【効果あり】熊よけスプレーのおすすめランキング【コメリなどホームセンターにあるものから業務用まで】

熊よけスプレーは、①対応する熊の種類、②噴射距離・時間、③誤射防止機能の有無で選びましょう。それぞれのポイントについて詳しく説明をしていきます。

熊よけスプレーには、対応する熊の種類ごとにヒグマ用とツキノワグマ用があります。日本では主に北海道にはヒグマが、本州から南にはツキノワグマが生息しています。

大型種用のスプレーは、ツキノワグマなどの小・中型種用のスプレーに比べて催涙成分が極度に高いため、小・中型動物に使用すると過度な痛みを与えてしまうことになります。また、油性のスプレーは一度浴びると洗い流すことが非常に困難です。

強力な催涙成分を浴びた熊は人間を襲うようになるため、ヒグマ用のスプレーをツキノワグマなどの小・中型動物に使用してはいけません。

噴射距離と噴射時間も確認しましょう。いざ熊に出会った際に、少しでも安全な距離から的確にスプレーを熊に当てるためには、噴霧距離と噴霧時間が長めのものを選ぶのをおすすめします。

最低でも噴霧距離5m以上のものを選びましょう。性能がそれ以下のものは、基本的にはおすすめいたしません。

熊よけスプレーを購入する際は、誤射防止機能の有無も確認してください。特に強力なヒグマ用のスプレーの場合は、非常に危険ですので安全装置は必須の機能です。熊よけスプレーは対人用の催涙スプレーとは違い、人間に対する安全性などは考慮されていません。

目に入った場合は失明などの可能性もあります。カナダでは熊よけスプレーに非常に厳しい規制が設けられていますが、日本ではそういった規制はないため気を付けましょう。