キッチンやお風呂で見るなら!防水タブレットがおすすめ

近年では、スマホと一緒にタブレットを使っている人が増えてきています。スマホよりも大画面でノートPCよりも手軽に持ち運びやすいので、お風呂でのリラックスタイムやキッチンでのレシピ検索に使いたい方も多いです。
しかし、手軽とはいえ電子機器のため扱いには気を付ける必要があります。水を使う場面で使用するなら防水性能が高いタブレットを選びましょう。そこで今回は、防水タブレットについて徹底解説します。
防水タブレットを選ぶ際に注目すべき防水基準やコスパのよさ、その他のポイントから2023年おすすめモデル最強ランキングまで紹介します。外出先での急な雨やキッチン・お風呂などでも安心して使いたい方は、ぜひ参考にしてください。
防水タブレットの価格帯は?安い?コスパは?
【防水タブレットの価格】
- 主流は5〜15万円程度
- 30万円ほどする高機能モデルもあり
防水タブレットは、防水性能が高いほど価格も高い傾向にありますが、中には3万円前後で購入できるお手頃なモデルもあります。自分の用途に合った防水性能のタブレットを選ぶのが重要です。
タブレット防水機能が必要なシーン&チェックポイント
タブレットの防水機能は、以下に該当する場合は必須です。
- 子供用に持たせる(IPX6程度)
- お風呂の中やキッチンでの使用を考えている(IPX8)
逆に寝室やリビングでしか使わない場合は、ないよりはあったらいい程度と思っておけば大丈夫です。
タブレットの防水性能IPコード(IPX○)で表され、「0〜8」のうち数値が大きいほど性能がいいです。
IPX4 | あらゆる方向からの飛沫の影響を受けない |
IPX5 | あらゆる方向からの噴出水の影響を受けない |
IPX6 | あらゆる方向からの強い噴出水の影響を受けない |
IPX7 | 水没してもの影響を受けない |
IPX8 | 潜水状態でも影響を受けない |
失敗しない!タブレットの選び方
ここからはタブレットを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にタブレットを購入した334名を対象に、アンケートを行いました。
単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。
- タブレットの購入時に押さえておきたい必須項目
- 人によっては使用感に関わるポイント
- 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨
上記の3部構成でどこよりも安心してタブレットを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください!
【結論】失敗しないタブレット選びのポイントは3つ
実は、たった3つのポイントを意識するだけでタブレット選びを失敗する確率がグッと下がります。
その3つのポイントとは、
①自分に合ったOSを知る
②使いやすいサイズ選び
③用途にあった予算(スペック)を選ぶ
これだけです。拍子抜けするほど簡単ですが、これだけを守れば大きく失敗することはまず無くなります。詳細はこのあと述べますが、
【結論】
- OS選びは価格・拡張性・連携など重視項目を決める
購入したスマホアプリがそのまま使えるかなどメリットを考える - 携帯用は8インチ以下・見やすさは10インチ以上
- 動画鑑賞のみなら最低限のスペックでOK
せっかく高機能でも持て余している人が多い
これが失敗しないタブレット選びの最初のステップです。
あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。
それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください!
