なんでママチャリのハンドルはベタベタするの?
「ママチャリのハンドルがベタベタ…」
「ティッシュで拭いてもくっつくだけ」
ハンドルのベタベタは誰もが経験するストレスです。拭いても簡単に取れない、でもそのまま使い続けるのも気が引けます。
ベタつきの原因は、"加水分解"と呼ばれるゴムの劣化です。ハンドルを覆うグリップ素材自体が劣化しているので、実は拭き取るよりも交換したほうが安く、簡単に解決できます。
主婦向け◎自転車用グリップの簡単な選び方
自転車用グリップは、一見するとたくさんの種類があります。しかし、次にご紹介する3つのポイントを抑えれば、ネット通販でも失敗せず、あなたの自転車に合うグリップを選べます。
ポイント①:変速(ギア)の形を確認する

あなたはの自転車に、ペダルの重さを調節する変速(ギア)は付いているでしょうか?変速には2つの種類があり、それぞれ対応する交換グリップの長さが変わるため注意しましょう。
もし右ハンドルに付いている変速がハンドル全体をひねる「グリップシフター」タイプの場合は、右側のグリップだけ短い「グリップシフト用」(ショートグリップ)を選択する必要があります。
変速がない、あるいは指でレバーを操作する「トリガーシフター」タイプの場合は、左右両方のグリップが同じ長さの「通常用」を購入します。
ポイント②:ベタつきにくい素材を選ぶ

ハンドルのベタつきは、グリップに使用されているゴム素材の劣化が原因でした。そのため、交換後のグリップを長く使うためには、ゴム以外の素材を選びましょう。
一般にベタつきにくい素材とは、スポンジ素材やシリコン素材を指します。詳しくは、記事後半で解説しています。
ポイント③:手が疲れない・滑りにくい形状を選ぶ

自転車用グリップは、形状も大きく3つに分かれます。どの形状にも向き不向きがありますが、交換用グリップを選ぶ際には「手が疲れないこと」「滑りにくいこと」の2点を特に重視しましょう。
もっとも一般的なタイプが円柱型の「丸グリップ」です。平凡な見た目に見えますが、右左折が多い街中や住宅街に適しています。このほか、長距離走行が得意な「エルゴグリップ」、クロスバイク向けの「バーエンドグリップ」などの種類があります。
もし子どもを乗せているとき、手が滑ったら危ないですよね。劣化したグリップの滑り止め対策にも交換を強くおすすめします。
間違いない!自転車用グリップおすすめ3選
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | タイプ | 素材 | 対応ハンドル径 |
|---|---|---|---|---|---|---|
GORIX(ゴリックス) エルゴグリップ GAJA700 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | ハンドルを強く握っても手のひらが痛くならない | エルゴグリップ | ゴム | 22.2mm |
ブリヂストン(BRIDGESTONE) スーパーヒューバイテックグリップ 自転車用 OG-V.A F170087 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | コスパ最強。すっきりした見た目で、耐久性も抜群 | 丸グリップ | 樹脂 | 22.2mm |
BROOKS(ブルックス) スレンダー レザーグリップ | ![]() | Amazon楽天ヤフー | ベタつきとは無縁の素材。一気におしゃれなカフェ風自転車に | 丸グリップ | レザー | 22.2mm |
自転車用グリップは消耗品。交換目安は1.5〜3年程度
自転車用グリップは、自転車に乗る上で不可欠なパーツです。地面から手に伝わる振動を抑え、腕の疲れを軽減してくれます。
では、自転車用グリップが消耗品であることはご存知でしょうか?
グリップの消耗は、劣化によるベタつきや変形、ひび割れを起こし、素材によっては手にボソボソのカスが付着することもあります。また、凹凸がなくなりツルツルしたグリップを使い続けていると、事故を引き起こす原因になりかねません。
自転車のグリップは一般に、1年半から3年程度で交換することが推奨されています。今回は、自転車グリップの選び方とおすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。
自転車用グリップの選び方①:グリップ形状で選ぶ
自転車用グリップにはさまざまな形状があり、それぞれに向き不向きがあります。自転車の使用シーンや走行スタイルに合わせて、ぴったりのグリップを選びましょう。
丸グリップ:街乗り向け

街乗りが多い方は「丸形」のグリップがおすすめです。指先でしっかり包み込んで握るため細かいコントロールがしやすく、右左折の多い街中や住宅街で運転しやすい特徴があります。
シティサイクルに最も多く採用されている形状で、交換後も違和感を感じずに運転できます。スポーティーすぎない見た目なので、カジュアルにサイクリングを楽しみたい方にもおすすめです。
エルゴグリップ:長距離走行向け

グリップの形状が平らで、握り込むのではなく手の平を置いて使用するのが「エルゴタイプ」です。入り組んだ地形には不向きですが、長距離の直線を走るようなサイクリングでは、もたれかかるような姿勢が保持できるので楽に走行できます。
バーエンドグリップ(牛角):クロスバイク向け

バーエンドグリップは、グリップの端に付いている牛角のようなバーエンドが特徴です。バーエンドを握りこむと、親指側が上にくる自然な腕の向きになるので、登り坂などでしっかりと踏ん張れるメリットがあります。
ショートグリップ:グリップシフター向け

ショートグリップは、変速機が「グリップシフター」の自転車に適合する、ハンドル部分が短いタイプの自転車用グリップに適合します。グリップシフターは、ハンドルを縦に回して変速するタイプの変速機で、シティサイクルからマウンテンバイクまで幅広く採用されています。

