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片栗粉のおすすめ人気ランキング5選【一人暮らし用や離乳食向けも】
揚げ物の衣やとろみ付けとして使われる片栗粉。また、赤ちゃんの離乳食のとろみ付けとして使うこともできます。ここでは、片栗粉の原料やタイプ別の選び方から、人気おすすめランキングをご紹介します。最後には片栗粉の代用ができる調味料なども記載していますので、是非参考にしてください。
最終更新日:2025/7/25

編集部が選んだおすすめの片栗粉5選

ここでは、通販サイトの口コミ調査を基準に選んだ「編集部おすすめの片栗粉5選」を紹介します。

第1位 日清フーズ 水溶きいらずのとろみ上手

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日清フーズ
水溶きいらずのとろみ上手
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一人暮らし用にもおすすめ!水溶きなしで使えるタイプ
水に溶かす手間いらずでとろみをつけられる商品なので、一人暮らし用としてもおすすめです。火をとめてさっとかけて混ぜるだけで、簡単にとろみがつけられます。から揚げの衣には、食材に直接お好みの分量を振りかけるだけでOKです。
 
2WAYキャップボトルは計量もできるので、道具をカットして料理を手軽にしてくれます。


口コミを紹介







かわいい容器にテンション上がります。便利すぎて何にでも振りかけたくなる…楽しい(笑)今までは、片栗粉使う時面倒くさいなあと思ってました。
出典:https://www.amazon.co.jp

商品スペック:
- タイプ:顆粒タイプ
- 原料:加工でんぷん
- 容量:100g
- 生産地:-
- 賞味期限:12ヶ月

第2位 ムソー 国内産有機馬鈴薯使用 片栗粉

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ムソー
国内産有機馬鈴薯使用 片栗粉
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有機ジャガイモを使った安心の片栗粉
さらし澱粉製法という伝統製法で作られた片栗粉です。原料は北海道産の有機馬鈴薯なので、農薬使用などの心配はありません。国産原料で安心安全な片栗粉としては価格もそう高くありませんし、チャックつきなのも保存に便利でうれしいポイントです。


口コミを紹介







きめが細かく、新雪のように真っ白で、ダマにならず、使いやすいです。あんかけも、今まではもたもたしているとムラがでたり、失敗もありましたが、これは慌てずとも綺麗に上品な仕上がりです。袋の形状も、スプーンが届きやすい深さで、ストレスフリーです。
出典:https://www.amazon.co.jp

商品スペック:
- タイプ:粉末タイプ
- 原料:馬鈴薯でんぷん
- 容量:200g
- 生産地:北海道
- 賞味期限:-

第3位 株式会社美田実郎商店 とろみちゃん 顆粒片栗粉

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株式会社美田実郎商店
とろみちゃん 顆粒片栗粉
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水に溶かずに使える使い切りタイプ
離乳食や流動食のとろみ付けに水で溶かずに使える片栗粉はとても便利です。使うときの注意として、きちんと溶かすために、お料理をしっかり熱くした状態で混ぜるのがコツです。冷えたお料理に使う場合は、一度レンジで熱くしてから使ってください。
 
こちらは使いやすい200g×3本セットで、日常的にとろみ付けに片栗粉を使うご家庭におすすめの使い切りタイプです。


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主にお肉を焼く(炒める)時に使ってます。お肉の表面をコーティング?できてカリッと仕上げる事ができます。塩胡椒を振るのと変わらぬ手間で使えるので、使いやすいです。
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商品スペック:
- タイプ:顆粒タイプ
- 原料:馬鈴薯でんぷん
- 容量:200g
- 生産地:北海道
- 賞味期限:12ヶ月

第4位 サン・スマイル 無肥料自然栽培 片栗粉

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サン・スマイル
無肥料自然栽培 片栗粉
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自然栽培馬鈴薯の安心な美味しさ
健康のことを考えて、食べ物に気を遣う方も増えていますが、片栗粉も無農薬と考えている方も多いかと思います。この片栗粉は、無肥料自然栽培で育てられたジャガイモを原料にしています。食品に気を遣う健康志向の方におすすめです。


口コミを紹介







今までこれに巡り会いたかった、やっと巡り会えた無肥料、無農薬がこの値段、感無量です
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商品スペック:
- タイプ:粉末タイプ
- 原料:馬鈴薯でんぷん
- 容量:200g
- 生産地:北海道
- 賞味期限:-

第5位 中村食品産業 感動の未粉つぶ片栗粉

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中村食品産業
感動の未粉つぶ片栗粉
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昔ながらの沈殿製法で作られた片栗粉
とろみの持続時間を長くしたい場合は、こちらの片栗粉がおすすめです。すりおろしたジャガイモを時間をかけて沈殿させたものを低温でじっくり乾燥させる伝統的な製法で作られています。


