメントの人気おすすめランキング5選

第5位 ANYCUBIC 3Dプリンター用 フィラメント PLA

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ANYCUBIC
3Dプリンター用 フィラメント PLA
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3Dプリンター用の環境に配慮した太さのある高密度の純正材料

ANYCUBICの3Dプリンター用PLAフィラメントは、環境に配慮した生分解性のフィラメントです。靭性が高く欠けにくい作品に適しています。また、絡みにくいからスムーズな作業が可能であり、初心者にもおすすめです。



材質

PLA

カラー

グレー・ホワイト・メタルブルー・シルバー・ライトゴールド・レインボー

直径

1.75mm

加熱温度

200~230度

安定の純正品です
★★★★★ 年齢非公開 性別非公開
MEGA-Sユーザーなので、メーカー純正のこちらのフィラメントを選んでいます。
スプーラーへの巻きもビシッとキレイだし、造形物の出力も安定しているし、いいですね。
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第4位 RepRapper Glow in The Dark PLA 3D Printer Filament 1.75mm

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RepRapper
Glow in The Dark PLA 3D Printer Filament 1.75mm
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加熱温度の範囲が広く互換性が高い

現在発売されている3Dプリンターとの互換性が高いので、機種やメーカーを選ばず使用できる人気のフィラメントです。品質の高さでも定評があり、詰まりも起こりにくくもつれにくいため、初心者にも適しています。



材質

PLA

カラー

GLOW RAINBOW・GLOW WHITE TO RAINBOW・GLOW PURPLE・GLOW WHITE TO GREEN・GLOW GREEN・GLOW SANTA GREEN・GLOW BLUE・GLOW YELLOW・GLOW WHITE

直径

1.75mm

加熱温度

195~250度

言うことなし!
★★★★★ 年齢非公開 性別非公開
今まで2000円前後のPLAフィラメントを各メーカー数種類買ってきましたが、かなり使いやすいと思いました。
反りも無く定着もよく発色も問題なしです!
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第3位 Pxmalion ABS 3Dプリンター用フィラメント

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Pxmalion
ABS 3Dプリンター用フィラメント
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加工しやすくコスパがいいABSフィラメント

耐久性や耐熱性に優れたABSフィラメントです。加工もしやすいため、やすりがけやネジ穴をつくりたいときに適しています。PLAよりも柔軟性があるので、曲げや伸びに対しても耐性があるのが特徴です。

 

また、発色がよく、光沢感もありますプリント時に反りが起こりやすいため、薄く長いものや平たいものの出力には不向きです。反りを減らすには高い温度に設定しましょう。



材質

ABS

カラー

ホワイト・クリア・ブラック

直径

1.75mm

加熱温度

230℃~260度

安く扱いやすい
★★★★★ 年齢非公開 性別非公開
安いABSフィラメントは数種類買いましたがダントツで扱いやすいです。他メーカーの物は新品でもポキポキ折れる物がありプリント不可能な事もありましたがこのフィラメントは柔らかく途中で折れて失敗してたなんてことは非常に少ないです。
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第2位 TINMORRY PLA Filament 1.75mm 1kg

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TINMORRY
PLA Filament 1.75mm 1kg
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質感が特徴的な目詰まりしにくいPLAフィラメント

生分解性に優れたPLA素材の3Dプリンター用フィラメントです。通常のPLA素材フィラメントと比較して、およそ8倍以上の耐衝撃性を誇ります。そのため、反りにくく機械的特性が高いので、作品の質向上が可能です。

 

ちょっとしたネジなど、小さい部品の製造に最適です。フィラメントが巻いてあるプーリーは、段ボール製なので環境にやさしく、使い終わったら古紙段ボールとして処分できます。



材質

PLA

カラー

ブラック・グレー・グリーン・レッド・スカイブルー・ホワイト・ライトグリーン・イエロー・ロイヤルブルー・オレンジ・シルクゴールド・シルクシルバー・シルクカッパー

直径

1.75mm

加熱温度

190~220度

以前どこかのメーカーのフィラメントを買った時にノズルのつまりがあったりで、やっぱり純正しかダメかなぁと思ってましたが、純正が高いのでこちらの評価を読んで購入してみました。
設定を試行錯誤するつもりでしたがデフォルトのままで普通にプリント出来て仕上がりも良かったです。

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第1位 TINMORRY 3DプリンターフィラメントマットPLA

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TINMORRY
3DプリンターフィラメントマットPLA
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色の種類が豊富でカーボンのような質感が美しい滑らかなフィラメント

一般的なPLA素材のフィラメントとの大きな違いは美しい質感です。光沢がないので高級さを感じさせる作品に仕上がります。ノズル詰まりがしにくく絡みにくいうえに、密着性が高いので制作に安定性を求める方におすすめです。

 

カラーの種類も豊富に楽しめます。環境に悪いガスが発生しないので、安心して屋内で3Dプリンターを使えます。良質なアメリカ製の材料を100%使っているので、品質は折り紙付きです。ぜひチェックしてみてください。



材質

マットPLA

カラー

マットブラック・マットホワイト・アイアングレー・アーミーグリーン・ダークブルー

直径

1.75mm

加熱温度

180~200度

艶消し黒と白です。気に入りました。
★★★★★ 年齢非公開 性別非公開
黒はいいですね。いい感じに艶消しになっています。白は少しアイボリーに近いかな。
左が通常のTINMORRY PLAです。黒はリピートすると思います。
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3Dプリンター用フィラメントのおすすめ商品比較一覧表