自転車に変速機が搭載されている方は、ご自身の変速機がグリップシフターなのか、トリガーシフターなのかを必ず確認しましょう。
一方、変速機がトリガーシフターの場合は、一般的なロング対応の自転車用グリップが使用可能な場合が多いです。
自転車用グリップの選び方②:素材で選ぶ
自転車用グリップは、素材ごとに特徴が異なります。特にベタベタしないグリップをお探しの方は、素材を軸にお好みの交換グリップを選ぶと失敗しないでしょう。
レザーグリップ:使い込んで手になじむ

自転車グリップの革製品は、化学素材にはないその肌触りと手に纏わりつく革の匂いが魅力です。天然本革のものは価格が高くなってしまう難点がありますが、経年による変化が味わいになるため、愛着をもって同じグリップを長く使っていきたい方にはおすすめです。
スポンジグリップ:ベタベタしない

スポンジグリップを選ぶ最大のメリットは、長期間使用してもベタベタしないことです。ゴム素材のように劣化してベタつく心配がなく、握り心地も抜群です。柔らかい素材ですが、意外と耐久性があり、長く使えることも特徴です。
シリコングリップ:握り心地重視

シリコン製のグリップは、握り心地の良さが特徴です。ハンドルに吸着し固定されるため、スポンジのように回転する煩わしさを感じません。摩耗や劣化などにも強い素材なので、機能性と耐久性を両立したい方におすすめです。
ラバーグリップ:バリエーション豊富

ラバー(ゴム)製グリップの特徴は、選択肢の豊富さです。カラーや形状のバリエーションが最も豊富で、多種多様な選択肢の中から自分好みのグリップを探すことができます。
一方、ラバー素材は紫外線や温度変化の影響を受けやすく、劣化するとベタベタする点がデメリット。メンテナンス不要で比較的安価のため、頻繁に交換することを前提に選びましょう。
厚さ調整に便利な「バーテープ」もおすすめ

自転車競技のロードバイクなどで使用する「バーテープ」は、通常の自転車にも使用できます。ハンドルの厚さを調整できるのがメリットで、自分好みの握り心地を模索してみましょう。初めての方は、3mm厚以上のテープから試してみるのをおすすめします。
自転車用グリップの選び方③:メーカーで選ぶ
自転車用グリップのメーカーは多岐にわたり、中でもエルゴン・ブルックス・ノグチ・ゴリックスなどが人気どころです。それぞれメーカー別に特徴を紹介します。
ERGON(エルゴン):人間工学にもとづいた疲労軽減を重視

ドイツのパーツメーカー「エルゴン」の自転車用グリップは、走行中の疲労を軽減してくれると定評があります。独特な形状に特徴があり、グリップに手のひらを乗せられる幅広グリップは手のポジションチェンジを楽にしています。
BROOKS(ブルックス):レザーグリップで人気

イギリス発のブランド「ブルックス」の自転車用グリップは、天然由来成分のオイルで丁寧になめされたベジタブル・タンニングレザーを使用しています。軽量かつ吸湿性に秀でており、味わいのある経年変化を楽しめるため、長く使いたい方におすすめです。
NOGUCHI(ノグチ):シンプルなデザインに定評

自転車部品専門卸の「野口商会」がプロデュースしている自転車用グリップは、作りをシンプルにすることで価格とクオリティの両立しています。ショートグリップの使用感にも定評があります。
GORIX(ゴリックス):商品数が豊富

自転車部品に特化したECブランド「ゴリックス」は、部品のみを取り扱うことで経費を削減し、低価格を実現しています。品揃えが豊富なため、数ある商品の中から好みのものを選びたい方におすすめです。
またサドルやペダル、サドルバッグなど自転車周りの部品全般を取り扱っているため、価格を抑えながら自転車用品一式を同じブランドで統一したい方にもおすすめのブランドです。
自転車用グリップのサイズ

一般的な自転車では、ハンドルの「外径が22.2mm」が標準規格です。ママチャリやマウンテンバイク、クロスバイク、折り畳み自転車なども同じで、よほど古い自転車ではない限りは「ハンドル外径22.2mm」と書かれている自転車用グリップで対応できます。
※ 子ども用自転車などでは「ハンドル外径19.1mm」のグリップもあります。
自転車用グリップの交換方法
自転車用グリップは、専門工具や腕力を使わずに、一般の方でも簡単に交換できます。まずは以下で紹介する自転車用グリップの交換方法を確認し、自分で交換するイメージをしてみましょう。
自転車用グリップの交換に必要な道具

- 交換グリップ
- カッターナイフまたはハサミ
- 布(雑巾など)
必須ではないが、あると便利なもの
- パーツクリーナー(または水で薄めた中性洗剤)
- プラスチックハンマー
自転車用グリップの交換方法

古いグリップの取り外し
- ハンドルの外側先端にはまっているエンドキャップを取り外します。
- ハンドルバーを傷つけないよう注意しながら、古いグリップにカッターやハサミで縦の切れ目を入れ、手で割いて引き抜きます。
- 古いグリップを外した後のハンドルバーには、手垢やほこり、古い潤滑剤などが残っています。これらを布(雑巾など)で綺麗に拭き取ります。
新しいグリップの取り付け
- ハンドルバーにパーツクリーナー(または水で薄めた中性洗剤)を少量塗って滑りを良くし、乾かない内に素早く、新しいグリップをハンドルの奥までねじりながら押し込みます。もし、途中で固くなって止まってしまった場合は、グリップの端に布などを当て、プラスチックハンマーで叩いてしっかり密着させます。
- ハンドルの先端にエンドキャップをしっかりと差し込みます。
- 最後に、グリップを強く握ってひねっても「絶対に回らない・動かない」ことを確認したら作業完了です。

