※サムネイル・ランキング表で使用した画像は同記事内で引用しています。

赤ちゃんのお世話にオムツは必需品です。生まれてしばらくは新生児用オムツを使用します。初めて赤ちゃんを迎えるパパ・ママは新生児オムツはどれくらい準備しておけばいいのか、いつまで必要なのかなど、分からないことがたくさんあって不安ですよね。

各メーカーによってオムツの機能性や値段は異なり、男の子・女の子向けなど種類もさまざまです。実は赤ちゃんの肌は大人の4分の1程の厚さしかなく、とても繊細でデリケートなので肌触りは重要です。しかし消耗品のため、価格やコスパも比較したいですよね。

そこで今回は2022年のお子さんをお持ちの男女200人に聞いた新生児オムツの選び方や人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。購入を迷われてる方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

「新生オムツを選ぶときのポイント」を200人にアンケートした結果、「ごわつかない柔らかな素材」が最も多く、「漏れにくさ」や「通気性」が続いて選ばれていました。パパ・ママが赤ちゃんが快適に過ごせるように意識しているのがよく分かります。

「新生児のオムツをいつまで使っていたか」のアンケートでは、生後1ヶ月〜2ヶ月が半数近くを占めていました。新生児オムツを卒業するタイミングに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

以下では200人に聞いた「新生児オムツを卒業するきっかけ」の回答をまとめたので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

新生児オムツは「何を重視するか」を明確にすることで、我が子に合った一枚が選べます。新生児オムツ選びでチェックすべきポイントは、ズバリ以下です。

• 赤ちゃんの肌質と合うか
• 背中漏れ対策などほしい機能・構造があるか
• 赤ちゃんの体型（小さめ・大きめ）はどうか 
• コスパ（1枚単価）を重視するか

「初めての育児で肌トラブルが心配」「ゆるうんちの背中漏れをどうしても防ぎたい」などの悩みを明確にすると、選ぶべき商品は自然と絞られてきます。

生まれたばかりの赤ちゃんの肌は、大人の半分の薄さしかありません。少しの刺激で赤くただれてしまうため、まずは素材選びが重要です。

初めての育児で、オムツかぶれのケアまで手が回らないと不安な方に。プレミアムなタイプは、表面シートに保湿成分を配合したり、繊維を極細にしてシルクのような摩擦係数を実現していることが多いです。

また、凸凹構造のシートを採用することで、肌と排泄物の接触面積を物理的に減らし、刺激から肌を守ります。生後1ヶ月間だけでもここにお金をかける価値は十分にあります。

肌に触れるトップシートに、無漂白・無添加・弱酸性のオーガニックコットンを使用しています。一般的な石油由来の化学繊維特有の「カサカサ感」がなく、衣類のような布の質感で包み込みます。敏感肌やアレルギー体質が心配なご家庭のファーストチョイスです。

汗っかきな赤ちゃんや、湿度の高い夏場に生まれた子へ。 おしっこは体温と同じ37度前後で排出されるため、オムツの中は瞬時に「高温多湿のサウナ状態」になります。

これを通気孔やメッシュ素材で即座に外へ逃がすことで、皮膚がふやけて傷つきやすくなる状態を防ぎ、あせもやカビ（カンジダ）のリスクを低減します。

肌に直接触れるものだからこそ、品質管理には妥協したくないという方へ。国内工場で厳格な基準のもと製造されているブランドを選ぶことで、異物混入や品質のばらつきに対する不安を払拭できます。

日本のメーカーは高温多湿な気候に合わせた「蒸れにくさ」の研究が進んでおり、日本の赤ちゃんに合った設計がなされています。

産院で使っていたものが、必ずしも自宅での生活や赤ちゃんに合うとは限りません。漏れや肌トラブルが起きたら、迷わずメーカーを変えてみることをおすすめします。

完全母乳育児のご家庭や、ゆるいうんちが出る赤ちゃんへ。 寝かせている間にうんちをすると、背中の隙間を伝って首元まで漏れ出すことがあります。

背中部分に「うんちキャッチポケット」や強力な立体ギャザーがあるモデルは、この液体うんちを物理的にせき止めます。深夜にシーツやパジャマを手洗いする手間を味わいたくないなら、必須の機能です。

生後すぐ〜生後2週間の、まだへその緒が取れていない時期に。へその緒は、いわば「生傷」の状態です。オムツのウエストゴムが当たると、擦れて出血したり、膿んでしまったりすることがあります。