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触った質感が、今までになく感動しました。唐揚げに使ったところ、いつも通りに調理してもカラッと仕上がり、油っぽさもなく美味しくて、子供たちも大喜びでした。
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商品スペック:
- タイプ:粉末タイプ
- 原料:馬鈴薯
- 容量:270g
- 生産地:北海道
- 賞味期限:24ヶ月

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

片栗粉の選び方

ここでは片栗粉を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。無駄なく美味しくお料理に使うために、是非参考にしてみてください。

片栗粉の原料で選ぶ

まずは片栗粉の原材料について知りましょう。これを知っておくことで、調理の方向性も変わってくるので是非参考にしてください。

オーガニックに気遣う方は「有機栽培の馬鈴薯(ジャガイモ)」がおすすめ

現在、片栗粉の原料として使われるのはジャガイモが主流です。ジャガイモは残留農薬が多い根菜のひとつなので、気になる方はオーガニックのジャガイモを原料に使った片栗粉がおすすめです。なかには、非遺伝子組換えと明記してある商品は避けましょう。

 

有機栽培や無肥料自然栽培の馬鈴薯の片栗粉は、ランキング内でも紹介していますので、是非参考にしてください。

コスパ重視なら「加工でんぷんの片栗粉」がおすすめ

加工デンプンは、デンプンの持つとろみなどの性質を加工処理した商品です。日本では、1960年代から食品添加物としての認可を受け、徐々に加工デンプンが増えています。具体的に例として、ホットケーキミックスやジャム・冷凍麺類など幅広い食品に使われています。

 

価格が安いので、食品メーカーには欠かせない商品です。打ち粉として使うなどコスパ重視の方におすすめです。

本物を使いたいなら「カタクリの根」がおすすめ

片栗粉の名前の由来となっているカタクリですが、片栗粉はかつてユリ科のカタクリの根を使って製造されていました。本物を極めたい方は、カタクリが原料の片栗粉を使うのがおすすめです。

 

ただし、現在ではカタクリの減少や代替品により、カタクリが原料の片栗粉は入手が困難です。

唐揚げをサクッと揚げるなら使いやすい「米粉ブレンド」がおすすめ

片栗粉はジャガイモのでん粉100%の商品が主流ですが、米粉がブレンドされた片栗粉もあります。揚げ物の衣として使うとサラッとしていて使いやすいタイプです。また、一般的な片栗粉よりも油の吸収が少なくサクっとした食感に仕上がります。

 

冷めてもサクッと食感がキープされやすいので、お弁当のおかずに使うのもおすすめです。また、小麦粉の代用品としてお菓子にも使えます。米粉について知りたい方は、下記に記事も参考にご覧ください。

片栗粉のタイプで選ぶ

片栗粉には、従来の粉末タイプと、最近注目されている顆粒タイプがあります。使い勝手の良さやお料理によって使い分けるためにも、その違いを知っておきましょう。

お菓子作りにも使う方は市販でも買える「粉末タイプ」がおすすめ

粉末タイプの片栗粉は、市販品で一番多いタイプです。小さいサイズから業務用までサイズの種類も豊富で、大容量タイプは使いやすい密閉容器に移し替えるのがおすすめです。一人暮らし用には、キャップが2WAYタイプの使い切り容器が便利です。

 

片栗粉は開封後はダニがつかないように、湿気の少ない冷蔵庫での保存がおすすめです。

時短が目的なら「顆粒タイプ」がおすすめ

顆粒タイプの片栗粉は、粉末タイプより粒が大きいので、舞ったり散ったりしないため、鍋やコンロ周りをあまり散らかさずに済みます。とろみ以外にも、揚げ物の衣としても使うことができます。

 

水に溶かす場合はダマができてしまうなど意外と手間がかかりますが、これは水溶きする手間がなく、そのまま振りかけるだけでいいのが最大の特徴です。とろみをつけるコツは、食材をしっかり熱すると失敗が少なくて済みます。

ダニを防ぐなら使い切りタイプをチェック

片栗粉以外にも粉類は保存方法が長く使えるかの鍵です。粉類は袋で販売されているのが主流ですが、そのまま保管すると小さなコナダニが繁殖をする可能性があります。袋で販売されている商品は瓶やタッパーなどに詰め替えるのがおすすめです。

 

詰め替えが面倒だと感じる方は、ボトル型などの使いやすい容器が衛生的に使えて便利です。後ほど、片栗粉を含めた粉類の正しい保存方法やおすすめ容器をご紹介していますので、是非参考にしてください。

