【名器】ユーティリティのおすすめ人気ランキング20選【中古でも飛距離が出る！】

ユーティリティ（UT）は3番～5番より、打つやさしさ・ボールの上がりやすさ魅力です。ウッド型とアイアン型の2種類があり、ミスショットの多いロングアイアンに替わって飛距離も稼いでスコアメイクしてくれます。

名器スリクソンをはじめ、ユーティリティはテーラーメイド・キャロウェイ・マーク金井などの人気メーカーから、番手・ロフト角・長さ・角度・性能・シャフトの異なるさまざまなモデルが販売されています。安く買いたい方には中古UTもおすすめです。

そこで今回は、ユーティリティの選び方や人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、ヘッドタイプ・飛距離と番手などを基準に作成しました。飛ぶユーティリティやとにかくやさしいユーティリティも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ユーティリティとは、フェアウェイウッドとアイアンの中間の特徴を持ち、ロングアイアンを打ち分けやすいゴルフクラブを呼びます。海外では、その特徴からハイブリッドと呼ばれる場合もあるゴルフクラブです。

使うのにおすすめのタイミングは、ミドルホールのティーショットやロングアイアンを打ちたいとき。シャフトが短くて打ちやすいため、140～170ヤードの飛距離を出したいときに使うとぴったりです。

ユーティリティは、ロングアイアンよりもボールが上がりやすいのがメリットです。また、アイアンより上下の打点ブレに強く、フェアウェイウッドより短いので操作性がいいなどのメリットもあります。

さらに、飛距離の高いユーティリティはフェアウェイウッドの代替も可能です。ユーティリティはアイアン以上のパフォーマンスを発揮するので、現在ではユーティリティを使用する人が増えた代わりにロングアイアンを使う人はプロ・アマ共に減少傾向にあります。

ユーティリティは「何を重視するか」を明確にすることで、自分に合った一本が選べます。ユーティリティ選びでチェックすべきポイントは、ズバリ以下。

• やさしさ重視のウッド型か、操作性重視のアイアン型か
• 球が上がらない悩みを解消したいか
• アイアンと同じ振り心地を求めるか
• ラフからの抜けやミスへの強さを重視するか

「ロングアイアンの代わりに楽に球を上げたい」「左への引っ掛けミスを絶対に防ぎたい」などのプレースタイルを明確にすると、選ぶべきモデルは自然と絞られてきます。

まずはここからスタートです。「やさしさ」を取るか、「操作性」を取るかの最大の分岐点です。

フェアウェイウッドに近い形状でソール幅が広く、ダフリのミスに強いのが最大の特徴です。重心が低く深いため、払い打つだけでボールが楽に上がり、キャリーで距離を稼げます。

「5番アイアンだと球が上がらず失速してしまう」という悩みを持つ方でも、これなら高弾道が打てるため、セカンドショットの成功率が劇的に上がります。現在のアマチュアゴルファーの主流であり、優しさを最優先するなら間違いなくこの形状です。

見た目は少し太めのアイアンで、ウッド型特有の後方への張り出しがない形状です。重心距離が短く操作性が高いため、ドローやフェードの打ち分けがしやすく、ラインを出してピンを狙っていけます。

ウッド型だと捕まりすぎて左に巻く「チーピン」が出る人にとって、左に行かない安心感がある最強の武器です。強い弾道で風に負けない球が打てるため、アイアンが得意な上級者に適しています。

形状が決まった後、さらに自分のスイング（球筋）に合わせるための「ヘッドの厚み」の比較です。

フェースの厚みが薄く、横に長い形状です。重心が極めて低くなるため、地面にあるボールを拾い上げる性能に優れています。トップ気味に当たっても球が持ち上がるため、フェアウェイバンカーやラフからでも脱出しやすいのがメリットです。

スイング中にフェース面が見えやすく、「これなら上がりそう」という安心感を持って振ることができます。払い打ち（スイープ）タイプの方に最適な構造です。

フェースに厚みがあり、重心がやや高めに設定されています。上から鋭く打ち込んでもバックスピン量が増えすぎず、吹け上がり（球が上がりすぎて飛ばない現象）を防いで強い弾道が出ます。

ラフに沈んでいるボールを打つ際も、フェースの上部に当たり負けせず、しっかりと前へ飛ばすことができます。ヘッドスピードが速く、アイアンのようにダウンブローで打ちたいハードヒッターに推奨されます。

アイアンセットに「ダイナミックゴールド」や「モーダス」などの重いスチールを入れている場合、ユーティリティだけ軽いカーボンにすると重量フローが崩れ、タイミングが合わなくなります。

スチールシャフト装着モデルを選ぶことで、アイアンと同じリズムと感覚で振ることができ、縦距離のバラつきを抑えられます。手打ちを防ぎ、体を使ったスイングを維持したい若手やパワーのある方に必須のセッティングです。

