キヤノンの特色とおすすめな人

「EOS R50」に代表されるエントリーモデルは、レンズキットでも12万円前後という安い価格帯ながら、上位機種譲りの高精度なオートフォーカス(AF)機能を搭載しているのが最大の強みです。人物の瞳やペットを自動で追いかけるため、動き回る被写体でもピンボケの失敗を防げます。
本体重量は約375g(バッテリー含む)と非常に軽く、スマートフォンのように画面をタッチするだけで明るさや背景のボケ具合を直感的に調整できます。高額な機材を買う予算はないけれど、操作の難しさを省いて手っ取り早く高画質なポートレートや家族写真を撮りたい初心者のファーストチョイスに最適です。
キヤノンがおすすめな人
- 10万円前後の安い価格で、人物やペットの瞳にピントがピタリと合う高性能なオートフォーカスを使いたい人
- スマートフォンのように画面をタッチするだけの直感的な操作で、簡単に背景をぼかした写真を撮りたい人
- 約375gの軽量ボディを選び、長時間の旅行やテーマパークでも肩の負担を気にせず持ち歩きたい人
ソニーの特色とおすすめな人

「VLOGCAM ZV-E10」は、レンズをセットにしても10万円前後で買える圧倒的な安さと、動画撮影にも強い機能性を両立させたAPS-Cセンサー搭載機です。ボタン一つで背景の「ぼけ/くっきり」を切り替えられる機能や、商品レビュー用設定など、専門知識がなくてもプロのような表現が可能です。
約343gの軽量ボディにバリアングル液晶モニターを備えており、自分側に画面を向けての自撮りが快適に行えます。写真撮影はもちろん、YouTubeやSNS向けのVlog(動画ブログ)を始めたい若年層が、初期費用を極力抑えつつ、スマホとは一線を画す映像クオリティを手に入れるための最適な一台です。
ソニーがおすすめな人
- 10万円前後の低予算で、写真だけでなく背景が綺麗にぼける高品質な自撮り動画(Vlog)も撮影したい人
- ワンタッチで背景のぼけ具合を切り替えられる機能などを使い、カメラの専門知識なしで手軽に撮影したい人
- バリアングル液晶モニターを活用して構図を確認しながら、スムーズに自分や友人との記念撮影を行いたい人
OM SYSTEMの特色とおすすめな人

「PEN E-P7」などのモデルは、イメージセンサーに小型のマイクロフォーサーズ規格を採用することで、レンズを含めても非常に小さく、10万円台前半で買える低価格を実現しています。強力なボディ内5軸手ぶれ補正機構を搭載しており、夜景や暗い室内での手持ち撮影でもブレのないシャープな写真を残せます。
本体重量は約337gと首から下げても全く負担にならず、アルミ削り出しのダイヤルなど高級感のあるレトロなデザインが特徴です。重くて高価なフルサイズ機を避け、カフェ巡りや旅行の際に小さなバッグへサッと忍ばせて、ファッションの一部として日常的に持ち歩きたいユーザーに強く支持されています。
OM SYSTEMがおすすめな人
- 10万円台前半の安い予算で、小型軽量なマイクロフォーサーズ規格のコンパクトなシステムを揃えたい人
- 強力なボディ内5軸手ぶれ補正機能を活かし、暗い室内や夜景の撮影でも手ぶれの失敗を徹底的に防ぎたい人
- アルミ削り出しのダイヤルなど、カメラとしての美しさを備えたレトロなデザインをファッションに合わせたい人
ニコンの特色とおすすめな人

「Z 30」は、電子ビューファインダー(のぞき窓)を思い切って省くことで、ボディ単体で10万円を切る低価格と、約405gというZシリーズ最小・最軽量のコンパクトさを実現したモデルです。Zマウントの大きなマウント径を活かし、暗い場所でもノイズの少ないクリアで立体感のある写真を撮影できます。
最長125分の長回し動画撮影にも対応しており、スマートフォンへの常時接続アプリ「SnapBridge」を使えば、撮影した写真を自動で手軽に転送できます。予算を削りつつも、ニコン特有の自然な肌色表現や解像度の高いシャープな描写を、写真と動画の両方でストイックに追求したいコスパ重視の層に向いています。
ニコンがおすすめな人
- ファインダーを省いたボディ単体10万円以下の安いモデルで、大型マウント径による高画質を手に入れたい人
- 「SnapBridge」アプリの常時接続機能を使い、撮影した綺麗な写真を自動でスマホへ転送してSNSで共有したい人
