今回の記事ではアガサクリスティ作品の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
翻訳・新訳・文庫本も多数 ミステリーの天才・アガサクリスティ

アガサクリスティは「天才」「ミステリーの女王」と呼ばれ、生涯に渡って名探偵ポアロやミス・マープルといった人気シリーズを書き続けました。彼女の作品はさまざまな国で翻訳され、後のミステリー作品に大きな影響を与えた点でも知られています。
たくさんの作品を残したアガサクリスティですが、隠れた名作もあり、特に初心者は彼女の作品に触れるにあたって読む順番が気になる方も多いですよね。実は、彼女の作品はシリーズものでも一話完結のものばかりなので、どの作品から読んでも楽しめます。
今回はカーテンなどミステリーの女王と名高い彼女の作品の選び方とおすすめランキングをご紹介します。ランキングは、読みやすさ・面白さ・人気度などを基準にしました。ベスト10や代表作・映画化した作品も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【結論コレ】編集部イチ推しのおすすめ商品
第1位 早川書房 そして誰もいなくなった
後のミステリー界に影響を与えたクローズドサークルの決定版です。「そして誰もいなくなった」というミステリーの1つのパターンとして君臨する名作ですので、ぜひ読んでみてください。
商品スペック:
- ページ数:387
- 出版年:1939
- 映像化:1945/1987/1949/1959/2014/2017年
ミステリーの女王・アガサクリスティー作品の魅力とは?

アガサクリスティー作品の魅力は、多様なトリックや複雑な人間関係などが描かれている点です。個性的な登場人物たちに魅了されるファンも多く、アガサクリスティーは「ミステリーの女王」と呼ばれています。作品数が多いので、飽きがこないのもポイントです。
アガサクリスティーは、童謡殺人を取り扱う作品を多数執筆しています。「アクロイド殺し」では叙述トリックを打ち立て、「そして誰もいなくなった」ではクローズドサークルが高い評価を得ました。
アガサクリスティーは、後世のミステリー・サスペンス作品にも大きな影響を与えています。
アガサクリスティの作品の選び方
アガサクリスティの作品はどれをとっても質が高く、失望するものはありません。とは言え、どれから手に取るかは迷うものです。ここではおすすめの選び方をご紹介します。
シリーズで選ぶ
まずは、アガサクリスティといえばこれと言われる人気シリーズを押さえるのもおすすめです。人気作は評価も高く、現代でも映画化ドラマ化が繰り返されています。
初心者なら代表作も多いカーテンなど「名探偵ポアロシリーズ」がおすすめ

ベルギー人の名探偵、エルキュール・ポアロはアガサクリスティが生み出した人気キャラクターで世界中の推理小説愛好家たちに親しまれています。また、カーテンなどポアロシリーズはテレビドラマ化もされており、幅広い年代層の知名度と人気を獲得しました。
33の長編・54の短編・1つの戯曲に登場し、アガサクリスティの代表作品となりました。当初は、ポアロを登場させるのは3・4作程度と考えていましたが、出版社の意向でこのように長く書いたのだそうです。初心者はまず最初に注目してみてください。
読みやすさならおばあちゃん探偵が活躍する「ミスマープルシリーズ」がおすすめ

エルキュール・ポアロと並んで有名なのがミスマープルシリーズです。こちらもテレビドラマ化し広く知られています。架空の村・セント・メアリ・ミードに住んでいるおばあちゃん探偵で、モデルは作者の敬愛する祖母であるという話が有名です。
ミスマーブルの特徴的な部分は、自ら捜査するわけではなく話を聞いて頭の中で推理するだけで警察も匙を投げる難事件を解決するところになります。安楽椅子探偵の代表的な人物です。12の長編と20の短編に登場し、読みやすいので今でも人気を誇っています。
マニアも多い面白いスリラーサスペンス系なら「トミー・タペンスシリーズ」がおすすめ