容量で選ぶ

片栗粉は容器以外にも、使用頻度に合った容量を選ぶ必要があります。ここではそんな容量についてニーズに合わせてご紹介します。容量で迷っている方は参考にしてください。

一人暮らし用は「小さいサイズ」がおすすめ

片栗粉は一人暮らしだと使う量も少ないため、200g程度のミニサイズがおすすめです。安いからといって大容量を買ってしまうと、ダニが繁殖するほか、湿気らせて味品質を劣化させてしまう可能性があります。

 

開封後は冷蔵庫などに保管して、長くても3ヶ月ほどで使い切れる量を購入してください。

イベントには業務用の使い切りできる「1kg」がおすすめ

学園祭やお祭りなどのイベントなどで使う量が多い場合は、業務用の片栗粉がお得に使えます。イベントなどで大量に使う場合でも、多すぎると残って無駄になるので、1kgくらいずつ使い切りできる量を何個か用意するのがおすすめです。

 

余ってしまっても1kgくらいの袋ならば、家庭でも使い切れます。

馬鈴薯の生産地で選ぶ

片栗粉の原料となる馬鈴薯の産地で選ぶのもおすすめです。馬鈴薯の産地によっても特徴が異なるのでご紹介します。

無添加など国産にこだわる方は「北海道産」がおすすめ

片栗粉はシンプルに馬鈴薯でんぷんで作られるものが多いため、基本的には余計なものを含まない無添加のものがほとんどです。その中でも国産にこだわるなら、ジャガイモの産地で有名な北海道産の馬鈴薯を使ったものがおすすめです。

 

赤ちゃんの離乳食などに使用する場合は、有機栽培の馬鈴薯が原料だと安心感もあります。赤ちゃんがはじめて口にする食事には原料も生産地も国産がおすすめです。

安い片栗粉がいい方は「海外産」がおすすめ

片栗粉には海外産のものがありますが、100%海外産の片栗粉は多くはありません。海外産と国産をミックスした商品が主流です。とろみをつけるために使用するなら、国産のものと遜色ありません。

 

コスパを重視する方は、海外産の馬鈴薯を使った片栗粉がお得に使えておすすめです。

昔ながらの片栗粉がいい方は製造方法をチェック

片栗粉の伝統的な製造方法は沈殿製法で、ジャガイモをすりおろして水でさらしたものをしばらく置いて沈殿させます。その沈殿物を自然乾燥させたものが片栗粉です。現在、沈殿製法は主流ではなく、加熱乾燥で大量生産されています。

 

沈殿製法で製造されたものは希少ですが、でんぷんの純度が高く一般的な片栗粉よりもコシやとろみが強くなる傾向があるため、沈殿製法の片栗粉も試してみてください。

高温多湿を避けた正しい保存方法を知ろう!

選び方の中で少しご紹介しましたが、片栗粉を含めた粉類はコナダニが繁殖しやすい調味料です。コナダニを防ぐ環境や正しい保存方法をお伝えするので参考にしてください。コナダニは、気温25度~30度以上で湿度が60%~80%で発生しやすくなります。

 

そのため開封前であっても、湿度が高く直射日光が当たらない場所を選んで保管してください。開封後は長くても3ヶ月くらいで使い切れる量を購入し、保存する場合はなるべく空気に触れないように、密閉容器に移し替えて冷蔵庫などで保管するのがおすすめです。

 

これらを踏まえた上で、保存に適したおすすめの真空容器やタッパーを下記の記事で紹介していますので参考にしてください。

片栗粉の代用品の特徴と活用の仕方

片栗粉を使いたいのに切らしている場合は、身近にある別のもので代用できます。代用品によって特徴や活用の仕方が異なりますのでご紹介します。

衣の代用には小麦粉や米粉がおすすめ

揚げ物の衣には、小麦粉や米粉で代用するのがおすすめです。小麦粉も片栗粉と同じようにでんぷんを使った商品なので、片栗粉と同じように食品にまぶして使います。米粉はお米から作った粉末で、小麦や片栗粉でアレルギーを起こす方は日常的に利用しています。

 

米粉もまた衣に使用できますが、米粉は粒子が細かく食材にまぶすと薄付きになります。油を吸いづらい特性があるため、揚げ物がサクッと仕上り冷めても食感がヘタりません。カロリーも抑えられるため、片栗粉代わりに利用する人も増えています。

とろみの代用には米粉やコーンスターチがおすすめ

米粉はサラッとしているので、とろみづけにもおすすめです。ただ、仕上がりに透明感はなく白っぽくなるため、透明感が必要な料理には向きません。コーンスターチは片栗粉よりも粘度は低いですが、程よくとろみが出るため赤ちゃんの離乳食にも使われます。

 

とうもろこしが原料のコーンスターチはカスタードクリームのとろみ付けとして使われる食品です。そのほかには、葛湯や葛餅に使われる葛粉も代用品にはピッタリです。葛粉は高価なため、透明感を重視したい料理の仕上げに適しています。