- 自然な肌色表現やシャープな描写力といったニコンならではの画作りを、初期費用を抑えて体感したい人
パナソニックの特色とおすすめな人

「LUMIX G100D」は、Vlog撮影や日常スナップに特化したマイクロフォーサーズ機で、標準ズームレンズキットが10万円前後という安さで手に入るコストパフォーマンスの高さが強みです。OZO Audio by Nokiaによる高性能な内蔵マイクを搭載し、外付けマイクを買わなくても臨場感のあるクリアな音声を録音できます。
約346gの軽量ボディながら、約236万ドットのOLEDファインダーを備えており、明るい屋外でも被写体をしっかり確認しながら撮影できます。レンズの価格も比較的安価なものが多く、将来的なレンズの買い足し費用(ランニングコスト)も抑えられるため、予算の限られた学生や初めてのミラーレス機として重宝します。
パナソニックがおすすめな人
- レンズキットで10万円前後という安さで、ファインダーもしっかり搭載された本格的なミラーレス機が欲しい人
- 高性能な内蔵マイク機能を利用し、高額な外付けマイクを追加購入せずにクリアな音声の動画を撮影したい人
- 本体だけでなく交換用レンズも安価に手に入りやすい規格を選び、将来的なランニングコストも安く抑えたい人
安いミラーレス一眼の人気おすすめランキング15選
第1位 ソニー(SONY) α6000 ILCE-6000L
また、11種類のシーンを自動認識し、状況に応じた撮影モードを選択する「プレミアムおまかせオート」機能が搭載されています。ファインダーや液晶モニターを使用しても、カメラが最適な設定を行い、簡単に美しい写真を撮ることが可能です。
さすがSonyですね
https://amazon.co.jp
とても使いやすく、大きさも手ごろです
通常で使う分には最新の機種と変わらないと思います
良い品を購入できました
第2位 オリンパス OM-D E-M10 MarkIII
初心者にも扱いやすいように設計されており、AUTO(オート)・SCN(シーン)・AP(アドバンストフォト)・ART(アートフィルター)といった多彩な撮影支援機能を搭載しており、使いやすいです。
第3位 オリンパス OM-D E-M10 MarkII
タッチスクリーンを使った直感的な「タッチAFシャッター」機能により、瞬時にピントを合わせて撮影することが可能です。さらに、前モデルを超える最大8.5コマ/秒の高速連写機能が、子供たちの活発な瞬間を鮮やかに記録します。
第4位 キヤノン EOS M100
第5位 ソニー(SONY) ミラーレス一眼カメラ α6400
口コミを紹介
安価でレンズ付きを購入した。カメラ歴50年で、多くのフルサイズデジイチ、中版を使ってきたし、現在も使用中。本品は性能も安定していて、ホワイトバランスの設定に自由度が高く、機能も多い。
https://amazon.co.jp
第6位 ソニー(SONY) ミラーレス一眼カメラ ZV-E10
可動域の広いバリアングル液晶モニターを使用しているので、自撮りやローアングルの撮影が可能です。動画撮影時に、リアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングが作動します。
口コミを紹介
写真は初心者なので、オートや場面に合わせて撮るを選択しがちですが、どれも綺麗に思った通りの写真を撮れるのいいです!
https://amazon.co.jp
第7位 パナソニック(Panasonic) ミラーレスカメラ DC-GF10WA
また、ボディはコンパクトサイズで操作がしやすく、180度チルトできる3.0型のタッチパネルモニターも搭載しています。持ちやすいグリップピースを採用しているので、自撮りもしやすいです。
口コミを紹介
動画作成に主眼を置いて開発されたミラーレス一眼。
https://amazon.co.jp
給電しながらwebカメラとして使えるし、値段も手頃なので購入してみました。
第8位 オリンパス ミラーレス一眼カメラ PEN E-PL10
口コミを紹介
価格もリーズナブルで撮りたい時に撮れるのですごく勝手がいいです!初心者でも使いやすいので、少しいい写真が撮りたい人には必見かと、、!
