品川近視クリニック
●高額なICL手術の費用負担に配慮
品川近視クリニックでは、現金支払いのほかクレジットカードや医療ローンでの支払いが可能で、費用負担を抑えることができます。医療ローンを利用すれば月々4,500円(税込)*から手術を受けられるのが特徴です。遠方からの来院の場合は交通費補助を利用でき、紹介制度での割引も可能です。
●ICL認定医・インストラクターが在籍!
品川近視クリニックにはICL認定医、日本国内に22名しかいないICLインストラクターが在籍しています。公式サイトから医師の経歴や認定資格など細かく確認できるので、医師の実績でクリニックを選びやすいです。
●ICL手術10年の実績!国内最多症例数**を表彰
品川近視クリニックではこれまでに10年にわたりICL手術を行なっています。(2022年12月時点。) 2021年度には国内最多症例数**を表彰されています。全国5院すべてでICL手術を受けられるのが特徴です。
●カウンセリングや事前検査が無料
品川近視クリニックではカウンセリングや事前検査を無料で行っています。レーシック・ICLなど視力矯正手術に不安がある・迷っていることなどを直接相談でき、自分に合った手術方法を見つけられます。ぜひこの機会に無料検査だけでも受けてみましょう!
| 品川近視クリニックの基本情報 | |
| ICL手術費用 | 460,000円(税込) |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード・医療ローン・振込 |
| 日本眼科学会認定専門医 | ○ |
| ICL認定医 | ○ |
| 医師名 | 湯川 聡(東京院院長) |
| 電話番号 | 0120-412-049(受付時間10:00~20:00) |
| クリニック所在地 | 【東京院】東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシア13F ほか全国に4院あり(札幌院・名古屋院・梅田院・福岡院) |
* 自由診療のため保険適用外です
* 公式サイトより
** 品川近視クリニックは、2021年度ICL国内最多症例数をスター・ジャパンより表彰されました
* 60回払い/レンズ代除く
ICLの基礎知識
裸眼で生活したいと思い、レーシックについて調べた方はよく比較されるICLも気になりますよね?同じ視力矯正手術ではありますが、手術内容が大きく違うため費用や見え方にも違いがあります。
そこでここでは、ICLの特徴や費用相場だけでなく、メリットデメリットからどんな人が向いているのか、同じような視力矯正手術のレーシックとはどう違うのかなどICLの基礎知識をまとめています。
ICLの基礎知識
ICLとはImplantable Contact Lensの略で、直訳すると移植可能なコンタクトレンズです。手術内容は眼内に小さな穴の空いたコンタクトレンズを入れて近視・乱視を矯正します。詳細にはレンズを挿入する位置によって前房型と後房型に分かれますが、一般的には見た目に変化が少ない後房型が主流です。
また、近年では近視・遠視・乱視に加えて老眼治療もできる「IPCL(老眼用ICL)」も登場し、視力矯正できる人の幅も広くなっています。
▼ICLとIPCLの違い
| ICL | IPCL | |
| レンズ種類 | 単焦点レンズ | 多焦点レンズ |
治療できる
症状 | 遠視・近視・乱視 | 遠視・近視・乱視+老眼
強度強度近視・乱視 |
| 適応度数 | 近視:-18Dまで
乱視:-4.5Dまで | 近視:-30Dまで
乱視:-10Dまで |
眼内コントクとレンズICLとは

ICLは角膜を削るレーシックとは異なり、眼内にコンタクトレンズを挿入します。そのため、角膜が薄くてレーシックが受けられない方や強い近視の方も治療可能です。
また、治療後に度数が合わなくなった場合は再治療が可能です。ただし、老眼には対応していないためICL治療後に老眼になった場合は老眼鏡をかけるか、IPCLを検討しましょう。
老眼対応のIPCLとは

IPCLは2014年から発売が開始され、日本では2015年から使用実績がある新しい治療方法です。
ICLの場合、老眼の方は老眼鏡で視力矯正をする必要があります。しかし、ICPLは多焦点コンタクトレンズで老眼治療にも対応しているため、老眼鏡なしでも手元が見えやすくなります。
【料金】ICL手術の費用相場は?

