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3Dプリンターのおすすめ人気ランキング11選【コスパ最強の家庭用も紹介】
フィラメントを用いて色をつけ、金属や樹脂などで立体作品が作れる3Dプリンターはフィギュア・プラモデル・住宅までも作れます。家庭用の安い機種・日本製のもの・最新モデル・など種類も様々。今回は3Dプリンターの選び方やおすすめ人気ランキングを紹介します。
最終更新日:2025/9/12

最新3Dプリンターはフィギュアや住宅まで作れる優れもの

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3Dプリンターとは3DCADなどのデータをスライスして2次元の層とし、フィラメントを用いて色付けし金属・樹脂などでその層を積み重ねて立体的な像を作成する機械です。作れるもはフィギュアや玩具、住宅や橋まで3Dプリンターなど多岐にわたります。

 

かつては高額だった3Dプリンターも家庭用に安価なものが登場し、手軽に使えるモデルも増えて基礎知識がなくても楽しめるようになりました。しかし熱溶解積層型(FDM)・光造形方式・日本製など種類が豊富で、初心者は特に選ぶのが難しいですよね。

 

そこで今回は3Dプリンターの選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは造形方式・機能・フィラメントを基準に作成しました。最新モデルやコスパ最強商品なども比較してご紹介するので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品

熱溶解積層方式の3Dプリンターのおすすめ

第1位 ENTINA 3Dプリンター Tina 2S

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ENTINA
3Dプリンター Tina 2S
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初心者向け!FDM方式の3Dプリンター

安定した機能とおしゃれなフォルムが人気の3Dプリンターです。自動レベリング機能搭載・Wi-Fi・SDカードなどの機能も揃っており、使いやすい3Dプリンターです。冷却ファン付きデュアルエクストルーダーで、暑くなりにくく作業がしやすい点でも魅力的です。



商品スペック:
- 本体サイズ:約21x21x29cm
- 重さ:3kg
- 造形サイズ:100x105x100mm
- 造形方式:FDM方式
- 使用可能素材:PLA・PLA+・TPU・WOOD
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:-

光造形方式の3Dプリンターのおすすめ

第1位 ELEGOO SATURN 3 MSLA

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ELEGOO
SATURN 3 MSLA
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優れた超高精度の印刷効果を長く持続

2KHD解像度のモノラルLCDが付属しているSATURN 3 は、優れた鮮明度を備えより複雑なモデルの作成が可能です。また、放熱システムが搭載されており長い使用寿命と長期間の印刷でも安定した性能を持続できます。



商品スペック:
- 本体サイズ:305.9×273×567.3mm
- 重さ:15.2kg
- 造形サイズ:218.88×122.88×250mm
- 造形方式:MSLA
- 使用可能素材:-
- 積層ピッチ:0.01-0.2mm
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:-

低価格帯の3Dプリンターのおすすめ

第1位 Creality 3D Ender-3 S1

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Creality 3D
Ender-3 S1
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個人向けの組立てやすい安い3Dプリンター

組立てが容易な3Dプリンターです。この3Dプリンターには停電復帰機能があり、突然の停電後の再開でも停止の位置から印刷を再開できます。また、4.3インチのLCDノブスクリーンが付いているため操作が簡単です。



商品スペック:
- 本体サイズ:487×453×622mm
- 重さ:11.2kg
- 造形サイズ:約220×220×270mm
- 造形方式:-
- 使用可能素材:-
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:OBJ・STL・GCODE

組み立て簡単な3Dプリンターのおすすめ

第1位 KOKONI KOKONI EC1

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KOKONI
KOKONI EC1
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初心者でも簡単に3Dプリントできる優れもの

簡単なセットアップかつ手間のかからないアプリケーションにより初心者でも安心です。また18.9×24.2×23.1cmと本体が非常にコンパクトなので大きなプリンターが置けずに購入を迷っている方もぜひチェックしてみてください。



商品スペック:
- 本体サイズ:18.9×24.2×23.1cm
- 重さ:3.1kg
- 造形サイズ:100×100×58mm
- 造形方式:FDM/FFF
- 使用可能素材:変性PLAフィラメント
- 積層ピッチ:0.04-0.35mm
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:STL・JPG・PNG

3Dプリンターとは?使い道や相場

3Dプリンターは紙に印刷するプリンターのように、立体的な造形物を作り出せます。3Dプリンターの仕組みや使い道や相場などをまとめました。

3Dプリンターとは

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3Dプリンターは、3DCADの設計データをもとに2次元の層を一枚ずつ積み重ねながら立体的な像を作る機械です。紫外線で少しずつ硬化させる光造形方式や、熱で溶かして積み重ねる熱溶解積層方式があるのが特徴になっています。