【必読】防水タブレットの選び方①OS編
タブレットのOS(オペレーティングシステム)は、そのまま「タブレットの種類」に直結します。
タブレット全般iPadOS
iPad
・iPhoneと同じように使える
Windows
Windowsタブレット
・PCのWindowsのタブレット版
Chrome OS
Chromebook
・Androidと似て異なる独自OSで操作感はPC寄りAndroid
Androidタブレット
・Androidスマホのタブレット版
このOS選びですが、基本的には
- スマートフォンと同じアプリを使用したい
- ▶︎iPhoneならiPad、AndroidならAndroid
- とにかく安くしたい・動画視聴くらいしかしない
- ▶︎Androidタブレット
- Androidアプリを使いつつもPCのように使いたい
- ▶︎Chromebook
- 従来のWindowsPCのように使いたい
- ▶︎Windowsタブレット
このような考え方ができます。
防水タブレットのOSは「Windows」と「Android」です。
Windows
「Windows」は、Microsoft社のオペレーティングシステムです。「タブレットPC」とはいうものの、実質中身はWindowsノートパソコンです。
便宜上、画面が極薄で着脱式キーボード採用の機種を「タブレットPC」と呼ぶ場合が多いです。
対応アプリストア | Windowsソフトならインストール可能 Windows11からは試験的にAndroidアプリにも対応 |
操作感 |
|
おすすめな人 | ノートパソコンとして使いたい方
|
デメリット | 予算が5万円〜と価格が高い 直感的に使えるタブレットではない |
タブレットというよりかは、「極薄のノートパソコン」といった方が位置付けがわかりやすいのがWindowsタブレットです。
特にビジネス用途や大学用で支持されており、MicrosoftOfficeをパソコン版でそのまま使用したい場合におすすめです。
Android
「Android」は、Googleが開発するモバイルオペレーティングシステムです。スマートフォンと共通のOSで、画面の大きなスマートフォンの位置付けです。
対応アプリストア | プレイストア |
操作感 |
|
おすすめな人 | Androidスマホ利用中の方
安いタブレットが欲しい方
|
デメリット | 値段で飛びつくと容量不足・フリーズ多発になりやすい |
Androidタブレットは種類も多く、価格も1万円〜10万円と幅広いです。中身はAndroidスマートフォンとほぼ同じなため、それに準じた使い方を想定している方におすすめで。
まとめ|一目でわかるOSの違い
タブレット全般 | ||||
|
【必読】防水タブレットの選び方②画面サイズ編
タブレットは画面サイズがそのまま使用感に直結します。
大は小を兼ねるわけではなく、自分の用途に見合った画面サイズを割り出す必要があります。
画面サイズはたいてい以下3区分です。
- 8インチ前後
- ・重量300g前後
- ・軽くて持ち運びやすい
- ・電子書籍として読みやすい
- ・キーボードはやや小さい
- 10インチ前後
- ・重量400〜600g程度
- ・動画視聴では大きくて見やすい
- ・作業用途もなんとかこなせるサイズ
- 12インチ以上
- ・重量550〜800g程度
- ・ノートパソコンの主流と同じサイズ
- ・かなり重くなる
また映画やドラマなど動画視聴メインで使う方は、
画面占有率が75%のものを選ぶと、画面の縁が細く没入感が増します。
画面比率は動画視聴なら16:9だと、動画配信サービスを余白なしで楽しめます。
読書使用がメインなら4:3がおすすめです。
8インチ前後|携帯性抜群・電子書籍用途にもおすすめ
8インチ前後のタブレットは、以下のような場合に向いています。
- 軽くて持ち運びしやすいタブレットが欲しい
- 電子書籍用途で欲しい
- キーボードを使って作業よりも、ネットやSNSに動画の閲覧中心
- 寝転んで持ち上げた状態で使う
特にWEB閲覧+動画+電子書籍用途におすすめで、サイズ感として使いやすいです。
特に、電子書籍でも漫画中心なら、紙媒体のサイズ感(ジャンプコミックスなどの新書/小B6判)に近く違和感なく読み込めます。また、寝転んでタブレットを持ち上げる癖があるなら、軽い分腕が疲れにくいメリットも。
