自動孵卵器(インキュベーター)の魅力とは

動物の研究を行う学生や小鳥のブリーダーなどで、鳥や爬虫類の孵卵器を必要としている方は多いです。孵卵器は卵を最適な環境のなかで温め、孵化をサポートするために必要なアイテムであり、とりわけ鳥の卵は温度管理が非常に重要なので欠かせません。
孵卵器は海外製の商品が多く、日本製の孵卵器と言えば昭和フランキが有名です。また、孵卵器を売ってる場所は、主にホームセンターなどの販売店や通販などです。目的にあわせた購入場所で商品を選ぶようにしましょう。
そこで今回は、自動孵卵器(インキュベーター)の選び方や人気のおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは、機能・見やすさ・お手入れのしやすさを基準に作成しました。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
孵卵器の選び方
孵卵器を購入しようと思っても、どう選んだらいいかわからないものです。ここでご紹介する選び方を知っておけば、最適な孵卵器を見つけられます。
卵の種類で選ぶ
まずは育てようとしている卵の種類を確認しましょう。孵卵器の中には鳥専用や爬虫類専用など、特定の動物に特化したタイプがあります。
うずら・文鳥などは「鳥用」がおすすめ

孵卵器の最もスタンダードなタイプが鳥用の商品です。ニワトリ・ガチョウ・うずらなどの卵に対応しています。商品の種類も豊富なので、価格や機能など自分にあった商品に出会いやすく、選びやすいです。
鳥用の孵卵器を購入するときは、後ほどご紹介する鳥判別機能がついているかどうかもよくチェックしてください。鳥判別機能が備わっていれば、鳥の種類にあわせて温度管理を徹底できるので便利なアイテムです。
カメ・カエルなどは「爬虫類用」の孵化器がおすすめ

カメやカエルなどの爬虫類の卵を孵化させたい方には、爬虫類用の孵卵器・孵化器をおすすめします。孵卵器は鳥用のものが多いですが、卵のサイズや最適温度などが異なるため、鳥用の孵卵器だと爬虫類には使用できません。
機能で選ぶ
鳥判別機能や温度調節機能など、孵卵器にあると使いやすい機能を知っておくと商品選びに役立ちます。ここでは代表的な機能を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
文鳥・烏骨鶏などに使うなら「鳥判別機能」付きがおすすめ

鳥は種類によって、孵化までの日数や最適温度が異なるため、鳥判別機能は欠かせません。このタイプならニワトリ・ガチョウ・アヒルなどから該当する種類のボタンを押せば、孵卵器が自動的に孵化までの日数や温度を設定し、卵に最適な環境を整えてくれます。
初心者なら自動で温める「温度・湿度の自動調節機能」付きがおすすめ

うまく孵化させるためには温めるときの温度・湿度調整が非常に重要ですが、孵化するまでの期間、常に適切な温度や湿度の保持は上級者でも難しいです。しかし、温度・湿度の自動調節機能が搭載された孵卵器であれば、調節の難易度はぐっと下がります。
温度の調節機能が備わった孵卵器は多く販売されている一方で、湿度まで調節してくれる孵卵器は少ないです。だから初心者は、温度・湿度ともに自動調節してくれる孵卵器に絞って探してみてください。
手間を省くなら「自動転卵機能」付きがおすすめ

温度・湿度のほかにも重要な作業が転卵です。転卵とは卵のなかにある胚が殻に癒着してしないようにするために、定期的に卵を回転させる作業であり、この作業をやらないと孵化に失敗する可能性があります。
だから転卵を自動で行ってくれる自動転卵機能が搭載されていると非常に使いやすいです。多くの孵卵器では、一定の時間間隔で卵を45~90度に回転させてくれます。少しでも手間を省きたい方は、ぜひ自動転卵機能の備わった孵卵器を選びましょう。
作動音が気になるなら「静音機能」をチェック

孵卵器は常時作動させておく必要のあるアイテムです。ただ、夜中だと小さな作動音でも気になる恐れがあります。また研究目的などで複数台を同時に使用する場合はそれだけ作動音が大きくなりがちです。
作業音が大きいとわずらわしいでの、長期間の使用を想定し、できるだけ作動音の小さい孵卵器を購入しましょう。音の大きさは口コミなどで事前によくチェックしてください。なかには「静音タイプ」との表記がある商品もあるので要チェックです。
卵を観察するなら「見やすさ」をチェック

孵卵器に入れている卵の状態はこまめにチェックしなければなりません。そのためにも、カバーがクリアガラスでできているものなど、内部が見えやすいタイプをおすすめします。またプラスチックであればぶつけても壊れにくいです。
設置スペースや卵の数にあわせて「サイズ」をチェック