フィギュア・工業製品・建築物の模型などが作れる

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3Dプリンターは柔軟なゴム素材だけでなく、アルミのような金属素材で造形できるタイプもあります。商品の企画で完成品のイメージを伝えるために、3Dプリンターで試作品を作る場合も多いです。金型なしで作れるため、工業製品の試作品を作るケースもあります。

 

短期間低コストで作れるので、金型の試作品を作るのにもおすすめです。建築物の模型を作り、プレゼンテーションに利用したり内部構造を把握するためにも使われます。治工具や少量生産品、交換部品などは3Dプリンターで商品が作られる場合も多いです。

 

3Dプリンターなら設計変更にも柔軟に対応できます。家庭用の3Dプリンターで、フィギュアの自作も可能です。

家庭用3Dプリンターは3~50万円で業務用は数百万円が相場

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3Dプリンターの価格相場は、普通のプリンターと比べると高額で、家庭用3Dプリンターなら5万円から50万円ほどが相場です。最近では1~3万円台のものも増えてきています。多く中国のメーカーが手掛けており、日本のメーカーが製造したものはほとんどありません。

 

業務用の3Dプリンターは、工場で使う大型の機種だと一億円を超えるものもあります。現在は造形方法によっては低価格のものも増えましたが、まだまだ高額です。ただ、業務用しかない造形方法でも、特許が切れるに従い価格が落ちていく傾向にあります。

3Dプリンターの選び方

3Dプリンターといってもさまざまな種類があり、目的に応じたタイプを選ばなければ希望通りの作品が作れません。主に次の方法から選ぶのがポイントです。

造形方式の種類から選ぶ

造形方式は、何を作りたいかによって異なってきます。ただ、家庭用に販売されているのは「熱溶解積層方式」と「光造形方式」がほとんどで、ほかの方法は主に業務用です。

家庭用・初心者なら「熱溶解積層方式(FDM方式/FFF方式)」がおすすめ

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熱に溶ける樹脂ABS樹脂・PLA樹脂・ナイロン樹脂などを、熱に溶かしながら一層ずつ重ねていく方法です。略称として、FDM(Fused Deposition Modeling)またはFFF(Fused Filament Fabrication)と呼ばれます。

 

「熱溶解積層方式」のプリンターやフィラメントは比較的安価で扱いやすいため、家庭用や初心者の方におすすめです。表面の積層が目立ちやすいのが難点であり、フォルムの表面をあまり気にしないオブジェや試作品を作るときによく使われます。

見た目を重視する作品を作りたいなら精度が高い「光造形方式」がおすすめ

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光造形方式とは、紫外線を当てると硬化する液体樹脂を使った造形方法です。光造形方式にはSLAとDLPの2種類がありますが、紫外線をレーザービーム状にして照射し1層ずつ固めていくSLA方式が一般的となります。

 

積層方式と比べて精度が高く、樹脂の積層跡が目立たず繊細で滑らかな表面になるのが特徴です。見た目を重視する完成度の高いフィギュアなどを作りたい方におすすめで、作品をプリント後もアルコールで余分なレジンを洗浄など手間が多いのが難点となります。

金属系の材料を使用するなら「粉末焼結方式」がおすすめ

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粉末焼結方式(SLS)は光造形法と似た方法で、ステージ上の粉末をレーザーで溶融し焼成しながら積層し形を作っていきます。ナイロンなどの樹脂系や、銅・青銅・チタン・ニッケルなど金属系の材料が使用できるのが特徴です。

 

特に樹脂の場合は、ほかの方法と比べてサポート材(支持材)が必要ない大きなメリットがあります。パーツに分けなければならなかった中空状のものを一体化して作成できるのが魅力です。2014年に特許が切れたために価格が下がってきています。

会社などの業務用ならスピーディーな「インクジェット方式」がおすすめ

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インクジェット方式はインクの代わりに液状の樹脂を吹き付け、吹き付けた樹脂に紫外線を当てて硬化させて積層していく方法です。積層ピッチがFDM方式より薄く、より細かい造形が可能なため、精密な造形に向いています。また、造形が高速なのも特徴です。

 

代表的な素材にはアクリル系・ABSライク・PPライク・ポリプロピレンライク・ラバーライクなどがあります。この方法を使うプリンターは設備上、会社などで使う業務用の大型のみで家庭で使うには向いていません。

フルカラーで成形したいなら「粉末固着方式」がおすすめ

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粉末積層方式は石膏・でんぷん・セラミックなどの粉末を敷き詰め樹脂で接着して固める方法です。素材的に、耐久性はあまり高くありません。こちらの方法も業務用の大型しかなく、フィギュアや模型の製作に使われます。