商品名画像購入サイト特徴材質カラー直径加熱温度
第1位
3DプリンターフィラメントマットPLA
TINMORRY
3DプリンターフィラメントマットPLAAmazon楽天ヤフー色の種類が豊富でカーボンのような質感が美しい滑らかなフィラメントマットPLAマットブラック・マットホワイト・アイアングレー・アーミーグリーン・ダークブルー1.75mm180~200度
第2位
PLA Filament 1.75mm 1kg
TINMORRY
PLA Filament 1.75mm 1kgAmazon質感が特徴的な目詰まりしにくいPLAフィラメントPLAブラック・グレー・グリーン・レッド・スカイブルー・ホワイト・ライトグリーン・イエロー・ロイヤルブルー・オレンジ・シルクゴールド・シルクシルバー・シルクカッパー1.75mm190~220度
第3位
ABS 3Dプリンター用フィラメント
Pxmalion
ABS 3Dプリンター用フィラメントAmazon楽天ヤフー加工しやすくコスパがいいABSフィラメントABSホワイト・クリア・ブラック1.75mm230℃~260度
第4位
Glow in The Dark PLA 3D Printer Filament 1.75mm
RepRapper
Glow in The Dark PLA 3D Printer Filament 1.75mmAmazonヤフー加熱温度の範囲が広く互換性が高いPLAGLOW RAINBOW・GLOW WHITE TO RAINBOW・GLOW PURPLE・GLOW WHITE TO GREEN・GLOW GREEN・GLOW SANTA GREEN・GLOW BLUE・GLOW YELLOW・GLOW WHITE1.75mm195~250度
第5位
3Dプリンター用 フィラメント PLA
ANYCUBIC
3Dプリンター用 フィラメント PLAAmazon楽天ヤフー3Dプリンター用の環境に配慮した太さのある高密度の純正材料PLAグレー・ホワイト・メタルブルー・シルバー・ライトゴールド・レインボー1.75mm200~230度

通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

使用後・交換後のフィラメントの保管に乾燥材を使用する理由

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フィラメントを交換・保管するときには、ドライボックスを利用します。このとき、湿度の低い乾燥した場所で保管しましょう。ただ、フィラメントの素材によっては加熱器を使用して保管する必要があります。


しかし、加熱器は電気代などのコストがかかるため、シリカゲルなどの乾燥剤を用いて湿気からフィラメントを守りましょう。完璧な除湿は難しいので、開封後は早めに使い切るよう心がけてください。

失敗した3Dプリンター用フィラメントの再利用は可能?

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失敗してしまったフィラメントは再利用が難しいです。まず粉砕が難しく、できたとしても押出が安定しなくなってしまいます。また、樹脂の特性が落ちてしまい、正常な形状を維持できない場合があります。

3Dプリンター用フィラメントのよくあるトラブル

ここでは、フィラメントのよくあるトラブルと解決方法をご紹介します。実際に使用するときの参考にしてください。

フィラメントが出ない

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フィラメントが出ない理由は大きくわけると2つあります。「ノズルがつまっているから出ない」と「フィラメントがチューブのなかでつまっているから出ない」です。ノズルがつまっている場合は、温度を上げてノズル内のフィラメントを溶かします。


溶けたらノズル用のニードルでクリーニングすればOKです。フィラメントがチューブのなかでつまっている場合は、フィラメントが折れている可能性があるので、チューブを外してつまっているフィラメントを取り出せば直ります。

フィラメントが丸まってつまる

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フィラメントが丸まってつまる原因は、ノズルの温度が高くてチューブにその熱が伝わるからです。チューブに熱が伝わると思いもしなかった部分でフィラメントがやわらかくなり、チューブにつまります。これが丸まってつまる現象の原因です。


この場合の解決方法には、ノズルの温度を調節する・印刷速度を早めてみる・ファンの設定を強くしてみるなどがあります。また、つまってしまったフィラメントは、温めて取り出せばつまりが直ります。

フィラメントの強度と硬さの関係

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強度が高いフィラメントでも作品が頑丈に仕上がるわけではありません。硬めのフィラメントはきれいな形に仕上がりますが、衝撃には弱い傾向があります。だから衝撃で簡単に欠けない柔軟な素材と使い分けてください。

自作フィラメントは作れないものなのか?

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フィラメントを自作できたらと考える方もいますが、現段階で製品化しているものはありません。ただ、海外ではフィラメントを作る機械を自作するユーザーが現れているので、設計図を手に入れて自作フィラメント抽出機を自作する方法はあります。

家庭でも使える3Dプリンター「Ender3 S1」をチェック

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3Dプリンター用フィラメントを使うには、3Dプリンターの購入も必要です。ですが、3Dプリンターは高価なものが多く、個人での購入が難しくもあります。ほかにもサイズが大きく幅を取る・稼働音がうるさいなどの問題もあり、初心者には扱いにくいものでもあります。


そこでおすすめなのが、Ender3 S1です。Ender3 S1はサイズがコンパクトで幅を取らず、価格も4万~6万前後で買えるため、個人での購入がしやすい3Dプリンターとなっています。プリント中の稼働音が静かな点も、家庭用に使いやすい理由のひとつです。


そのほかにも、テーブルを平面に保ってくれる「補助レベリングセンサー」や、フィラメントを使い切った際にプリントを一時停止してくれる機能も搭載しています。プリントに失敗しにくくなる便利機能が多く搭載されているため、初心者にも扱いやすくおすすめです。

まとめ

3Dプリンター用フィラメント選び方とおすすめの商品をご紹介しました。フィラメントの素材にこだわるだけでも、作品の仕上がりを大きく左右するので、ぜひこだわってみてください。今夏の記事が参考になれば幸いです。