ICL手術費用の相場は40~70万円程で、レーシック手術費用相場(10~50万円程)と比較するとかなり高価です。しかし、コンタクトレンズを買い続ける費用と比較すると、10~20年後にはICLの方がコスパが良くなります。
また、クリニックによって、手術後の定期検診の費用なども含む場合もあります。 検査費用なども含めてトータルの金額を確認しましょう。ICL手術はかなり高額なので、支払い方法も確認しましょう。ローンや分割払い、クレジット払いに対応していると家計を圧迫しません。
各地域ごとの費用相場を比較

レーシック・ICL手術はどちらも自由診療のため、保険適用外でクリニックによって費用が異なります。
大阪と熊本の費用相場を見ると、大阪の方が最安値ではあるものの費用に大きな差はありません。術前検査に別途費用がかかったり、逆に手術後の定期検診の費用も含む場合もあるため、トータルの支払い金額を確認しましょう。
▼熊本・大阪の費用相場
| 熊本県 | 大阪府周辺 |
| 66~77万円 | 46~70万円 |
費用を抑えたいならモニター募集やクーポンも活用

ICL手術には研究などのデータ収集のため割引で施術を受けられるモニターを募集しているクリニックがあります。モニターの応募には募集要件があり、年齢制限や手術体験談を提出する必要がある場合が多いです。
また、クリニックによってはご友人を紹介した際にクーポンを発行している場合や紹介制度もあります。
▼手術費用割引のある制度(品川近視クリニック 福岡院)
紹介優待
チケット |
|
| 職業割 |
|
* 手術内容によって割引額が異なります
ICL手術のメリットデメリットは?
| メリット | デメリット |
| もしもの時は元の状態に戻せる | 費用が高額 |
| 角膜の厚さを気にせずに手術が可能 | ハロー・グレアの発生する場合も |
| 眼鏡・コンタクトが不要になる | 準備期間・経過観察期間が長め |
| 夜間視力への影響が少ない | 使用レンズ次第で白内障のリスクが高まる |
| レーシックに比べ視力が安定しやすい | 稀に感染症の危険がある |
| レンズの種類が多い |
メリットも多くあるICLですが、手術である以上必ずデメリットはあります。ここで紹介するメリット・デメリットについて詳細に解説しているので、気になった方はこちらの記事もご一読ください。
【違い】ICL手術とレーシックはどっちがいい?

レーシック手術とICL手術のどちらを受けるか悩んでいる方は多いでしょう。あなたに適した手術を選びましょう。下記の表にレーシックとICLの違いをまとめるので、ご参考ください。
| レーシック | ICL | |
| 適用できる視力の範囲 | -10D | -18D |
| 費用相場 | 約10万~50万円 | 約40万~70万円 |
| 元に戻せるかどうか | 元に戻せない | 取り外せる |
| 執刀医の技術の影響 | 少ない | 大きい |
レーシックに向いている人の特徴

- できるだけコストを抑えて視力矯正手術を受けたい方
- 手術後に早めに視力を回復させたい方
- 日帰りで手術を受けたい方
- 痛みを抑えたい方
レーシックの特徴はICLより最安値10万円を切るので費用が安く、入院の必要がなく日帰りで行え、痛みも抑えられる点です。視力回復も個人差はありますが、翌日には視力がよくなる場合が多いです。
ICLに向いている人の特徴

- もしもの時、手術前の状態に戻したい方
- -10D以上の強度近視の方
- 角膜が薄くレーシック手術できない方
- レーシック手術後に視力が低下した方
ICLの最大の特徴はレンズを外すだけで元の状態に戻せ、適用範囲がレーシックより非常に広い点です。レーシックで角膜を削って取り返しのつかないことになるのが怖い方にはICLが向いています。
レーシック手術後に視力が低下した方の中には2回目のレーシック手術を受けたい方もいらっしゃいますが、角膜が削れない場合が多く事前検査で不適合になりがちです。そういった方がでもICLなら手術可能な場合が多いのも特徴です。
ICL手術が適用できない人の特徴は?