その反面、人にプレゼンしたり解説したりといったビジネス用の使い方には向きません。また、キーボードと組み合わせて作業をする場合、画面が小さすぎて生産性が落ちる可能性がとても高いです。
10インチ前後|タブレットの主流で作業もこなせる
10インチ前後のタブレットは、以下のような場合に向いています。
- スマホ動画視聴よりかなり見やすくしたい
- キーボードを使って作業もするかも
- 見開きで使う電子書籍用途で欲しい
- ビジネス用にも使う
タブレットサイズの主流で、8インチより携帯性落ちる分画面はかなり見やすいのがこのサイズ。とにかく動画用に欲しい!なら10インチの方が満足度が高いです。
また10インチ程度のサイズあれば、キーボードと組み合わせての作業も可能です。もちろん13インチ以上のノートパソコンほどの生産性はないものの、10インチあればそれなりにパソコン代わりとしても使えます。
デメリットは、8インチと比べて一気に重くなるため、持ち運ぶときの負担が増える点。しかし汎用性が広くタブレットの基本サイズでもあるため、それ以外のデメリットは特に見当たりません。
12インチ以上|ノートパソコンと同じ使用感
12インチ以上のタブレットは、以下のような場合に向いています。
- ノートPCと同じように使いたい
- タブレットでも画面は大きい方がいい
- キーボードを使って作業をする
- ビジネス用にも使う
タブレットというよりも、極薄ノートPCとして使用する場合に人気のサイズ。ノートPCと遜色のない画面サイズのため、同じような使用感で使えます。
デメリットは重量がそれなりにあるため携帯性は犠牲になるところ。作業内容の効率は10インチでも慣れればそう変わらないため、見やすさと携帯性どちらを重視するかで選ぶべきです。
【必読】防水タブレットの選び方③<目的別>予算編
タブレットの価格はスペックで決まります。購入の際は、目的(必要スペック)を明確にしてそれに合った予算を組むことが満足感に繋がります。
極端な話をすると、「新型iPad Pro172,800円」を購入してSNS閲覧にしか使っていない…場合は、所持欲は別としても、「こんなに高いタブレットでなくてもよかった」となりますよね。
おおよその価格目安をまとめた以下の表をもとに、自分の用途に必要なスペックがどの程度なのかを、あらかじめ知っておきましょう。
1〜3万円 | SNS閲覧・動画視聴・電子書籍用 | 値段重視の最低限のスペックでOK |
3〜6万円 | 上記目的で、動作を快適にしたい 簡単な文書作成もしたい | ・RAM4〜6GB |
6−10万円 | 快適にゲームをしたい イラスト作成といった作業もしたい | ・RAM6〜8GB |
それ以上 | ノートPCと同等の作業をしたい | Windowsタブに多く、実質ノートパソコンの選び方に準ずる |
アンケートでは、実際にどういった用途で使用しているか、また購入時の価格や次に買い換える際の予算について調査しました。
- タブレットPCの購入目的を教えてください。
プライベート利用 91.3%
ビジネス用 23.1%
学校用 2.1%
購入目的はプラベート利用が最も多く、90%以上を占めました。具体的な使用用途は以下の通りです。
動画鑑賞やSNS・ブラウザ検索利用を挙げる方が多く、これらをメインに使用する場合は予算6万円程度でも十分快適に使用できます。
ただし、プライベート利用でもゲームや画像・イラスト作成を考えているなら、必要予算は多めに見積もっておいた方が、後々動きが鈍くなったり、データの保存がうまくいかなかったりといったストレスにつながりにくいです。
使用中タブレットの購入価格と、次回購入予算の相関関係は上記のようになりました。
基本的に同価格帯のものを次も使用する予定の方が多く、使用目的にあわせて予算を組むことが、タブレットPC選びの失敗を防ぐポイントです。
補足|タブレットはCPUを一目見ての性能比較が難しい
上記のスペック補足として、CPUではなく主にRAMを取り上げたのは理由があります。それは、タブレットのCPUが多岐に渡りすぎており、「これならこう」と一言でまとめられないため。
詳細は、「タブレットの選び方|スペック編」で紹介するため、もう少ししっかり知りたい方はご覧ください。
もっとも、基本的にタブレットのCPU性能は価格に比例します。いいものが欲しいなら、高いものを買えば間違いありません。
他に予算を左右する要素…ネットワーク接続
