※サムネイル・ランキングで使用した画像は同記事内で引用しています。

柔軟剤入り洗剤は、柔軟剤と洗剤が一緒になってるので柔軟剤を注ぐ手間が省けて、汚れもしっかり落としてくれるいい匂いの洗濯洗剤です。一見すると柔軟剤寄りに見えますが、漂白剤・蛍光剤入りや、弱アルカリ性など洗浄力の高い商品も多くあります。

乾いても匂いが残る柔軟剤入り洗剤は、香りにこだわりたい方や、柔軟剤や洗濯ビーズのような匂いが強いものは避けたい方にもおすすめです。ナチュラルな香りの柔軟剤いらない洗剤、部屋干し可能なものまで商品や組み合わせによって香りの強さも異なります。

そこで今回は男女100名を対象に、おすすめの柔軟剤入り洗剤を調査しました。ボールドやグリーンガーデンなどのメーカーや液体・ジェルボール・粉末タイプの柔軟剤入り洗剤の人気おすすめランキングをご紹介します。

今回は、実際に乾いても匂いが残る柔軟剤入り洗濯洗剤を使用している男女100名にアンケート調査を実施しました。おすすめの柔軟剤入り洗剤のほか、柔軟剤入り洗剤を使うメリットや選ぶポイントについても伺いました。

メリットとして1番多くあがったのは「手間が省ける」で64%です。続いて「コスパ」が29%と、柔軟剤入り洗剤は効率的かつ経済的な面が評価されており、選ぶポイントは「香り」が54%と半数以上を占めていました。

柔軟剤入り洗剤はいい匂いの洗濯洗剤をお探しの方はもちろん、匂いのしない洗剤をお探しの方にも対応した商品があります。実際の口コミを参考に気になる柔軟剤入り洗剤をチェックしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ここからはタイプ・性能・メーカーなど柔軟剤入り洗剤を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説していきます。

洗剤のタイプは液体タイプ・ボール型タイプ・粉末タイプの3種類あります。それぞれ特徴が異なるため、目的に合わせてタイプを選びましょう。

液体タイプは水に素早く溶け、衣類へのなじみが良い点が特徴です。少量の洗濯や低温水でも安定して使えるため、日常的に幅広い衣類を洗う方に扱いやすいと言えます。柔軟剤成分も均一に浸透しやすく、ふんわりとした仕上がりを求める方にも適したバランスの良いタイプです。

洗剤をパックして包んだボール型タイプは一粒で洗濯が完了する利便性が魅力で、計量の手間を省きたい方に向いています。洗浄・柔軟・香り付けの成分が凝縮されており、安定した仕上がりが得られます。衣類量に応じて必要数を投入するだけなので、忙しい毎日でもスムーズに洗濯できる点が特徴です。

粉末タイプは高い洗浄力が持ち味で、皮脂汚れや泥汚れなど頑固な汚れを落としたい方におすすめ。特に白物衣類の黄ばみ対策に強く、しっかり洗い上げたい場面でパワーを発揮します。保管性も高くコスパに優れるため、毎日の洗濯量が多い方にも継続的に使いやすいタイプです。

柔軟剤入りといっても香りの程度は商品によって異なります。好みやシーンに合わせて香りの強さを選ぶのがおすすめです。

強めの香りは長時間衣類に香りを残しやすく、外出や運動後などでも心地よい香りを楽しみたい方に向いています。香り成分が豊富に配合されているため、衣類のこもり臭をカバーしやすいのも特徴です。香りをファッションの一部として楽しみたい方にも適した選択肢です。

弱め〜微香タイプは控えめな香り設計で、香りの主張を抑えたい方に適しています。職場や公共の場でも使いやすいのが魅力です。穏やかで清潔感のある香りがほのかに続くため、自然な仕上がりを求める方におすすめします。

無香料タイプは香りに敏感な方や香りを必要としない方、生活環境で香りの使用に配慮したい方に適しています。香料を含まないため香り残りの心配がなく、どの衣類にも違和感なく使える点が特徴です。柔軟剤入りでも香りを抑えたい方にとって、最もシンプルで扱いやすい選択肢です。

商品によって重視している効果はさまざまです。洗剤を使用する上で気になっている点をカバーしてくれる商品を選びましょう。

抗菌・防臭タイプは湿気の多い環境での洗濯や、部屋干しを行う方に役立つ機能です。菌の繁殖を抑えて生乾き臭を防ぐ処方がされており、日々の洗濯で臭いの発生を抑えたい方に特におすすめします。衣類を長時間清潔に保ちたい場面でも安心して使えるタイプです。

