A3プリンターの魅力とは

プリンターで最も一般的なのは、A4サイズに対応した機種です。ほとんどの文書はA4サイズですが、会議でのプレゼン資料や、デザイン図などでA3サイズを使用する機会もありますよね。
A3サイズに対応しているものは、一台でハガキやB4サイズ、A4の見開きサイズの印刷まででき、業務の幅も広がるので便利です。
今回は、A4サイズ対応プリンターを選び方も合わせて紹介します。
失敗しない!A3プリンターを選び方
まずはサイズをチェック

プリンターの大きさは、家庭用の小型のものからオフィス用の大型モデルまで様々。買った後に、サイズが合わないなんてことも。最初に設置したい場所の寸法を測っておくと失敗しません。
プリンターを使用する際にはインクやトナー交換、用紙の補充などのメンテナンス作業も頻繁に行います。そのため、スペースに余裕を持たせることが重要です。また、設置場所だけでなく搬入までの経路がしっかりと確保されているかも確認しておきましょう。
A3とA3ノビの違いを知っておこう
A3サイズに対応しているプリンターの中には、「A3ノビ対応」と書かれているものがあります。この違いは何なのでしょうか。
「A3ノビはA3よりも一回り大きいサイズ」を指します。A3が420mm×297mmであるのに対し、A3ノビは487mm×340mm。
A3ノビは縁なし印刷ができないプリンターが多かった時代に、A3サイズの印刷をフル画面で行えるようにA3サイズをさらに大きくしたサイズが生まれました。A3ノビで印刷すると、余白を最小限に抑えた見栄えのいい印刷が可能です。
印刷速度重視で効率アップ

オフィスで資料を印刷する時など、大量に印刷しないといけないこともありますよね。そんな方は印刷速度も重要なポイントです。ここで重要な指標は「ウォームアップタイム」「ファーストコピータイム」「imp」の3つです。
ウォームアップタイム
プリンターを立ち上げてから印刷ができるようになるまでの時間のことをいいます。事務所などでプリンターを使用していないときはスリープモードにしているところがほとんど。スリープモードから印刷機の立ち上げが遅いと、作業効率が低下してしまいます。
ファーストコピータイム
最初の一枚のコピーを開始してから印刷が終わるまでの時間のことを言います。一般的には10秒ほど時間がかかるとされていますが、早いものでは3秒のものも。大量の資料を印刷する方は注目しておきましょう。
ipm(image per minute)
impとは、一分間に何枚印刷が可能かを表した指標です。例えば、15impでは一分間に15枚印刷できることを示しています。impはモノクロとカラーでも変わってきます。一回の印刷枚数が多い場合は、このimpを重視してプリンターを選ぶとよいでしょう。
プリンターの印刷方法で選ぶ

プリンターの印刷方式には、インクジェット式とレーザー式があります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
インクジェット式 | レーザー式 | |
|---|---|---|
メリット |
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デメリット |
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カラー印刷が多い方はインクジェットプリンターがおすすめ。文字中心でモノクロの印刷が多い方はレーザープリンターがおすすめですよ。モノクロとカラーのipmの違いと合わせて選んでみてくださいね。
Wi-Fi対応モデルならスマホからコピーできる

