選び方が難しい保冷剤を徹底紹介します!

「せっかくキャンプ用に買った食材が冷えていなくて傷んでしまった」なんて経験はありませんか?実は保冷されない最大の原因は冷却温度と保冷時間がたりていないんです。特に夏場には食品の鮮度を保つためにも、しっかりと冷やせる保冷剤を選びたいですよね。
しかし保冷剤には素材・サイズ・冷却温度・冷却時間など種類が多く選ぶのが難しいため、どこから決めていけばいいのか分からずに、購入するまで至らなかった方も少なからずいると思います。ですのでまずは、自分の使用するシーンを想定して選択肢を絞っていきましょう。
そこで今回は保冷剤のおすすめ人気ランキング10選を紹介します。またシーンに合った選び方・最強の保冷力を持つロゴス・ダイソーやホームセンターで購入できる人気メーカー・コンビニで購入できる保冷剤の代用として使える商品も解説するので最後までご覧ください。
保冷剤の選び方

保冷剤は素材・サイズ・再凍結するまでの時間・冷却温度・保冷持続時間など、それぞれタイプが異なるため何を基準に選べばいいのか分かりにくいですよね。本章では保冷剤の選び方を5つ紹介するので、使用するシーンを想定しながら自分に合ったタイプを絞っていきましょう。
- 保冷剤のタイプは2タイプ!用途に合わせて選ぼう!
- 冷やすものに合わせて冷却温度を選ぼう!
- キャンプに合わせて保冷時間を選ぼう!日帰りなら6時間保冷できれば安心◎
- 保冷時間のチェックは忘れずに!24時間以上掛かるものも!
- 保冷するものに合わせてサイズを選ぶ
保冷剤のタイプは2タイプ!用途に合わせて選ぼう!
保冷剤の素材にはソフトタイプ・ハードタイプの2種類あり、使用するシーンによって特徴やメリットが異なります。用途に合わせて選べば使い勝手がよく、保冷剤本来の力が発揮できるのでポイントをチェックしていきましょう。
- 短時間でしっかり冷やせるソフトタイプ
- 保冷力と強度が抜群なハードタイプ
短時間でしっかり冷やせるソフトタイプ

夏場はご飯や食材がすぐに傷んでしまうので素早く冷やしたいですよね。「ソフトタイプ」の保冷剤は凍結時間が短く弁当箱サイズほどの大きさなので普段使いにおすすめです。ソフトタイプの保冷材は小さなタイプもあり、クーラーボックス内の食材同士のちょっとした隙間に収納できて、ピンポイントで効率よく食材を冷却できます。
保冷力と強度が抜群なハードタイプ

キャンプ泊をするときはドリンクや食品などが多くなりがちなので、保冷力・耐久性が高い「ハードタイプ」の保冷剤をクーラーボックスに入れて使うのがベストです。なかには丸一日保冷できるものがあり、サイズの種類も多く「保冷剤が大きくて食材が入り切らない」といった事態を避けるためにもクーラーボックスのサイズに合わせて選びましょう。
冷やすものに合わせて冷却温度を選ぼう!
どうせ保冷剤を選ぶなら適度な温度で保冷しておいしく飲み食いしたいですよね。冷やすものよって0℃・氷点下など適した温度は異なるため、それぞれの冷却温度の選び方を紹介します。どちらメインで使うのか考慮しながらチェックしてください。
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パンや飲み物を冷やすなら0℃タイプ

「0℃タイプ」の保冷剤は凍結させずに冷やしたい、パン・スイーツ・弁当・ドリンクにおすすめです。「食べ物が傷みそうだから冷やしたいけど、凍ったらおいしくなくなる」と考えている方は、氷点下タイプではなく0℃タイプを選びましょう。
生鮮食品や氷を冷やすなら氷点下タイプ

「氷点下タイプ」はマイナス温度で冷やせる保冷剤で、−15~16℃の強い冷却力を持つタイプもあります。鮮度が命の生鮮食品・氷・アイスなどを安心して食べたい方におすすめです。氷点下の保冷剤はパワーをダウンさせないためにも、クーラーボックススタンドを使い(代用品でも可)日陰に置いておきましょう。
キャンプに合わせて保冷時間を選ぼう!日帰りなら6時間保冷できれば安心◎

デイキャンプやテント泊をする場所によって車移動にかかる時間は異なります。まずは移動時間とアウトドアをする時間を想定し、逆算して最適な保冷時間のものを選ぶのがポイントです。
たとえば車移動にかかる時間は1時間として、日帰りBBQを5時間楽しみたいなら、約6時間保冷できるタイプを選べば安心して使用できます。また遠いキャンプサイトを利用したり、テント泊をしたりする場合は、余裕を持って10時間以上保冷できるタイプを選びましょう。
保冷時間のチェックは忘れずに!24時間以上掛かるものも!

