使い方簡単!缶を潰す空き缶つぶしとは?

缶ゴミの容量を減らそうと自力で缶をつぶす方もいますが、数が多いと手間がかかります。実は、力をかけずに簡単に缶を潰す道具である空き缶つぶしを使えば、缶やペットボトルをコンパクトに処分できるんです。
一口に空き缶つぶしやペットボトルつぶしといっても、ダイソーやセリアなどの100均で手に入る安いものから自動で処理してくれるものまで品揃えがさまざまで、どれを選んでいいか悩んでしまう場合もあるかもしれません。
そこで今回は空き缶つぶの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは形状・サイズ・安全性・空き缶の素材を基準に作成しました。使い方が簡単な商品ばかりなので、購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。
そもそも空き缶をつぶすメリットって?

空き缶は、そのままゴミ袋のなかに捨てるとかさばってしまうのがデメリットです。空き缶をつぶせば、コンパクトにできるためゴミ捨ての頻度を減らせます。空き缶つぶしを利用すれば、足の力や握力がなくても簡単にコンパクト化が可能です。
しかし、自治体によっては空き缶をゴミに出す際、つぶして捨ててはいけない場合もあるため、自治体のホームページで捨て方を確認しましょう。
空き缶つぶしの選び方
空き缶つぶしには、形状の違いや安全性の高いものや利便性の高いもの、空き缶の素材などで種類が分かれます。ご自身の利用用途に近いものから選んでください。
形状で選ぶ
空き缶つぶしは、手で潰すタイプのものと足で踏んで潰すタイプが主流です。どちらもメリット、デメリットがありますので、特徴をしっかり知っておくのをおすすめします。
安全性を重視するなら「手で潰すタイプ」がおすすめ

手で潰すタイプのメリットは、機械自体が汚れない点です。レバーを引くだけで簡単に潰せるので、家の中や、机の上などで作業もでき、実際に目で見ながら潰せるので比較的安全に処理できます。
ただ、力がそこまで加わりませんのでスチール缶には向いていない商品も多いです。比較的やわらかい素材の缶に限定されてしまうので、アルミ缶のみ処理したいと考えている方にはおすすめします。
スチール缶・大きめペットボトルには「足で踏むタイプ」がおすすめ

足で踏むタイプの空き缶つぶしのメリットは、力が簡単に加わるために小さい力で潰せます。スチール缶や、大きめのペットボトルを潰したいと考えている方には、足で踏むタイプですとスムーズな作業が可能です。
ただ、当然靴を履いての処理になりますので汚れる心配があります。床に置いて作業すれば安定感も抜群ですが、アルミ缶つぶしが鉄でできているものなどは、雨に当たらないように倉庫などに収納する必要がありますので、サイズ等を確認するのもポイントです。
大量に缶を潰すなら「電動で自動処理するタイプ」がおすすめ

今回のランキングでは紹介しませんが、電動空き缶つぶしは自動で処理してくれる便利なタイプです。日常的に空き缶の回収や保管で大量の缶を所有する業者や飲食店などでは自動処理があると効率よく空き缶を潰せます。
電動の空き缶つぶしは万が一の故障時の安全面や修理対応など個人利用に適した電動空き缶つぶしが浸透していないので、個人で利用される場合は手や足で缶を潰せるシンプルな空き缶つぶしがおすすめです。
空き缶の素材で選ぶ
空き缶つぶしには、対応する空き缶の素材が決められています。それぞれの特徴を紹介しますので、空き缶つぶし選びに役立ててください。
柔らかい「アルミ缶」はどの空き缶つぶしでもおすすめ

炭酸飲料やビール缶などによく使われるアルミ缶は、やわらかくつぶしやすいのが特徴です。手でつぶすタイプもアルミ缶対応のものが多く、アルミ缶を中心に処理したい場合はどの空き缶つぶしからでも選べます。
硬くて重量もある「スチール缶」ならスチール対応のものがおすすめ

スチール缶は硬く重量もあり、スチール缶に対応している空き缶つぶしでないと処理が難しいです。スチール缶の利用が多い、あるいはアルミ・スチールの両方に使いたい方にはスチール対応が適しています。
「ペットボトル」なら大きさが合ったものがおすすめ