- 18歳未満の未成年
- 重篤な眼の病気がある人
- 重度の糖尿病など傷の治りに影響のある人
- 妊娠・授乳中の人
ICL手術はレーシックよりも適用できる視力の範囲が広いなどの特徴があります。しかし、誰でも受けられるわけではありません。
未成年者はまだ近視が進行中の可能性もあります。妊娠中や授乳中も目の屈折が非常に不安定になるため手術不可です。上記に該当しなくても、現在薬を服用中の方や病気を抱えている方は検査時やカウンセリングで医師に相談してみましょう。
ICL手術で後悔・失敗しないためのクリニック選びのコツ

「ICL手術後に絶対に後悔したくない!」という方は多いのではないでしょうか。ICL手術を受けるクリニックの後悔しない選び方を解説します。ICL認定医が在籍している症例数と手術実績が豊富なクリニックを選びましょう。また、術前術後のケアの充実具合や価格も考慮して選ぶ必要があります。
ICL認定医が在籍しているかどうか

ICL手術は、信頼できる執刀医に任せたいですよね。 ICL手術はそもそも認定医でないと手術できません。認定医にも3段階のグレードがあるので、手術実績が多い認定医やエキスパートインストラクターが在籍しているクリニックをチェックしましょう。
▼熊本:認定医・指導医
| クリニック | 認定医
指導医 |
眼科こがクリニック | 古賀 貴久 |
| 先進会眼科 福岡 | 岡 義隆 |
症例数・実績が豊富かどうか

安心して手術を受けるためには、症例数や実績が豊富なクリニックを選びましょう。経験豊富な医師から手術を受けたいですよね。手術実績が豊富な医師なら安心して大事な手術を任せられます。ホームページなどで確認できるので、必ずチェックしましょう。
手術前の説明・検査が充実しているか

検査時や手術前に丁寧なカウンセリングをしてくれるかどうかも重要です。ICL手術の後遺症やリスクをしっかりと把握したうえで手術を受ける必要があります。手術は不安ですよね。丁寧なカウンセリングは、手術の恐怖心や手術後の不安を取り除いてくれます。
術後のアフターケアが充実しているか

万が一のトラブルを避けるためには、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ必要があります。ICL手術は、気軽に受けられる手術ではありますが、リスクがないとはいえません。
効果が得られない場合の再手術保証や術後の定期検診の内容など、クリニックによってさまざまです。術後のトラブルが最小限になるように、アフターケアが充実しているのか必ず確認しましょう。
納得できる費用かどうか

レーシックよりもかなり高額なICL手術、少しでも安く済ませたいですよね。ICL手術は自由診療なので、手術費用がクリニックによってかなりばらつきがあります。かなり高額なので、支払い方法をも含めて慎重に納得できるクリニックを選びましょう。
熊本県でICL手術ができるクリニック4院を紹介!

