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アウトドアナイフのおすすめ10選|種類や選び方まで徹底解説!
キャンプをする際に一本刃持っておきたいアウトドアナイフ。料理から薪割り、ロープのカットに至るまで様々な用途で使用できる万能アイテムです。この記事では、アウトドアナイフの種類や選び方、注意点まで詳しく解説します。自分に合った一本を見つけてくださいね。
最終更新日:2025/10/14
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目次

アウトドアナイフとは?

アウトドアナイフとは、アウトドア活動で、食材のカットやロープの切断、薪割りなど様々な作業に利用されるナイフ全般を指します。

いろんな場面で活躍してくれるので、キャンプや登山をするときには必ず持っておきたいアイテム。しかし、素材や形、適した用途も様々で何を選べばいいか迷いますよね。

今回は、アウトドアナイフの種類や選び方、使用するときの注意点までを詳しく解説します。ぜひ、参考にしてくださいね。

アウトドアナイフの種類

アウトドアナイフは3種類あり、それぞれ構造や特徴が異なります。そのため、どのようなシーンで使用するかを考えて選ぶことが大切です。

ここでは、各タイプの違いや特徴について詳しく解説します。

シースナイフ

シースナイフとは、刃が鞘(シース)に収まるタイプの固定刃ナイフです。構造がシンプルなため、強く頑丈であるところがポイントです。

専用の鞘に納めて使用できるので、安全で持ち運びにも便利。力を入れやすいため、魚の下処理などの繊細な作業から、薪割りなどのハードな用途にまで幅広く対応できます。

また、切れ味が落ちた際にはメンテナンスがしやすいので長く使用することができるのも、シースナイフのメリットといえるでしょう。

フォールディングナイフ

フォールディングナイフは、刃を折りたたんで収納できるナイフのことです。ハンドル部分に刃を収納できるので、専用のケースが不要。コンパクトに持ち運びができます。

ロック機能が付いているモデルも多く、3種類の中で最も安全性に優れているといえます。

食材を切ったりロープを切断したりと、アウトドアの様々なシーンで活用できます。折りたためる反面、シースナイフに比べると頑丈さには劣る傾向があります。

ツールナイフ

ナイフのほかにも缶切りや栓抜き、はさみなど幅広いツールが備わっている多機能ナイフです。アーミーナイフ、マルチツール、十徳ナイフとも呼ばれ、アウトドアやDIY、災害時などでも活用できます。

さまざまなアイテムをひとまとめにして持ち運べる点が最大の魅力です。

一方で、ほかの2種類に比べるとナイフの刃渡りが短いものが多く、用途も限られてきます。また、備わっているツールもそれぞれ専用のアイテムより耐久性や使い勝手が劣ります。