また、消臭特化タイプは皮脂臭や加齢臭など、繊維に残りやすい臭いに重点的に作用する処方です。分解成分がニオイの元に働きかけ、洗うたびに清潔さを保ちたい方に適しています。スポーツ衣類や日常的に汗をかきやすいシーンでも快適な仕上がりを維持しやすいです。

柔軟仕上げ特化タイプは繊維をやわらかく整え、肌触りを重視したい方に適しています。タオルや衣類がふんわり仕上がりやすく、着心地のアップにもつながります。静電気軽減効果を持つ製品も多く、季節を問わず快適に衣類を扱いたい方に向いたタイプです。

敏感肌向けタイプは刺激となる成分を抑えた処方で、肌へのやさしさを重視したい方に適しています。無添加や低刺激設計により、肌トラブルを避けつつ日常的に安心して使えるのが特徴です。衣類に残る成分に配慮したい方にとって、安心感の高い選択肢です。

柔軟剤入り洗剤を選ぶ際に、押さえておきたいその他のポイントを取り上げます。

ドラム式対応タイプは泡立ちを抑えた処方で、ドラム式特有の少ない水量でもしっかり汚れを落とせる点が特徴です。詰まりや故障を避けながら効率よく洗え、省エネ洗濯との相性も良いタイプです。

縦型式対応タイプは豊富な水量での洗濯に合わせ、泡立ちや洗浄力を最適化した設計です。衣類をしっかり動かして洗いたい方に向いており、汚れ落ちと泡切れのバランスが取れています。

すすぎ1回対応タイプは時短や節水を重視する方に便利な処方です。泡切れの良さが優れており、短時間でも確実に洗剤成分を落とせるよう設計されています。毎日の洗濯を効率化しながら、衣類の仕上がりも妥協したくない方に適したタイプです。

国内メーカー製品は日本の水質や洗濯機事情に合うよう最適化されており、扱いやすさと品質の安定性が魅力です。日常生活の環境に合わせて開発されているため、仕上がりや使用感に安心感を求める方に適した選択肢。香りや使用感が日本の生活様式に馴染みやすい点もメリットです。

海外メーカー製品は香りの豊かさやユニークな処方が特徴で、個性ある仕上がりを楽しみたい方に向いています。柔軟成分や香りが華やかに設計されており、衣類にしっかり香りを残したい場面でも効果的です。従来と異なる使い心地を試したい方にとっても魅力的です。

洗濯洗剤を手動で使用する際の一番の問題が使用量です。使用している洗濯機のタイプを確認し、適切な使用量を見極めましょう。

縦型の洗濯機をお使いの場合、まずはスタートボタンを押した際に表示される水量に注目してください。次に洗剤に記載されている水量に対する洗剤の量を入れます。水量をしっかり確認すれば、洗剤の使用量が分かり節約も可能です。

ドラム式洗濯機の場合は縦型の洗濯機より水の量が少ないため、水量ではなく洗濯物の重さで洗剤の使用量をはかります。ドラムの負荷により必要な洗剤の量がパネルに表示されるので適切な量を入れてください。

一般的な洗剤で洗濯する場合は、洗剤で洗濯してからすすぎで柔軟剤を投入しますが、柔軟剤入り洗剤は柔軟剤が溶けにくい仕組みになっています。洗剤で洗った後に柔軟剤が溶け出し、衣類をふんわりと仕上げてくれるので柔軟剤を別で用意する必要がありません。

柔軟剤入り洗剤と聞くとどっちつかずで、洗浄力も弱くて柔軟剤の力も弱いのでは？と思われる方もいますがそうではありません。柔軟剤入り洗剤のメリットをご紹介します。

毎日の洗濯はなんといっても手軽さが重要です。洗剤を入れて、次は柔軟剤を入れて、と2度も入れなければいけない所を一度にできる柔軟剤入り洗剤は、時間がない方にとって重宝します。また、洗剤2本の所を1本にできるので収納スペースもとりません。

柔軟剤入り洗剤と聞くと2つ入ってるのだから値段も高めだと思われるかもしれませんが、普通の柔軟剤と同じ価格帯で手に入ります。また、収納スペースも洗剤1個分で済むので、コンパクトに収納できます。