「信頼できるクリニックでICL手術を受けたい!」という方は多いのではないでしょうか。ここでは熊本県内と熊本県周辺のICL手術ができる病院を紹介します。また、熊本からアクセスしやすい福岡の病院も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
| 地域 | クリニック名 | ICL手術費用 | 検査費用 |
| 福岡県福岡市 | 品川近視クリニック 福岡院 | 46万円 | 無料 |
| 福岡県福岡市 | 先進会眼科 福岡 | 46万円〜 | 無料 |
| 熊本県熊本市 | 眼科こがクリニック | 66~72万円 | HP記載なし |
| 熊本県荒尾市 | 木村眼科内科病院 | 66~77万円 | HP記載なし |
品川近視クリニック 福岡院
品川近視クリニックは、ICL眼内レンズを開発・販売しているスター・ジャパン社に2021年度日本国内最多症例数を認められています。ICL指導医、ICL認定医も複数名在籍しているため、クオリティの高い施術を受けられるのが魅力です。事前検査は無料なので、検討中の方はぜひ予約してみてください。
| 品川近視クリニック 福岡院 | |
| ICL手術費用 | 近視度数-5D未満 460,000円(税込) 近視度数-5D以上 537,000円(税込) |
| レーシック 手術費用 | 75,000~320,000円(税込) |
| 日本眼科学会認定専門医 | ○ |
| ICL認定医 | ○ |
| 医師名 | 尾崎 秀(福岡院院長) |
| クリニック所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2-7-21天神プライム4F |
| アクセス | 地下鉄天神駅より徒歩5分 |
| 駐車場 | - |
| 電話番号 | 0120-412-049 |
| 受付時間 | 10:00~20:00 |
| 休診日 | 年中無休 |
※ 2021年度ICL国内最多症例数をスター・ジャパンより表彰されました。
※ 2004/10/1~2021/12/31 ICL以外の全施術含む
先進会眼科 福岡
先進会眼科 福岡はICL手術をはじめ、レーシックや白内障手術、視力矯正手術後のタッチアップなど豊富な選択肢を用意しているクリニックです。クリニックは地下鉄・天神駅より徒歩1分で、アクセスもばっちりです。ICLを検討中の方はまず検査を受けてみましょう。
| 先進会眼科 福岡の基本情報 | |
| ICL手術費用 | 460,000円(税込)〜 |
| レーシック 手術費用 | 220,000円(税込)〜 |
| 日本眼科学会認定専門医 | ○ |
| ICL認定医 | ○ |
| 医師名 | 岡 義隆(理事長)(ICLインストラクター)菅沼 隆之(福岡院院長) |
| クリニック所在地 | 福岡県福岡市中央区天神2-8-38協和ビル10F |
| アクセス | 西鉄福岡(天神)駅「北口」より徒歩4分地下鉄天神駅「3番出口」より徒歩1分 |
| 駐車場 | - |
| 電話番号 | 0120-049-113 |
| 受付時間 | 月・木・金・土・日 10:00~13:00 14:00~18:00 |
| 休診日 | 火曜・水曜 |
眼科こがクリニック
眼科こがクリニックは、熊本全域・九州各地からICL手術・白内障治療を目的に多数の患者が来院する人気クリニックです。ICL手術は500件以上の実績があり、院長の古賀医師はICLインストラクターに認定されています。ICL手術は3年以内の追加手術・レンズの取り出しはいつでも無料なのが嬉しいポイントです。
| 眼科こがクリニックの基本情報 | |
| レーシック 手術費用 | - |
| ICL手術費用 | 乱視なし 660,000円(税込) 乱視あり 720,000円(税込) |
| 日本眼科学会認定専門医 | ○ |
| ICL認定医 | ○ |
| 医師名 | 古賀 貴久(院長)(ICL認定医) |
| クリニック所在地 | 熊本県熊本市中央区八王寺町40番5号 |
| アクセス | 熊本都市バス「八王寺新道」より徒歩2分 |
| 駐車場 | HP記載なし |
| 電話番号 | 096-377-1701 |
| 受付時間 | 月・火・水・木 8:30~11:00 13:00~16:30 金・土 8:30~11:30 |
| 休診日 | 土曜・日曜・祝日 |
佐藤眼科・内科
佐藤眼科・内科は、白内障手術・多焦点手術・ICL・レーシックなどさまざまな治療を行っているクリニックです。ICL手術の手術費用には術後1年後の定期健診と投薬代も料金に含まれているので、費用の目安が立てやすいのがポイントです。
| 佐藤眼科・内科の基本情報 | |
| ICL手術費用 | 乱視なし 660,000円(税込) 乱視あり 770,000円(税込) |
| レーシック 手術費用 | 275,000円(税込) |
| 日本眼科学会認定専門医 | ○ |
| ICL認定医 | ○ |
| 医師名 | 佐藤 智樹(院長) |
| クリニック所在地 | 熊本県荒尾市荒尾4160-270 |
| アクセス | バス停「みどり区」より徒歩2分 |
| 駐車場 | 50台 |
| 電話番号 | 0968-65-5900 |
| 受付時間 | 月・火・水・木・金 9:00~12:00 14:30~17:00 土 9:00~12:00(隔週) |
| 休診日 | 日曜・祝日 |
ICL手術の流れは?

ICL手術の治療の流れを簡単に解説します。ICL手術の治療の流れがひと通りわかると安心ですよね。クリニックによって期間など細かい差異があるので、気になるクリニックはホームページで実際に確認してみましょう。
工程 | 期間 |
検査予約~適応検査まで | 3日~3週間程度 |
適応検査~術式決定まで | 3日~1週間程度 |
術式決定~手術日まで | 1週間~2ヶ月程度 |
手術後の定期検診 | 翌日~1年後まで定期的に |
検査予約

まずはWebや電話から検査の予約をします。 コンタクトを使用している方は、角膜の形状・状態に影響して正しく検査できなくなるおそれがあるので、基本的に検査前から使用を中止することになります。下記の表に検査前のコンタクト装着制限期間をまとめるので、ぜひ参考ください。
▼検査前のコンタクト装着の制限
コンタクトの有無、種類 | 検査前のコンタクト装着の制限 |
コンタクトなし | 3日後以降に検査可能 |
ハードコンタクト | 3週間後から検査可能 |
ソフトコンタクト | 2週間後から検査可能 |
適応検査

