QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)か、それ以外か

BOSEのヘッドホンはまず2段階で選びます。自分がどちらに当てはまるか確認してみましょう。
- とりあえず一番いいやつがほしい
- 買ってから絶対に後悔したくない
- 高機能は魅力的だけど、6万円は高すぎる
「1」「2」を選んだ方は、最新フラグシップモデル「QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」で決まりです。本記事で紹介している他モデルと比較してほぼすべての点で優れており、今、BOSEのヘッドホンを購入するならば、間違いない選択肢と言えます。
6万円に手が出なくても大丈夫

※ 画像クリックで商品紹介に移動します。
一方、6万円は手が出ない方も「何を重視するか」を明確にすることで、自分に合った一台が選べます。BOSEのヘッドホン選びでチェックすべきポイントは、ズバリ5点です。
- ノイズキャンセリングが必要か
- 音質の好みがあるか
- 最新の機能にこだわるか
- 携帯性(持ち運びが前提か)
- 予算の価格帯がどのくらいか
「通勤・通学時に静寂が欲しい」「迫力の重低音で音楽に浸りたい」などの使用シーンを明確にすると、選ぶべきモデルは自然と絞られてきます。
ノイキャン性能で選ぶ

内蔵されたマイクで周囲の騒音を拾い、その音を打ち消す特殊な音波を出す機能です。電車や飛行機の「ゴーッ」という騒音、カフェのざわめきはもちろん、エアコンの動作音や空気清浄機といった自宅での生活音を大幅に低減してくれます。
外音取り込み機能って?
ノイズキャンセリングとは逆に、内蔵マイクで周囲の音を拾い、音楽と混ぜて耳に届ける機能です。「アンビエントモード」などとも呼ばれます。ランニング中に車の接近音に気づいたり、駅でアナウンスを聞き逃さなかったりと、安全性を確保しながら音楽を楽しめます。
また、自宅でのテレワーク中に、音楽を聴きながらも家族の呼びかけやインターホンの音に気づきたいといったシーンでも活躍します。
好みの音質で選ぶ
サウンドタイプはどれを選ぶ?

製品ごとに得意な音域があり、それによって音楽やコンテンツの聞こえ方が変わります。
-
低音重視モデル:ズシンと響くような重低音が特徴。ロック、EDM、ヒップホップなどの音楽や、迫力あるアクション映画・ゲームに最適です。
-
バランス重視モデル:特定の音域を強調せず、ボーカルの声や楽器の音をクリアに鳴らすタイプ。J-POPやアコースティック、クラシックなど、繊細な音の表現を楽しみたい方におすすめです。
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高解像度(ハイレゾ対応)モデル:CDよりも遥かに情報量の多い「ハイレゾ音源」の再生に対応したモデル。まるで目の前で演奏しているかのような、アーティストの息遣いや空気感まで感じられる、ワンランク上の音質を求める方に適しています。
「コーデック」をチェック

コーデックとは、Bluetoothで音声を送る際の「圧縮方式」のことです。この方式によって音質や音の遅延が変わってきます。再生機器(スマホなど)とイヤホン側が同じコーデックに対応していないと、その性能は発揮されません(自動的にSBCなどで接続されます)。
例えば、iPhoneユーザーが「ハイレゾ」「LDAC」といった高音質対応ヘッドホンを購入しても、iPhoneでは標準音質の「AAC」でしか再生できず、期待した音質は得られません。
特に音質やゲームでの低遅延を重視する場合は、ご自身のスマホがどのコーデックに対応しているかを確認し、それに合った製品を選びましょう。
音を鳴らす心臓部「ドライバー」

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ダイナミックドライバー(DD型): スピーカーと同じ原理で、幅広い音域を鳴らすのが得意です。特に「ズシン」と響くような、迫力のある低音を再生する力に優れています。ロックやEDMを好む方におすすめです。
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バランスド・アーマチュア(BA型): もともと補聴器用に開発された技術で、非常に繊細で解像度の高い中高音域の再生が得意です。ボーカルの息遣いや、ギターの弦を弾く細かな音までクリアに聞きたい方におすすめです。
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ハイブリッド型 :低音が得意なDD型と、高音が得意なBA型を両方搭載した「良いとこ取り」のタイプです。
最新機能をチェック
接続・操作性