知名度は下がりますが、こちらもアガサクリスティ作品の中ではマニアなファンも多い人気のシリーズです。トミー(トーマス・ベレズフォード)とタペンス(プルーデンス・ベレズフォード)の夫婦探偵が活躍します。アガサクリスティもお気に入りの主人公たちでした。
二人は幼馴染で、第二次世界大戦直後のロンドンで再会し結婚します。スパイ組織と対決したり、諜報部員として活動したり、スリラー要素の多い作品となっていて、冷静なトミーと行動派のタペンスが名コンビでとても面白いです。
長さで選ぶ
元々推理小説を好んで読んでいる方にはじっくり楽しめる長編もおすすめです。しかし、普段読書慣れしていない方は、最初は短いものから読むことで徐々に読みやすくなります。
どんでん返しのトリックを楽しむなら映画・ドラマ化作品も多い「長編」がおすすめ

長編には言わずと知れた名作が揃っています。映画やドラマ化している作品も多く、じっくりトリックを楽しみたい方におすすめです。アガサクリスティは第一次世界大戦中、病院の薬局で働いていました。
そのときに得た薬品の知識を活かして作品を書いているので、とてもリアリティがあります。実際作品の中で毒薬や劇物による殺人が多いのもこのためです。作品の特徴は慎重に練られたプロットと、登場人物たちの細かな描写にあります。
難しいのが苦手な方や小中学生はサクッと読める「短編集」がおすすめ

アガサクリスティの作品は誰もが認める面白さです。しかし海外文学を読みなれていない方にとっては、文章が少々単調に感じたり、登場人物が似たりよったりなどといった場合もあり、最後まで読み通すのが難しいと感じる方もいます。
そんな方には短編集がおすすめです。あまり時間をかけずに最後まで読めて、有名作品の下敷きになったお話も楽しめます。以下の記事では短編小説の人気おすすめランキングをご紹介していますので、こちらもぜひご覧ください。
年代別で選ぶ
アガサクリスティは各時代で異なったテイストの小説を書いていました。ここでは、前期・中期・後期に分けて魅力をご紹介していきます。
冒険ミステリーを読むなら「前期」がおすすめ

初期作品の特徴は、謎解きよりもハラハラドキドキのスリラー要素が大きい点です。デビュー2年後の1922年から29年の間には、動きの多い冒険色の強いミステリーを5作品も書いています。自身も自伝の中で、軽い読み物として書くのが面白かったと述べているのです。
ユーモアとウィットに富んでいるので、肩の力を抜いて気軽に読みたい方には前期の作品をおすすめします。冒険ミステリーものに絞って言えば、作家として熟している中期・後期よりもむしろ初期の方を好む方が多いです。
作品選びに迷ったら名作ぞろいで最高傑作と言われる作品もある「中期」がおすすめ

二度目の結婚で精神的安定を得たのか、中期は「そして誰もいなくなった」「オリエント急行の殺人」など現在最高傑作と言われている作品も発表していきます。第二次世界大戦前後はアガサクリスティの全盛期としても有名です。
二番目の夫である考古学者マックス・マローワンと再婚してから、アガサクリスティはメソポタミアで夫の発掘を手助けしながら充実した執筆生活を送っています。作品の中に中東を舞台にしたものが多いのもこの影響です。
隠れた名作を探すなら最後の作品を含め評価も高い「後期」がおすすめ

アガサクリスティの作品は多くのイギリス人に愛読されてきました。晩年になると、毎年クリスマスに新作を発表するスタイルを確立させ、クリスマスにアガサクリスティの作品を読むのがイギリス人の恒例行事になっていったのです。
1920年に「スタイルズ荘の怪事件」を発表して以来、およそ50年もの間読者を惹き付ける評価の高い作品を創作し続けました。最後の作品は、死後1976年に出版された隠れた名作「スリーピング・マーダー」です。マープルシリーズ最後の作品で締めくくられました。
以下の記事ではミステリー小説の人気のおすすめ商品ランキングを紹介しています。参考にしてみてください。
作品選びに迷ったら人気投票より「自選ベスト10」をチェック