 

プリント速度が速く、精密な作品ができるのも特徴です。さらに、フルカラーで出力できて、形をつくる際にインクジェットプリンターのインクを吹き付け、色をつけられます。

製作物へのこだわりから選ぶ

3Dプリンターも、機種によって製作できる大きさや精密さに限界があります。どんな製作物を作るを把握して選んでください。

使いやすさ重視ならビルドサイズは「15cm前後」がおすすめ

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3Dプリンターが造形可能なサイズ(造形サイズ・ビルドサイズ)も重要なポイントです。ただし、造形サイズが大きくなるほど造形中の反りや歪みなどが発生しやすくなるので、可能サイズが大きいほどいい訳ではありません。

 

可能なサイズが「15×15×15cm」あるものなら、ほとんどの場合に対応できます。安価なモデルは造形できるサイズが小さい場合が多いです。大きなサイズを作る場合も、パーツを作って組み立てられます。

品質重視なら「プリンターのコントロール性能」の高いものがおすすめ

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熱溶解積層方式ではプリントアウトで何層にも樹脂を積み重ねて造形するのが特徴です。積層ピッチを小さく設定するほど、完成までに時間が掛かります。実は、「積層ピッチが小さい=表面が滑らか」とは一概にいえないのも特徴です。

 

作品の品質の良し悪しはプリンターのコントロール性能やxyz軸の設定の正確さ、フィラメントの品質などの要因の方が大きいため、積層ピッチのみにこだわらないようにしましょう。

機能から選ぶ

時間短縮ができるような機能性豊かな3Dプリンターがおすすめです。できるだけ作業がスムーズに進むように機能性をチェックしてみましょう。

手動調整したくないなら「オートキャリブレーション」がおすすめ

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3Dプリンターのキャリブレーションとは印刷物を出力するときの台の水平度を調整する機能であり、マニュアルとオートの2種類があります。マニュアルは初期設定をするために時間がかかるのに対し、オートタイプは自動でやってくれるので楽です。

 

設定の仕方によって造形物の状態も変わってくるので、マニュアルにする場合はある程度経験を積んでからにしましょう。時間削減のためにはオートキャリブレーションがおすすめです。

いろいろな素材で造形したいなら必須の「ヒーティドベッド」がおすすめ

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熱溶解積層方式で印刷する場合、普通のガラスのプリントベッドだと樹脂が出力された途端に冷えて収縮してしまい層が定着しない場合があります。層の定着が安定しないのは、失敗の原因の1つです。

 

ヒーティドベッド(ヒートベッド)はプリントベッドを温めて樹脂の急な収縮を防ぎ、プリントベッドに樹脂をしっかりと定着させます。熱収縮率が高いABS樹脂を使う方には必需品ですが、PLA樹脂も失敗が少なくなるのでおすすめです。

トラブル発生でも安心なのは「LEDディスプレイ」搭載がおすすめ

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3Dプリンターのディスプレイは、機種によって全く付いていないものからフルカラーのタッチスクリーンを搭載したものまでさまざまです。最低でも簡易的なLEDディスプレイ搭載のものを選びましょう。

 

3Dプリンターはパソコンでも操作可能なので、本体で操作する必要はないと思われるかもしれません。しかし、もしパソコンに接続できなくなった場合、本体で操作できないとトラブルが起きても停止できず更に大きな事故の原因にもなります。

離れた所から使うなら「Wi-Fi機能付き」がおすすめ

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3DプリンターにはWi-Fi機能が付いている機種があり、近年はその種類が多く発売されています。3DプリンターにWi-Fi機能が付いていると、パソコンなどとプリンター本体が離れていても操作できるのでおすすめです。

 

もし、設置上3Dプリンターとパソコンなどを離れておかなければならないなら、Wi-Fi機能付きの機種も検討してみましょう。ただし、Wi-Fi機能があってもパソコンなどの方がフリーズしては意味がないので、本体で操作できる機能も重視してみてください。

対応ソフトとファイル形式で選ぶ

3Dプリンターは、3DCADソフトなどで作ったデータを取り込んで印刷します。その際、対応できるデータ形式が決まっているので以下を参考に選んでみましょう。

ソフトウェアを自由に使うなら「STL形式対応」がおすすめ

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3Dプリンターが対応するデータのファイル形式は、機種によって異なるのが特徴です。多くのファイル形式に対応する機種もあれば、限られたファイル形式のみに対応する機種もあります。

 

