日本製モバイルバッテリーの選び方
ここでは日本製モバイルバッテリーを選ぶ際の重要なポイントをご紹介します。それは
- 容量をチェック
- 急速充電が出来るかやポート数をチェック
の2つです。特に容量は価格や重量にも関係してくるので目的や好みにどれが合っているのか検討してみてください。
容量は大きくなるほど重くなり価格も高くなる
モバイルバッテリーを選ぶ際にチェックしたいのは、バッテリー容量です。バッテリー容量はmAh(ミリ・アンペア・アワー)という単位で表します。この数字が大きければ大きいほど、バッテリー容量が大きく、用途も広がります。
| バッテリー容量 | 充電回数・用途 | 重量 | 価格 |
| 5000~10000mAh | スマホ1~2回 | 150g前後 | 1000~3000円 |
| 10000~20000mAh | スマホ3~4回 | 250g前後 | 2000~6000円 |
| 20000mAh以上 | スマホ6~8回 | 400g前後 | 5000~15000円 |
バッテリー容量が大きいと、電池残量を気にせずゲームや動画を楽しめます。一方で、価格も高く、重量も気にしないといけません。
これらの特徴を理解したうえで自分にぴったりのモバイルバッテリーを下のボタンから探してみてください!
急速充電が出来るかやポート数をチェックしよう
①急速充電
⇒充電時間を短縮することが出来る
⇒パッケージにPD(Power Delivery)やQC(Quick Charge)の表記があるかチェック
iPhoneはPD、AndroidはQCに対応している必要がある |
②ポート数
⇒複数のUSBポートがあると同時充電が可能
⇒出力値をチェック、「合計」なのか「1ポート最大」なのかを確認 |
5,000mAh前後モバイルバッテリー人気おすすめランキング5選
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 容量 | サイズ | 重量 | ポート数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
モバイルバッテリー 薄型 5000mAh エレコム(ELECOM) | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 持ち運びしやすい!極薄かつ高出力の高性能バッテリー | 5000mAh | 6.3cm×1.3cm×9.3cm | 110g | 2 |
622 Magnetic Battery (MagGo) Anker | ![]() | Amazon楽天ヤフー | スマホにピタッとくっつくモバイルバッテリーならこれ! | 5000mAh | 約105 x 67 x 13mm | 約140g | - |
DE-M01L-6400WH エレコム | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 2台同時充電可能なコンパクト・軽量モデル | 6,400mAh | 幅4.5×高さ9.6×奥行2.4(cm) | 132g | 2 |
Pile one (パイルワン) エレコム | ![]() | Amazon楽天ヤフー | アンカーと並ぶ人気!薄型なのに2台同時充電可能 | 6,000mAh | 幅6.5×高さ11.4×1.5(cm) | 200g | 2 |
ウィルコム モバイルバッテリー ウィルコム | ![]() | Amazon楽天ヤフー | コンセント直挿しOK!AC充電器対応の軽量小型モバイルバッテリー | 8000mAh | 13×5.5×2cm | 210g | 1 |
※日本で販売を展開している商品を紹介しています
USBポートに搭載した高性能ICが、接続機器を自動で見分けて適した出力で最速に充電できる“おまかせ充電"に対応していたりモバイルバッテリー本体を約3時間30分で充電できたりして使用効率も申し分ありません。
口コミを紹介
小さくて軽いので海外旅行の必需品です。バッテリーも充分持ちiPhoneやgo proの充電に役立ってます。
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Ankerの「622 Magnetic Battery (MagGo)」はマグネット式モバイルバッテリー。MagSafe対応iPhoneシリーズ専用のアクセサリーです。iPhoneにピタッとくっつけるだけでワイヤレスで充電できます。
また、折りたたみ式スタンドとしても使用でき、横置きにも対応。従来モデルよりも薄型を実現し、充電しながらiPhoneを使用しても干渉が起きにくいです。カラーは選べる5色展開。iPhoneと同系統の色を選ぶのはもちろん、あえて反対色を選んでアクセントにするのもおすすめです。
カラーバリエーションも豊富で、全体的にシックな色合いなので老若男女さまざまな方におすすめできます。小さくて非常に軽量で、携帯と同じくらいの重さなので、いつでも鞄の中に忍ばせて充電可能です。
口コミを紹介
充分ですね。安いしデザインシンプルで小さくて6400mAhって安心出来る容量です。私は会社携帯、電子タバコ二つ、iPhoneを切らしたくないので凄く助かります。
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口コミを紹介
遠出のお出かけに丁度いいサイズ。邪魔にならないし♫店舗より安い!
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口コミを紹介
この商品はコンセントに直挿しで充電可能な3000mAhで、同時にACアダプタとしても使える。しかもジャストクレジットカードサイズなのが素晴らしい。
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10,000mAh以上のモバイルバッテリー人気おすすめランキング4選
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 容量 | サイズ | 重量 | ポート数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
EC-C03BK エレコム | ![]() | Amazonヤフー | iPhoneとAndroidを自動判別!充電時間を大幅短縮できるモバイルバッテリー | 10,000mAh | 幅7.3×高さ14.1×奥行1.5(cm) | 233g | 2 |
