大切な自転車を保管！サイクルハウスとは？

ご家庭で自転車を保管する際に、風や雨で汚れてしまうのが気になる方も多いと思います。自転車はとてもデリケートなので、チェーンが錆びついてしまったり、紫外線で本体が劣化したりなど、野ざらしにしておくとあっという間に劣化してしまいます。

そんなときに便利なのが、サイクルハウス(サイクルテント)です。簡易の自転車置き場として設置でき、雨・台風・ホコリ・紫外線などから大切な自転車を守り長持ちさせてくれます。頑丈なものや幅70cm台のスリムタイプなど種類もさまざまです。

今回はそんなサイクルハウスの選び方やおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングはサイズ・強度・機能性を基準に作成しました。DCMやニトリで買えるか気になる方や、飛ばないもの欲しい方も要チェックです。

サイクルハウスのメリットは？

サイクルハウスのメリットは、自転車をスムーズに出し入れでき、複数台の収納にも対応できる点です。設置や片付けも簡単で、中には未使用時に折りたたんで収納できるタイプもあります。雨や日差しから保護できるので、長く自転車を使いたい方におすすめです。

サイクルハウスの選び方

サイクルハウスの選び方を確認していきましょう。サイクルハウスの選び方のポイントは、タイプ・サイズ・強度・機能性・設置方法の5つです。

タイプで選ぶ

簡易設置型のサイクルハウスには、大きく2種類のタイプがあります。設置場所や好みに応じて、適切なタイプを選びましょう。

前後上下左右をカバーするなら「ハウスタイプ」がおすすめ

雨風や紫外線・ホコリから自転車を完璧にカバーしたいと考えるなら、上下左右の全面をシートで被う「ハウスタイプ」がおすすめです。ハウスタイプなら、上部からの雨や紫外線だけでなく、サイドからの雨の降り込みやホコリまで全てガードしてくれます。

ただ、ハウスタイプの場合、全面がシートに覆われるため、風のあおりを受けやすいです。風の強い地域では、設置に適さない場合があるため、よく検討するのをおすすめします。

コンパクトに自転車置き場を作るなら「折りたたみタイプ」がおすすめ

コンパクトに自転車置き場を設置するなら工具不要の折りたたみタイプがおすすめです。簡易的な作りで組み立てが簡単なので、使わないときはしまうなど臨機応変に使えます。また、バーベキューなどのアウトドアレジャーの際には、簡易テントにもなり便利です。

ただし、折りたたみタイプは屋根しかないため、サイドからの雨の降り込みや紫外線の差し込みには対応していません。ハウスタイプよりホコリもつきやすいので、気になるようなら自転車にカバーをかけておくなどの対策が必要になる場合もあります。

頑丈で耐雪にもなるものなら「ガレージタイプ」がおすすめ

頑丈なもので外観を重視するなら「ガレージタイプ」がおすすめです。「ガレージタイプ」は耐久性に優れており、耐雪にもなるので降雪が多い地域に住んでいる方にもおすすめできます。ただ、本格的な「ガレージタイプ」は業者による施工が必要になります。

サイズで選ぶ

次に、サイクルハウスのサイズを選びましょう。自転車を何台置きたいのか、サイクルハウスを設置するスペースの大きさ、出し入れのしやすさなども考慮して選びます。

1台しかしまわないなら開口幅70cm程度の「スリム」サイズがおすすめ

家に自転車は1台しかない、サイクルハウスを置くスペースが広く確保できない方には、スリムサイズのサイクルハウスがおすすめです。開口部が幅70cm程度の作りなら、1人入れつつ問題なく自転車をしまえます。

2〜3台しまうなら幅120cmくらいの「大型」がおすすめ

自転車を2〜3台程度収納予定なら、大型のサイクルハウスがおすすめです。2〜3台収納するなら、幅は120cm程度あると収納できます。また、自転車のメンテナンスも中で行えるスペースがあるので、日除けしながら作業するのにぴったりです。

強度で選ぶ

サイクルガレージと違い、サイクルハウスは簡易的なものです。風にあおられて倒壊してしまったり、すぐに破れてしまう場合もあります。強度を考慮するのも大切です。

悪天候が心配なら「ペグ付き」がおすすめ

悪天候の際に飛んでいってしまったり破損してしまったりするのが心配ならペグ付きがおすすめです。ペグとは長い釘のようなもので、地中に打ち込んでサイクルハウスを固定します。簡易式の折りたたみは軽量なので、可能であればペグ付きを買いましょう。