https://amazon.co.jp
第9位 ソニー(SONY) ミラーレス一眼 α6100
口コミを紹介
ナイトショットがとても綺麗です。普通のデジカムが撮れないところがちゃんと撮っている。
https://amazon.co.jp
第10位 キヤノン ミラーレス一眼カメラ EOS Kiss M
口コミを紹介
思った通りの色味でとってもかわいいです。
https://amazon.co.jp
重さも軽くて、持ち運びが楽そうで良かったです。
第11位 ソニー(SONY) フルサイズミラーレス一眼 ILCE-7RM3
口コミを紹介
レトロちっくなデザインが実は気に入っています。ショートカットボタンが使いやすく、必要な機能に素早くアクセス出来ます。小型軽量で機動性を求めるならまずこれ。
https://amazon.co.jp
第12位 オリンパス ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10 MarkIV
口コミを紹介
J5用にレンズを集めていましたが、使用しないレンズがもったいないので。
https://amazon.co.jp
内蔵フラッシュがないので使用場所はかぎられそうですが気軽に使ってみようと思います。
第13位 Nikon ミラーレスカメラ Nikon1 J5
口コミを紹介
初めてのミラーレスカメラでしたが大変満足しています。これまでコンデジ&スマホの写真で満足していましたが、背景をぼかすたけでこんなに写真が楽しくなるなんて思いもしませんでした。
https://amazon.co.jp
第14位 キヤノン ミラーレスカメラ EOS M200
口コミを紹介
キッズモードがあり、ブレの少ない写真を撮ってくれる。勝手に連射して数枚保存してくれるし、子供を真ん中にしてシャッターをいきなりおしてもそれなりにピントのあった写真をとってくれる。
https://amazon.co.jp
第15位 富士フイルム X-A5 レンズキット
安いミラーレス一眼のおすすめ商品比較一覧表
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 大きさ | 重量 | センサー | 機能性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1位 α6000 ILCE-6000L ソニー(SONY) | ![]() | Amazon楽天ヤフー | プレミアムおまかせオート機能搭載のカメラ | 約幅120.0x高さ66.9x奥行き45.1mm (グリップからモニターまで) | 約344g(バッテリーとメモリカードを含む) | "Exmor"APS HD CMOSセンサー | チルト可動式液晶モニター |
第2位 OM-D E-M10 MarkIII オリンパス | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 5軸の内蔵手振れ補正機能を搭載 | 幅121.5mm×高さ83.6mm×奥行き49.5mm(突起部を除く) | 約410g(電池/カードを含む) | 4/3型Live MOSセンサー | タッチパネル |
第3位 OM-D E-M10 MarkII オリンパス | ![]() | Amazon楽天ヤフー | OM-D E-M10の後継機!タッチAFシャッター機能も | 幅119.5mm×高さ83.1mm×奥行き46.7mm(CIPA準拠・突起部含まず) | 約390g(CIPA準拠・付属充電池およびメモリーカード含む・アイカップなし) | 4/3型 Live MOSセンサー | 3.0型可動式液晶* |
第4位 EOS M100 キヤノン | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 初心者にもおすすめのカメラ | 約W108.2×H67.1×D35.1mm(CIPA 準拠) | 約302g(CIPA 準拠・バッテリーパック・メモリーカード含む) | - | TFT カラー液晶 |
第5位 ミラーレス一眼カメラ α6400 ソニー(SONY) | ![]() | Amazon楽天ヤフー | ソニー製!BluetoothとWi-Fiの両方でスマホと連携可能 | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.7 (奥行き)mm | 約359g(本体のみ) | Exmor CMOS | タッチパネル |
第6位 ミラーレス一眼カメラ ZV-E10 ソニー(SONY) | ![]() | Amazonヤフー | Vlog撮影にも!写真も動画もこれ一台で楽しめる | 約115.2 x 64.2 x 44.8 mm | 約299g(本体のみ) | Exmor CMOS | バリアングル液晶 |