Pocheri 10000mAh CHE-125 cheero | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 手のひらサイズのコンパクトモデルならこれ! | 10000mAh | 約 80 × 60 × 27 mm | 約 187 g | 2 |
SMP-MB100-T 05-0807 オーム | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 3台に同時に充電したいならこれ! | 10000mAh | 幅68×高さ142×奥行き17mm(突起物を除く) | 約226g | 出力3 |
Power Bank (10000mAh, 22.5W) Anker | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 薄型コンパクトなモデルならこれ! | 10000mAh | 約114 × 71 × 16mm | 約200g | 出力3 |
※日本で販売を展開している商品を紹介しています
すっきりシンプルなブラックカラーとかさばらない薄さ、手になじむラウンド形状が重ね持ちに便利なデザインです。スマートフォンとモバイルバッテリーを充電できる「まとめて充電」ができます。
口コミを紹介
比較でシリコンパワーC10QCは191g。CIO smartcoby proは176g。で、当品は244g。ただし持ったときに違いを感じるほどではない。面積がiphone SEサイズなのでそれは良い。
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cheeroの「Pocheri 10000mAh」は手のひらに収まるほどコンパクト。カバンに入れてもかさばりにくいサイズ感です。また、急速充電に対応しているため、お出かけ前に充電不足に気がついてもすぐに充電を行えます。
本体にはUSB-AとUSB-C、2つのポートを搭載しており、2台同時に充電可能。外出先で自分のスマホと家族・友達のスマホを一緒に充電できます。カラーはおしゃれなくすみカラーの3色展開。気分が上がるかわいいモバイルバッテリーを探している方にもおすすめです。
オームの「SMP-MB100-T 05-0807」はUSB Cポートを1つ、USB Aポートを2つ搭載しているため、最大3台の機器に同時に充電を行えます。バッテリー残量は大型のLEDにってわかりやすく表示されることから、バッテリーの充電忘れを防止できる点もポイント。
また、コンパクトかつ軽量なため負担なく持ち運べます。カラーはラテ・グレージュのおしゃれな2色展開です。
Ankerの「Power Bank (10000mAh, 22.5W)」はコンパクトなモバイルバッテリー。厚さはわずか約16mmで、1円玉の直径よりも薄いです。小さなポーチやカバンの内ポケットにもすっきりと収納できます。
また、ケーブルはストラップとして本体に装着できるため、「外出先にケーブルを持ってくるのを忘れた!」といった不測の事態を回避できます。出力ポートはUSB-Cを2つ、USB-Aを2つ搭載。3台のデバイスを同時に充電することが可能です。
20,000mAh以上のモバイルバッテリー人気おすすめ2選
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 容量 | サイズ | 重量 | ポート数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
DE-C19L-20000BK エレコム | ![]() | Amazon楽天ヤフー | 20000mAhで安心・安全設計の大容量バッテリー | 20,000mAh | 幅8.3×高さ14.3×奥行2.6(cm) | 385g | 1 |
モバイルバッテリー 700-BTL035 サンワダイレクト | ![]() | Amazon楽天 | 高品質・安全設計・シンプルデザインでたっぷり給電 | 22,800mAh | 幅9.6×高さ21.7×3.4(cm) | 900g | 2 |
※日本で販売を展開している商品を紹介しています
口コミを紹介
容量20000mAh、Power Delivery対応、2ポート合計最大50W(Type Cポート最大45W)、USB-IF正規認証取得、ケーブル2本付属。なかなかの高スペックではないでしょうか。充電速度も速いです。
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大容量なのでやや重量感はありますが、シンプルなデザインで持ち運びやすい形状です。どのような状況でもほぼすべての機器を充電できるので、災害時やアウトドアの備えとして持っておくのもおすすめします。
口コミを紹介
ノートパソコン用に購入したのですがノートパソコンは電源ソケットの形状、必要ワット数が様々なのでACコンセント出力があるので全てに対応できます。USB出力もあるので大変重宝しています。
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現役家電販売員が教える日本製モバイルバッテリーの選び方
家電アドバイザーの資格を有し、家電と名の付く物全てに精通。家電で分からないことはなく、現在は家電ライターの業務を通して「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力。
ブログURL:https://taromomo.com/
- 1. 容量が大きいと使いやすい
- 2. 急速充電に対応しているかどうか
- 3. 持ち運びに適しているかどうかも重要
1. 容量が大きいと使いやすい
**容量が大きいものを選ぶと旅行先などでもスマホの充電を気にすること無く使用できるのが大きなメリット**。慣れない道の地図やガイドなどを出しているのは思ったよりバッテリーを食います。また、有事の際の停電対策などにもなるため、できる限り大きいものを選びましょう。
しかしながら容量が大きいにも関わらず極端に低価格のものは要注意。容量詐欺の可能性もあります。
2. 急速充電に対応しているかどうか
ただし、**出力ポートがいくつか付いているものに関しては一つのポート当たりどれくらいの出力ができるのかというところに注意**。2.1Aと書いてあっても合計で2.1Aの場合などもあるため、間違わないようにしましょう。
3. 持ち運びに適しているかどうかも重要
また、ケーブルが一体になっていたりする製品であればそれだけ荷物を減らせるため活用したいところではあるものの、接続先の端子があっているかどうかもチェックが必要です。
今家電量販店で一番売れている日本製モバイルバッテリーを紹介!
マクセル MPC-CAC22800
【推奨】その他の選び方
充電スピードを求めるなら「出力の大きさ・ケーブル内蔵」を確認