マルチデバイス(切り替えが手動)
スマートフォン、PC、タブレットなど、複数の機器とのペアリング情報を記憶し、いつでも接続する機器を切り替えられる機能です。家族間で共有する場合にも役立ちます 。
何台までペアリング情報を記憶できるか(ペアリング台数)を確認しましょう。台数が多いほど、機器を切り替える際の再設定の手間が省けます。
マルチポイント(切り替えが自動)
複数のデバイスを同時に使う方は、「マルチポイント接続」に対応しているかを必ず確認しましょう。これに対応していれば、PCとスマートフォンに同時接続し、PCで音楽を聴いている最中にスマホの電話に出る、といった操作が自動で切り替わり、非常に快適です。
バッテリー関連でチェックすべき2項目
バッテリー持続時間
ワイヤレス製品を選ぶ際は、スペック表の「連続再生時間」を必ず確認しましょう。片道1時間の通勤・通学なら、イヤホン本体で最低5〜6時間は欲しいところです。
旅行などで長時間使う方は、充電ケースと合わせて合計20時間以上再生できるモデルを選ぶと安心感が格段に上がります。
充電方式(USB-C/ワイヤレス充電)
現在主流の充電端子は、スマートフォンの多くで採用されている「USB Type-C」です。他の機器とケーブルを統一できるため便利です。
さらに、充電パッドの上に置くだけで充電できる「Qi(チー)ワイヤレス充電」に対応していると、ケーブルを抜き挿しする手間さえなくなり、より快適です。
携帯性