タブレットの搭載スペックとは別に、予算を左右する要素として「ネットワーク接続」があります。
ネットワーク接続とは、スマートフォンと同じようにインターネット通信するときの接続方式で、以下の2パターンに分かれます。
- Wi-Fiのみ対応
こちらの方が安い
Wi-Fiのある場所でしかオンライン接続できない - Wi-Fi + Cellular対応(4G/LTEの電波を使用したデータ通信)
SIMカードを挿入すればどこでもモバイル通信可能
SIMカードの契約に通信費がかかる
キャリア販売品以外は基本的に「SIMフリー」
そして、この2タイプのうち、「Wi-Fi + Cellular対応モデル」の方が価格が上がります。
(実例紹介)
iPad mini(第6世代) | |
Wi-Fiモデル | Wi-Fi + Cellularモデル |
72,800円 | 94,800円 |
2万円以上の価格差となると、予算に大きく響いてきます。しかし、ビジネス用途などで外出先でもインターネット通信するなら、SIMカードに対応していると便利です。
物理的に差し込む必要のないesimなら、オンライン上だけですぐに開通できる格安回線も多いです。
【結論再掲】ここまでのまとめ
ここまでのおさらいをしましょう。タブレット選びで失敗しないためのポイントは、
①自分に合ったOSを知る
②使いやすいサイズ選び
③用途にあった予算(スペック)を選ぶ
の3つでした。
【結論】
- OS選びは価格・拡張性・連携など重視項目を決める
- 購入したスマホアプリがそのまま使えるかなどメリットを考える
- 携帯用は8インチ以下・見やすさは10インチ以上
- 動画鑑賞のみなら最低限のスペックでOK
- せっかく高機能でも持て余している人が多い
これが失敗しないタブレット選びの最初のステップです。
繰り返しになりますが、あまりこだわりがない方は、ここまで読んだら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。
【推奨】タブレット選びは他にどんな項目を気にするべきか?
そもそも何を気にするべきなのかわからない
きっとそんな方も多いですよね。ここまでで大きく失敗しないタブレットを選ぶことができるようになりましたが、他に気にするべき項目は何があるのでしょうか?
まずは、購入者が
「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目
「実際はそこまで重要でなかった」項目
について実施したアンケート結果を見てみましょう。
結果は各種「スペック数値」を挙げた方が25.7%と最も多く、「バッテリーもち」「ストレージ容量」と続きました。
反対に「購入前は重視していたが、実際はそこまで重要でなかった」上位項目は以下のようになりました。
バッテリーもち
ストレージ容量
重量
画面サイズ
スペック数値
17.1%
16.3%
13.8%
12.6%
12.2%
上記をみてわかるように、後悔項目として挙がった上位3項目は、使用用途によっては重視する必要がない項目でもあります。
ここからは、「気にするべきだった」「重要でなかった」の両方の実体験をふまえ、以下の3項目について解説します。
全て読む必要はありません。「自分は気にしてしまうかも」というポイントだけ読めば十分です。
なお、おすすめのタブレットを紹介した後に、そのほかの項目についても解説していますので、気になる方はそちらも合わせてご確認ください。
タブレットの選び方④スペック値(CPU・コア数・メモリ)
タブレットの基本スペックは[CPU・コア数・メモリ]の要素で決まります。これらは高ければ高いほど処理速度が速くサクサク動きます。
ただし、CPUに関しては一概に数値だけでの比較が難しいため、原則にはコア数・メモリ(RAM)に関しては大きいものを選べば間違いありません。
動画鑑賞やイラスト作成など、重い処理を必要とする場合は確認必須ですが、数値が高いほど価格も高くなるため、サブ機としてのみの使用など、用途が限られる方は重視する必要はありません。
・アプリの立ち上げ・読み込み速度
・動作の安定性やカクつき
・強制終了の有無
このあたりが気になる方は、諸々のスペック数値を比較軸にしましょう。
CPU編|単純比較は難しい
CPU(SoC)はタブレットの頭脳に相当する部分です。PCと同じく数字が高ければ高いほどいい、と言いたいところですが、タブレットのCPUは現在種類が多く、単純に数字だけでは比較できません。