モバイルバッテリーを選ぶなら、充電が早いものがおすすめです。モバイルバッテリーの中には、充電速度が早いものと遅いものがあり、これにはモバイルバッテリーの「出力(A:アンペア)」の大きさの違いが関係しています。
代表的なモバイルバッテリーの出力には1A・2.1A・2.4Aなどがあり、出力数値が大きいほど充電速度が早くなります。ただし、スマホの機種によっては対応していない出力数もあるので注意が必要です。また、ケーブル内蔵かどうかも確認してみてください。
飛行機を利用するなら「機内持ち込みできるモデル」をチェック

リチウムイオンバッテリーが搭載されているモバイルバッテリーは、飛行中の衝撃による発熱・発火の可能性があるため、預け入れ手荷物としての預け入れは禁止されていますが、手荷物として機内への持ち込みができる場合があります。
機内への持ち込みが可能な条件は国内線と国内線で異なります。それぞれに持ち込める数や定格容量に制限があるので、飛行機を利用する際には、どこの国にも行けるよう持ち込みが可能なモバイルバッテリーの条件を満たす製品を選んでください。
日本製モバイルバッテリーのおすすめメーカー
ポップなデザインなら「cheero(チーロ)」がおすすめ

cheero(チーロ)は、リーズナブルな価格の商品をメインに豊富な種類のモバイルバッテリーを展開している国内メーカーです。「ダンボー」などを取り扱ったポップなデザインの製品が特に人気で、続々とシリーズ化しています。設計にもこだわって作られています。
安全性の高さを求めるなら「BUFFALO(バッファロー)」がおすすめ

BUFFALO(バッファロー)は、国内のパソコン周辺機器メーカーです。デバイスの種類を自動で判別して最適な出力で急速充電を行う「AUTO POWER SELECT」や自動電源オフ機能といった機能のほか、安全性にも配慮した設計が信頼を得ています。
シンプルでスタイリッシュなデザインなら「SONY(ソニー)」がおすすめ

国内大手電気製品メーカー・SONY(ソニー)のモバイルバッテリーは、ラインナップが豊富で安全性が高く、日本製ならではの高品質が強みで、製品の信頼性はトップクラスです。デザインはシンプルでスタイリッシュなものが多くそろっています。
国産で昔から人気があるタイプなら「Panasonic(パナソニック)」がおすすめ

Panasonic(パナソニック)もソニーに並ぶ国産の大手電気製品メーカーだけあって、品質管理が徹底され、高い安全性と耐久性が特徴です。現在、パナソニックはモバイルバッテリーの生産を終了していますが、ネット通販では在庫があったりします。
薄型・小型のバッテリーなら「maxell(マクセル)」がおすすめ

maxell(マクセル)は、モバイルバッテリーなどの電池を中心とした製品を展開している国内メーカーです。リーズナブルな製品からハイスペックな製品まで品ぞろえが良く、安全性・デザイン性もあります。なかでも薄型・小型のモデルが特に人気です。
大容量やケーブル内蔵など機能性で選ぶなら「Anker(アンカー)」がおすすめ