第7位 ミラーレスカメラ DC-GF10WA パナソニック(Panasonic) | ![]() | Amazonヤフー | 高い機能性でマイクロフォーサーズでも満足できるLUMIX | 幅 約106.5×高さ 約64.6×奥行 約33.3mm | 約240g | 4/3型Live MOS | 4Kセルフィー |
第8位 ミラーレス一眼カメラ PEN E-PL10 オリンパス | ![]() | Amazonヤフー | コスパ最強!初心者でも使いやすい高機能ミラーレス一眼 | 117.1mm(W) × 68mm(H) × 39mm(D) | 約332g(本体のみ) | 4/3型Live MOS | Bluetooth・無線LAN |
第9位 ミラーレス一眼 α6100 ソニー(SONY) | ![]() | Amazon | 軽さと機能性を両立したミラーレス一眼 | 約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 59.4 (奥行き)mm | 約352g(本体のみ) | Exmor CMOS | 4K動画・Bluetooth・Wi-Fi |
第10位 ミラーレス一眼カメラ EOS Kiss M キヤノン | ![]() | Amazon | BluetoothやWi-Fi・NFCに対応 | 約116.3mmx約58.7mm | 約354g(本体のみ) | - | Bluetooth・4K動画・Wi-Fi |
第11位 フルサイズミラーレス一眼 ILCE-7RM3 ソニー(SONY) | ![]() | Amazon | 動物の撮影に!近くも遠くもきれいに撮れるフルサイズミラーレス | 約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 73.7(奥行き)mm | 約572g(本体のみ) | ExmorR CMOS | オートフォーカス・手ぶれ補正 |
第12位 ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10 MarkIV オリンパス | ![]() | Amazonヤフー | 最軽量クラスの小型軽量ボディーで持ち運びしやすい | 121.7mm(W)×84.6mm(H)×49mm(D) | 335g(本体のみ) | 4/3型Live MOS | Bluetooth・Wi-Fi |
第13位 ミラーレスカメラ Nikon1 J5 Nikon | ![]() | Amazonヤフー | Nikon 1初の自分撮り可能カメラ | 約59.7×98.3×31.5mm | 約231g | 13.2×8.8mmサイズCMOS | 4K動画・Wi-Fi |
第14位 ミラーレスカメラ EOS M200 キヤノン | ![]() | Amazon | 中学生や高校生にもおすすめのかわいい超軽量 | 約108.2(幅)×67.1(高さ)×35.1(奥行)mm | 約262g(本体のみ) | CMOS | Wi-Fi・Bluetooth |
第15位 X-A5 レンズキット 富士フイルム | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 手軽に本格撮影を楽しめる一台 | 116.9x66.7x40.4 mm | 361 g | CMOS | Wi-Fi・Bluetooth |
安いミラーレス一眼のおすすめはこれ!

まずは予算を決める
家族の思い出・旅行を気軽に記録するなら「5万円台以下」
「コンデジがどんなものか試してみたい」「家族の行事や旅行を記録さえできれば十分」「気兼ねなく使えるカメラがほしい」という方には、5万円以下で購入できる比較的安いモデルがおすすめです。
5万円以下といっても、さらに細かく分けると下記のように分類できます。
- 1万円以下:いわゆる「トイカメラ」が主流。ズーム機能なしがほとんど。スマホ撮影よりもクオリティが低いと感じる可能性が高い。壊れてもOKなカメラとして気軽に使うのがおすすめ。
- 1~3万円:一部のモデルではズーム機能搭載。アウトドアで使える防水防塵カメラもあり。
- 3~5万円:撮影条件によってはスマホ撮影よりもメリットを感じやすい。家族の思い出や旅の様子を記録したい方におすすめの価格帯。
コンデジは新品の現行機種が多くは販売されていませんが、中古市場は活発です。ほしい機能を搭載したモデルの価格が予算を超えている場合は、中古品から探してみましょう。ただし、中古品を購入する際は動作・状態の確認を丁寧に行ってください。
運動会・発表会の姿をバッチリ撮影するなら「5~10万円」
5~10万円のコンデジは5万円以下のモデルに比べてスマホ撮影との差を感じやすいです。ズーム機能を搭載したモデルが多く、ズーム倍率が10倍を超える機種もあります。子どもさんの運動会や発表会での姿を高倍率で撮影したい方におすすめです。
また、動画撮影を前提として設計されたモデルも販売されています。YouTube動画・Vlog撮影用のコンデジを探している方にとっても狙い目の価格帯です。
暗所撮影や立体感に関わる「センサーサイズ」で選ぶ
そもそも「センサーサイズ」とは?