貰ったデータを使いたい場合は、STL形式に対応している3Dプリンターがおすすめです。そのうちSTL(Stereolithography)形式は、3Dプリンターの大半に対応している標準的な形式となります。

 

特に理由がない場合、STL形式にしておけば違う3Dプリンターを使う際もデータを作り替える必要がなく、ユーザー同士のデータ共有もできるのでおすすめです。

初心者は「スライスソフト搭載」のプリンターがおすすめ

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3Dプリンターで造形物を作るには、3Dデータを1層ずつスライスし3Dプリンターのヘッドを動かす造形ツールパスデータへ変換する必要があります。その変換にプリンターに合ったスライスソフトが必要です。

 

有名メーカー製や名の知れたプリンターなら、大抵専用のソフトが付属しています。しかし、一部にはフリーソフトを使用するものもあるので気を付けましょう。初心者であれば、すでにスライスソフトがダウンロードされている3Dプリンターを選ぶべきです。

 

下記では、3DCG制作ソフトのおすすめランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

機械音や動作音をチェック

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3Dプリンターの動作中は機械音や動作音が鳴ります。夜にも使用する場合は、静音性に優れるものがおすすめです。音の大きさは製品によって異なるので、Youtubeなどで動作中の製品を確認したり、口コミを確認したりしましょう。

すぐに使いたいなら組み立て済みの「完成品」をチェック

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3Dプリンターは、自分で組み立てるタイプとすぐに使える完成品の2種類が販売されています。組み立て品は自分で組み立てる必要があるので気を付けましょう。組み立ては難しくはありませんが、苦手な方には大変です。また、組み立てる時間もかかります。

 

組み立てに苦手意識のある場合やすぐに使いたいなら完成品がおすすめです。完成品ならケーブルを接続するだけですぐに使えます。

初心者なら「日本メーカーのマニュアルやサポート付き」をチェック

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3Dプリンターは海外製がほとんどです。分厚いマニュアルが付いてきても、すべて英語などの外国語で書かれている場合もあります。操作が心配なら、日本語のオペレーションマニュアルが付属しているものを選びましょう。

 

3Dプリンターを日本語で操作できるのなら、より使いやすいです。日本語のサポートに対応したメーカーの3Dプリンターなら、何かあったときでも安心して使えます。サポートに関しては、口コミなども確認しておきましょう。

安心して使うなら「日本製」もチェック

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安定した使い心地を求めるなら、日本製の3Dプリンターがおすすめです。日本製と聞くと海外製のものより値段が高くなるイメージが強いかもしれません。しかし、最近では6万円台で購入できる手ごろな日本製3Dプリンターも販売されています。

 

説明書などもすべて日本語なのでわかりやすいです。また、万が一の故障の際に、サポートセンターへの問い合わせがスムーズに取れるのも嬉しいポイントとなります。

造形する素材で選ぶ

3Dプリンターでは、多くの素材が使えますが造形方式によって使える素材が決まっています。ここでは良く使われる素材を見て参考にしてください。

長く保存したいなら光造形方式の「エポキシ系樹脂」がおすすめ

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光造形方式の3Dプリンターでは、エポキシ系樹脂も使われています。エポキシ系樹脂は常温では透明からやや黄色い色が特徴であり、かなり粘度が高いために接着剤としてもよく使われている素材です。

 

また、耐熱性や化学物質に対しての耐性があるのも特徴となります。外面腐食を防止できる面でも長く保管でき、3Dプリンターの造形物として注目されている素材の1つです。肌に直接触れると赤くかゆみが出てくるので、手袋をして製作しましょう。

耐久性の高いものなら粉末燃結方式の「金属系素材」がおすすめ

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3Dプリンターに使われる金属素材は、鉄・マルエージング鋼・ステンレス・アルミニウム・銅・チタン・クロムモリブデン鋼などさまざまです。主に粉末をレーザーで焼成する「粉末焼結方式」に使われます。

 

金属は硬くて耐久性があるので、試作品が作られるのが多い樹脂に対して完成品を作る場合が多い素材です。航空機の部品や医療器具など、多くの用途で使われています。

コストを抑えたいなら熱溶解積層方式の「ABS樹脂」がおすすめ

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ABS樹脂とは、アクリロニトリル(A)・ブタジエン(B)・スチレン(S)を化学的に結合した熱可塑性樹脂です。常温では変形しにくく、加熱すると軟化して成形しやすくなり冷やすと再び固まる性質(熱可塑性)を持っています。

 

熱溶解積層方式の3Dプリンターによく使われる素材です。元々薄いアイボリーですが、着色ができる汎用性の高い樹脂となります。3Dプリンター用にはフィラメントの状態になって販売されており、初心者にも使いやすくおすすめです。