アウトドアナイフのおすすめ10選

出典:https://www.amazon.co.jp
MoraKniv
Companion
¥2,310
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キャンプ初心者から上級者まで幅広いユーザーに愛されているナイフ
コンパニオンシリーズは耐久性、摩耗性、耐衝撃性に優れた様々なシーンで活用できるナイフです。ステンレスブレードを使用しているためメンテナンスも楽ちん。グリップ部分は人間工学に基づいて設計されたポリマーと、グリップ力の高いラバーから作られているため、手の小さな方でも握りやすいデザイン。カラーも豊富で、アウトドア以外にも、キッチンやクラフトなどにも適しています。
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Morakniv
モーラナイフ カーバーグ
¥14,300
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木の切断から着火までこれ一本で
モーラナイフのアウトドアナイフ全ラインナップの中で、最も強靭で重量感のあるモデル。非常に耐久性が高いため薪割などの負荷がかかる作業もスムーズに行えます。ブレードの背の部分とグリップエンドに出ている金属部分にはエッジ加工を施しており、着火も可能です。グリップ部分はポリマーで覆ったデザイン。冷たくなったブレードの金属が手のひらに触れないよう設計されています。
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Morakniv
Eldris Standard
¥4,620
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コンパクトに持ち運べる刃長59mmのナイフ
モーラナイフのアウトドアナイフの中でも非常に小さくコンパクトなモデルです。首にかけられるネックナイフ仕様になっていて、使いたいときにすぐ取り出せる携帯性が魅力です。料理やロープの切断など、実用的なサブナイフとして活躍します。2段階の厚みを備えており、薄い刃先では細かい作業を、厚さのある刃元では枝を切るなどの作業ができ、様々な使い方のできる面白いナイフです。
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Opinel
アウトドアナイフ No.09
¥2,630
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折りたたんで持ち運べるロック付きナイフ
ステンレススチールの刃でさびにくい折り畳みナイフ。アウトドアでのお料理にはもちろん、ブッシュクラフトにも使用できます。使用するときにも、折りたたんだ時にも、Opinel独自の安全ロック機構であるピロブロックつき。グリップ部分には滑りにくく握りやすい天然木のブナ材を採用。衝撃に強く、耐久性にも優れています。
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VICTORINOX
スイスクラシック ピクニックナイフ
¥3,080
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調理に適した折り畳みピクニックナイフ
フルーツや野菜の皮をむいたり、刻んだり、どこでも役立つコンパクトで実用的なナイフです。スイス製波状のステンレスブレードを使用しており、メンテナンスもしやすく、頑丈です。ロック機構にはロックバック式を採用。初心者でも安心して使用できます。ハンドルのカラーは全6色。お気に入りの1色を見つけて下さいね。
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FEDECA
折畳式料理ナイフSOLO
¥8,800
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手のひらサイズに収まる、アウトドア料理専用ナイフ
「折り畳める包丁」をコンセプトにした携帯性を重視しつつ包丁の操作性を両立した、切りやすくてコンパクトなナイフです。サイズが通祭ことで見失うことを軽減するために、首やバッグから下げられる真鍮製のランヤードホールがついています。包丁と同じ刃付けの角度で研ぎも簡単。構造もシンプルなため、部品を分解し掃除することもできます。
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VICTORINOX
エボーク ALOX
¥11,900
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5つの機能が付いたスタイリッシュなナイフ
メインはラージブレードですが、刃を片手で開閉できる着脱可能なサムスタッドが付いています。また、キャリークリップも付いているため、持ち運びにも便利。バックロックシステム付きで安全性も確保されています。カラー展開も幅広く、コンパクトながら存在感を放つアイテムです。
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SWISS+TECH
フォールディングナイフ
¥3,180
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長期間使える耐久性抜群の折り畳みナイフ
SWISS+TECHの一番の魅力は高品質なD2鋼ブレード。耐摩耗性や耐食性に優れており、長期間使用しても切れ味が持続します。木製ハンドルと銅を組み合わせて仕上げられたハンドル部部分は高級感があり、手に馴染む質感になっています。フリッパーオープンとライナーロックの仕組みで、簡単かつスムーズに刃を出し入れ可能です。
出典:https://www.amazon.co.jp
VICTORINOX
Classic SD
¥2,110
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ビクトリノックスの代表作
多機能ナイフでも一番有名なビクトリノックスの代表作です。スモールブレード、はさみ、キーリング、ピンセット、つまようじ、爪やすり、2.5mmのマイナスドライバーの7機能を搭載。これ1つで、様々な用途にご使用いただけます。また、重量21g、長さは58mmと軽量でコンパクトな設計。持ち運びにも便利です。
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VICTORINOX
ハントマン
¥6,050
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アウトドアに1本は持っておきたい必需品
人気のクラシックSDシリーズに、8機能を追加した最強モデルです。登山やハイキング、キャンプで大活躍すること間違いなしのアイテム。ラージブレード、スモールブレードに加えてのこぎり、はさみなどこれ一つで様々な材質をカットすることができます。ほかにもつまようじ、缶切り、栓抜き、千枚通しなど調理時や細かい作業をする際にも役立つツールがそろっています。

アウトドアナイフの選び方

アウトドアナイフは、種類による違いのほかにも素材やデザインなども商品ごとに異なります。ここでは、最適なナイフを選ぶために確認したいポイントを4つ紹介します。

刃の素材で選ぶ

刃の素材は大きく分けて「ステンレス」と「カーボンスチール」の2種類が存在します。それぞれのメリットとデメリットは以下の通りです。

素材メリットデメリット
ステンレス・さびにくい

・刃こぼれしにくい

・軽量

・切れ味がやや弱い

・研ぎにくい

カーボンスチール・切れ味が鋭い

・研ぎやすい

・耐久性がある

・さびやすい

・定期的なメンテナンスが必要

これらの特徴を踏まえると、初めてナイフを購入される方や、お手入れに時間を取られたくない方はステンレス素材が、切れ味を重視し、自分だけのナイフを手をかけて育てたい方にはカーボンスチール素材がおすすめです。

刃の形状で選ぶ

刃の形状は切れ味に大きく影響します。そのため、素材と一緒に確認しておきましょう。代表的な刃の形状は、フラットグラインド、コンベックスグラインド、ホローグラインドの3種類です。

