イヤホンだけで音楽が聴けるメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの魅力

メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンは、イヤホンだけで音楽が聴けるアイテムです。ランニングなどのスポーツではスマホが邪魔になるので、スマートウォッチを使う方が増えていますが、メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンを使えばもっと身軽に音楽を楽しめます。
実はメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの中には、水泳中に音楽を楽しめる骨伝導イヤホンもあり、音楽好きの水泳選手に大人気です。しかし、コンパクトな完全ワイヤレスイヤホンやネックバンドタイプもあり、容量もさまざまなので選ぶのが難しいですよね。
そこで今回はメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは装着方式・機能・メモリ容量などを基準に作成しました。スマホなしで音楽が聴きたい方は要チェックです。
メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンのメリット

イヤホンだけで音楽が聴けるのがメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの最大のメリットです。また、無線で接続されていないので、ノイズが混入したり音楽が途切れたりせず快適に音楽を楽しめます。スマホやPCから好きな音楽だけを保存できるのもポイントです。
スマホなしで音楽が聴けるので、デバイスやコードの重みが気にならずにスポーツを楽しめます。防塵・防水性能の高いものなら、水泳やマラソンでも使用可能です。また、ネット配信サービスなどはスマホとワイヤレスで接続して音楽を楽しめます。
メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの選び方

メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンは、装着方式や機能で選ぶ方法もありますが、メモリ容量で選ぶのも重要ポイントです。それぞれの特徴を紹介しますので参考にしてください。
【目次】
- 形状・装着方式で選ぶ
- 機能で選ぶ
- イヤホン自体に音楽を入れるなら「メモリ容量」もチェック
- 音楽を長時間楽しむなら「連続使用時間」もチェック
- スマホなどと接続して使うなら「Bluetoothバージョン」もチェック
- メーカーで選ぶ
形状・装着方式で選ぶ
イヤホンの形状や装着方式で選ぶ場合、使いたいシーンや装着感が重要になります。メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンのタイプを紹介しますので、お好みのものを選んでください。
ランニングに使うなら「完全ワイヤレスイヤホン」がおすすめ

完全ワイヤレスイヤホンは完全分離型とも呼ばれ、ケーブルが一切ないイヤホンです。ランニング・ストレッチ・ヨガなどの全身運動ではわずかなコードも邪魔になる場合が多いですが、このタイプはそれに煩わされる心配がありません。
また完全ワイヤレスイヤホンはコードがないため、バッグの中で絡まらずに持ち運べます。さまざまな生活シーンで見かける完全ワイヤレスイヤホンは、最近ではマストアイテムのひとつです。
耳を開放して使いたいなら「骨伝導イヤホン」がおすすめ

骨伝導イヤホンは耳を開放して使えるので、周囲状況を把握しながら音楽が聴ける点がメリットです。骨伝導型は骨を振動させて聴覚神経に伝わり音として認識されるので、耳から入ってくる音も聞けるので会話をしながら音楽を楽しめるのが特徴になります。
耳の穴を塞がないので耳の中に湿気がたまりづらく、かゆみが発生しづらく、長時間使えるのもポイントです。また、スピーカー部がないので、防塵・防水性能に優れたものが多く、水泳などのスポーツや水中での作業に使えるものが多くあります。
機能で選ぶ
ワイヤレスイヤホンには、さまざまな機能が付いています。それぞれの機能を紹介しますので、お好みの機能をチェックしておいてください。
水泳にも使いたいなら「防水性能」がおすすめ

屋外で長時間運動したり、お風呂場など水没の可能性が高い場所で使用したりする場合は、防水性能の高い機種を選びましょう。防水性能が高いと、汗や雨が原因でイヤホンが故障する可能性が低くなります。
防水性能は「IPコード」の指標で表しており、IPX0~8の9段階に分類されて数字が大きい方が防水性能が高くなります。普段使いやウォーキングで使う場合は、IPX6以上あれば屋外でも快適に使えて雨の心配をせずに使えるのも魅力です。
スマホなしで通話したいなら「ハンズフリー通話」がおすすめ