熱溶解積層方式で使えるものなら「PLA樹脂」がおすすめ

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PLA樹脂は、トウモロコシやジャガイモなどのデンプンを発酵乾燥し重合させた熱可塑性樹脂です。石油由来のABS樹脂の代替品として開発され、廃棄後も二酸化炭素と水に分解される環境に優しい樹脂として知られています。

 

ABS樹脂と比べると耐久性と耐熱性がなく、弾力が少ないのが短所です。ABS樹脂と同じく主に熱溶解積層方式で使われ、フィラメントの状態で販売されています。

光造形方式に用いられるものなら「UVレジン」がおすすめ

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UVレジンは光造形方式に用いられる液状の合成樹脂です。紫外線を当てると硬くなる性質があり、日光や蛍光灯等が当たる所に放置していると固まってしまいます。完成後も耐光性が弱く直射日光に当たると劣化しやすいので、保管場所には気を付けてください。

 

また、UVレジンはアレルギー反応を起こす場合があるので、使う際は手袋などで肌を守りチリを吸い込まないようにしましょう。

値段で選ぶ

3Dプリンターは、手ごろな価格で購入できるものから非常に高いものまで販売されています。価格を基準に3Dプリンターを選ぶポイントをまとめました。

簡単な制作ならAmazonなどの「低価格」の安いプリンターがおすすめ

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3Dプリンターを始めて使うなら、まず低価格で操作が簡単な完成品を購入するのをおすすめします。組み立てがいる機種は、慣れていないと組み立てや調整に時間が掛かるためです。Amazonや楽天などでは完成品の安いものを購入できます。

 

低価格帯の機種は特に使える素材が限られており、熱溶解積層方式ならPLA樹脂のフィラメントしか使えない場合もあるので気を付けてください。でも、まずは3Dプリンターの仕組みに慣れるためにも、低価格帯の機種からチャレンジするのをおすすめします。

「高性能」な大型が欲しいなら予算は10万円以上がおすすめ

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予算が10万円以上あるなら、家庭用の3Dプリンターなら本格的なものも購入可能です。業務用としても使用できるような高性能のものも販売されています。フィギュアなど造形物の質にこだわりたい方におすすめです。

人気メーカーから選ぶ

3Dプリンターには、XYZプリンティングやフラッシュフォージなどさまざまなメーカーから販売されています。それぞれの特徴を確認しておきましょう。

さまざまな商品から選びたい方は「XYZプリンティング」がおすすめ

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XYZプリンティングは、高品質で低コストの3Dプリンターを取り扱っています。コスパに優れるスタンダードモデルからプロモデルまで取り揃えています。さまざまな種類・モデルから選びたい方におすすめのメーカーです。

サポート重視の方は「FLASHFORGE(フラッシュフォージ)」がおすすめ

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フラッシュフォージは、日本国内向けに3Dプリンターを製造しているメーカーです。家庭用から工業用までさまざまで、3D造形の精度が高い点も魅力です。修理部品は国内で手に入るので、サポート面でも充実しています。

教材としても活用したい方は「HICTOP」がおすすめ

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HICTOPは、安定性が良く造形サイズが大容量の3Dプリンターなどを取り扱っています。フレームタイプのモデルが多く、自分で組み立てて構造を学べる場合も多いです。教材としても活用したい方におすすめです。

コスパ重視の方は「ANYCUBIC」がおすすめ

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ANYCUBICは、2015年に設立された3Dプリンター関連商品の製造企業です。光造形方式で高速出力のモデルや熱溶解積層方式のモデルなどさまざまです。高性能でありながらコスパに優れる3Dプリンターを販売しています。コスパ重視で選ぶ方にもおすすめです。

熱溶解積層方式3Dプリンターの人気おすすめランキング4選

第1位 ENTINA 3Dプリンター Tina 2S

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ENTINA
3Dプリンター Tina 2S
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初心者向け!FDM方式の3Dプリンター

安定した機能とおしゃれなフォルムが人気の3Dプリンターです。自動レベリング機能搭載・Wi-Fi・SDカードなどの機能も揃っており、使いやすい3Dプリンターです。冷却ファン付きデュアルエクストルーダーで、暑くなりにくく作業がしやすい点でも魅力的です。



商品スペック:
- 本体サイズ:約21x21x29cm
- 重さ:3kg
- 造形サイズ:100x105x100mm
- 造形方式:FDM方式
- 使用可能素材:PLA・PLA+・TPU・WOOD
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:-

口コミを紹介

初心者には最適。粘土の抜き型、押し型に使っている。

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第2位 Anker AnkerMake M5C 3Dプリンター

