チャターベイトの人気おすすめランキング27選【おすすめ時期やトレーラの必要性も解説】

「デカバス釣りに適したルアーは？」「チャターベイトは釣れるって本当？」といった疑問を持っているあなた。本記事では、チャターベイトの基本情報はもちろん、おすすめ時期や失敗しない選び方、そして人気おすすめランキングまでご紹介。バス釣りに悩みのある方は、ぜひ最後までご覧ください。

最終更新日：2025/9/6

チャターベイトとは？

チャターベイトとは、主にバス釣りで使用されるルアーで、ブレード・スナップ・ヘッド・フック・スカートで構成されています。ヘッドに付いたブレードが振動することで、激しい動きやスカートの揺れ・フラッシング・サウンドを発します。目立ちのよさも特徴で、とくに濁った水質や広範囲に探りを入れたいときに効果的です。

チャターベイトは基本的にトレーラーに付けて使用します。ボリュームアップやワームに応じたアクションが追加され、アピール力の向上が期待できるからです。これによってリアクションバイトも誘発できるので、チャターベイトとトレーラーはセットとして考えられます。

アメリカの「ラドルアーズ」が販売していたルアーの製品名が「チャターベイト」で、今ではその製品名がルアーのジャンル名として浸透しています。そのため、ブレードジグやブレーデッドジグとも呼ばれており、すべてチャターベイトを指しています。

チャターベイトの活躍時期は「春と秋」

季節によって使い分けていくルアー。その中でもチャターベイトは、ウエイトやトレーラーワームを変えればオールシーズン（厳寒期以外）使用できます。

その中でもとくに力を発揮するのが、「春と秋」。昼と夜の温度差によってフィールドが濁るため、バスが散りやすいシーズン。さらに、春は産卵によって中層を意識し始め、秋は冬に向けて積極的にベイトを追います。そこで、アピール力が高く広範囲を効率よくサーチするのに長けているチャターベイトが活躍します。

チャターベイトの選び方

チャターベイトは、活用性の高さからさまざまな製品が販売されています。しっかりとバスを狙えるチャターベイトを選ぶため、ポイントをご紹介します。

タイプで選ぶ

チャターベイトには、大きく分けて2タイプに分かれます。それぞれ特徴や得意なフィールドが異なるので、詳しくチェックしていきましょう。

直進タイプ｜タイトな探りに◎

真っすぐ泳がせやすい直進タイプは、水中の障害物に身を隠しているバスにも有効的です。カバーやストラクチャーにもタイトに探れるので、トレースコースを意識して責められます。チャターベイトの振動やフラッシングによって、リアクションバイトも狙えます。

千鳥タイプ｜バスの捕食スイッチをON

千鳥タイプは、ただ一定にルアーを巻き上げているだけでときどき「カクン」とと左右にバランスを崩したり、一瞬だけ動きが止まったりします。リトリーブ中の不規則な動きが「弱った獲物」として演出され、バスは強制的にバスの捕食スイッチをONにされます。

巻き上げが早いほど千鳥アクションが出やすくなるのもポイント。高速リトリーブによって獲物の急な方向転換やパニックになっている様子も演出できます。

重さで選ぶ

チャターベイトの重さは、狙いたい水深（レンジ）に合ったもの選びましょう。チャターベイト自体は浮きやすい性質を持っているので、その特徴も考慮する必要があります。

一般的な重さとレジンの目安は以下の通りです。

重さ	トレースレンジ	特徴
1/4oz（約7g）	0.5～1m	シャロ―（浅い）エリア向きアクションがナチュラル
3/8oz（約10g）	1～2m	標準の重さ幅広い場面で使用できる
1/2oz（約14g）	2～3m	ディープ（深い）エリア向き高速リトリーブでリアクションバイトを誘いやすい

色で選ぶ

チャターベイトの色は、水質やフィールドに生息しているベイトフィッシュ（捕食対象）に合わせて選びましょう。

主な色と特徴は以下の通りです。

色	特徴
ブラックチャート系カラー	シルエットがはっきりするためアピール力が高い。濁った水質のフィールドに向いている。
レッドグリーン	甲殻類を意識させられる。濁った水質のフィールドに向いている。
シルバーブルー	小魚を意識させられる。クリアな水質のフィールドに向いている。

素材で選ぶ

チャターベイトのブレード部分に使われている素材にも注目してください。一般的には金属製かプラスチック製の2種類で、それぞれに特徴があります。

金属製は、フラッシングやカチャカチャとしたサウンドが鳴るため、アピール力の高さが必要な場面で活躍します。ゴールドとシルバーがあるので、濁った水質にはゴールド・クリアな水質にはシルバーが有効的です。

一方でプラスチック製は、フラッシングやサウンドが控えめです。ブレード部分が透明なため、アピールを抑えたいときに使用します。