折りたたみ
外出先で使う機会が多い方は、持ち運びやすさもチェックしましょう。
特にヘッドホンの場合、イヤーカップを平らにする「スイーベル機構」や、内側に折りたたむ「フォールディング機構」があると、付属のケースやカバンにコンパクトに収納でき、持ち運びが格段に楽になります。
キャリングケース付属
本体を傷や衝撃から守り、安全に持ち運ぶためにもケースが付属するかチェックしましょう 。特に旅行者には安心感が高まります 。またお子様が万が一乱暴に扱ってしまっても、破損を防ぐことができます。
価格帯で選ぶ
〜1万円:基本性能を押さえたコストパフォーマンス重視のモデル
まずは安いものから試してみたいという初心者の方におすすめの価格帯です。基本的な接続や通話は問題なく行えますが、ノイズキャンセリングなどの付加機能は非搭載か、性能が控えめなものが中心です。
1〜3万円:人気機能を搭載した、最も競争の激しい価格帯
ノイズキャンセリングや外音取り込み機能、マルチポイント接続など、人気の付加機能を搭載したモデルが豊富に揃います。音質と機能のバランスが良く、多くの方にとって満足度の高い選択肢が見つかります。
3万円〜:各メーカーの技術を結集したフラッグシップモデル
各メーカーのフラッグシップモデルが中心となる価格帯です。業界最高クラスのノイズキャンセリング性能や、LDAC対応の高音質、空間オーディオなど、妥協のない最高のオーディオ体験を求める方に適しています。 (※特に高機能なワイヤレスヘッドホンの場合、5〜8万円台のモデルも一般的です。)
BOSEのヘッドホンおすすめ3モデル
| 商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | タイプ | 接続方式 | ノイズキャンセリング | 防水・耐汗性能 | 音質・特性 | 3Dサラウンド対応 | 低遅延モード | バッテリー持続時間 | 充電方式 | 充電時間 | マイク性能 | 通話機能 | 重量 | 装着感・サイズ | 折りたたみ・携帯性 | マルチデバイス対応 | 音声アシスタント対応 | 耐久性 | デザイン・カラー | 価格帯 | 推奨使用環境 | 特殊機能 | 付属品 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1位 Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代) Bose | ![]() | Amazon楽天 | Bose史上最高峰がさらに進化。USB-CロスレスとAI通話対応 | オーバーイヤー型ヘッドホン | Bluetooth 5.4、USB-Cオーディオ(有線) | ◯(ActiveSense 2.0、ノイズキャンセリングオフ機能あり) | ◯(ActiveSense 2.0、ノイズキャンセリングオフ機能あり) | Boseイマーシブオーディオ、CustomTune、apt-X Adaptive、USB-Cロスレスオーディオ | ◯(Boseイマーシブオーディオ、シネマモード) | ◯(apt-X Adaptive、USB-C接続) | 最大30時間(イマーシブオフ時)、最大23時間(オン時)、最大45時間(ANCオフ時) | USB Type-C(使用中も充電可能) | 約3時間(15分の急速充電で最大2.5時間再生) | ◯(ノイズリジェクションマイク + AI) | ○ | 約263g | 耳覆い型、メタル製ヨーク | ◯ | ○(マルチポイント対応) | ○ | - | ブラック、ホワイトスモーク、ミッドナイトバイオレット、ミッドナイトバイオレット | 約59,400円 | 音楽・映画鑑賞(ロスレス・空間オーディオ)、飛行機・電車、オンライン会議、ゲーム | イマーシブオーディオ、CustomTune、シネマモード、ActiveSense 2.0、装着検出(自動スタンバイ) | キャリーケース、USB-Cケーブル、オーディオケーブル (2.5mm - 3.5mm) |
第2位 Bose QuietComfort Ultra Headphones(初期モデル) Bose | ![]() | Amazon楽天ヤフー | Boseイマーシブオーディオを初搭載。革新的な没入体験を実現した初代フラッグシップ | オーバーイヤー型ヘッドホン | Bluetooth 5.3 | ◯(ActiveSence) | - | Boseイマーシブオーディオ、CustomTuneテクノロジー、AAC/SBC対応 | ◯(Boseイマーシブオーディオ ※シネマモードは非搭載) | 最大24時間(イマーシブオフ時)、最大18時間(オン時) | 最大24時間(イマーシブオフ時)、最大18時間(オン時) | USB Type-C | 約3時間(15分の急速充電で最大2.5時間再生) | ◯(ノイズリジェクションマイク) | ◯ | 約253g | 耳覆い型、上質な素材 | ◯ | ◯(マルチポイント対応) | ◯ | - | ブラック、ホワイトスモークなど | 約5万円台(発売当時) | - | 音楽・映画鑑賞(没入体験)、飛行機・電車、在宅ワーク | Boseイマーシブオーディオ、CustomTune 付属品:キャリーケース、USB-C (A → C) ケーブル、オーディオケーブル (2.5mm - 3.5mm) |
第3位 Bose QuietComfort Headphones Bose | ![]() | Amazonヤフー | 伝説の静寂と快適さ。これぞBoseの定番ノイズキャンセリング | オーバーイヤー型ヘッドホン | Bluetooth 5.1 | ◯(Acoustic Noise Cancelling) | - | バランス型、深みのある低音、TriPort音響構造 | - | - | 最大24時間 | USB Type-C | 約2.5時間(15分の急速充電で最大4時間再生) | ◯ | ◯ | 約240g | 耳覆い型、軽量設計 | ◯ | ◯(マルチポイント対応) | ◯ | - | ブラック、ホワイトスモーク、サイプレスグリーンなど | 約20,000~40,000円台 | 通勤・通学、旅行、在宅ワーク、長時間のリスニング | アウェアモード、Bose Musicアプリ対応 | キャリーケース、USB-Cケーブル、オーディオケーブル (3.5mm - 2.5mm) |
Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)は、世界最高クラスのノイズキャンセリングとBoseイマーシブオーディオを搭載したフラッグシップモデルが正統進化した次世代機です。 新たにUSB-Cによるロスレスオーディオ接続に対応し、より高忠実度なサウンドを実現。