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Anker
AnkerMake M5C 3Dプリンター
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精密で高速なプリントが可能な3Dプリンター

PowerBoostテクノロジーと軽量エクストルーダーを搭載しており、最大移動速度500mm/sでプリントできます。専用アプリから簡単に設定でき、プリント状況の確認も可能です。簡単設計で初心者でも簡単に組み立てできます。



商品スペック:
- 本体サイズ:約466 x 374 x 480mm
- 重さ:約9.6kg
- 造形サイズ:220 x 220 x 250mm³
- 造形方式:FDM
- 使用可能素材:PLA・PETG・ABS・TPU・PLA-CF・PETG-CF・PA-CF PA
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:STL・OBJ・3MF・STEP・AMF

第3位 XYZプリンティングジャパン ダヴィンチ mini w+ 3FM3WXJP00H

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XYZプリンティングジャパン
ダヴィンチ mini w+ 3FM3WXJP00H
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軽量コンパクトだからいろいろな場所で使いやすい

重さ7kgと軽量かつコンパクトなのも嬉しいポイントで、いろいろな部屋で使いたい方にもぴったりです。Wi-Fi接続に対応にも対応しています。また、自動キャリブレーション機能が搭載されているため、セットアップ・キャリブレーション・メンテナンスが非常に楽です。



商品スペック:
- 本体サイズ:36×39×33.5cm
- 重さ:7kg
- 造形サイズ:150×150×150mm
- 造形方式:熱溶解樹脂積層方式(FDM/FFF方式)
- 使用可能素材:DEHPフリーのPLA素材
- 積層ピッチ:0.1 - 0.4 mm
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:.stl・.3mf・.obj・.igs・.stp・.ply・.amf・XYZ形式 (.3w)・.nkg (.stl)

口コミを紹介

フリーソフトで設計してから、このプリンタで作製しています。撮影用の小物を作っていますが、使いやすいのがいいですね。

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第4位 Voxelab Aquila X2 3Dプリンター

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Voxelab
Aquila X2 3Dプリンター
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日本語のマニュアルで簡単組み立て!

日本語のマニュアルやYouTubeの動画解説があるため、初心者でも組み立てやすくなっています。造形サイズは220×220×250mmなのでフィギュアなどの成形に向いています。



商品スペック:
- 本体サイズ:-
- 重さ:-
- 造形サイズ:220×220×250mm
- 造形方式:熱溶解積層方式(FDM/FFF)
- 使用可能素材:PLA
- 積層ピッチ:0.1~0.4 mm
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:STL・OBJ・AMF

口コミを紹介

使いやすく、安定してて良い。3Dプリンターのビルドプレートを全面的に保護し、ビルド面全体で均一な温度を確保されてる感じ。

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熱溶解積層方式3Dプリンターのおすすめ商品比較一覧表

商品名画像購入サイト特徴本体サイズ重さ造形サイズ造形方式使用可能素材積層ピッチ付属スライスソフト対応ファイル形式
第1位
3Dプリンター Tina 2S
ENTINA
3Dプリンター Tina 2SAmazon楽天ヤフー初心者向け!FDM方式の3Dプリンター約21x21x29cm3kg100x105x100mmFDM方式PLA・PLA+・TPU・WOOD--
第2位
AnkerMake M5C 3Dプリンター
Anker
AnkerMake M5C 3DプリンターAmazon楽天ヤフー精密で高速なプリントが可能な3Dプリンター約466 x 374 x 480mm約9.6kg220 x 220 x 250mm³FDMPLA・PETG・ABS・TPU・PLA-CF・PETG-CF・PA-CF PA-STL・OBJ・3MF・STEP・AMF
第3位
ダヴィンチ mini w+ 3FM3WXJP00H
XYZプリンティングジャパン
ダヴィンチ mini w+ 3FM3WXJP00HAmazon楽天ヤフー軽量コンパクトだからいろいろな場所で使いやすい36×39×33.5cm7kg150×150×150mm熱溶解樹脂積層方式(FDM/FFF方式)DEHPフリーのPLA素材0.1 - 0.4 mm-.stl・.3mf・.obj・.igs・.stp・.ply・.amf・XYZ形式 (.3w)・.nkg (.stl)
第4位
Aquila X2 3Dプリンター
Voxelab
Aquila X2 3DプリンターAmazon日本語のマニュアルで簡単組み立て!--220×220×250mm熱溶解積層方式(FDM/FFF)PLA0.1~0.4 mmSTL・OBJ・AMF