ペットボトルはやわらかく、アルミ缶対応・スチール缶対応のどちらでも潰せます。ただし、1リットル~2リットルのペットボトルを潰す場合は十分な大きさが必要です。ペットボトルに使いたい方はサイズをチェックして選んでください。
安全性で選ぶ
空き缶を潰す作業には、安全性に配慮された商品を選ぶのが重要です。どのような点に気を付ければいいか見てみてください。
怪我を防ぎたいなら缶が見やすい「シンプル構造」がおすすめ

空き缶を潰すにはある程度力を加えなくてはいけません。部品が取れやすい物は怪我につながる可能性もあり、実際に手を挟んでしまったとの口コミも見かけます。安全に使うためにもできるだけシンプルな構造のものがおすすめです。
機能的な商品もたくさんあり、スプレー缶に穴をあける事ができるタイプのものや見た目のかわいさにひかれて選んでしまいたくなる商品もありますが、部品が目で確認できるものを選ぶのが無難です。
足で踏むタイプなら「滑り止め付き」がおすすめ

空き缶つぶしの足で踏むタイプのものは、強い力が加わり滑ってしまう可能性があります。スチール缶等、硬い物を潰すときには踏み込む力も強くなりますので商品自体が滑ってしまうと、体に負担がかかり、怪我をしたり体を痛めたりする可能性も高いです。
商品によっては、しっかりと固定できるように枠がついていたり、滑り止めで動かないようになっているものもあります。足で踏むタイプを選ぶなら安全性に配慮された滑り止め付きのものがおすすめです。
利便性で選ぶ
空き缶つぶしは使いやすい商品を購入するのがおすすめです。利便性の高いものの特徴をご紹介します。
スプレー缶を処理するなら「穴あけ機能」ありのものがおすすめ

スチール缶も潰せる製品で、スプレー缶なども一緒に処理したいと考えている方には、穴あけできる機能も兼ね備えたアルミ缶つぶしがおすすめです。別で穴あけ機を購入する必要もなく費用も抑えられます。
スプレー缶を穴あけするものは、多少鋭利な部分がついているので取り扱いに配慮し、穴をあける行為も安全をきちんと確認してから行ってください。取り扱い説明書の確認をおすすめします。
コンパクトに収納するなら折りたためる「バックル付き」がおすすめ

室内利用なら「床傷防止機能」付きがおすすめ

賃貸物件にお住まいの方や、自分の部屋での利用など室内で空き缶つぶしを利用される方は、床傷防止機能がついているものがおすすめです。底にゴムが装着されているので力のかかる足での空き缶つぶしでも床面を保護してくれるので安心して使えます。
購入場所で選ぶ
購入場所を先に決めてみるのも有効です。ここでは、多くの人が気になる購入場所を2か所ご紹介します。
最低限のスペックでいいならダイソー・キャンドゥなどの「100均」がおすすめ

最低限のものでいいなら、空き缶つぶしをダイソーやキャンドゥなどの100均で購入する手もあります。ですが、缶が飛んでいってしまったり、素足だと踏むときに痛かったりするとの声もあり、高機能であるとはいえません。
また、取り扱いのない100均店舗も多いようなので、100均で購入したいなら取り扱いがあるか店員に聞いてみるか、事前に電話してから訪問するのがおすすめです。
実用性の高さで選ぶならカインズやナフコなどの「ホームセンター」がおすすめ