AI搭載のノイズリジェクションマイクが通話品質を劇的に向上させました。バッテリーも最大30時間(ANCオン時)に強化され、動画用の「シネマモード」も搭載。あらゆる面で前モデルを凌駕するBoseの最先端ヘッドホンです。
| タイプ | オーバーイヤー型ヘッドホン |
| 接続方式 | Bluetooth 5.4、USB-Cオーディオ(有線) |
| ノイズキャンセリング | ◯(ActiveSense 2.0、ノイズキャンセリングオフ機能あり) |
| 防水・耐汗性能 | ◯(ActiveSense 2.0、ノイズキャンセリングオフ機能あり) |
| 音質・特性 | Boseイマーシブオーディオ、CustomTune、apt-X Adaptive、USB-Cロスレスオーディオ |
| 3Dサラウンド対応 | ◯(Boseイマーシブオーディオ、シネマモード) |
| 低遅延モード | ◯(apt-X Adaptive、USB-C接続) |
| バッテリー持続時間 | 最大30時間(イマーシブオフ時)、最大23時間(オン時)、最大45時間(ANCオフ時) |
| 充電方式 | USB Type-C(使用中も充電可能) |
| 充電時間 | 約3時間(15分の急速充電で最大2.5時間再生) |
| マイク性能 | ◯(ノイズリジェクションマイク + AI) |
| 通話機能 | ○ |
| 重量 | 約263g |
| 装着感・サイズ | 耳覆い型、メタル製ヨーク |
| 折りたたみ・携帯性 | ◯ |
| マルチデバイス対応 | ○(マルチポイント対応) |
| 音声アシスタント対応 | ○ |
| 耐久性 | - |
| デザイン・カラー | ブラック、ホワイトスモーク、ミッドナイトバイオレット、ミッドナイトバイオレット |
| 価格帯 | 約59,400円 |
| 推奨使用環境 | 音楽・映画鑑賞(ロスレス・空間オーディオ)、飛行機・電車、オンライン会議、ゲーム |
| 特殊機能 | イマーシブオーディオ、CustomTune、シネマモード、ActiveSense 2.0、装着検出(自動スタンバイ) |
| 付属品 | キャリーケース、USB-Cケーブル、オーディオケーブル (2.5mm - 3.5mm) |
Boseの空間オーディオ「イマーシブオーディオ」を初めて搭載し、リスニング体験を革新したフラッグシップモデルです。世界最高クラスのノイズキャンセリングと、耳に合わせて音質を自動最適化するCustomTuneテクノロジーを組み合わせ、深い静寂の中で、まるで目の前で演奏されているかのような立体的なサウンドを実現します。 .
「第2世代」と比較すると、バッテリー持続時間(最大24時間)や通話マイク性能(AI非搭載)のほか、第2世代で追加された動画向けの「シネマモード」は搭載されていない点が異なりますが、Boseが誇る空間オーディオと最高水準の静寂を両立させた、革新的な初代モデルです。
| タイプ | オーバーイヤー型ヘッドホン |
| 接続方式 | Bluetooth 5.3 |
| ノイズキャンセリング | ◯(ActiveSence) |
| 防水・耐汗性能 | - |
| 音質・特性 | Boseイマーシブオーディオ、CustomTuneテクノロジー、AAC/SBC対応 |
| 3Dサラウンド対応 | ◯(Boseイマーシブオーディオ ※シネマモードは非搭載) |
| 低遅延モード | 最大24時間(イマーシブオフ時)、最大18時間(オン時) |
| バッテリー持続時間 | 最大24時間(イマーシブオフ時)、最大18時間(オン時) |
| 充電方式 | USB Type-C |
| 充電時間 | 約3時間(15分の急速充電で最大2.5時間再生) |
| マイク性能 | ◯(ノイズリジェクションマイク) |
| 通話機能 | ◯ |
| 重量 | 約253g |
| 装着感・サイズ | 耳覆い型、上質な素材 |
| 折りたたみ・携帯性 | ◯ |
| マルチデバイス対応 | ◯(マルチポイント対応) |
| 音声アシスタント対応 | ◯ |
| 耐久性 | - |
| デザイン・カラー | ブラック、ホワイトスモークなど |
| 価格帯 | 約5万円台(発売当時) |
| 推奨使用環境 | - |
| 特殊機能 | 音楽・映画鑑賞(没入体験)、飛行機・電車、在宅ワーク |
| 付属品 | Boseイマーシブオーディオ、CustomTune 付属品:キャリーケース、USB-C (A → C) ケーブル、オーディオケーブル (2.5mm - 3.5mm) |
長年愛されてきた「QC45」の正統後継モデルです。世界トップクラスのAcoustic Noise Cancelling技術を搭載し、周囲の騒音を瞬時にシャットアウト。アウェアモードに切り替えれば、音楽を聴きながら周囲の音も自然に取り込めます。
軽量設計と独自のTriPort音響構造により、快適な装着感と深みのある豊かなサウンドを両立。バッテリーも最大24時間持続し、マルチポイント接続にも対応。通勤、旅行、勉強など、あらゆる日常シーンで活躍するBoseの新たな定番モデルです。
| タイプ | オーバーイヤー型ヘッドホン |
| 接続方式 | Bluetooth 5.1 |
| ノイズキャンセリング | ◯(Acoustic Noise Cancelling) |
| 防水・耐汗性能 | - |
| 音質・特性 | バランス型、深みのある低音、TriPort音響構造 |
| 3Dサラウンド対応 | - |
| 低遅延モード | - |
| バッテリー持続時間 | 最大24時間 |
| 充電方式 | USB Type-C |
| 充電時間 | 約2.5時間(15分の急速充電で最大4時間再生) |
| マイク性能 | ◯ |
| 通話機能 | ◯ |
| 重量 | 約240g |
| 装着感・サイズ | 耳覆い型、軽量設計 |
| 折りたたみ・携帯性 | ◯ |
| マルチデバイス対応 | ◯(マルチポイント対応) |
| 音声アシスタント対応 | ◯ |
| 耐久性 | - |
| デザイン・カラー | ブラック、ホワイトスモーク、サイプレスグリーンなど |
| 価格帯 | 約20,000~40,000円台 |
| 推奨使用環境 | 通勤・通学、旅行、在宅ワーク、長時間のリスニング |
| 特殊機能 | アウェアモード、Bose Musicアプリ対応 |
| 付属品 | キャリーケース、USB-Cケーブル、オーディオケーブル (3.5mm - 2.5mm) |