Anker(アンカー)は独自の急速充電技術を搭載するなど、低価格でありながら充実した機能性と高品質で人気が高いです。ケーブル内蔵でポケットに入れたりとコンパクトに持ち運べるものから大容量タイプまで用途に合わせた製品を選べます。
アンカーのモバイルバッテリーは以下の記事でご紹介していますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。
屋外使用にはソーラー充電器付きの「mottari(もったり)」がおすすめ

mottari(もったり)は貿易会社ビューティランド合同会社が正規輸入販売を行う、モバイルバッテリーのブランドです。製造元は太陽光発電システムなどのソーラー製品を専門に取り扱う会社です。
mottariのソーラー充電器は、太陽光さえ確保できれば、アウトドアシーンや災害時などにもスマホの充電ができます。アウトドア好きな方や屋外で活動する時間が多い方、あるいは非常用の備品としてのストックにもおすすめです。
加えて大容量なので、複数のデバイスを充電したいときにも重宝します。さらに充電方法が3種類あるので、使用する場所を選びません。以下の記事では、ソーラー充電器のおすすめ商品を紹介しています。こだわりの充電器ばかりなので参考にしてください。
機能や仕様で選ぶ
モバイルバッテリーには、機能や仕様で見る選び方もあります。ご自身の使用シーンにあわせて、必要な機能をチェックしましょう。
コンセントに直挿しで使うなら「ACアダプタ付き」がおすすめ

コンセントに挿して充電できる、ACアダプタにもなるac電源対応のモバイルバッテリーは、モバイルバッテリー自体を充電するためのケーブルが不要でとても便利です。配線がかさばらず、持ち出し忘れたり、どこへやったかわからなくなったりすることもありません。
アウトドアや災害時には「防水・防塵機能」付きがおすすめ

防水・防塵性能がついているタイプのモバイルバッテリーなら、キャンプやスキーなどのアウトドアで活用できます。また、災害時に電源を確保したいときにも、故障するリスクが低いので安心して使用可能です。
互換性を求めるなら「Type-C」がおすすめ

Type-Cは近年デジタル機器の標準規格として広まりつつあり、現在の最新のデバイスや、これから登場する次世代のあらゆるデバイスとの接続が可能になります。これからモバイルバッテリーを購入するなら、Type-Cに対応している製品がおすすめです。
安全性の高いメーカーを求めるなら「PSEマーク」をチェック

PSEマークは、電気用品安全法の基準に適合した電化製品につけられる、安全性を示すマークです。現在、このマークのついていないメーカーの家電製品は輸入・製造・販売を禁止されており、安全性が保証されていません。
モバイルバッテリーはもともと電気用品の分類ではありませんでしたが、モバイルバッテリーを含むリチウムイオン蓄電池を使用した製品の事故が増えたことをきっかけに、2018年2月から規制の対象になりました。
デザインで選ぶ
デザインの種類が豊富な日本製のモバイルバッテリーは、かわいいデザインやシンプルなモデルなど、好みやシーンに合わせた製品選びの幅が広いのも特徴の1つです。
女性向けなら淡い色やキャラクターなどの「かわいいデザイン」がおすすめ

日本製のモバイルバッテリーには、キャラクターデザインのものや淡い色の本体カラーなど、女性好みのかわいいデザインの製品も充実しており、かわいいモバイルバッテリーから、シンプルだけど大人っぽいモバイルバッテリーまで、幅広く選べます。
ビジネスシーンならシンプルで「コンパクト」なものがおすすめ

シンプルかつコンパクトなモバイルバッテリーは、ビジネスシーンでも違和感なく使用でき、デザインがシンプルであるほど価格設定がリーズナブルになる傾向があり、買い求めやすくなります。
予算を抑えるなら「価格」もチェック

モバイルバッテリーのメインとなる価格帯は、2000円前後から10000円前後です。容量が小さくなるほど安く、容量が大きくなるほど高くなる傾向にあり、薄型で容量が大きいものは高性能なので、特に価格が大きくなります。













モバイルバッテリーの代表的な日本製メーカーには、チーロ・バッファロー・ソニー・パナソニック・マクセルなどがあります。特徴を知っておくと選びやすいです。