カインズやコーナン、ナフコなどのホームセンターなら、価格と機能性のバランスが良く実用的な空き缶つぶしが揃います。最寄りの店舗では取り扱いがない場合も、オンラインショップで見つかる場合も多いです。
手で潰す空き缶つぶしの人気おすすめランキング8選
第1位 満天社 カンクシャポイ
350ml・500mlのアルミ缶専用で、缶飲料をよく飲む方におすすめです。キッチンで邪魔にならないコンパクト設計で、アルミ缶潰しと思えないようなかわいい色とデザインを楽しめます。
商品スペック:
- サイズ:21cmの円筒形
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶
口コミを紹介
多少は力がいりますが、私はコンパクト性を重視していますので、文句を言わず力を入れて使い続けたいと思います。ちょっとした良い運動になるかも。
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※レビュー協力や条件あり
第2位 アストロプロダクツ AP 空き缶つぶし
ソフトグリップのレバーで手が疲れにくく、連続作業に最適。また、栓抜き機能もついているため缶の栓を抜くことも可能です。
商品スペック:
- サイズ:W110×D80×H325mm
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶
第3位 サファイア 空き缶潰し器
モニタ得票数:◯件
サファイアの空き缶潰し器は、ペットボトルや500ml以下の缶を簡単に圧縮できる多機能なアイテムです。握りやすいラバーハンドルを採用しており、粉砕時の操作がスムーズで、ゴミをコンパクトにして廃棄することが可能です。また、壁掛け式のデザインで、設置が簡単で省スペースを実現。耐久性に優れた鋼材製の本体で、長く使えるのも魅力です。すばやく缶を潰せるので、リサイクルボックスのスペースを最大限に活用できます。
商品スペック:
- サイズ:32.5 x 9 x 8 cm
- 材質:鋼材製
- 最大対応缶サイズ:500ml
第4位 BRAVE BRAVE 空き缶潰し器
商品スペック:
- サイズ:8 x 32 x 10.6cm
- 安全性:B
- 対応素材:-
口コミを紹介
アルミ缶、ペットボトルをかなりコンパクトに潰せます。
https://amazon.co.jp
第5位 Can Crushers アルミ缶クラッシャー
電池や電気は不要で、かごの中に空き缶をセットしてハンドルを引くだけです。電池や電気は不要なのにしっかり潰せるのも嬉しいポイントで、まとめて運べるように下の部分にローラーもついています。
商品スペック:
- サイズ:16×18.94×23.34cm
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶
第6位 Mr.ZJ 空き缶潰し器
あまり力もいらないので、女性でも簡単に潰せます。ペットボトルにも対応しており、壁掛けできるので収納場所にも困りません。デザインも使いやすいので持ち運びにも便利です。
商品スペック:
- サイズ:24.7x8.7x32.5cm
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶
口コミを紹介
缶つぶしやペットボトルつぶしは痛くて大変でしたがこちらを購入してから楽になりました!ガサばらなくなったのでリサイクルに持っていく頻度が減り助かっています!
https://amazon.co.jp
第7位 GLOGLOW 空き缶つぶし器
商品スペック:
- サイズ:35×13×9 cm
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶
口コミを紹介
頑張って引っ張らなくても、簡単に手早く潰せます。
https://amazon.co.jp
第8位 xuuyuu. 缶クラッシャー
滑らないので安全なうえ、使い方もとても簡単で、セットしたら手で引き上げるだけでOKです。壁掛け専用のねじもついていますので、よく使う方は手の届くところに収納できます。薄いので、収納場所にも困りません。
商品スペック:
- サイズ:10.6 × 8 × 32cm
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶
足で踏む空き缶つぶしの人気おすすめランキング7選
第1位 尾上製作所(ONOE) あき缶潰し器 つぶすくん
商品スペック:
- サイズ:32×13.5×5cm
- 安全性:B
- 対応素材:ペットボトル・スチール缶・アルミ缶
口コミを紹介
わが家は、缶コーヒー・缶の甘酒・缶のおしるこをよく飲みます。みんなスチールのショート缶です。空き缶が、かさばるので試しに購入。安いのでハズレ覚悟でしたが大当たり! サクサクつぶせて体積は約1/3以下に! ゴミ出しが楽になりました。
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第2位 旭電機化成 アルミ缶&ペットボトルつぶし APE-40
最大 2リットルのペットボトルまで対応でアルミ缶にも使えます。セット場所には、ゴム素材の滑り止めもついており、ペットボトルやアルミ缶のゴミがたくさんでる方におすすめです。
商品スペック:
- サイズ:18.5×38.3×13cm
- 安全性:B
- 対応素材:ペットボトル・スチール缶・アルミ缶
口コミを紹介
金属製の缶つぶしと違い非常に軽いのも良いです。
https://amazon.co.jp
第3位 アーネスト(Arnest) 缶&ペットボトル潰し器 カルペチャ
また、力が集中しやすいV字構造なので、2Lペットボトルや硬いスチール・アルミ缶でも少ない力でしっかり潰すことができます。
商品スペック:
- サイズ:全長38×幅20×高さ6 cm(折りたたみ時)
- 安全性:A
- 対応素材:ペットボトル・スチール缶・アルミ缶
第4位 エポラス リサイクルクラッシャー踏み踏み
価格が安いので最初の1台にも適しています。190ml~1.0Lまでの空き缶に加え、500ml~2.0Lまでのペットボトルにも使えるので、機能性の高さを重視したい方にもおすすめです。
商品スペック:
- サイズ:165×320×42mm
- 安全性:C
- 対応素材:ペットボトル・スチール缶・アルミ缶
口コミを紹介
使い勝手も良いし丈夫だし、よく潰れるので買いかえて良かった。
https://amazon.co.jp
第5位 髙儀 空き缶つぶし器
商品スペック:
- サイズ:約120×370×45mm
- 安全性:A
- 対応素材:アルミ缶・スチール缶・スプレー缶
口コミを紹介
靴を履いて足で潰すより簡単で、室内でスリッパを履いたままできるので「踏んだもの拾うの嫌だな」が解消されました。力が要らないので楽々ぺっちゃんこ。壁に手をついて作業すると安定します。
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第6位 小山刃物製作所 空き缶つぶし ぺちゃ君
商品スペック:
- サイズ:W210×D600×H350mm
- 安全性:C
- 対応素材:ペットボトル・スチール缶・アルミ缶
口コミを紹介
処理が楽!受けをしておけば、上から入れるだけで改修の必要なし。
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第7位 豊光 あき缶つぶし No.2006
また、缶が転がらない滑り止め付きなので、空き缶つぶしを使ったことがない方でも使いやすくなっています。薄型ボディなので収納スペースをとらない点も魅力です。
商品スペック:
- サイズ:約120×370×40mm
- 安全性:B
- 対応素材:アルミ缶・スチール缶・スプレー缶
空き缶つぶしはどこで購入するの?
空き缶つぶしはホームセンターや家具・日用品・雑貨などの大型販売店舗でも置いています。購入時の参考にしてみてください。
早く手に入れたい方はネット通販をチェック