孵卵器は家庭用のコンパクトなタイプから業務用サイズまで、幅広い大きさの商品が展開されています。孵卵器のサイズが大きくなるほど、収納できる卵の数が多くなるので大量に孵化させたい場合には便利なアイテムです。
サイズを検討するなら、孵化させたい卵の数だけではなく設置スペースも考慮しましょう。安定して設置できるスペースを確保したうえで、適したサイズの孵卵器を選んでください。とくに家庭用に購入する場合はコンパクトサイズがおすすめです。
安すぎる価格の場合なら「口コミ」をチェック

孵卵器は低価格なものであれば1万円前後で購入できます。しかしあまり安すぎると、機能が不十分であったり壊れやすい可能性があるので、事前に商品説明や口コミなどを細部まで入念に調べるようにしましょう。
また、保証有りの商品を選べば、万が一の場合にも安心して対応してもらえます。孵卵器はマイナーな道具であり、身近で直せる店は少ないです。だから多少値段が張っても、機能とサポート体制が充実した商品を選びましょう。
孵化を成功させるなら「お手入れのしやすさ」をチェック

孵卵器は生き物の卵を扱う機械ですから、内部を清潔に保たなければなりません。だから使用後はお手入れが欠かせません。そこでお手入れのしやすさについても、購入前にチェックしてください。商品によっては部品ごとに解体して水で洗えるタイプなどがあります。
購入場所で選ぶ
孵卵器は主に、ホームセンターなどの販売店や通販などで購入できます。目的にあわせた購入場所で商品を選ぶようにしましょう。
実際に商品を手に取るなら「ホームセンター」がおすすめ

孵卵器は海外製の商品が多いため、通販の方が品ぞろえが充実しています。しかしいきなり通販での購入に抵抗がある方は、コーナンやカインズなど近くのホームセンターで実際に商品を手に取って購入してください。
自分の手でさわってみたり、機能の表示を確認すれば、商品の違いや特徴をしっかり理解するできます。また知識のある店員に直接質問も可能です。初心者であれば、アドバイザーがいるだけでも失敗する可能性が下がります。
豊富な品ぞろえから購入するなら「通販」がおすすめ

店に足を運ぶ時間がなかったり、買いに行く手間を省きたい方には通販がおすすめです。お店よりも通販の方が品ぞろえが豊富なので、商品説明や口コミを参考にじっくり比較しましょう。ただし送料が別途かかる場合があるので、しっかり確認してください。
また通販で商品を購入するなら、保証などのアフターサービスがついているかどうかもチェックしてください。アフターサービスが充実していれば、到着した商品に不備があったり、商品が故障した場合でも安心して対応してもらえます。
一度しか使わないなら「レンタル」をチェック

孵卵器を購入したいけれど、一度しか使わない方やお試しで商品を使用してみたい方もいます。その場合は、孵卵器のレンタルもおすすめです。孵卵器はネット上の各種サイトでレンタルできるので、ぜひ試してみてください。
「激安や中古用品」には要注意

孵卵器の価格は、数千円のものから数万円のものまでさまざまです。しかし、あまりにも安いものは機能が劣っていたり、耐久性に問題があったりする場合があります。激安の商品や中古品は口コミなどを参考にして検討するのをおすすめします。
また、壊れたときの保証やアフターサービスの有無にも注意しましょう。
メーカーで選ぶ
孵卵器はさまざまなメーカーから販売されています。メーカーそれぞれに特徴があるので見ていきましょう。
機能性とコスパのよさなら「LifeBasis(ライフベイシス)」がおすすめ

LifeBasisはさまざまな種類の孵卵器を手掛けているメーカーです。LifeBasisの孵卵器は機能性に優れているだけでなく、リーズナブルな価格で購入できます。また、静音機能を搭載しているため、作動音が気になりません。
手厚いアフターサポートなら「リトルママ」がおすすめ

リトルママは孵卵器などを取り扱う海外メーカーです。リトルママの商品は、孵卵器の正規輸入代理店であるベルバードから購入できます。また、ベルバードでは孵卵器の販売だけでなく、機種の修理にも対応してもらえるので万が一のときでも安心して使用可能です。
安心の日本製なら「フランキ」がおすすめ