プリンターの中には、Wi-Fiに対応しているものもあります。ノートパソコンで作業をする機会が多い方や、携帯など複数の端末から出力したい方はWi-Fi対応のプリンターがおすすめです。
USBケーブルやLANケーブルが不要のため、どの部屋にいても電波さえ届けば印刷をすることが可能です。また、複数のパソコンで同じプリンターを共有できるのもメリットの一つです。
おすすめのA3プリンター10選
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 本体サイズ | ipm | ファーストプリント | Wi-Fi対応 | 印刷コスト(A4 1ページあたり) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1位 PX-M6010F EPSON | ![]() | Amazon | 導入コストを抑えながらA3ノビまでの印刷が可能。 | 使用時:515×976×456(mm) | モノクロ:約25ipm | モノクロ:約5.5秒 | あり | モノクロ:約3.0円 |
第2位 MFC-J7300CDW brother | ![]() | Amazon | 印刷スピードと高い耐久性を両立させたビジネス用複合機 | 576×477×375mm(突起部を除く) | モノクロ:約28ipm | モノクロ:約4.4秒 | あり | モノクロ:約2.0円 |
第3位 MFC-J6983CDW brother | ![]() | Amazon | 多機能なのに低コストでコストパフォーマンスが高い一台 | 575×477×375mm(突起部を除く) | モノクロ:約22ipm | モノクロ:約5.5秒 | あり | モノクロ:約2.1円 |
第4位 MFC-J7100CDW brother | ![]() | Amazon | A3サイズを大量に印刷したい方におすすめ | 576×477×305mm(突起部を除く) | モノクロ:約28ipm | モノクロ:約4.4秒 | あり | モノクロ:約2.0円 |
第5位 PX-S5010 EPSON | ![]() | Amazon | Blu-ray™ /DVD/CDレーベル印刷、バーコード印刷も可能。 | 159mm×476mm×369mm(収納時) | モノクロ:約15ipm | ー | あり | モノクロ:約3.1円 |
第6位 PIXUS iX6830 Canon | ![]() | Amazon | 自動写真補正機能付きで写真も美しく印刷できる | 約584×310×159(mm) | モノクロ:約14.5ipm | ー | あり | モノクロ:約3.8円 |
第7位 TR9530a Canon | ![]() | Amazon | ポスターやチラシ、原稿のテンプレまで搭載された多機能プリンター | 収納時:約468×366×193(mm) | モノクロ:約15.0ipm | モノクロ:約8秒 | あり | モノクロ:約6.0円 |
第8位 MFC-J7500CDW brother | ![]() | Amazon | 2段用紙トレイ&背面多目的トレイ搭載でA3対応のハイスペック複合機 | 576×477×375mm(突起部を除く) | モノクロ:約30ipm | モノクロ:4.4秒 | あり | モノクロ:約0.8円 |
第9位 EW-M973A3T EPSON | ![]() | Amazon | ケタ違いの低印刷コスト&大容量インクタンク搭載 | 523×379×169(mm)収納時 | ー | ー | あり | モノクロ:ー |
第10位 EW-M5610FT EPSON | ![]() | Amazon | エコタンク搭載で低コスト&インクの交換頻度を軽減 | 使用時:498×752×363(mm) | モノクロ:約17ipm | モノクロ:約9秒 | あり | モノクロ:約1.0円 |
コンパクトな設計で、省スペースでも設置しやすいのがポイントのPX-M6010F。全色顔料インクを使用しているので、水やマーカーでもにじみにくく、裏移りしにくいので両面刷りでもきれいに仕上がります。
また、印刷スピード、ファーストプリントも早く、印刷時のストレスを軽減。オフィス用に適したプリンターです。
| 本体サイズ | 使用時:515×976×456(mm) |
| ipm | モノクロ:約25ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:約5.5秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約3.0円 |
インクジェットで約30万ページの高耐久を実現。大量に印刷することが多い人におすすめです。顔料インクを採用し、文字やグラフがくっきり鮮明で、ビジネス文書に適しています。
またパソコンを使用せずに、ご使用のUSBフラッシュメモリーより直接データをプリントすることができるのも嬉しいポイントです。
| 本体サイズ | 576×477×375mm(突起部を除く) |
| ipm | モノクロ:約28ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:約4.4秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約2.0円 |
自動原稿送り(ADF)付きで、複数ページのスキャンがスムーズに行えます。様々な書類を一度に複数枚コピーできます。一分間にカラー印刷が約20枚と印刷速度が特に優れた商品です。