早く手に入れたいならネットでの購入がおすすめです。実店舗に行く時間がなくてもスペックや価格などを比較して選べまるのポイントになります。初期不良などの対応は購入前に店舗に確認しておくとスムーズです。
コーナンやドンキホーテなどのお店もチェック

実物を見てサイズや質感、重量などを確認した上で購入したいなら、コーナンやドンキホーテなどのお店もチェックしてみてください。店舗によっては扱っていない場合もあるので事前の問い合わせがおすすめです。
100均にも空き缶つぶしやペットボトルつぶしはある?

100均でも、店舗によってペットボトル専用の吸引型のペットボトルつぶしなら取り扱っている場合もあります。安いものはあまり強度が高くない場合が多いので、実際に触ってチェックするのがおすすめです。
てこの原理を利用した空き缶つぶしは自作できる?

実験でもてこの原理を使った簡単な構造の空き缶つぶしは、木材などで自作している方も見受けられます。破損や怪我につながる可能性もあるため、なるべく自作せず安全性がしっかりとした専用品を購入するのがおすすめです。
空き缶は縦ではなく横に潰すのがベスト

「空き缶は横に潰すべき?それとも縦?」と潰す方向で悩む方は少なくありません。実は、空き缶は横に潰すのがベストです。空き缶を縦に潰してしまうと、回収してプレス機でブロック状にする際、ブロックが分離しやすくなってしまいます。
ニトリやドンキホーテでは販売していないので注意

リーズナブルな日用品が揃うニトリやドンキホーテですが、残念ながら現時点では空き缶つぶしの取り扱いがありません。身の回りのものをニトリやドンキホーテで購入したい方は発売が開始するのを楽しみに待ってみてください。
空き缶を潰さないほうがいいケースも

空き缶や瓶・ペットボトルなどの資源ごみの出し方は、自治体によってルールが異なります。アルミ・スチールなど素材ごとに分別が必要なケースや、分別しなくてもいいケースなど、地域別にさまざまです。
また、リサイクル工程で支障が出るなどの理由から、空き缶やペットボトルをつぶしてはいけないケースもあります。空き缶ごみの出し方はお住いの自治体のルールに従って出しましょう。
まとめ
ここまで、空き缶つぶしの選び方をご紹介してきました。ホームセンターなどで手軽に入手できる空き缶つぶしは、ペットボトル名なども処分できる便利な器具です。ぜひ本記事を参考にして購入してみてください。
バックルがついている製品は、上面と下面をしっかりと固定できるので初めて使用する方にもおすすめです。勝手に開いてしまわないのでコンパクトに収納できます。省スペースでサッと取り出せるのも魅力です。