内科と皮膚科の両面から、長期的な美肌を目指す｜錦糸町皮膚科内科クリニック

今回インタビューにお答えいただいたのは、田尻 友恵 医師。2022年より墨田区にて、皮膚科と内科を中心として、アレルギー科・美容皮膚科・ペインクリニック内科と幅広い診療を保険診療/自由診療の両側面から提供する『 錦糸町皮膚科内科クリニック 』を開業し、現在まで院長を務めるドクターです。

当院は、「 皮膚科から内科までまるごと診て、患者さんそのものを診る 」というプライマリーケアの精神を大切にしています。

保険診療だけでなく、患者様の「 もっと綺麗になりたい 」という想いに応えるため、最新の医療機器やレーザー、注入などの治療法を積極的に導入し、お悩み別に幅広い選択肢を提供しています。

注入治療などの施術においては、「 結果と安心感のバランス 」を意識した施術を心がけ、痛みに配慮しながら、出力調整や麻酔クリームの使用を工夫しております。

特にシミ治療においては、治療後の肌の状態を維持し、シミが再発しないよう予防を目的とした治療やアフターケアを提案するなど、根本的な改善と長期的な美肌維持を目指しております。

2012年北里大学を卒業し、東京医科歯科大学病院で臨床研修を行いました。

その後、慈恵医科大学、都内総合病院、都内クリニックで、皮膚科、内科、アレルギー科、ペインクリニック科、美容皮膚科と幅広く研鑽を積みました。

「 患者様そのものを診る 」という総合的なプライマリーケアの精神のもと、一人でも多くの人の役に立ちたいという強い信念をもって、2022年7月に墨田区で錦糸町皮膚科内科クリニックを開業しました。

私が医師を志したきっかけは、幼いころ、祖母の病気を担当した先生が、親身になって治療をしてくれたことに感銘を受け、「 私もそんな医師になりたい 」と思ったのが原点です。

「 人が好き、話すことが好き 」ということもきっかけの一つであり、困っている人がいたら何か手助けしてあげたいと常に思っておりました。

美容皮膚科の分野に参入した背景には、保険診療の限界を超えて、より多くの患者様のニーズに応えたいという考えがありました。

私は「 皮膚科領域は、保険の延長に美容がある 」と考えています。

保険診療には決まった枠組みがあり、処方や治療法に限りがあります。

そのため、保険で治すことができない方や、「 もっと綺麗になりたい 」という患者様の想いに対し、「 もう一つの選択肢 」として自費診療（美容医療）を提供するようにしております。

当院は、まず保険診療内での治療をご提案します。

保険診療内で解決しにくい場合、または患者様が より深い美容的な改善 を望まれる場合に、幅広い自費診療の治療法をご提案する流れを取っております。

患者様は、以下のような保険診療では限界のある、複合的かつ美容的な改善を求めるお悩みを抱えて来院されます。

• シミ・色ムラ・くすみ：肝斑、ADM、老人性色素斑、炎症後色素沈着といった様々なシミ。

• ニキビ・ニキビ跡：炎症性のニキビ、赤みのある瘢痕、凹凸のあるクレーター。

• 肌のハリ・たるみ：顔全体のハリ低下、小じわ、首のしわ、マリオネットラインなどのエイジングサイン。

• 毛穴の開き・肌質：鼻や頬の毛穴の目立ちや、根本的な肌質のざらつき。

• 広範囲にわたる肌トラブル：シミ、毛穴、たるみなど複数の悩みが混在し、複合的なアプローチが必要なケース。

こういったお悩みのうち、当院が特に力を入れている以下の分野では、最新の機器や注入剤を用いた治療のご提案を行います。

• ニキビ・ニキビ跡 → ポテンツァ、ジュベルック、ピーリング：ポテンツァはニキビ・ニキビ跡に幅広く対応し、ジュベルックは赤みやクレーター、肌質の改善に特化し、症状に合わせて使い分けます。
• 肌のハリ・たるみ → プロファイロ注射、非架橋型ヒアルロン酸注入、HIFU：特にプロファイロ注射は、頬や首のしわ・たるみの改善を得意とし、肌の再生を促す「肌育」を促進します。
• 毛穴・肌質 → ポテンツァ（ドラッグデリバリー）、ジュベルック：コラーゲン生成促進や薬剤導入により、根本的な肌質の改善を目指します。

すべての治療提案には、「プライマリーケア」を基盤としています。

患者様の肌の状態だけでなく、内科的な背景やライフスタイルまで考慮し、「皮膚科から内科までまるごと診る 」という総合的な視点で最適な治療法を組み合わせていきます。

特にシミ治療のように再発しやすいお悩みに対しては、治療後の「予防」を目的としたアフターケアやホームケア提案を重視し、シミは「 とっておわり 」ではなく長期的な美肌維持をサポートしていきます。

私が患者様との診察において最も大切にしているのは、患者さんそのものを診るというプライマリーケアの精神と、幅広い治療の選択肢を提供することです。

患者様のお悩みを皮膚科や美容皮膚科といった局所的な視点だけで捉えず、全身の状態、内科的な背景、生活環境、そして心の状態を含めた 患者様そのものを診て判断する ことを意識しています。

なぜなら様々な皮膚トラブルは、ストレスやホルモンバランス、内科的な疾患に深く関連している可能性もあるからです。

表面的な治療だけでなく、体の内側からアプローチする総合的な視点を意識して常にもつようにし、これらが 根本的な解決 と 長期的な美しさ につながると考えています。

肌の悩みは、自信や日々の生活の質に深く関わる、とてもデリケートなお悩みです。

悩みを一人で抱え込まず、まずはご相談ください。

当院はまず、保険診療の知識を基盤として、患者様の肌状態を正しく診断し、保険診療で解決が難しい場合や、さらに一歩踏み込んだ美しさを求める方のために、最新の美容医療という「 もう一つの選択肢 」をご用意しています。

私たちは、ただ目の前の症状を改善させるだけではなく、その場限りではない根本改善を目指しています。

皮膚科としてだけでなく、内科的な側面や生活習慣も含めて患者さんそのものを診るプライマリーケアの精神を大切にしています。

どんな小さなお悩みでも構いません。最適な解決策を、誠意をもってご提案させていただきます。