(CPU一部例)
速い
|
|
このように、CPUを見ただけでスペックを想像するには相当な知識量が必要になるため、タブレット選びの基準とするには、万人向けではありません。
強いて言うなら、クロック数(Hz)は数字が大きいほどいいと言い切れますが、最近のタブレットにはクロック数の表示がないものもあるため、こちらもわかりやすい基準ではありません。
そこで、一つの指標としたいのは、「コア数」です。
コア数編|8コア以上を推奨!大きいほど良い
「コア」とは、CPU内部にある処理(演算)を行う回路をまとめた単位です。このコア数が多いほど、同時に処理を行うため動作が速くなります。
タブレット選びではCPUの種類を見るよりもよほど基準としてわかりやすく、数は大きければ大きいほどいいです。
今から購入するなら、安い価格帯でも8コア搭載のタブレットが増えているため、なるべく8コア以上を目安としてください。
メモリ編|増設は基本的に不可
メモリ(RAM)とは、タブレット上で処理中のデータを一時保存するスペースのことで、机の広さに例えられる場合が多いです。
用途 | 推奨メモリ容量 |
最低限使えればいい 動作は重い | 2GB |
Webサイトの閲覧や動画視聴 | 3〜4GB以上 |
快適に利用できる動作 | 4〜6GB以上 |
重いアプリの利用 イラスト作成などの作業用 | 8GB以上 |
なお、タブレットのメモリは基板に直付けするように搭載されているので、基本的に増設できません。
タブレットの選び方⑤バッテリー
バッテリーの持ちは、バッテリー容量(mAh)が大きければ長持ちするとは限りません。
ディスプレイの大きさやスペック性能、使い方によっても変わります。
バッテリー性能の高いタブレットを選びたい場合は
- 急速充電対応:ハイパワーで時短に充電
- 連続使用時間:8時間以上を目安
を指標にしましょう。
流れる電流の量を通常より増やし、ハイパワーに時短で充電することを急速充電と呼びます。タブレットでは半分程度しか対応していないため、急速充電を重視するなら機種選択の軸の一つとすべきです。
急速充電の規格は、
- USB-PD Power Delivery
- Quick Charge
- メーカーごとの独自規格
といくつかあり、タブレット+ケーブル+AC電源の規格を統一する必要があります。特に、ケーブルが初めから同梱されている場合は、そのままの使用を推奨します。
また、前述の通り、バッテリー持ちは使用用途によります。
メーカーがうたう連続使用時間はあくまで目安ですが、10時間を超えるなら比較的長く、8時間あればストレスは感じにくいでしょう。
タブレットの選び方⑥ストレージ容量
iCloudやGoogleDriveなど、クラウド保存を使いこなせる方は重視する必要はありません。
子供用に持たせる方や、動画や漫画のダウンロードを前提としている方は、64GB以上がおすすめです。
32G程度だと、ゲームのインストールが多い場合はあっという間に容量不足になってしまいます。
ストレージ(GB)とはタブレット内にある、あらゆるデータを保存する場所を指します。数値が大きいほど、容量の大きなゲームが楽しめたり、たくさんのデータを持ち運べたりできます。
用途 | おすすめストレージ容量 |
Webサイトの閲覧やインターネットでの動画の視聴 | 16〜32GB |
動画のダウンロード たくさんのゲームアプリの使用 | 64GB以上 |
ただしストレージの容量が大きいほど、価格も高くなる傾向にあるので注意です。
導入費用を抑えたい方は、クラウド保存やSDカードを活用しましょう。なお、カードスロットが搭載されていないモデルもあるので、事前に確認が必要です。
【最強】防水タブレットの人気おすすめランキング|口コミ評価
おすすめの防水タブレット|比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | OS種類 | ネットワーク接続タイプ | ストレージ容量 | CPU | バッテリー性能 | 画面サイズ【インチ】 | 画面解像度 | Bluetooth | 重量 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LAVIE Tab T11 NEC(日本電気) | ![]() | amazon楽天市場 | ワイド画面で快適操作!指紋・顔認証付きのタブレットPC | Android 10 | Wi-Fiモデル | 128GB | Snapdragon 6622GHz+1.8GHz | リチウムポリマー7500mAhWeb閲覧:13.6時間 | 11インチ | 2000x1200 | Bluetooth5.1 | 490 g |