1972年、アガサクリスティは日本のファンに向けたメッセージの中で、「その時々の気分で作品は変わる」としつつも自選のベスト10を発表しています。人気投票なども定期的に行われますが、作者自身のおすすめ作品から選ぶのもおすすめです。
『そして誰もいなくなった』『アクロイド殺し』『オリエント急行の殺人』『予告殺人』『火曜クラブ』『ゼロ時間へ』『終りなき夜に生まれつく』『ねじれた家』『無実はさいなむ』『動く指』が自選ベスト10に挙げられ、順位はありません。
ミステリー以外の本なら「別名で書かれた作品」をチェック

名義を分けた理由は、アガサクリスティの名前で本を出してしまうとミステリーと勘違いして買った方をがっかりさせてしまうためと述べています。このような発言からは読者に対する真摯な配慮が感じられ、実際に優れた作家には読者思いな方が多いのも事実です。
そして約30年間、メアリ・ウェストマコットが自身であるのを隠し続けました。後にこの別名義について、「メアリ・ウェストマコットは非常に繊細で生まれ故郷ハロゲイトの地の幽霊のようなものだ」と語っています。
アガサクリスティ作品の人気おすすめランキング16選
第2位 早川書房 そして誰もいなくなった
後のミステリー界に影響を与えたクローズドサークルの決定版です。「そして誰もいなくなった」というミステリーの1つのパターンとして君臨する名作ですので、ぜひ読んでみてください。
商品スペック:
- ページ数:387
- 出版年:1939
- 映像化:1945/1987/1949/1959/2014/2017年
口コミを紹介
傑作です。読書に興味を持った娘や、友人にもプレゼントしています。間違いなく面白いので読んだことない方へ贈るのはありだと思います。
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第3位 早川書房 オリエント急行の殺人
乗客一人一人に話を聞き事件解決に挑むポアロですが、全員にアリバイがありなかなか犯人が浮上しません。自薦ベスト10に入る名探偵ポアロが挑む永遠の名作です。日本人にはない感性が存分に楽しめます。
商品スペック:
- ページ数:429
- 出版年:1934
- 映像化:1974/2001/2010/2017年
口コミを紹介
今まで、日本人のミステリー作品の中でも何度も名前が出てきたアガサ・クリスティでしたが、古いのと翻訳ものなのとで敬遠しておりました。
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読んでみたら、時間の経過を忘れるほど没入しました。
第4位 早川書房 アクロイド殺し
海外ミステリーが難しいと感じる方にも読みやすい作品です。フェアかアンフェアか、当時物議をかもした驚愕の結末を楽しみましょう。
商品スペック:
- ページ数:445
- 出版年:1926
- 映像化:1931/2000/2002/2018年
口コミを紹介
とても古典とは思えないほど現代人にも読みやすい一品。真の一流に古いも新しいもないということを痛烈に感じました。おススメです。
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第5位 早川書房 ナイルに死す
商品スペック:
- ページ数:581
- 出版年:1937
- 映像化:1978/2004年
口コミを紹介
人間模様やプロットはもしかしたら「いかにもクリスティ!」かもしれませんが、それでもまるで豪華な映画を見てるような、素晴らしい作品、息もつかせない最高傑作だと思いました!
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第6位 早川書房 ABC殺人事件
ミステリーにおける動機の点で、あり得ない一つのパターンを作り、後のミステリーにも影響を与えたアガサクリスティの代表作です。
商品スペック:
- ページ数:412
- 出版年:1936
- 映像化:1966/1992/2004/2005/2009年
口コミを紹介
面白かった…!予想以上でした!とてもよくできています。
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第7位 早川書房 予告殺人
マーブルシリーズの中でもファンの多い高評価の作品です。
商品スペック:
- ページ数:486
- 出版年:1950
- 映像化:1985/2005/2007年
口コミを紹介
事件の解決のヒントがそこここにちりばめられていて、読後に「なるほどこれはそういう意味だったんだ!」と感心させられる楽しい小説です。
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第8位 早川書房 パディントン発4時50分
商品スペック:
- ページ数:421
- 出版年:1957
- 映像化:1987/2004/2006年
口コミを紹介
犯人はこの人かも?と思わせるが、読者の予想を良い意味で超える!
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第9位 早川書房 白昼の悪魔
商品スペック:
- ページ数:756
- 出版年:1941
- 映像化:1982/1999/2001年
口コミを紹介
一人ひとりの証言に隠された、真実に導く手がかりを解き明かす展開は、見事としか言いようがない。
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第10位 早川書房 五匹の子豚
商品スペック:
- ページ数:412
- 出版年:1943
- 映像化:2013年
口コミを紹介
ミステリーにどんでん返しはつきものだが、クリスティーのどんでん返しはいつも目を見張るものがある。
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第11位 早川書房 カーテン
名探偵ポアロ最後の事件にして、シリーズ最後の作品になります。
商品スペック:
- ページ数:376
- 出版年:1975(執筆は1943)
- 映像化:2013年
口コミを紹介
クリスティの謎解きは他作品同様、見事なものですが、そこはかとない哀愁が漂っており、日本人の感性に強く訴えかける作品だと思います。
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第12位 早川書房 春にして君を離れ
アガサクリスティといえばミステリーですが、こちらは非ミステリーにもかかわらず面白いです。名翻訳にてさらに読みやすく、一人の女性の心の内を見事に書き上げたマニアなファンも多い隠れた名作といえます。
商品スペック:
- ページ数:331
- 出版年:1944
- 映像化:-
口コミを紹介
アガサクリスティーがこのような本を書くとは知りませんでした。本当の意味でミステリーなのかも知れません。