クラブ全体の重量が軽くなるため、力まなくてもスパッと振り抜け、ヘッドスピードが自然と上がります。シャフトがしっかりしなってボールを弾き飛ばしてくれるため、キャリー不足に悩む人に最適です。

メーカー純正のカーボンシャフトは、そのヘッドの性能を最大限に引き出すように設計されているため、迷ったら純正を選ぶのが最も安全です。体力の衰えを感じてきた方でも、飛距離を取り戻せる魔法の杖となります。

5番や6番アイアンの代わりに入れる「6U」「7U」と呼ばれるスペックです。近年のアイアンはロフトが立っており、アマチュアのヘッドスピードでは球が上がらずグリーンで止まらない現象が起きています。

このロフト帯を使えば、高さで上からズドンとグリーンを狙えるため、長いショートホールやパー5の3打目が非常に楽になります。アイアンの番手を減らし、ユーティリティを増やすのが現代のスコアメイクの近道です。

ネック部分の調整機能により、ロフト角やライ角を変更できます。「あと5ヤード飛ばしたい」「もう少し捕まりを良くしたい」といった微調整が自分で可能です。

季節やコースによって弾道を変えたり、スイングが変わってシャフトを交換したくなった際も、スリーブ付きシャフトなら簡単にリシャフトできるため、お気に入りのヘッドを長く愛用できます。道具にこだわり、スコアを追求するゴルファー向けです。

ソールの接地面積を減らす工夫（レール状の突起やV字形状）が施されています。芝との抵抗が少なくなるため、多少手前から入ってもヘッドが滑って抜けが良く、飛距離ロスを最小限に抑えます。

夏の元気なラフや、つま先上がりなどの難しいライからでも、引っかからずにスパッと振り抜ける爽快感があります。ダフリのミスが多い方や、リカバリー能力を高めたい方に特におすすめです。

「G430」に代表されるPINGのユーティリティは、深低重心と高MOI（慣性モーメント）設計が最大の特徴です。芯を外してもヘッドがブレにくく、とにかく真っ直ぐ飛びます。

打感の好みよりも「結果（スコア）」を最優先したい人や、ティーショットでの狭いホールの安全策として使いたい人に絶大な信頼を得ています。ミスヒットしても大怪我にならない、実戦で最も頼れる相棒です。

AI（人工知能）が設計した特殊なフェースにより、芯を外した時の初速低下を極限まで抑えています。トウ側やヒール側に当たっても飛距離が落ちにくく、スピン量も適正に保たれるため、「当たり損ねたと思ったのにグリーンに乗っていた」という現象が起きます。

アイアンの距離が落ちてきて、ユーティリティで飛距離をカバーしたい人や、打点のバラつきが大きい人に最適です。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ユーティリティの最大の特徴は、球が上がりやすく振りやすい点です。飛距離が出るように作られたものなので、振り切らないと飛ばないフェアウェイウッドとは違いユーティリティはぶつけるだけで飛ばせます。

そのためコンパクトに打てば自然と球が上がり、左右に曲がらない安定したショットが打てます。ボールを上から叩くと、ユーティリティ本来の低重心の性能が発揮されません。打ち込むのではなく、インパクトゾーンに滑り込ませるようにしましょう。

すくい打ちもおすすめしません。球を上げようとしてアッパーブローの打ち方をすると飛距離が落ちてしまいますので、インパクトの際には手元が浮かず球をしっかり押し込んでいけるように前傾姿勢を保ったままスイングしてください。

ユーティリティの4番がおすすめだとの声も聞きますが、実はユーティリティの番手表記にはあまり意味がありません。なぜなら、ゴルフメーカーによって表記が異なるからです。U4と表記された同じ4番でも、ものによってロフト角が異なります。

シリーズなどで表記を分けているだけと考えて問題ありません。ユーティリティを選ぶときには番手を基準に選ぶのではなく、ロフト角やFP値などに注目して選ぶようにしましょう。

ユーティリティと合わせて、適したシャフトを使うのも大事です。ユーティリティの番手が小さくなるほどクラブは重くなるので、純正シャフトを使ったままだと重さが合わずに上手に打てない場合があります。

ドライバーシャフトの重さが50gであればユーティリティのシャフトは70~80gの重さにして、ドライバーのシャフトが10g重い場合はユーティリティのシャフトも10g増やしてあげると適切な重さになります。

この際にユーテリテイ以外のゴルフクラブも、同時にチェックしておきましょう。以下の記事では、フェアウェイウッド・アイアン・ウエッジの人気おすすめ商品をランキングでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ユーティリティを購入するなら、ヘッドカバーなど揃えておきたいゴルフ用品も一緒にチェックしておきましょう。以下の記事では、キャディバッグやゴルフボールの人気おすすめ商品をランキングご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

やさしさのあるユーティリティの歴史はまだ浅く新しいクラブとされていますが、普及率は凄まじく名器や飛距離が出るものなどもあり、プロアマを問わずにとても人気です。今回のランキングを参考にして、スコアアップを目指してください。