おへそ部分が半円状にえぐれている「へそカット」があれば、患部を圧迫せず、乾燥を促してきれいに治すことができます。自分でオムツを折り返す手間も不要です。

安価なオムツだと、吸ったおしっこが表面に戻ってくる「逆戻り」が発生し、肌が濡れて冷えてしまいます。独自の高分子吸収材を使ったモデルは、おしっこを瞬時にゼリー状に固めて閉じ込めます。

夜間に長時間替えることができなくても、肌表面はサラサラのまま保たれるため、赤ちゃんの安眠を妨げず、かぶれの原因となる湿気を遮断します。

マンション住まいなどで、使用済みオムツを数日間室内に保管しなければならない場合に重要です。新生児の排泄物は独特のニオイがあり、数日分溜まると部屋中に充満します。

消臭カプセルや抗菌シートを配合したオムツは、ニオイの原因菌の増殖を抑え、使用済みオムツ特有のツンとするアンモニア臭やうんちのニオイを大幅に軽減してくれます。

テープ自体がゴムのようにビヨーンと伸び縮みする機能です。これがあると、「どれくらい締めればいいか分からない」という初心者でも、適当に留めるだけで勝手にフィットしてくれます。

また、授乳でお腹がパンパンに膨らんでも、テープが伸縮して苦しさを逃してくれるため、吐き戻しの予防にもつながります。

夜間、薄暗い部屋でオムツを替える際、おしっこラインが見にくいと確認のためにオムツを開けてしまい、赤ちゃんを覚醒させてしまうミスが起きます。

ラインの色が変わるだけでなく、「ラインが太い」「色が鮮やか（黄色から青へ）」など視認性が高いものを選べば、パッと見るだけで交換の必要性が判断でき、親子の睡眠時間を守れます。

「新生児用（〜5kg）」などの表記はあくまで目安です。赤ちゃんの体型は千差万別で、体重だけで選ぶと漏れの原因になります。

双子ちゃんや、2000g台で生まれた小柄な赤ちゃんへ。標準サイズのオムツでは、太ももの付け根に「指2本分」ほどの隙間が空いてしまい、そこからおしっこがダダ漏れになります。

「3000gまで」や「マイクロ」といった専用サイズは、お尻のカーブや足回りがタイトに設計されており、小柄な骨格でもピタッと密着して漏れを防ぎます。

出生体重が3500g以上のビッグベビーや、太ももがムチムチな子へ。スリムなオムツを履かせると、太ももやお腹に赤いゴム跡がくっきり残ってしまうことがあります。これは赤ちゃんにとって苦しいだけでなく、血流や消化を妨げる原因にもなります。

「メリーズ」のように全体的に幅広で作られているメーカーなら、サイズアップせずとも快適に過ごせます。

新生児サイズは、早い子だと生後3週間でサイズアウト（Sサイズへ移行）します。「お得だから」とジャンボパックを買ってしまうと、半分以上余らせて無駄にするリスクがあります。

この時期だけは割高でも少量パックをこまめに買い足し、赤ちゃんの成長に合わせて柔軟にサイズアップするのが賢い戦略です。

消費スピードが早い双子育児や、頻繁に買い物に行けないご家庭におすすめです。一度に大量に購入することで買い出しの頻度を減らせるだけでなく、1枚あたりの単価も抑えられます。

ただし、サイズアウトのリスクがあるため、「Sサイズ」に近づいてきたら買いすぎないよう注意が必要です。

※価格はメーカーや販売店、セール状況により異なります（2025年時点の市場価格目安）

「少しでも濡れたら気持ち悪いだろうから替えてあげたい」という綺麗好きな方へ。おなじメーカーでもプレミアムラインとスタンダードラインでは、1枚あたり5円〜10円ほどの差が出ます。1日15回替えるとすると、月間で数千円の差になります。

高価なオムツをケチって長く履かせるよりも、コスパの良いオムツを湯水のように使って常に清潔を保つ方が、結果的に肌トラブルを防げる場合もあります。

最新の圧縮技術で作られたオムツは、従来の半分ほどの薄さしかありません。これにより、お出かけ時のマザーズバッグに「今までより3枚多く」入れたり、狭いトイレの棚に2パック分をストックしたりすることが可能になります。

性能を落とさず、物理的な体積を減らせるので、荷物の多い乳幼児期に大きな助けとなります。

1日に十数回も繰り返すオムツ替えは、単調で過酷な作業です。お気に入りのキャラクターや、おしゃれなボタニカル柄などがプリントされたオムツは、親御さんのモチベーションを上げてくれます。