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第13位 早川書房 スタイルズ荘の怪事件
商品スペック:
- ページ数:361
- 出版年:1920
- 映像化:1990年
口コミを紹介
予想を超える内容に、ワクワクしながら読みました。ポアロシリーズは、初めて手に取りましたが、非常に巧みな推理と、人間模様にドキドキしながらも、作品に引き込まれていきました。
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第14位 早川書房 火曜クラブ
商品スペック:
- ページ数:453
- 出版年:1932
- 映像化:2005年
口コミを紹介
マープルの面白さがつまっています。昔の作品なのに人間というものは、根本的に変わってはいないということがわかり楽しく読めました。
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第15位 早川書房 ゼロ時間へ
商品スペック:
- ページ数:382
- 出版年:1944
- 映像化:1980/2007年
口コミを紹介
「ゼロ時間」という概念を、事件やミステリーの世界に留めず、人生に対する思想に昇華させているところが、クリスティ―のすごいところだと思いました。
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第16位 早川書房 鏡は横にひび割れて
商品スペック:
- ページ数:451
- 出版年:1962
- 映像化:1980/1987/2003/2007/2011年
口コミを紹介
軽くて読みやすく、レトロな英国の情景がきれいで楽しい。意外な犯人とか、動機やトリックの必然性もあって推理物としての読み応えも充分です。
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第17位 早川書房 杉の柩
商品スペック:
- ページ数: 409ページ
- 出版年: 2004年
- 映像化:2003年
アガサクリスティー作品のおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | ページ数 | 出版年 | 映像化 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1位 そして誰もいなくなった 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 世界のミステリー作品の中で最も売れた*今なおベストセラーの最高傑作 | 387 | 1939 | 1945/1987/1949/1959/2014/2017年 |
第2位 オリエント急行の殺人 早川書房 | Amazon楽天ヤフー | 映画でも有名な自薦ベスト10に入るミステリーの金字塔 | 429 | 1934 | 1974/2001/2010/2017年 | |
第3位 アクロイド殺し 早川書房 | Amazon楽天ヤフー | 難しい文章が苦手な初心者でも読みやすい作品 | 445 | 1926 | 1931/2000/2002/2018年 | |
第4位 ナイルに死す 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | さまざまな出版社から出ているほど人気 ハネムーンの最中に起きた悲劇 | 581 | 1937 | 1978/2004年 |
第5位 ABC殺人事件 早川書房 | Amazon楽天ヤフー | アルファベットがキーワードの代表作・ポアロシリーズ | 412 | 1936 | 1966/1992/2004/2005/2009年 | |
第6位 予告殺人 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | マープルシリーズでファンから評価される作品 | 486 | 1950 | 1985/2005/2007年 |
第7位 パディントン発4時50分 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 恋愛の行方も推理したくなる?! | 421 | 1957 | 1987/2004/2006年 |
第8位 白昼の悪魔 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 伏線が巧みに張られたミステリー | 756 | 1941 | 1982/1999/2001年 |
第9位 五匹の子豚 早川書房 | Amazon楽天ヤフー | どんでん返しのストーリー展開が秀逸! | 412 | 1943 | 2013年 | |
第10位 カーテン 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | クリスティ全盛期に書かれたポアロシリーズ最後のカーテン | 376 | 1975(執筆は1943) | 2013年 |
第11位 春にして君を離れ 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 事件は起きず探偵も出ない!マニアなファンも多い名翻訳による隠れた名作 | 331 | 1944 | - |
第12位 スタイルズ荘の怪事件 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 天才的センスが光るアガサクリスティの記念すべきデビュー作! | 361 | 1920 | 1990年 |
第13位 火曜クラブ 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 人気投票でも上位!順番に読むならミス・マープル初登場作品収録の短編集 | 453 | 1932 | 2005年 |
第14位 ゼロ時間へ 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 人間の心理を秀逸に綴った傑作 | 382 | 1944 | 1980/2007年 |
第15位 鏡は横にひび割れて 早川書房 | ![]() | Amazon楽天ヤフー | ミスマープルシリーズの映画化もされた人気長編 | 451 | 1962 | 1980/1987/2003/2007/2011年 |
第16位 杉の柩 早川書房 | ![]() | Amazonヤフー | アガサ・クリスティ珠玉の心理サスペンス | 409ページ | 2004年 | 2003年 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
アガサクリスティーの生い立ち
アガサクリスティーは表舞台に中々顔を見せず、謎に満ちた一面があることでも有名です。そんな彼女の生い立ちについて今回はご紹介させていただきます。
アガサクリスティーの幼少期