「センサーサイズ」とは、コンデジ内のイメージセンサーのサイズのことです。イメージセンサーとは、撮影の際に光を受け取り電気信号に変換する部品であり、板のような形状をしています。撮像素子とも呼ばれ、このサイズによってカメラ内に取り込める光の量が変わってきます。
センサーサイズが大きいほど、たくさんの光を取り込むことができ、暗い場所でもノイズを抑えて撮影が可能です。また、背景をぼかしやすく立体感のある写真に仕上がります。ただし、カメラ本体のサイズも価格も大きくなりがちです。
一方、センサーサイズが小さいほど、カメラはコンパクトで軽く、価格も安い傾向にあります。暗所での撮影には弱いですが、明るい場所での撮影がメインなら問題ありません。
コンデジの主なセンサーサイズは以下の3種類。下に行くほどセンサーサイズは大きくなります。
- 1/2.3型(小型センサー):コンデジの多くが採用しているセンサーサイズ。
- 1型:高級コンデジが採用しているセンサーサイズ。
- APS-C:1型よりもさらに暗所に強く、ボケの量が多い。一眼レベルを目指したい方向け。
スマホ撮影からのステップアップなら「1型」
スマホのセンサーサイズは1/3型や1/2.3型で、1型を採用しているモデルもありますが極一部の高級機種に限られます。そのため、スマホ撮影からステップアップした写真を撮影したいなら1型モデルがおすすめです。
ただ、スマホはセンサーサイズが小さくてもソフト処理によって画質を上げています。そのため、撮影条件によっては1型のコンデジを選んでもスマホ撮影と変わらない仕上がりになる可能性も。暗所での撮影がメインの場合は、スマホ撮影よりもメリットを感じやすいです。
高クオリティな撮影を目指すなら「APS-C」
1型よりも大きいセンサーサイズ「APS-C」は1型よりもさらに暗所に強く、背景をぼかしやすいです。高いクオリティの写真を撮影したい方に向いています。
ただし、センサーサイズが大きいため、その分、コンデジ本体のサイズも大きく、重さも重くなります。また、ズーム機能を搭載していないモデルが多いです。気軽に持ち運びたい方や遠くの被写体を撮影する予定の方には1型モデルをおすすめします。
手軽に撮影するならコンパクトな「小型センサー」
センサーサイズが1型よりも小さい1/2.3型のような「小型センサー」モデルは軽量・コンパクトなため、気軽に持ち運んで撮影可能です。
また、ズーム倍率60倍以上のような高倍率モデルの多くが小型センサーを採用しています。
撮影目的に合わせて「ズーム倍率」を選ぶ

コンデジのスペック表に記載のズーム倍率には、「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類あります。光学ズームがレンズを動かすことで物理的に被写体を拡大するのに対し、デジタルズームは撮影した画像を一部拡大することで被写体を大きく見せる仕組みです。そのため、デジタルズームを使用すると画質は粗くなります。
機種ごとにズーム倍率を比較する場合は、画質が劣化しにくい光学ズームを基準にしましょう。以下の解説においても、光学ズームの場合の倍率について取り上げています。
日常や旅の記録を気軽に撮影したいなら「10倍以下」
日常の風景や旅の記録を気軽に撮影する目的であれば、光学ズーム10倍以下でも問題ありません。倍率が5~10倍ほどあればスマホ撮影よりもメリットを感じやすいです。
ただし、比較するスマホのクラスやコンデジのスペックにも左右される点は考慮しておきましょう。
運動会・発表会の撮影なら「20~30倍」
運動会や発表会などで、遠く離れたところにいる子どもさんの姿を撮影するなら光学ズーム20~30倍がおすすめ。
ただし、高倍率なコンデジはセンサーサイズが小さかったり、この後紹介するF値が大きかったりする傾向にあり、暗所での撮影には不向きな場合が多いです。発表会の場合は運動会よりも動きが限定的なため、倍率よりも明るさを重視して選びましょう。