ICL手術に眼球が適応しているかどうかの適応検査を受ける必要があります。検査内容はクリニックによって異なりますが、一般的には10項目前後です。適応検査当日は、2~3時間かけて10項目ほどの適応検査を入念に行います。
検査結果が出るまで数日~1週間程度かかり、 人によっては追加の検査が生じる場合もあります。下記に検査内容をまとめるので、参考ください。
▼検査項目例
- 眼圧測定
- 角膜形状解析
- 角膜内皮検査
- 角膜圧測定
- 眼底検査
- 前房深度検査など
医師の診察・手術プラン決定

適応検査の結果を踏まえた上で、医師とのカウンセリングの中で手術方法を決めます。手術方法が決まったら、術前検査・手術日・手術後の通院スケジュールを決定。ICLレンズが届くまでの期間は2週間~1ヶ月程度です。乱視用ICLだと2ヶ月程かかる場合もあります。
手術当日

手術前には体調の確認のために検温・血圧測定などを行い、手術後の注意事項を説明されます。手術時に瞳孔を大きく開くために散瞳剤を点眼して、点眼麻酔と目の消毒を行い手術に備えます。
手術時間は片目あたりおよそ10~20分程度です。手術中は麻酔をしているので、痛みはありませんが、目を押されるような感覚があります。術後は院内で1~2時間ほど安静にして、帰宅するという流れです。
術後検診