自転車の保護機能は「素材が高耐久」かどうか確認するのがおすすめ

サイクルハウスは強い日差しにさらされ、天候が悪ければ雨風にもさらされます。安価なものだとすぐに破れてしまい使えません。自転車をいかに保護してくれるかどうかは、カバーに使われている素材が高耐久かどうかをチェックするのがおすすめです。

機能性で選ぶ

サイクルハウスを選ぶなら、UV加工・防水加工をはじめ、盗難防止ロック・通気性などの機能性にも注目してみましょう。

自転車の錆・日焼けを防ぐなら「防水加工・UV加工」がおすすめ

サイクルハウスは雨・風・日差しから自転車を守るのが目的です。錆や日焼けによる色褪せ・パーツの劣化を防ぎたいなら防水加工・UV加工が施されている天幕を選びましょう。防水加工が施されていないサイクルハウスだと、雨がしみ込んでくる場合があります。

またUV加工が施されていないと天幕を紫外線が通過してしまい、自転車が日焼けにより変色してしまう場合もあるので、防水加工・UV加工の有無は必ずチェックしましょう。

防犯性重視なら「鍵付き・盗難防止ロック機能付き」がおすすめ

大切な自転車を盗難から守りたい場合には、盗難防止ロック機能がついているサイクルハウスを選びましょう。特に高額なマウンテンバイクなどを愛用している場合は、盗難防止ロック機能つきのサイクルハウスがおすすめです。

ロックの種類は、サイクルハウスの開閉部分に鍵がついているタイプと、サイクルハウスのフレームや地面と自転車をロックして盗難を防止するタイプがあります。好みに応じて選びましょう。

サイクルハウスの中で作業するなら「通気性」が良いものがおすすめ

サイクルハウスの中で自転車の手入れをしたい場合は、通気性が良いものがおすすめです。ベンチレーションといった天幕の開閉を大きくとれるもの、また天幕の開閉を前後左右2か所以上とれる機能のサイクルハウスもあるので、チェックしましょう。

購入前に「設置のしやすさ」をチェック

サイクルハウスは、製品によって設置のしやすさが異なります。ハウスタイプや簡易タイプのものは簡単に設置できます。しかし、風の強い日だと倒れやすいデメリットもあります。ガレージタイプは設置するのに手間がかかりますが、高い安定性を持っています。

おしゃれなものがいいなら「デザイン」もチェック

サイクルハウスは強度や組み立てのしやすさに加え、デザインも選ぶ際のポイントとなります。おしゃれなものや変わった形状のものもあるため、気になる方はチェックしてみてください。自転車や自宅の色に合わせてみるのもおすすめです。

メーカーで選ぶ

サイクルハウスはさまざまなメーカーより発売されています。ここではそのなかでも特徴的なサイクルハウスを発売しているメーカーを紹介しますので参考にしてください。

コスパ重視なら「アイリスオーヤマ・ニトリ」がおすすめ

コスパ重視ならアイリスオーヤマ・ニトリ製のサイクルハウスがおすすめです。シンプルな作りで、リーズナブルな価格が特徴になります。そのほかガレージやテントタイプなどさまざまなタイプのものも発売しているのでチェックしましょう。

男性にはロマン溢れる機能が付いた「DOPPELGANGER（ドッペルギャンガー）」がおすすめ

ドッペルギャンガー製のサイクルハウスは高耐久なカバー性能はもちろん、ハウス内の機能に魅力があります。メンテナンスを想定したランタンフック・ケーブルホール・ベンチレーションなど、男のロマンが詰まっているので特に男性におすすめです。

耐久性の高さならホームセンターの「カインズ・DCM」がおすすめ

ホームセンターのカインズ・DCMなどでもサイクルハウスを販売しており、耐久性が高いと評判です。セットになっているサイクルハウスの販売はもちろん、ハウスの骨組みさえ壊れていなければ、天幕が別売りしているので経済的でコスパ良く使用できます。

40年の老舗で口コミの高いものなら「南栄工業」がおすすめ

南栄工業のサイクルハウスも口コミが非常に良くおすすめです。南栄工業はサイクルハウスを作り続けて40年の老舗で、Amazon・楽天など各通販サイトでも高評価を得ています。また、パイプ車庫・ベッドテントなども展開しているのでチェックしてみましょう。