ハンズフリー通話機能があれば、スマホなしで電話相手と通話できます。音楽を聴くだけでなく手軽に電話もしたい方におすすめです。通話も周囲のノイズをカットする機能があるモデルもあり、クリアな音質で電話相手に届くので快適に通話できます。
Bluetoothとメモリ機能をどちらも使うなら「切り替え機能」がおすすめ

切り替え機能があれば、Bluetoothとメモリ機能の2モードを自由に切り替えて音楽を楽しめます。web配信音楽を流したり内蔵メモリの音楽を聴いたりと、用途に応じて活用できるのが特徴です。耳元の操作なので、簡単に切り替えられるものをおすすめします。
音楽に没頭したい方には「ノイズキャンセリング機能」がおすすめ

ノイズキャンセリング機能は周囲の雑音を打ち消して、音楽だけを届けてくれる機能です。通勤・通学で使う方は、ぜひこの機能を試してみてください。また、音量を大きくせずにクリアな音楽を楽しめるので、難聴を防ぎたい方にもおすすめです。
周囲の音も聞きたい方は「外音取り込み機能」がおすすめ

カナル型イヤホンなどは装着するだけでノイズをある程度カットしてくれますが、ロビーのアナウンスなどの必要な外音も遮断してしまいます。そんなときに外音取り込み機能があれば、大切な情報を聞き逃さずにしっかり聞けるのでおすすめです。
イヤホン自体に音楽を入れるなら「メモリ容量」もチェック

イヤホン自体に音楽を入れるならメモリ容量もチェックしてください。メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンでは1~32GBまで選べます。MP3の音源では、800曲で4GB・1600曲なら8GBがおすすめです。また、さらに多く保存できる16・32GBもあります。
音楽を長時間楽しむなら「連続使用時間」もチェック

充電が切れたら使用できなくなるので、連続使用時間もチェックしておきましょう。メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンでは、4~6時間使用できるタイプが多いですが、長時間使用するなら12時間以上使えるものもあるのでチェックしてみてください。
スマホなどと接続して使うなら「Bluetoothバージョン」もチェック

ワイヤレスでスマホなどと接続して使うならBluetoothバージョンもチェックしておきましょう。接続が途切れると音飛びや遅延が発生します。快適に高品質な音楽を楽しむなら、Bluetoothの新しいバージョンを選ぶのがおすすめです。
現在最も新しいバージョンは5.3で、4.0以前では接続できない可能性があり、4.2以上なら接続はできます。おすすめは音飛びや遅延の少ない5.0以上です。なお、Bluetoothは古いバージョンに合わせ込まれるので、デバイス側のバージョンもチェックしておきましょう。
メーカーで選ぶ
メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンは、多くのメーカーから販売されています。メーカによって特徴が異なるので、ここでは人気のメーカーの特徴を紹介しまので参考にしてください。
高音質で選ぶなら「SONY(ソニー)」がおすすめ

SONY(ソニー)は高度な技術力に新しい機能を取り入れるのが得意なオーディオ機器メーカーです。独自の先進的な技術で高音質なワイヤレスイヤホンが数多く揃っています。高音質でデザインにもこだわったおしゃれなものをお探しの方におすすめです。
生音に近い音質なら「Audio Technica(オーディオテクニカ)」がおすすめ

audio-technicaは主にオーディオアクセサリーを取り扱っている、SONYと並ぶ日本の二大イヤホンメーカーのひとつです。幅広い価格帯で種類が豊富にあるのが特徴で、低音と高音のバランスのいいイヤホンが揃っていて、生音に近い音質を好む方におすすめします。
コスパで選ぶなら「JBL(ジェービーエル)」がおすすめ