目の状態が安定するまでは、医師の指示に従い定期検診を受けましょう。まずは翌日検診、翌日以降は3日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と定期的に検診があります。
ICL手術後数日程度で視力回復し、視力1.0以上が期待できます。 ただし、手術後1ヶ月程度は日常生活に制限が生じるので、計画的に手術を受けましょう。多くのクリニックでは術後1~3年程度の保障期間が設けられているのでご安心ください。
ICL手術についてのよくある質問
ここでは、ICL手術に関するよくある質問をまとめています。
- ICL手術に後遺症や合併症はないの?
- レーシック手術とICLの違いは?どっちが安全?
- ICL手術で老眼になりやすくなるって本当?
- ICL手術に年齢制限はある?
- ICL手術で黒目が大きくなるって本当?
- ICL手術後に視力が低下することはある?
- ICL手術をしたらドライアイになる?
- レーシック・ICL以外にも視力矯正の方法はあるの?
- ICL手術前の検査では何をするの?
- プランの説明で出てくる「D」って何のこと?
- モニター制度を使えば費用は安くなる?
- ICL手術に高額療養費制度は使える?
- 手術までにはどれくらい時間がかかる?
- 手術中や術後に痛みはある?
- 笑気麻酔をしてくれる病院はある?
- 手術後は仕事を休む必要がある?
- ICLを受けてもカラーコンタクトは使える?
- ICLレンズの寿命はある?
- 数年後に視力が落ちたらどうなる?
- ICLの10年後、20年後にリスクはある?
- 老眼でもICL手術は受けられる?
- そもそもICLって日本で承認されているの?
ICL手術に後遺症や合併症はないの?
ICL手術はレーシックに比べて後遺症のリスクが少ないとされていますが、完全にリスクがないわけではありません。代表的な症状としては、夜間に光がまぶしく見える「ハロー・グレア」などが挙げられます。これらの症状は時間の経過とともに軽減することが多いですが、術後の経過には個人差があります。
レーシック手術とICLの違いは?どっちが安全?
レーシックは角膜の表面を削って視力を矯正する手術です。費用が比較的安く、術後の視力回復が早いことが特徴であり、費用の相場は20〜30万円程度です。早ければ手術の翌日から日常生活に戻ることが可能です。
一方、ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜に小さな切開を入れて目の中にレンズを挿入する手術です。最大の特長は安全性が高い点で、ICL認定医のみが施術できます。レンズは取り外しが可能であり、将来的に元の状態に戻すこともできます。
ただし、ICLはオーダーメイドのレンズを使用するため費用が高額で、手術までの準備期間も長くなる傾向があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の目の状態に適した方法を事前検査で確認しましょう。
ICL手術で老眼になりやすくなるって本当?
老眼は加齢によって誰にでも起こる自然な現象です。ICLやレーシックといった屈折矯正手術の有無に関係なく発症します。
ただし、もともと強い近視の人は手元にピントが合いやすいため、手術によって遠くが見えるようになることで、老眼の症状を通常よりも早く自覚する場合があります。
ICL手術に年齢制限はある?
ICL手術は18歳未満の未成年者には適応されません。上限年齢の明確な制限はありませんが、加齢に伴って白内障や老眼など他の眼疾患を持っている可能性があるため、まずは適応検査を受けて判断することが大切です。
ICL手術で黒目が大きくなるって本当?
ICL手術によって黒目の大きさが変わることはありません。しかし、視力が改善することで目を細める癖がなくなり、結果として目が大きくなったような印象を与えることはあります。
ICL手術後に視力が低下することはある?
ICL手術では装着したレンズが劣化しにくく、視力が長期間にわたって安定しやすいとされています。レーシックと比べると「近視の戻り」が起こりにくいため、長期的に見ても視力が落ちにくいと考えられています。
ただし、加齢や別の眼疾患によって視力が変化する可能性はあるため、定期的に眼科で検診を受けることが大切です。
ICL手術をしたらドライアイになる?
ICL手術では非常に小さな角膜切開を行うため、角膜の形状に大きな変化がなく、涙の分泌に与える影響も少ないとされています。そのため、術後にドライアイを発症するリスクは比較的低いといえます。
また、もともとコンタクトレンズを使用して目が乾きやすかった方の中には、ICL手術によってドライアイの症状が軽減されるケースもあります。コンタクトやレーシックが難しいと診断された方でも、ICLなら手術可能な場合があるため、一度医師に相談することをおすすめします。
レーシック・ICL以外にも視力矯正の方法はあるの?
視力を矯正する方法は、レーシックやICLだけではありません。
たとえば、就寝中に専用レンズを装着して角膜の形を矯正する「オルソケラトロジー」など、このほかにも、目の状態や生活スタイルに応じたさまざまな手法が存在しているため、自分の目に合った治療法を選ぶ必要があります。
また、レーシックやICLのみを扱う医院では、万が一適応しなかった場合に他の医院を紹介されたり、説明が不十分なまま手術が進んでしまったりするおそれがあります。こうしたトラブルを避けるためにも、慎重に医院を選ぶようにしてください。
視力矯正の手段にこだわらず、複数の選択肢から自分に合った方法を提案できる医院を選ぶことが大切です。
ICL手術前の検査では何をするの?
ICL手術の前には、「適応検査」と呼ばれる検査を行い、近視・遠視・乱視の度数を測定したうえで、ICLを装用できる目の状態かどうかを確認します。