柔軟剤入り洗剤では、柔軟剤と同じ効果が期待できないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと単体の柔軟剤と同様に静電気防止が可能です。また、ふんわりとした仕上がりも実現してくれるので安心して使用できます。

柔軟剤入り洗剤は通常のものより節水効果があり、すすぎ1回タイプなどもあるので節水したい、節約したい方におすすめです。節水したからといって洗浄力に変わりはありません。ただし、すすぎ1回タイプのものを使うときは洗濯機の設定を変える必要があります。

上記ではさまざまなメリットを紹介しましたが、柔軟剤入り洗剤にはデメリットもあります。頑固な汚れの落ちにくさ、香りの弱さなどのデメリットをみていきましょう。

柔軟剤入り洗剤には頑固な汚れが落ちにくいデメリットがありますが、なかには洗浄力を重視したタイプもあります。汚れが目立つ場合は、洗濯する前に気になる箇所をもみ洗いしたりつけ置きしたりするのがおすすめです。

一般的な柔軟剤より香りが弱いので物足りなさを感じる方もいるかもしれません。分量を増やしたり、別の柔軟剤をプラスしたりすると、生地の傷みや成分の溶け残りなどの原因になります。香りが物足りない方は、香りづけビーズなどを兼用するといいです。

ジェルボールタイプは稀にフィルムが溶け残ってしまう場合があります。フィルムの溶け残りが気になる方は、ジェルボールを洗濯物の下に入れるのがポイントです。また、すすぎ1回と表示されていても、すすぎ2回にすると溶け残りが少なくなります。

柔軟剤入り洗剤は使い方が少し難しいです。こちらでは、柔軟剤入り洗剤の使い方をご紹介します。正しい使い方で洗濯して衣類を気持ちよく着ましょう。

柔軟剤入り洗剤がどこに入れるかわからない方も多いようです。柔軟剤入り洗剤は、液体洗剤投入口か液体漂白剤投入口に投入します。このとき柔軟剤投入口に入れてしまわないようにしてください。

柔軟剤投入口に入れてしまうと、洗剤と柔軟剤の効果が得られません。もし液体洗剤投入口や液体漂白剤投入口がない場合は、ある程度水が溜まってから自分で直接入れていただければ大丈夫です。

洗濯には衣類の量に見合った量の洗剤を入れてください。多く入れれば入れるほど洗浄力が上がったり、香りが長続きするなどはありません。適切な量を入れれば最大の効果が期待できます。

1つ1つはいい匂いでも組み合わせると複雑な嫌な匂いになってしまう可能性もあります。また2つ入れたからといってより柔らかな仕上がりになるわけではありません。また吸水力が落ちてしまう原因になってしまう場合もあります。

タオルの吸水力の悪さが気になる時は、柔軟剤を使いすぎている可能性があります。柔軟剤の入れ過ぎは、シミの原因にもなるため、洗濯物に不具合が生じる場合は見直してみてください。

分量や工程は合っているのに仕上がりがふんわりせず、むしろ嫌な匂いがする場合は、すぐに干さずに置いてしまったのが原因かもしれません。生乾きの臭いは一度つくとなかなか取れないので、洗濯が終わったらすぐに干すようにしましょう。

洗剤と柔軟剤を混ぜて使用するのはNGです。そもそも洗剤は陰イオン界面活性剤、柔軟剤は陽イオン界面活性剤ですので、お互いを相殺してしまい、洗浄力・香り・ふんわりした仕上がりがなくなってしまいます。混ぜても柔軟剤入り洗剤になるわけではありません。

洗濯槽には自分が思っているよりカビが繁殖しています。そんな菌が繁殖した洗濯機で洗濯をしても気持ちがいいものではありません。そのため、洗濯槽は定期的な洗浄をおすすめします。

洗濯槽を洗浄するだけでも、嫌な生乾きの匂いや汚れの落ち具合も格段に変わります。せっかく同じ洗濯機で洗うなら、できるだけ衛生的な状態で洗い、香りもいい洗濯物に仕上げたいものです。ぜひ洗濯槽もキレイにして清潔な洗濯機で洗濯するように心がけましょう。

下記のリンクでは、洗濯槽クリーナーの選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

柔軟剤入り洗剤の人気おすすめランキングをご紹介しました。衣類の洗浄と柔軟仕上げを1つでこなせる柔軟剤入り洗剤。洗浄力やタイプ・香りはそれぞれなので、洗う衣類や用途に合わせて、最適のものを見つけてください。