フランキは埼玉県に本社を置く孵卵器販売会社です。海外製がほとんどを占める孵卵器市場のなかで、日本製ならではの高品質な製品を提供しています。またメンテナンスや修理にも対応してもらえるので、日本製の孵卵器を使用したい方におすすめです。
孵卵器の人気おすすめランキング13選
第1位 Life Basis 自動孵卵器
さらに、作動音を抑制する静音機能もついているので全くストレスになりません。転卵モーターをコントロールしており、転卵音も最小限におさえています。さまざまな種類の卵に対応している万能の孵卵器です。
商品スペック:
- サイズ:45×31×25cm
- 重量:4.5Kg
- 卵の種類:ニワトリ・アヒル・ガチョウ・キジ・カモ・ウズラ・おうむなど
- 鳥判別機能:あり
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:あり
口コミを紹介
水がどの程度残っているかが容器を外さないと見えないので湿度の管理が難しい。鶏卵しか試していませんが、ちゃんと孵化しました。
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第2位 WUYE 全自動スマ孵卵器 インキュベーター
商品スペック:
- サイズ:43 x 31.5 x 18.5 cm
- 重量:2.15kg
- 卵の種類:アヒル・うずら
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:可
- 自動転卵機能:可
- 静音機能:-
口コミを紹介
や孵卵ビデオはは詳しく、取り付けやすい。自動給水機能がついている優れたデザインで、以前使っていた旧モデルには加水機能がなく、1日に何回か手動で加水する必要があるのは面倒だった。
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第3位 SOHAPI インキュベーター 自動孵卵器
動物園・水族館・研究機関などプロからも選ばれているシリーズです。そのため、ちゃんと使用すれば孵卵も高い確率で成功します。日本語の説明書がついているので、初めて孵卵器を使用する方にもおすすめです。
商品スペック:
- サイズ:約32×20.8×12CM
- 重量:1.25kg
- 卵の種類:ニワトリ、アヒル、ガチョウ、ピジョン卵、ウズラ卵
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:〇
- 自動転卵機能:〇
- 静音機能:〇
口コミを紹介
説明書に 日本語で有るのは 有りがたいのですが 日本人が 翻訳したものでは無いので 少し意味が解らない所が有りますが 仕様説明は解ったので 良いと思います。
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第4位 Life Basis 自動孵卵器 小型
こちらの商品には温度を一定に保つ機能だけでなく、給水装置に水を入れて湿度も調整できます。またゆりかごのようにやさしく卵を回転させてくれる自動転卵機能も搭載されているのも特徴です。
商品スペック:
- サイズ:25×25×15cm
- 重量:1.7Kg
- 卵の種類:ニワトリ・アヒル・ガチョウ・キジ・カモ・ウズラ・オウムなど
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:-
口コミを紹介
仕組みが簡単なので、初心者でもわかりやすかったです。
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第5位 アールコム 小型孵卵器
商品スペック:
- サイズ:259x236.5x172 mm
- 重量:2.5kg
- 卵の種類:鳥
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:-
口コミを紹介
6個の卵、全て孵化しました!付属のマニュアル含め、不便なく使えました。
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第6位 luyai 自動孵卵器
商品スペック:
- サイズ:38×26×17cm
- 重量:1.5kg
- 卵の種類:鳥類
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:-
口コミを紹介
初心者でも使いやすい
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第7位 HARCOTY 自動孵卵器
商品スペック:
- サイズ:29.6x24.7x18.1
- 重量:1.61kg
- 卵の種類:鳥
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:あり
口コミを紹介
温度湿度の管理は、温度湿度計で毎日チェック。卵の数も決まっていないので、卵を無駄にしません。初心者でも15個のうち、10匹生まれました。あとの2匹は、手伝ってあげてれば生まれてこれたと思います(涙)
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第8位 リトルママ 小型自動孵卵器(ふ卵器・ふ卵機)
商品スペック:
- サイズ:26×20×11cm
- 重量:-
- 卵の種類:鳥
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:温度のみあり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:-
第9位 昭和フランキ 孵卵機 ベビー B型 自動転卵装置付き
商品スペック:
- サイズ:37×32×33cm
- 重量:-
- 卵の種類:鳥
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:-
第10位 Safego 自動孵卵器
商品スペック:
- サイズ:30x28.2x17.6cm
- 重量:1.56Kg
- 卵の種類:鳥
- 鳥判別機能:-
- 温度・湿度調節機能:あり
- 自動転卵機能:あり
- 静音機能:あり
口コミを紹介
今は疫病の影響で学校が学校に行けなくなりました。これを買ってきて子供のために実践作業をします機械の操作も簡単です。電源を入れるだけで使えます、水筒も備えていますのでとても便利です
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第11位 xuuyuu. 爬虫類専用孵卵器
商品スペック:
- サイズ:16.5x11x5.2cm
- 重量:100g
- 卵の種類:ヤモリ・カエル・ヘビ・トカゲ・カメなど爬虫類
- 鳥判別機能:なし
- 温度・湿度調節機能:なし
- 自動転卵機能:なし
- 静音機能:なし
第12位 N/A 卵インキュベーター
モニタ得票数:0件
この卵インキュベーターは、鶏、アヒル、オウムなどのさまざまな卵を効率的に孵化させるための優れた設備です。コールドライトエッグキャンドリングランプを搭載しており、卵の状態を科学的に検出し、死んだ卵や悪い卵をタイムリーに除去できます。温度設定は機械で行われ、手動操作よりも安全で信頼性があります。完全に透明な保温カバーにより、孵化過程をいつでも観察可能。さらに、側面に水注入穴が設計されているため、カバーを開けずに水を追加できます。4つの独立したデザインで、一度に4つの卵を培養でき、さまざまなサイズの家禽の卵を安定して固定できます。
商品スペック:
key: value
商品名: 卵インキュベーター
対応卵: 鶏、アヒル、オウム、ガチョウ
温度管理: 自動設定
水注入: 側面穴設計
卵数: 最大4個
第13位 Decdeal 自動孵卵器
モニタ得票数:0件
この自動孵卵器は、最大7個の卵を同時に孵化できるコンパクトなデジタルモデルです。透明なウィンドウを通じて、卵の孵化過程をしっかり観察できるのが特徴です。敏感な温度センサーにより、必要な温度を正確に維持し、自由に設定できるデジタル温度制御が簡単に操作できます。また、特別な吹き出し口設計と高度な暖房システムにより、エネルギーを節約しつつ、環境にも配慮されています。家庭や実験室、教育用にも適したサイズで、軽量で持ち運びも簡単です。分離した卵ホルダーが使いやすさを向上させています。
商品スペック:
key: value
最大卵数: 7個
サイズ: 15.5 x 15.5 x 15 cm
重量: 0.71125 kg
温度制御: デジタル
特長: 透明ウィンドウ、敏感な温度センサー、エネルギー効率
孵卵器の使い方のポイント
孵卵器は卵を扱う繊細な製品です。命を扱っていることを念頭に置いて、正しく使用するようにしましょう。
安易に孵卵器を使用しないよう注意しよう