FMV LOOXシリーズ 富士通 | ![]() | amazon楽天市場 | Windows 11 Home 64bit | Wi-Fiモデル | 256GB | Core i5 1230U | リチウムイオン駆動時間:12時間 | 13.3インチ | 1920x1080 | Bluetooth5.1 | 599 g | |
FAREHT2 | ![]() | 楽天市場 | Windows 11 Pro 64bit | Wi-Fiモデル | 128GB | Celeron N40201.1GHz | リチウムポリマー駆動時間:11.5時間 | 10.1インチ | 1920x1200 | Bluetooth5.1 | 590 g | |
TOUGHBOOK FZ-G2Aシリーズ パナソニック | ![]() | 楽天市場 | Windows 11 Pro | SIMフリーモデル | 256GB | Core i5 10310U1.7GHz | リチウムイオン4360mAh駆動時間:18.5時間 | 10.1インチ | 1920x1200 | Bluetooth5.1 | 1190 g | |
TOUGHBOOK CF-33シリーズ パナソニック | ![]() | 楽天市場 | Windows 11 Pro | Wi-Fiモデル | 512GB | Core i5 10310U1.7GHz | リチウムイオン3980mAh駆動時間:13.5時間 | 12インチ | 2160x1440 | Bluetooth5.1 | 1560 g | |
TOUGHBOOK FZ-S1Aシリーズ パナソニック | ![]() | 楽天市場 | Android 10 | Wi-Fi+セルラーモデル | 64GB | SDM6602.2GHz+1.8GHz | リチウムイオン3100mAh駆動時間:8時間 | 7インチ | 1280x800 | Bluetooth5.1 | 434 g | |
LZ-WB10H/WZ | Windows 10 Pro 64bit | Wi-Fiモデル | 128GB | Core i5 7300U2.6GHz | リチウムイオン4050mAh駆動時間:12時間 | 10.1インチ | 1920x1200 | Bluetooth5.0 | 1230 g |
これでも決めきれない方に!他に気にする項目リスト
ここまで読んでも、まだ決めきれない!
という方向けに、他に気にするべきここまででは紹介しきれなかったチェックポイントをいくつか紹介します。
タブレットの選び方 補足編|付属品(タッチペン・キーボード)
インターネット検索・動画視聴がメインなら、付属品の有無は気にする必要ありません。
製品によっては以下のような付属品がつきます。
- キーボード:メールや文書作成など長文を打つ
- タッチペン(スタイラスペン):イラスト作成や会議資料にメモを残す
ネイルをしていて爪が長い女性も、タッチペンがあると操作がスムーズです。
ただし、付属品がないからといって選択肢から外す必要はありません。別売りで後からでも揃えられます。
タブレットの選び方 補足編|USB形状
USB形状はなるべくUSB-TypeCのものを選びましょう。
Micro-USBは抜き差しする際の摩耗が激しいので、潰れる可能性がより高いです。

ただ、現在発売されているタブレットの多くはUSB-TypeCを採用していて、近年発売のiPadもすべてUSB-TypeCに変わっています。
ほとんどのタブレットには充電ケーブルが同梱されているため、たとえばiPhone利用者で自宅にLightningケーブルしかない場合もご安心ください。
タブレットの選び方 補足編|メーカー・サポート
タブレットのメーカー選びは、保証や使い方のサポートの充実性や、価格帯・対応OSがおおよそ決まります。
安易に安いものを選んでしまうと、思っていた使い方ができず、十分なサポートも受けられなくなってしまうため、初心者の方はできるだけ格安メーカーを避けるか、対応OSをしっかり確認しましょう。