結論として、運動会・スポーツ大会での撮影がメインなら「光学ズーム20~30倍」、発表会での撮影がメインなら「低倍率+明るく撮影できるスペック」、両方をバランス良くカバーするなら「光学ズーム10~20倍」を検討してみてください。
野鳥・スポーツ撮影なら「30~40倍以上」
野鳥観察やスポーツ観戦の際の撮影には光学ズーム30~40倍以上をおすすめします。ただし、超望遠で撮影すると手ブレが起きやすくなるため、手ブレ補正の性能が優れたモデルを選びましょう。また、AF追従性能と連写スピードの確認も必須です。手ブレ補正機能には限界があるため、三脚や一脚で安定性を確保することも忘れずに行ってください。
月の撮影なら「40~60倍以上」
月を画面いっぱいに撮影したい場合は、最低でも光学ズーム40倍以上を選びましょう。なお、先ほども触れたように高倍率撮影は手ブレが起きやすいため、三脚の使用してください。
また、リモートシャッターを利用して、シャッター撮影の際にコンデジに触れないようにすることも大切です。わずかな揺れも徹底的に抑えて撮影することをおすすめします。
メインの撮影場所の明るさから「F値」を選ぶ
そもそも「F値」とは?
「F値」とは、そのコンデジがどれほど光を取り込むことができるのかを表している数値です。F値が小さいほど取り込める光の量が多く(=明るい)、大きいほど少なく(=暗い)なります。また、F値が小さいコンデジは背景をしっかりぼかせるというメリットもあります。
ズーム機能付きモデルのF値は「F3.5-6.5」のように範囲で示されており、この場合、広角端はF3.5、望遠端はF6.5です。望遠側はF値が大きくなり写真が暗くなりがちのため、ズーム撮影をメインで使用する方は望遠端のF値を必ず確認しておきましょう。
暗めの場所での撮影がメインなら「F2.8以下」
発表会やホームパーティーなど、屋内での撮影がメインの方には「F2.8以下」のF値が小さいモデルがおすすめです。ポートレート写真のように背景をぼかして撮影したいときにも向いています。
ただし、先ほども触れたようにズーム撮影時はF値が大きくなるため、望遠端のF値の確認も必須です。
明るい場所での撮影がメインなら「F3.5以上」
昼間や屋外のような明るい場所での撮影がメインなら「F3.5以上」を検討しましょう。F3.5以上のモデルはF値が小さいモデルよりも高倍率でコンパクトな傾向にあります。
被写体に合わせて撮影機能を選ぶ

遠くの動く被写体を撮影するなら「手ブレ補正」「AF性能」
運動会・スポーツ・野鳥など、遠くの動く被写体を撮影する場合に重視したいのが「手ブレ補正」と「AF性能」です。
「手ブレ補正」搭載はクリアな写真を撮影できる
手ブレ補正とは、撮影時の揺れを自動で補正する機能のことで、クリアな写真を撮影できます。ズームで撮影すると手ブレが目立ちやすいため、遠くの被写体を撮影する場合は手ブレ補正が必須です。
手ブレ補正には「光学式」と「電子式」の2種類ありますが、画質重視なら光学式をおすすめします。
「AF性能」が優れているとシャッターチャンスを逃さない
AF性能(オートフォーカス性能)とは、コンデジが自動で被写体にピントを合わせる機能のことです。自動追尾AFであれば自動で被写体を追いかけるため、動きが早い場合もシャッターチャンスを逃さず撮影できます。また、カメラ初心者であっても簡単に被写体にピントを合わせられることから、撮影のハードルがぐっと下がります。
AF性能はメーカーやモデルによって異なるため、比較した上で選びましょう。
子ども・スポーツ・野鳥撮影には優れた「連写性能」が必要
「外で元気に動き回る子どもさん」「スポーツの試合で活躍する選手」「自然の中をはばたく野鳥」のような躍動感のある被写体を撮影する場合は、連写性能も確認しておきましょう。