刃の形状特徴適している用途
フラットグラインド刃の断面図がV型になっている形状。強度が高く切れ味。重量・研ぎやすさのバランスが良い。食材カット

木工

コンベックスグラインド刃の断面図が膨らんで見える形状。重量があり、強度が最も強い。薪割りなど負荷のかかる作業
ホローグラインド刃の途中からえぐれるようになっている形状。シャープな切れ味で薄くて軽い。料理などの細かい作業

グリップの握りやすさで選ぶ

安全にアウトドアナイフを使用するためには、手が滑ってナイフを落とさないようにグリップが握りやすいかを確認することも重要です。

グリップ部分の素材や凹凸が自分に合っているものを選びましょう。特に太めの丸みを帯びたグリップ、木製やエラストマー素材が握りやすい傾向にあります。

左利きの方は、安全に使用するためにも左右両方の手で使用できるものをおすすめします。

ロック機能で選ぶ

折り畳み式のフォールディングナイフやツールナイフにはロック機能が備わっているものも。ロックを解除しないと刃の収納や引き出しができないので、操作ミスによるけがの可能性が低くなります。

初心者の方やポケットに入れて携帯しておきたい方は、ロック機能の有無も確認しておきましょう。

知っておきたい!アウトドアナイフの人気ブランド3選

MORAKNIV / モーラナイフ

スウェーデン中部のモーラ地方で生まれた「モーラナイフ」は130年の歴史を誇るナイフブランド。その品質は、スウェーデンをが代表する企業のみに与えられる王室御用達の認定を受けています。

特にシースナイフに定評があり、高品質なスウェーデン鋼のブレードと握りやすいグリップが特徴です。工業化による大量生産で、高い品質と手ごろな価格を両立しており、世界中から愛されています。

OPINEL / オピネル

135年の歴史を持つ、フランスの老舗ナイフブランドです。シンプルで機能的なデザインが特徴で、ピカソをはじめ多くの芸術家や冒険家に愛されています。

特に「ビロブロック」と呼ばれる独自ロック機構を搭載した、木製ハンドルの折りたたみナイフが有名です。1985年にはヴィクトリア&アルバート美術館の「世界の美品100特選」にも選ばれています。

VICTORINOX / ビクトリノックス

スイスに本社を置く140年以上の歴史を持つブランドです。ナイフや腕時計、トラベルグッズなど、機能的で革新的な製品を幅広く展開しています。特に世界的に有名な多機能ナイフの「スイスアーミーナイフ」は、日常やアウトドア活動での幅広いシーンに対応できます。

ビクトリノックスのナイフは実際にNASAの宇宙飛行士の標準装備品として正式に採用されており、宇宙でも大活躍しています。

長持ちするアウトドアナイフのメンテナンス法

汚れを落とす

手を切らないように注意しながら中性洗剤で良く洗ってください。その後、60度のお湯で、3~5分ほど流しましょう。

洗い終わったら乾いた布で水分をよくふき取り、十分に乾かしましょう。折りたたみ部分がある場合は接続部分もしっかりと水分をふき取ります。

防さび用オイルを塗る

刃物は放っておくと、切れ味が落ちてしまいます。長く使用するためには必ずさび対策をしましょう。さび対策には、ツバキ油やオリーブオイルを薄く塗るのがおすすめです。サラダ油などの植物性の油でも代用可能です。

1か月から3か月に1回はメンテナンスをしましょう。ステンレスの場合は油を塗布する必要はありません。

鞘もよく乾かす

鞘も乾かすことが重要です。特に革や木でできた鞘の場合は、水分が付いたままだと刃のさびの原因になります。鞘自体も洗って乾かすようにしましょう。

アウトドアナイフを持ち運ぶ時は銃刀法に注意!

銃刀法

銃刀法では、「刃体の長さが6cmを超える刃物は正当な理由なく携帯してはならない」とされています。この場合の「正当な理由」にはキャンプや釣りも入りますので、調理や薪割りのためにナイフを携帯することは違反ではありません。

軽犯罪法

軽犯罪法においては「刃渡りの長さに限らず、正当な理由なく刃物などの危険物を隠して携帯していた者は刑罰の対象になる」と規定されています。この場合も、キャンプなどは「正当な理由」に当てはまります。

所持の仕方によっては法律に触れる恐れがあるため、保管には注意が必要です。

まとめ

アウトドアナイフは、キャンプや登山などのアウトドアシーンで欠かせない必需品です。用途やデザインに合わせて自分に合った一本を選ぶことで作業効率や安全性が大きく変わります。

ぜひ、あなたのアウトドアライフにピッタリのナイフを見つけてみてくださいね。