また、ニューボーンフォトやお風呂上がりの可愛い姿を写真に残す際も、オムツのデザインが良いと写真映えし、良い記念になります。

ここからは、新生児オムツに関してよくある質問をご紹介します。

新生児用オムツは新生児期を過ぎても、サイズさえ合えば使用しても問題ありません。逆に新生児期でもサイズが合わなければ、Sサイズに移行してOKです。

オムツ替えのときや赤ちゃんの動きを見て、きつくなってきたなと感じたらサイズアップのタイミングです。体重や月齢ではなく、赤ちゃんが快適に過ごせるサイズ感を重視してください。

赤ちゃんの成長を見越して大きめサイズのオムツを買っておく方もいますが、赤ちゃんに大きめのオムツを履かせるのはあまりおすすめできません。サイズがあっていないと隙間などが原因で漏れてしまい、手間がかかるからです。

ピッタリサイズのオムツであれば漏れの心配も減り、結果的にパパ・ママも楽になります。またオムツを卒業するのは個人差が大きいです。3歳前後で卒業する子が多いですが、長ければ6歳くらいまで使っている子もいます。

プレパパ・ママならば、出産前にオムツをどれくらい必要か気になるかと思います。新生児の場合、1日に10枚前後使用する場合が多いです。1ヶ月だと300枚程は必要になるので、最低でもそのくらいは用意しておきましょう。

赤ちゃんは成長がとても早く、オムツのサイズもすぐに変わります。大きく生まれた子は1ヶ月ほどでSサイズに変わる場合もあるので、新生児用オムツは買いすぎないでおくのが無難です。

1パックで何枚入っているかは、メーカーやオムツのサイズによって異なります。一気に何袋も買わずに、生まれる前に2パック程度用意し、足りなければ1パックずつ買い足すようにしましょう。漏れなどが多くなってきたらサイズアップするのがおすすめです。

新生児オムツは、西松屋や赤ちゃん本舗・スーパー・デパート・ドラッグストアなどさまざまな場所で購入できます。運搬する手間を省きたい場合は、Amazonなどのネットショッピングを利用するのもおすすめです。

赤ちゃんのお肌は繊細であるため、購入してから数年たった古い新生児オムツを使用するのはおすすめできません。また、テープをきつく締めすぎると、赤ちゃんが苦しくなってしまうので、余裕を持たせるように注意してください。

赤ちゃんは1日に何度もオムツの交換をするため、オムツのゴミもたくさん出て匂いも気になりますので、ここからはおむつの捨て方を紹介します。

テープタイプの紙オムツの場合、汚れている部分が内側になるように、手前から赤ちゃんの腰に巻きつける部分を上にして、くるくると丸めましょう。さらに両サイドをテープでしっかり止めると、よりコンパクトにまとめられます。

また、パンツタイプはまずオムツの両サイドを破って脱がせます。テープタイプと同じくクルクルと丸め、背中側にあるテープを引っ張り出し、紙オムツに巻きつけてしっかり止めましょう。最後にビニール袋に入れ口をしっかり縛って終了です。

ウンチはまずトイレに流してから紙オムツを捨てましょう。紙オムツにこびりついて取れないものはそのままオシッコのときと同様、クルクル巻いて止めていきます。臭いが気になるならば、新聞紙などで包んでからビニール袋に入れて口をしっかり縛ってください。

夏場などは特に臭いやすくなるので、1週間に1回はゴミ出しをするように心掛けてください。それでも臭いが気になる方のために、以下の記事ではトイレの消臭剤のおすすめ商品をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

新聞紙に包んでからビニール袋に入れると、臭いが漏れる隙間を減らし、臭いの流出を極力減らします。しかし、これでも夏場などはすぐに臭ってしまうので、紙オムツ専用ゴミ箱を作るのがおすすめです。

ゴミ箱はしっかり蓋ができるものを選ぶといいです。さらに蓋に、消臭剤や脱臭炭などを置くとより臭いを軽減できます。以下の記事ではオムツ用消臭袋とゴミ箱のおすすめ商品をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

今回は新生児オムツの選び方や人気おすすめ商品ランキングをご紹介しました。新生児が快適に過ごすためにはオムツ選びは重要です。デリケートなお肌を守るためにも高品質で使いやすく、またコスパも考えた新生児オムツを用意してあげましょう。