小中学校での教材や子供の自由研究の題材にするために孵卵器を使用するのは、あまりおすすめできません。なぜなら孵卵器は命を扱う機械であり、実験目的での安易な使用には問題があると指摘されています。
基本的に孵卵器は獣医学生やブリーダーが購入するものです。もし孵卵器を使用するなら、上記のような注意点をしっかり理解しましょう。
有精卵かどうか確認しよう

大前提として、孵卵器で卵を孵化させるためにはその卵が有精卵である必要があります。受精が成立していない無精卵では、いくら孵卵器で温めても卵を孵化させられません。市販の卵には無精卵も混ざっているので注意しましょう。
全自動孵卵器でもオート機能に頼りすぎないようにしよう

孵卵器の多くは全自動孵卵器で温度調節や転卵をしてくれるので手間を省けますが、完全に機械に頼りきらないようにましょう。とくに真夏の猛暑や真冬の低気温、機械の劣化による性能の劣化などを見越してこまめに様子を確認してください。
また購入直後は、いきなり卵を設置するのではなく、まずスイッチを入れてみて温度を安定させましょう。最近の孵卵器は高性能ですが、外的な環境は変化するものなので、人の手でその都度調整しなければなりません。
孵卵器を売ってる場所は?ホームセンターや販売店にはある?

孵卵器を売ってる場所は少なく、ホームセンターやペット専門の販売店でも一部しかありません。養鶏場があれば有精卵と一緒に売っているケースはありますが、間違いなく手に入れるなら通販での購入がおすすめです。
孵卵器を自作する方法

孵卵器を自作で用意したいと考えている方に、必要な材料を紹介します。卵を孵化させるために最低限必要なものは、発泡スチロールなどの保温性の高い箱・温度計や湿度計・サーモ付きペットヒーター・水を入れる容器です。
これらを組み立てれば孵卵器の自作は可能ですが、肝心なのは温度と湿度の管理や転卵作業です。手動ですべてを行うのはかなり大変なので、初心者の方やしっかりと孵化を成功させたい方は、機能の備わった孵卵器を購入してください。
まとめ
ここまで孵卵器の選び方や人気のおすすめ商品ランキングをご紹介してきました。孵卵器はマイナーな道具ですが、しっかり選べば理想的な機能を持つ商品を購入できます。卵の種類や機能などをしっかりチェックして、自分にあった孵卵器を探してみてください。