光造形方式3Dプリンターの人気おすすめランキング3選

第1位 ELEGOO SATURN 3 MSLA

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ELEGOO
SATURN 3 MSLA
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優れた超高精度の印刷効果を長く持続

2KHD解像度のモノラルLCDが付属しているSATURN 3 は、優れた鮮明度を備えより複雑なモデルの作成が可能です。また、放熱システムが搭載されており長い使用寿命と長期間の印刷でも安定した性能を持続できます。



商品スペック:
- 本体サイズ:305.9×273×567.3mm
- 重さ:15.2kg
- 造形サイズ:218.88×122.88×250mm
- 造形方式:MSLA
- 使用可能素材:-
- 積層ピッチ:0.01-0.2mm
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:-

口コミを紹介

またサターンは光造形3Dプリンターでは印刷可能サイズが他の機種よりも大きいので色々印刷できて楽しいです。

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第2位 ELEGOO Mars 3 Pro

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Mars 3 Pro
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お手頃で家庭用にも使える高性能光造形式3Dプリンター

光造形方式の3Dプリンターとしては価格的にお手頃で性能もいい商品です。COB UV LED 光源を搭載し従来のものより印刷精度が上がっています。また、活性炭濾過システムによって臭いが漏れにくくなっているのも特徴です。



商品スペック:
- 本体サイズ:227 x 227 x 438mm
- 重さ:5.2 kg
- 造形サイズ:143 x 89.6 x 175 mm
- 造形方式:MSLA
- 使用可能素材:ほとんどの樹脂が使用可能
- 積層ピッチ:0.01- 0.2mm
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:-

口コミを紹介

プラットフォームを固く固定できることでレベリングを毎度しなくてもよくなり、なんといっても静音!です。

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第3位 ANYCUBIC Anycubic Photon M3

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ANYCUBIC
Anycubic Photon M3
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高速印刷と超高精度を可能にした頑丈なプリンター

高速で印刷できるだけでなく、高い印刷品質が魅力です。モノクロLCDおよびCOB UVライトを使用しており、4,096×2,560ピクセルの超高解像度かつ部品の表面がきれいに仕上がります。印刷スピードは、120mmの高さミニチュアを作成する場合はわずか2.5時間になります。



商品スペック:
- 本体サイズ:425x269x256mm
- 重さ:7kg
- 造形サイズ:180x164x102mm
- 造形方式:光造形方式
- 使用可能素材:-
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:-

口コミを紹介

何よりも安いくて手を出しやすいのが利点です。設定が解ってくると思った以上に制度がでます。専用ソフトが万能では無いので、blender等が扱えると幅が広がります。

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光造形方式3Dプリンターのおすすめ商品比較一覧表

商品名画像購入サイト特徴本体サイズ重さ造形サイズ造形方式使用可能素材積層ピッチ付属スライスソフト対応ファイル形式
第1位
SATURN 3 MSLA
ELEGOO
SATURN 3 MSLAAmazonヤフー優れた超高精度の印刷効果を長く持続305.9×273×567.3mm15.2kg218.88×122.88×250mmMSLA -0.01-0.2mm--
第2位
Mars 3 Pro
ELEGOO
Mars 3 ProAmazonヤフーお手頃で家庭用にも使える高性能光造形式3Dプリンター227 x 227 x 438mm5.2 kg143 x 89.6 x 175 mmMSLAほとんどの樹脂が使用可能0.01- 0.2mm--
第3位
Anycubic Photon M3
ANYCUBIC
Anycubic Photon M3Amazon楽天ヤフー高速印刷と超高精度を可能にした頑丈なプリンター425x269x256mm7kg180x164x102mm光造形方式----

コスパ最強!低価格帯3Dプリンターの人気おすすめランキング2選

第1位 Creality 3D Ender-3 S1

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Creality 3D
Ender-3 S1
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個人向けの組立てやすい安い3Dプリンター

組立てが容易な3Dプリンターです。この3Dプリンターには停電復帰機能があり、突然の停電後の再開でも停止の位置から印刷を再開できます。また、4.3インチのLCDノブスクリーンが付いているため操作が簡単です。



商品スペック:
- 本体サイズ:487×453×622mm
- 重さ:11.2kg
- 造形サイズ:約220×220×270mm
- 造形方式:-
- 使用可能素材:-
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:PLA・TPU・PETG・ABS

口コミを紹介

印刷スピードを50~60くらいで設定するとキレイに印刷出来ます。
初心者でも時間を掛けなくても大丈夫だと思います。

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第2位 TRONXY TRONXY XY-2 PRO 3Dプリンター

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TRONXY
TRONXY XY-2 PRO 3Dプリンター
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静音性に優れるモーターを採用