アガサ・クリスティは次女で、上には姉と兄がいましたが2人とも10以上年が離れており、寄宿学校に通っていたため、家に年の近い子供はいない幼少期を過ごしていました。母は変わり者と言われており、アガサ・クリスティーを正規の学校に通わせなかったのです。
また7歳まで字を書かせなかったため、父がこっそり手伝わせていた手紙の返事を書くまで満足に文字が書けませんでした。それでも彼女は母の教育を誇りに思い、父の書籍をたくさん読み、多くの知識を持つ子どもに成長します。母を父とても愛し尊敬もしていたのです。
小説を書くきっかけ

1901年アガサが11歳のときに、イーリングに初めての路面電車が走ります。それに触発されてアガサは詩を書き、その詩が新聞に掲載されました。11歳で学校に通っていない少女が新聞に掲載されるのはすごいことです。ですがその年の冬に父は亡くなります。
母の勧めもあって、この頃から詩や短編小説などをさまざまな雑誌に投稿するようになり、ここからアガサの小説の才能は開花していくのです。
名探偵ポアロの読む順番は?

名探偵ポアロシリーズは、長編だけでも全33冊発売されています。しかしストーリー同士のつながりはほとんどなく、それぞれの作品で完結していて、読む順番にこだわらずに面白そうな作品から読むのがおすすめです。
まとめ
アガサクリスティの数々の名作をランキングでご紹介してきました。誰もが知っている有名作から隠れた傑作まで、アガサクリスティの作品はどれも素晴らしいエンターテインメント性を持っています。是非、この極上のミステリーを味わってください。