連写とは、シャッターボタンを押し続けている間、自動で連続的に写真を撮影する機能のことです。連写で撮影することで決定的な瞬間を逃さずに記録できます。
1秒間に何枚(何コマ)撮影できるかを示す連写速度は撮影モードによって異なるため、購入前に公式サイトのスペック表や取扱説明書で確認しておくと安心です。
花・昆虫・ハンドメイド作品撮影には「マクロ撮影」に強いモデル
花や昆虫などの細部をアップで撮影したい場合は、マクロ撮影に強いモデルがおすすめです。肉眼では認識できないような細かい部分も写真に収めることができ、新たな発見にもつながります。また、ハンドメイド作品のディテールを撮影する際にもマクロ撮影機能は活躍します。
マクロ撮影に力の入ったモデルではマクロモードを複数搭載しており、レンズ先端から1cmの距離まで被写体に近づいての撮影も可能です。海の中でマクロ撮影を行いたい方向けに、水中マクロに対応したモデルも販売されています。
景色を広々と撮影するなら「パノラマ機能」
「パノラマ機能」があると、山岳風景や海岸線、花畑、都市の全景のような景色を写真一枚に広々と撮影できます。パノラマモードを選択し、コンデジを水平まはた垂直に動かすことで自動的に撮影から合成まで完了する仕組みです。
モデルによって水平・垂直の撮影角度は異なり、水平360度に対応したモデルもあります。購入の際は、最大角度を事前に確認しておきましょう。
自然の記録やSNS投稿用には「タイムプラス機能」
タイムプラス機能とは、同一のアングルにおいて一定間隔で写真を撮影し、その写真をつなぎ合わせて動画のように見せる機能のことです。植物の成長や雲・星の動き、街中の人・車の流れのような時間の経過とともに生じる変化を記録したいときにおすすめです。インスタやTikTokでもタイムプラス動画は注目を集めています。
動画撮影よりもデータ量がかなり少なく、長時間撮影したデータを再生してチェックする手間もかかりません。「時間の経過」に注目して撮影を行いたい場合は、動画撮影よりもタイムプラスがおすすめです。
自撮り撮影ならモニターは「チルト式」or「バリアングル式」
コンデジで写真や動画を自撮り撮影したい場合は、モニターが「チルト式」または「バリアングル式」のモデルがおすすめです。レンズ側からモニターを確認できるため、正確な撮影を行えます。
チルト式とはモニターを上下に動かせるタイプで、180度の反転に対応していれば自撮り撮影が可能です。一方、バリアングル式とはモニターを横に開くタイプです。
チルト式でマイク端子が上部にある場合、外付けマイクとモニターが干渉してしまう可能性も。購入の際は実際に使用するシーンを想定して選びましょう。
きれいに顔を撮影するなら「瞳AF」「美肌モード」
人物の顔をきれいに撮影するなら、「瞳AF」や「美肌モード」が搭載されているか確認しましょう。
瞳AFとは人物の瞳に自動でピントを合わせる機能で、生き生きとした印象の写真を撮影できます。一方、美肌モードとは肌を自動で補正して美しく見せる機能です。美肌モードで行える加工内容はモデルによって異なり、SONYのVlogカメラは特に力が入っています。
使い勝手を左右する操作性・付属機能で選ぶ
アウトドアや旅行で使用するなら「防水・防塵機能」
登山やキャンプなどのアウトドアやマリンスポーツで思い出を写真に残したい方は、防水防塵性能を備えたコンデジを選びましょう。
防水性能を搭載したモデルは防水規格最高レベルのIPX8に対応していることが多く、水中での撮影が可能です。また、防塵性能があればカメラ内への砂埃の侵入を防げます。
防水防塵性能に加えて耐衝撃性能を備えていると、アクティブなシーンはもちろん、建設現場・工事現場での使用も安心。カメラの扱いに不慣れな子どもさん向けとしてもおすすめです。ウィンタースポーツにコンデジを持ち出したい方は耐低温設計のモデルを検討してください。
初心者でも使いやすい「タッチパネル操作」