A3・A4を同時にセットできる2段カセット。A3もA4も両方使用する頻度が多い方におすすめ。用紙を交換する手間がかからず作業効率アップにつながります。
| 本体サイズ | 575×477×375mm(突起部を除く) |
| ipm | モノクロ:約22ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:約5.5秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約2.1円 |
顔料インクを採用し、文字やグラフがくっきり鮮明で、ビジネス文書に適しています。1段250枚の大容量カセットを搭載。大量プリントニーズに応えます。A3サイズを大量に印刷したい方にうってつけの商品です。
また、パソコンを使用しないで、ご使用のUSBフラッシュメモリーより直接データをプリントすることができます。
| 本体サイズ | 576×477×305mm(突起部を除く) |
| ipm | モノクロ:約28ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:約4.4秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約2.0円 |
高い生産性を実現しながら、本体のコンパクト化も実現しており、省スペースで設置可能です。Blu-ray™ /DVD/CDレーベル印刷にも標準対応しているので、データ管理・納品も便利です。
バーコードモード搭載で2次元コードも印刷可能。ビジネス用に適した多機能プリンターです。
| 本体サイズ | 159mm×476mm×369mm(収納時) |
| ipm | モノクロ:約15ipm |
| ファーストプリント | ー |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約3.1円 |
高密度プリントヘッド技術搭載。インクの粒を極小化して用紙に正確かつ安定して吐出します。A3ノビにも対応。サンプル写真やPOPなど様々なビジネス用途に活用できます。
「ChromaLife100+」で、写真の美しさと保存性を高めます。色あせしにくく、写真の美しさを長く楽しむことができます。写真や画像を奇麗に繊細に印刷したい方におすすめです。
| 本体サイズ | 約584×310×159(mm) |
| ipm | モノクロ:約14.5ipm |
| ファーストプリント | ー |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約3.8円 |
簡単にポスターやチラシ、フライヤーが作れるWebアプリを搭載。初心者でも簡単にデザイン性の高いポスターなどを作成できます。
ビジネスや学習用に活用できる定型のフォーム印刷が手軽に行えます。レポート用紙やスケジュール用紙など種類も豊富で用途の幅が広がります。
| 本体サイズ | 収納時:約468×366×193(mm) |
| ipm | モノクロ:約15.0ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:約8秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約6.0円 |
インクジェットで約30万ページの高耐久を実現。1段250枚の大容量カセットを2段搭載しており、さまざまなサイズの用紙を同時にセットできます。
自動両面プリントで紙資源節約に貢献。スムーズに印刷できます。こちらの商品もパソコンを使用せずに、USBメモリーから直接データをプリント可能です。
| 本体サイズ | 576×477×375mm(突起部を除く) |
| ipm | モノクロ:約30ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:4.4秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約0.8円 |
写真・文書ともに作品のような高画質を再現しています。独自のQRコード接続で、スマホから簡単に印刷でき写真や画像の印刷も手軽に行えます。
厚紙にも対応しているので作業の幅も広がること間違いなし。LINEやslackからのプリントもできます。
| 本体サイズ | 523×379×169(mm)収納時 |
| ipm | ー |
| ファーストプリント | ー |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:ー |
A3ノビまで対応した複合機です。A4カラー文書が1ページあたり約 1.0円と桁違いの低印刷コストを実現。コストを気にせず手軽に印刷できます。
前面カセットには、普通紙が最大250枚収納可能。用紙交換の手間が減り、効率よく大量印刷できます。オフィスの戦力として十分な性能を備えています。
| 本体サイズ | 使用時:498×752×363(mm) |
| ipm | モノクロ:約17ipm |
| ファーストプリント | モノクロ:約9秒 |
| Wi-Fi対応 | あり |
| 印刷コスト(A4 1ページあたり) | モノクロ:約1.0円 |
A3プリンターのおすすめ10選|まとめ
今回はA3対応プリンターを10選紹介しました。用途別のおすすめモデルは下記のとおりです。
- 印刷コストを抑えたい方→EPSON EW-M973A3T
- 写真や画像をきれいに印刷したい方→Canon PIXUS iX6830
- 早くたくさん印刷したい方→brother MFC-J7500CDW
使用する場所やシーンに合わせて、使いやすいプリンターを選んでくださいね。