JBLは1946年に設立されたアメリカの音響機器メーカーです。ワイヤレスイヤホンは、比較的リーズナブルなモデルから、機能性の優れたモデルまでラインナップしています。優れた音質でコスパ最強のイヤホンを探している方におすすめです。
メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの人気おすすめランキング3選
第3位 SONY(ソニー) NW-WS623
商品スペック:
- 形状:耳掛け式
- Bluetoothバージョン:4.0
- メモリ容量:4GB
- 連続再生時間:12時間(MP3 128kbps、外音取込機能オフ時)
- コーデック:SBC、AAC
- 機能:防塵防水・外音取り込み
第4位 Sony(ソニー) WF-SP900
最大で6時間も連続再生できるので、屋外のスポーツでも十分対応できます。「アンビエントサウンドモード」を搭載し、環境音などを取り込みながら音楽を聴けるので会話したいときにもおすすめです。
商品スペック:
- 形状:完全分離型
- Bluetoothバージョン:4.0
- メモリ容量:4GB
- 連続再生時間:6時間(Bluetooth/外音取り込み機能OFF)
- コーデック:SBC・AAC
- 機能:外音取り込み・防塵・防水
第5位 Audio Technica(オーディオテクニカ) ATH-SPORT90BT
商品スペック:
- 形状:左右一体型
- Bluetoothバージョン:5.0
- メモリ容量:4GB
- 連続再生時間:8時間(MP3/128kbps再生時)
- コーデック:SBC・AAC
- 機能:防滴IPX5
口コミを紹介
Bluetoothで携帯の中の曲を聴くだけでなく、本体に曲を入れることができるので、トレーニングするときに携帯を持たなくても良いのが便利です。
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骨伝導型メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの人気おすすめランキング2選
第6位 CROWD AUDIO(クラウドオーディオ) EP-03
商品スペック:
- 形状:耳掛け式
- Bluetoothバージョン:5.1
- メモリ容量:4GB
- 連続再生時間:約12時間
- コーデック:SBC
- 機能:防水IPX5・ハンズフリー通話
口コミを紹介
両耳に長い時間イヤホンをしていると、耳が詰まるような閉塞感がして辛いですが、これは骨伝導なので耳が楽です。音質も良く聞こえ方にも、問題なく使えます。話しかけられても聞こえるし、まわりの音が聞こえるので、便利です。
https://amazon.co.jp
第7位 CROWD AUDIO(クラウドオーディオ) EP-02
商品スペック:
- 形状:耳掛け式
- Bluetoothバージョン:5.1
- メモリ容量:16GB
- 連続再生時間:約8時間
- コーデック:SBC
- 機能:防塵防水IP68・ハンズフリー通話
曲保存は簡単?メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの使い方を紹介

メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの使い方を紹介します。イヤホン自体への曲保存は簡単で、PCからアプリを使って転送する方法とアプリを使わずに転送する方法の2つです。アプリを使う場合は、メーカーによって使い方が異なるので取説を参照ください。
アプリを使わずに転送する場合は、メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンのフォルダーを
エクスプローラーで開きます。次にPC内の音源データをメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンのフォルダーにドラッグ&ドロップするだけの簡単操作です。
スマホなしで音楽を聴くならイヤホン内蔵スマートウォッチも

イヤホン内臓スマートウォッチは、スマートウォッチ内にワイヤレスイヤホンが収納されているデバイスです。充電ケースなしで充電できるので、別途のイヤホンやスマホなしで音楽を楽しめます。
イヤホン内臓スマートウォッチなら、スポーツに対応したモニタリングモード機能やハンズフリー通話も使えて、日々のトレーニングを一層盛り立ててくれます。スマートウォッチとイヤホンを手軽に使いたい方はチェックしてみてください。
迫力のあるサウンドを楽しむならメモリ内蔵ヘッドホンも!

イヤホンよりもっと迫力のあるサウンドを楽しむならヘッドホンがおすすめです。遮音性が高く、ウォーキングなどの軽いスポーツで音楽を楽しめます。なかでも、ヘッドホンだけで音楽を聴けるメモリ内蔵ヘッドホンやSDカードスロット付きは手軽さが魅力です。
まとめ
今回はメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンの選び方やおすすめランキングを紹介しました。メモリ内蔵ワイヤレスイヤホンを使うと、音楽を聴きながら手ぶらでランニングができて快適です。お好みのメモリ内蔵ワイヤレスイヤホンを選んで快適に音楽を楽しんでください。