カメラを触るのが初めてという方や、機械の操作が苦手な子どもさん・高齢者には「タッチパネル操作」が可能なモデルがおすすめです。スマホのように直感的に操作できるため、カメラにチャレンジするハードルがぐっと下がります。
写真をシェアするならスマホ転送できる「Bluetooth・Wi-Fi対応」
コンデジがBluetoothやWi-Fiに対応していると、撮影した写真をワイヤレスでスマホに転送できます。写真をSNSにアップしたり、家族や友人にLINEで送ったりしたい方におすすめの機能です。
Bluetooth接続とWi-Fi接続では通信速度や通信範囲が異なります。ここでの「Wi-Fi接続」とは無線ルーターを必要としない「Wi-Fiダイレクト接続」のことです。
- Bluetooth接続:Wi-Fiに比べると通信速度が遅く、通信範囲は狭い。消費電力の減りは少ないため、対応していればスマホとの常時接続も可能。
- Wi-Fi接続:Bluetoothに比べると通信速度が速く、通信範囲は広い。データの転送に無線ルーターは不要。ただし、消費電力を多く必要とするため常時接続には向かない。
両方搭載している場合はシーンに合わせて使い分けましょう。
屋外撮影がメインなら構図を確認できる「ファインダー搭載」
コンデジは撮影の際にモニターで構図を確認できますが、屋外撮影でモニターに日光が反射した場合、モニターが見えづらくなります。そんなとき、ファインダーを搭載しているとファインダーから被写体を確認でき、意図した構図での撮影が可能です。
また、ファインダーをのぞいてカメラを構えた場合、しっかりカメラを固定できるため手ブレが起きにくくなります。
子どもの寝顔を撮影するならシャッターの「静音モード」
子どもさんを起こさずに、かわいい寝顔を撮影するならシャッター音を静かにできるコンデジがおすすめです。基本的にスマホはデフォルトでシャッター音が鳴るようになっているため、この点はコンデジの大きなメリットと言えます。
シャッター音を消すサイレントモードを搭載したコンデジは多く、連写撮影時に消音設定できる場合も。シャッター音を消音にすることで、美術館や展示会、講演会のような静かな環境でも撮影がしやすくなります*。
*撮影が許可されている場合において
持ち運びやすさ重視ならサイズ・重さを要確認
持ち運びやすさを重視して選ぶ場合はサイズと重量を確認しましょう。センサーサイズが大きいとサイズも重量も大きくなる傾向にあります。また、ハイスペックな高級機も同様です。
持ち運びに負担を感じにくいの重さの目安は250g以下。軽量に力を入れた150g以下のモデルも販売されています。旅行や街歩きなどで気軽にコンデジを持ち歩きたい場合、重量が重いと持ち出す習慣が身につかないため軽量さは重要なポイントです。
動画撮影用の確認ポイント
4K動画対応がおすすめ
YouTube動画やVlogを高画質で撮影するなら、4K解像度で動画を撮影できるコンデジがおすすめです。4K動画はディテールまで繊細に表現でき、特に4Kテレビや大型モニターで視聴するときに真価を発揮します。また、4K動画は編集の際にトリミングやズームを行っても画質を維持しやすい点もポイントです。
ただし、4K動画はファイルサイズが大きいため編集には高スペックなPCを必要とします。編集環境を整える費用も考慮した上で選びましょう。
音質重視で撮影するなら外部マイク端子搭載
動画撮影に対応したコンデジは基本的に内蔵マイクを搭載していますが、そのマイクの質は機種によってバラつきがあります。動画撮影に力を入れているモデルのマイクは、比較的マイクの質がいいです。
ただし、外部マイクのほうが音質は上です。特に、環境ノイズのある屋外での撮影やプロ品質を目指したい場合は外部マイクの使用をおすすめします。外部マイク端子は搭載していないモデルもあるため購入の際は確認を行ってください。
