また、防水機能搭載のタブレットは富士通で多く取り扱っています。NECやLenovoにも防水機能搭載モデルはありますが、数は少ないです。
【早見表】タブレット主要メーカー分布
分布メーカー名タブレット初心者向け
機械に慣れていない方でも安心
WindowsPC同様に使いたいMicrosoft国内メーカーにこだわりたいNEC,Dynabook海外格安メーカーLenovo,HUAWEI,
Apple(アップル)|iPad
直感的な操作で使いやすく、セキュリティも優れており、圧倒的な市場シェア率No.1を誇ります。

タブレットといえばAppleのiPadを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。動作が軽くて使い勝手がよく、iPhoneやMacユーザーならAppleIDで連携も簡単です。
出回ってる数が圧倒的に多いので、機械に強くなくても操作を聞きやすく、初心者にもおすすめです。本体価格は高価で家電量販店での値引きもないものの、手放す時も1番高く売れます。
Microsoft(マイクロソフト)|Surface
WindowsのノートPC同様に使用したい
WordやExcelなどMicrosoftOfficeをそのまま使いたい
という方はMicrosoftのSurface一択です。

軽量かつ丈夫で携帯性に優れているため、大学生やビジネス用に人気です。
脱着式のキーボードがついた2in1型で操作性はノートPCとほぼ変わりません。
またファンレス設計でほぼ無音のため、静かな場所での使用も引け目を感じません。
富士通|FMV
唯一の国内生産ルートを持つ富士通は、その分価格も高いですが、法人・官公庁向けでも使われています。
初心者に嬉しいサポートが手厚いのが魅力で、チャットサポートならパソコンやLINEから、24時間いつでも無料で使用いただけます。
また月額サービスの「FMV Prime」は、月々5,980円でパソコンと修理補償や電話サポートなど、充実した特典がセットになっています。万が一に備えたい方や、イチから操作を学びたい方にはかなり心強いサービスです。
NEC(エヌイーシー)|LAVIE Tab
富士通より予算は抑えたいが、海外メーカーは信用できない、あくまで日本メーカーから選びたいという方は、NECが選択肢になってきます。WindowsとAndroidの2種類のOSを取り扱っています。
ただし日本メーカーといえど、NECのパソコン事業は中国メーカーレノボの傘下のため、純粋な国産メーカーとはいえないのが実情です。
国産にこだわりがないなら、同程度のスペックの製品がレノボならより安く手に入ることもあります。
Dynabook(ダイナブック)|Dynabook
ダイナブックも位置付けはNECと同様です。
東芝からシャープに売却され、シャープは台湾の精密工業メーカーグループの傘下で純粋な国産メーカーとは言い難いところではあります。
無料のWEBチャットサポートは2022年7月31日をもって終了していますが、有料サポートは継続しています。パソコンやソフトウェアのレッスンを、画面共有しながらマンツーマンで教えてくれるので、文字で見てもいまいちイメージがわかない人にとっては安心です。
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Lenovo(レノボ)|Lenovo Tab・IdeaPad
レノボは中国メーカーで、比較的安価なタブレットが手に入ります。
アンドロイドタブレットなら2万円以下から購入できますが、スペックも価格相応のため、あくまでサブ機としての使用がおすすめです。
HUAWEI(ファーウェイ)|MateBook・MatePad
同じく中華系メーカーのファーウェイは、スペックのわりに低価格でコストパフォーマンスに優れたタブレットが多いです。
ただし、注意したいこととして、ファーウェイ製品はGoogleサービスが一切使用できません。
プレイストアを使用してのアプリのインストールができないので、ショートカットを用いてブラウザでアクセスします。
ASUS(エイスース)|Vivobook・Chromebook
エイスースも安価な製品が揃い、位置付けとしてはレノボに近いです。レノボが中国メーカーなのに対し、エイスースは台湾メーカーなので、中国メーカーを嫌う人にはこちらが人気です。