いざ出発前に「冷凍庫を確認したら保冷剤がまだ凍っていなかった…」なんていう経験はありませんか。そんな方は保冷剤のパッケージなどに凍結の目安時間が表記されているので、必ずチェックして出発時間から逆算して冷凍庫に入れておきましょう。
強力な氷点下タイプには再凍結時間が24時間以上かるものもありますが、10時間程度の使用なら氷点下ほどの保冷力が必要ない場合もあります。シーンに合わせて再凍結時間の短い0℃タイプを選ぶのもおすすめです。
保冷するものに合わせてサイズを選ぶ

「保冷力を高めるために保冷剤を入れすぎて、肝心の冷やすものを入れる場所が狭くなってしまった」なんてよくある話ですよね。そんな方はクーラーボックス内の縦・横の大きさを測り、保冷したいものに必要なサイズの保冷剤を選びましょう。
少ない枚数で効率的に冷やす保冷剤のサイズと配置は、クーラーボックスに床サイズの保冷剤を敷いて冷やしたいものを入れ、さらに上から同じサイズの保冷剤を乗せてサンドイッチ状に置くのが効果的です。クーラーボックスの高さが低い場合は、薄めの保冷剤を選ぶのがポイントとなります。
人気メーカーをチェック!

保冷剤を取り扱っているメーカーは多く存在するため、どのメーカーを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。本章では、そのなかでもコスパが高く人気のメーカーを3つに厳選して紹介します。きっと自分にぴったりの商品が見つかるのでチェックしていきましょう。
- しっかり保冷できてサイズが選べる「ロゴス」
- 高品質な保冷剤が150円で手に入る「ダイソー」
- ホームセンターで買うなら「カインズ」
しっかり保冷できてサイズが選べる「ロゴス」

「ロゴス」の保冷剤は従来品の氷点下パック(凍結時間:約36〜48時間)の性能を維持しながら、凍結時間が半分(約18〜24時間)になった「倍速凍結 氷点下パック」シリーズが人気です。サイズはM・L・XLと充実しているため使用するクーラーボックスのサイズに合わせて選べます。
氷点下パックは一般的な0℃タイプの保冷剤と比べ約8倍の保冷力を誇り、生鮮食品からアイスまで鮮度をしっかりとキープするため夏場のキャンプにおすすめです。内容材は緑ですが完全に凍結すると白に変色するので見た目で凍結確認ができます。
高品質な保冷剤が150円で手に入る「ダイソー」

「ダイソー」ではソフトタイプとハードタイプともに取り扱われています。そのなかでも特に人気の「保冷剤ハードタイプ」は、0℃タイプで環境にもよりますが約6時間にわたり使用できるため自宅付近でのデイキャンプにも最適です。
本体のサイズは、横29×縦11.5×幅3cmで重量は800gとしっかりした仕様になっています。また価格は165円(税込み)で購入できるのでコスパも抜群です。1つ持っていれば買い物などの普段使いにも便利なのでおすすめです。
ホームセンターで買うなら「カインズ」

ホームセンターの「カインズ」では店舗によって取り扱っている商品は異なりますが、ソフトタイプやハードタイプ・0℃タイプ・急速冷却材・ロゴスの倍速凍結 氷点下パックMサイズ・正方形・長方形などさまざまな保冷剤が約12種類販売されています。
保冷剤を複数使って冷やしたい方は、お手持ちのクーラーボックスの大きさに合わせて、形状やサイズを組み合わせて配置するのがおすすめです。手軽に使えるものから本格的な性能がある商品まで種類が多いので、ぜひ店舗やカインズ公式通販サイトをチェックしてみましょう。
保冷剤のおすすめ人気ランキング10選
0℃タイプのハード保冷剤おすすめ3選
山善 キャンパーズコレクション ポイントクール(ハード)
TOURIT ICE PACK 倍速凍結
ロゴス(LOGOS) アイススタックパック847 81660162
スペック詳細はこちら
氷点下タイプのハード保冷剤おすすめ3選
JEJアステージ(JEJ Astage) ガツンとこおるくん(ハードタイプ)
山善 キャンパーズコレクション パワークール-16℃
ロゴス(LOGOS) 氷点下パック GTマイナス16度 ハード
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取扱説明書はこちら
ソフトタイプの保冷剤おすすめ3選
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 抗菌クールタイム ダブル
スペック詳細はこちら
ロゴス(LOGOS) 氷点下パック GTマイナス 16度 ソフト
スペック詳細はこちら
取扱説明書はこちら
JEJアステージ(JEJ Astage) ガツンとこおるくん ソフト
ハードタイプの保冷剤おすすめ3選
HISHIYA(ヒシヤ) クールマスター 0度タイプ
ICE JAPAN(アイスジャパン) フリーザーアイスハード 800 FIH-08S PE
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スーパーコールドパック Mサイズ 2個パック
スペック詳細はこちら
保冷剤を忘れたらコンビニで代用品を見つけよう!

キャンプサイトへ向かう途中に「保冷剤を忘れてしまった…」と後で気づいた場合でもコンビニで代用品が入手できます。たとえば夏の暑い時期には凍ったドリンク類を保冷剤として使用したり、ロックアイスや板状のブロックアイスなら季節問わず購入できたりするので保冷剤代わりとしてもおすすめです。
保冷剤を忘れた方は板状のブロックアイスをクーラーボックスの底に置き、さらにロックアイスを袋から取り出してクーラーボックスに直接入れましょう。すると冷やすものの隙間に氷が入り込むので冷却効果がアップし保冷時間も長くなります。
高品質な保冷剤でキャンプをもっと快適に!
保冷剤は普段使いから本格的なキャンプまで使えるタイプが多く存在します。ソフトタイプ・ハードタイプ・冷却時間などを考慮しながら、自分の使用するシーンを想定して選ぶのがベストです。鮮度を保つ高品質な保冷剤をゲットしてキャンプをさらに快適に楽しみましょう。