この検査によって、使用するレンズの度数やサイズを決定します。検査にはおおよそ1〜2時間ほどかかります。また、検査中に使用する「散瞳剤」(瞳孔を広げる目薬)の影響で視界がぼやけるため、当日は車やバイクの運転を控え、電車などの公共交通機関を利用して来院することをおすすめします。
さらに、40歳以上の方には、ICL手術後の見え方を想定した「遠視の見え方体験」を行っている医院もあります。
プランの説明で出てくる「D」って何のこと?
「D(ディオプター)」とは、視力の度数を表す単位です。-10.0D未満から+6.0D程度の範囲が一般的で、マイナスの値は近視、プラスの値は遠視を示します。数値が大きくなるほど視力の矯正が必要な度合いは強くなります。
強度近視や強度遠視の場合は、レンズの設計が複雑になりやすく、手術費用も高くなる傾向があります。
自分の視力の度数は、眼鏡やコンタクトレンズの処方箋に記載されているため、一度確認しておくとよいでしょう。
モニター制度を使えば費用は安くなる?
モニター制度を利用することで、通常よりも手頃な費用で手術を受けられる場合があります。
たとえば、手術後に口コミや顔写真の掲載に協力することを条件として、割引価格が適用されるケースがあります。ただし、モニターの条件は医院ごとに異なります。自分がその条件に該当するかを事前に確認したうえで、応募するかどうかを判断してください。
ICL手術に高額療養費制度は使える?
ICL手術は、美容目的の自由診療に該当するため、公的な高額療養費制度の対象にはなりません。
そのため、費用を少しでも抑えたい場合は、医療費控除の申請や、生命保険の手術給付金が適用されるかどうかを確認することをおすすめします。
手術までにはどれくらい時間がかかる?
レンズの在庫状況によって異なりますが、取り寄せが必要な場合は手術までに3週間〜3ヶ月ほどかかることがあります。
適応検査と最終検査を終えたあとに、目の状態に合わせたレンズの度数を決定します。ICLのレンズは主にアメリカやヨーロッパで製造されており、在庫がない場合には取り寄せに時間がかかることがあります。
また、ハードコンタクトレンズを使用している方は、検査精度を確保するために4週間以上装用を中止する必要があります。ソフトコンタクトレンズの場合でも、最低3日以上は使用を中断しなければなりません。
手術中や術後に痛みはある?
ICL手術では点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を使用するため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
ただし、目を大きく開いた状態で手術を行うため、わずかに眼球が押されるような感覚を覚えることがあります。もし途中で痛みを感じた場合には、麻酔を追加できることもあるため、すぐに医師に伝えてください。
手術後は、麻酔が切れたタイミングで軽い痛みや異物感を覚えることがありますが、多くの場合、時間の経過とともに自然に治まっていきます。
笑気麻酔をしてくれる病院はある?
一部の医院では、希望すればICL手術中に笑気麻酔を施してくれる医院もあります。
- 先進会眼科 東京(新宿区)
- 代官山アイクリニック(渋谷区)
- 南青山アイクリニック東京(港区)
- 経堂あそう眼科(世田谷区)
手術後は仕事を休む必要がある?
手術当日は薬剤の影響により視界がぼやけることがあるので、安静に過ごすことをおすすめします。特に、車の運転は必ず避けましょう。
術後の視力は数日から1週間程度で安定していきます。また、ICL手術後のメイクは、一般的には眼の周りを避ければ翌々日から可能です。
ICLを受けてもカラーコンタクトは使える?
ICL手術をしてもカラーコンタクトをつけることはできます。
ICL手術は目の内部にレンズを挿入する方法であり、目の表面には変化がないためです。ただし、術後すぐは目が安定していないため、一般的には3か月程度の経過を見たうえで、医師に相談してからつけることが推奨されています。
ICLレンズの寿命はある?
ICLのレンズに" 寿命 "はありません。
また、ICLのレンズは耐久性と生体適合性の高い素材のため特別なメンテナンスや交換は必要ありません。ただし、加齢によって自然に視力が変化し、挿入したレンズの度数が合わなくなった場合は、レンズの取り出しや再手術が必要になることもあります。
数年後に視力が落ちたらどうなる?
視力が低下した場合でも、保証期間内であれば1回まで無料で再手術を行なってくれる医院が多いです。
保証期間は1〜3年間で定められている場合が多く、その期間内であれば何度でも相談や検診を受けることができます。視力に不安を感じた場合は、できるだけ早めに受診してください。
ICLの10年後、20年後にリスクはある?
近年主流となっている「ホールICL」の登場により、白内障などの合併症リスクは大幅に減少しています。
過去には、レンズが目の中の房水(ぼうすい:眼球内を循環する液体)の流れを妨げて、水晶体が濁り、白内障が進行してしまうケースが報告されていました。しかし、現在はレンズ中央に小さな穴を開けて房水の流れを確保する「ホールICL」が一般的に使用されており、そういったリスクは抑えられています。
とはいえ、どんな医療でもリスクが完全にゼロになるわけではありません。ICL手術を検討しているのであれば、メリットだけでなく、将来的な影響についても必ず事前に理解しておきましょう。
老眼でもICL手術は受けられる?
老眼の場合は、老眼に対応した多焦点眼内レンズ「IPCL」を使用します。
ただし、片眼あたり約40万円と高額であり、対応している医院も限られています。老眼のある方は、事前に対応できる各医院を確認したうえで検討しましょう。
そもそもICLって日本で承認されているの?
ICL(眼内コンタクトレンズ)は、2010年に厚生労働省から屈折矯正手術のひとつとして承認を受けています。
当時のICLは、房水の循環を妨げる可能性がある構造だったため、白内障などのリスクが指摘されていましたが、現在では中央に小さな穴を開けて房水の流れを保つ「ホールICL」が一般に普及しています。