ただしSIMフリー端末がないので、使用場所はWiFiがある環境に限られます。
Xiaomi(シャオミ)|Redmi Pad・Xiaomi Pad
シャオミは中華スマホメーカーで、AndroidOSの格安からミドル機種が主流です。
GooglePlayが使える分、ファーウェイと比較すると使い勝手がいいです。RAM4G以上のAndroidOSはコスパだけでいうならレノボにやや劣りますが、おしゃれなデザイン性が欲しい方にとっては選択肢になります。
タブレットの選び方 補足編|生体認証(指紋認証・顔認証)
生体認証付きのタブレットなら、画面ロックの度にパスワードを打つ手間がかかりません。パスワードよりセキュリティが高いのも嬉しいポイントです。
生体認証は指紋認証と顔認証の主に2つで、顔認証の方が搭載されている機種が多いです。
自宅での使用がメインなら顔認証で十分ですが、出先や屋外で使用する方は、まだまだマスクが外せないため、指紋認証があると重宝します。
タブレットの選び方 補足編|画質
ドラマや映画視聴をメインにする方
映像に特化したゲームをプレイする方
は、より高画質なタブレットで世界観に浸りたいですよね。
タブレットの画質は液晶パネルと解像度で決まりますが、
現在はほとんど高品質なIPS液晶パネルを採用しているため、解像度に絞ってみてOKです。
- WQXGA(2560×1600)
- WUXGA(1920×1200)
- フルHD(1920×1080)
- WXGA(1280×800)→価格重視向け
タブレットの解像度は色々ありますが、主流は上記の通りです。快適に映像を楽しみたい方は、最低でもフルHD以上がおすすめです。
低解像度ディスプレイだとどうなる?
予算の関係で低解像度タブレットを選ばざるをえない場合、動画の綺麗さはどうなるか気になりますよね。
結論をいうと、いくら動画やアプリの設定を高画質にしても、ディスプレイの解像度以上の映像にはなりません。たとえば高画質動画の場合、本来もっと綺麗なはずなのにぼやけてしまう…といった弊害が起こります。
タブレットの用途が動画目的なら、価格で妥協しすぎると後悔するため、最低でもフルHD以上の解像度かはチェックすべきです。
タブレットの選び方 補足編|ブルーライトカット
ブルーライトカットはあってもなくても選択理由にはなりません。
搭載モデルは目の疲れを軽減する効果がありますが、後から保護フィルムを貼れば同じです。

長時間のタブレット使用による目の疲れやすさや、眠れなさには一定の効果が期待できるため、長時間利用する予定の人にはあったら嬉しい機能の位置付けです。
タブレットの選び方 補足編|キッズモード
キッズモードもあってもなくても、選択の理由にはなりません。
キッズモードはアプリのインストールや課金、長時間使用を制限することができますが、タブレット自体に搭載されていなくても、代用が可能です。

Googleの無料アプリ『ファミリーリンク』でもキッズアカウントを制限・監視でき、細かな部分まで見れて使い勝手もいいです。
タブレットの選び方 補足編|GPS機能
カーナビ代わりに地図アプリを使用する方や、位置情報を利用するゲームをインストールしたい方はGPS機能搭載の確認は必須です。
GPSとはアメリカによって運営されている、人工衛星を利用した位置情報システムを指します。スマートフォンと違って、タブレットは搭載されている製品が限られます。
AppleやLenovo製品には比較的搭載されていますが、全て該当するわけではないので、旅行や出張の機会が多い方、使用を前提としている方は、事前に要確認です。
中華系メーカASUSのタブレットは?

台湾に本社のある中華系メーカーASUS(エイスース)のタブレットは、低価格なのに高性能で人気の商品です。Windows・ChromeなどのOSを搭載したラインナップが展開されており、高性能・高画質・大容量バッテリー・高速処理などハイスペックなのにリーズナブルな価格設定がされています。
ただし、基本的に防水機能はついていないです。水に濡れる可能性がある場面では、防水ケースに入れて使うなど工夫するのをおすすめします。
水に濡れても安心な防水タブレットを使おう!
今回は、趣味やビジネスに活用できる持ち運びに便利な防水タブレットの機能やおすすめの商品などをご紹介しました。ぜひ防水機能が備わっている安全なタブレットを使用し、充実したネットライフを整えてくださいね。