折りたたみタイプのサイクルハウス人気おすすめランキング4選

第1位 Bonarca サイクルガレージ　SR-CG01

口コミを紹介

組み立て簡単で雨水が貯まらず,未使用時もシートが邪魔にならなくてお勧めです！

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第2位 山善 サイクルガレージ　YEG-2E

口コミを紹介

使いやすいですし、デザインも個人的に好きです。
使わないときはこの膜を折りたためることも出来ますし。

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第3位 ALUMIS サイクルポート　ASP-01IV

口コミを紹介

我が家の白い壁と同化して圧迫感なし。

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第4位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) アルミス サイクルポート ASP-03IV

スリムなサイクルハウスの人気おすすめランキング8選

第1位 DOPPELGANGER ストレージバイクガレージ　DCC330M-KH

口コミを紹介

材質がしっかりとしていて、安心感があります。
換気用の窓（ベンチレーション）があるのが良いですね！
そして、見た目がかっこいいのでお気に入りです！

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第2位 晴々ガーデン 高耐久シートサイクルハウス　2台用　SH01BJ

口コミを紹介

このサイクルテントの生地はとてもしっかりとした厚みのあるテント生地で今までのものよりも長持ちしそうです。…まだ使って時間が経過してみないとわかりませんが、今のところ満足してます。

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第3位 FIELDOOR サイクルパーキング

口コミを紹介

自転車3台収納しています。同じようなものをホームセンターで見たことがありますが、比べると生地がしっかりしていて耐久性も良さそうです。とても気に入りました。お勧めです

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第4位 kagu-world アルミサイクルハウス

第5位 PYKES PEAK サイクルハウス

第6位 コールマン(Coleman) サイクルハウス ‎85751

第7位 créer Sサイズ バイクガレージ ‎C0178-set

第8位 PYKES PEAK ( パイクスピーク ) サイクルハウス P0243BS301-SKH

3台用以上のサイクルハウス人気おすすめランキング7選

第1位 南栄工業 サイクルハウス SH-6SB

口コミを紹介

購入してさっそく暴風が数回続いたのでが、びくともしない感じで今までのものとはだいぶ違います。棒の太さとか、全然違うので、期待してます。

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第2位 南栄工業 サイクルハウス　3台用

口コミを紹介

組立は簡単でネジは１本も使っていません。全部はめ込み構造です。塩ビなら簡単には割れませんのでプラハンでコンコンと叩いてはめ込みます。２時間以内で出来ました。

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第3位 TOSHO バイクガレージGAREASY　ロング＆ワイド

口コミを紹介

1ヶ月時間を掛けて吟味した結果、この商品で良かったと思います。

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第4位 アイリスオーヤマ サイクルハウス 自転車置場 3台用

口コミを紹介

１万ぐらいで同様の製品が買えるが、ブールシートの様な質感のものが多く安っぽいが、これはシワも出にくく30分ほどで綺麗に組み立てられる。

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第5位 PYKES PEAK サイクルハウス

第6位 南榮工業(Nan-a Corporation) サイクルハウス

第7位 awnec サイクルハウス

サイクルハウスをDIYで自作できる？

折りたたみ・テント式のサイクルハウスはとてもシンプルな構造をしているので、普段からDIYをする方であれば、資材を買い集めて自作できます。形状・サイズ・色などにこだわる方は自作してみるのもおすすめです。

台風でも飛ばない！強風対策の固定方法をご紹介

サイクルハウスが台風などで強風に飛ばされないか心配な方も多いと思います。布面積が多ければ多いほど風を受けやすいため、とくに台風のときには心配です。そこで、ホームセンターの商品で気軽にできる自転車が飛ばない強風対策をご紹介します。

台風対策としては土砂や砂利が袋詰めにされている土嚢での固定方法がおすすめです。サイクルハウスの内側からパイプと布地にまたがるように4面ほどに乗せましょう。コンクリートブロックでも代用できますが布地が破れる可能性があります。

また、カラビナ・ワイヤーなどで建物に固定したり、台風のときだけ外した布地を直接自転車に巻きつけて固定するのもおすすめです。台風で慌てないように、普段からしっかりと対策の準備をしておきましょう。

見つからないときはサイクルガレージ・自転車テントで検索

サイクルハウスはサイクルガレージや自転車テントとも呼ばれています。主に折りたたみができてテントのような形状をしているものをサイクルテントと呼ぶので、商品を探している際に上手く見つけられない際は、これらの名前で調べてみましょう。

まとめ

自分で簡単に設置できるサイクルハウスの人気おすすめランキングをご紹介しました。サイクルハウスには多彩な形状のものが揃っており、機能性もさまざまです。大切な愛車を雨や風から守るために、納得のいく商品を選んでください。