初心者でも簡単に組み立てできるので、届いてからすぐに使用できます。3.5インチのフルカラータッチスクリーンを搭載し、使いやすさが特徴です。また、アクティブノイズ低減機能を搭載し、静音性に優れています。



商品スペック:
- 本体サイズ:478×455×520mm
- 重さ:12kg
- 造形サイズ:255×255×260mm
- 造形方式:FDM
- 使用可能素材:PLA・ABS・PETG
- 積層ピッチ:-
- 付属スライスソフト:〇
- 対応ファイル形式:STL・OBJ

低価格帯3Dプリンターのおすすめ商品比較一覧表

商品名画像購入サイト特徴本体サイズ重さ造形サイズ造形方式使用可能素材積層ピッチ付属スライスソフト対応ファイル形式
第1位
Ender-3 S1
Creality 3D
Ender-3 S1Amazonヤフー個人向けの組立てやすい安い3Dプリンター487×453×622mm11.2kg約220×220×270mm----PLA・TPU・PETG・ABS
第2位
TRONXY XY-2 PRO 3Dプリンター
TRONXY
TRONXY XY-2 PRO 3DプリンターAmazon楽天ヤフー静音性に優れるモーターを採用478×455×520mm12kg255×255×260mmFDMPLA・ABS・PETG-STL・OBJ

組み立て簡単な3Dプリンターの人気おすすめランキング2選

第1位 KOKONI KOKONI EC1

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KOKONI
KOKONI EC1
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初心者でも簡単に3Dプリントできる優れもの

簡単なセットアップかつ手間のかからないアプリケーションにより初心者でも安心です。また18.9×24.2×23.1cmと本体が非常にコンパクトなので大きなプリンターが置けずに購入を迷っている方もぜひチェックしてみてください。



商品スペック:
- 本体サイズ:18.9×24.2×23.1cm
- 重さ:3.1kg
- 造形サイズ:100×100×58mm
- 造形方式:FDM/FFF
- 使用可能素材:変性PLAフィラメント
- 積層ピッチ:0.04-0.35mm
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:-

口コミを紹介

機械は小さく、造形もきれいで、作業スピードは早いで静かです、3dプリンターを試したいが家に大きなスペースがない日本人や、家に子供がいる家庭に適しており、子どもの興味を育てるのに役立ちます。

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第2位 XYZプリンティングジャパン ダヴィンチ Jr. Pro 3Dプリンタ Pro X+

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XYZプリンティングジャパン
ダヴィンチ Jr. Pro 3Dプリンタ Pro X+
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初心者にもおすすめハイスペック3Dプリンター

造形サイズが175mm x 175mm x 175mmなので大きめの作品も作る方にもおすすめできます。加熱式プラットフォーム搭載でABS樹脂の使用も可能で、オプションの装着でカーボンPLAとメタリックPLAフィラメントにも対応できます。従来の機種にもあったレーザー刻印のできるオプションもあり、多機能でおすすめです。



商品スペック:
- 本体サイズ:42×43×38cm
- 重さ:13kg
- 造形サイズ:175×175×175cm
- 造形方式:熱溶解積層方式(FDM/FFF)
- 使用可能素材:ABS / PLA / 抗菌性PLA / タフPLA / PETG など
- 積層ピッチ:0.02 - 0.4mm
- 付属スライスソフト:-
- 対応ファイル形式:.stl・.3mf・.obj・.igs・.stp・.ply・.amf・XYZ形式 (.3w)・.nkg (.stl,.3w)・G-code

組み立て簡単な3Dプリンターのおすすめ商品比較一覧表

商品名画像購入サイト特徴本体サイズ重さ造形サイズ造形方式使用可能素材積層ピッチ付属スライスソフト対応ファイル形式
第1位
KOKONI EC1
KOKONI
KOKONI EC1Amazon初心者でも簡単に3Dプリントできる優れもの18.9×24.2×23.1cm3.1kg100×100×58mmFDM/FFF変性PLAフィラメント0.04-0.35mm--
第2位
ダヴィンチ Jr. Pro 3Dプリンタ Pro X+
XYZプリンティングジャパン
ダヴィンチ Jr. Pro 3Dプリンタ Pro X+ヤフー初心者にもおすすめハイスペック3Dプリンター42×43×38cm13kg175×175×175cm熱溶解積層方式(FDM/FFF)ABS / PLA / 抗菌性PLA / タフPLA / PETG など0.02 - 0.4mm-.stl・.3mf・.obj・.igs・.stp・.ply・.amf・XYZ形式 (.3w)・.nkg (.stl,.3w)・G-code

通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

Amazon 売れ筋ランキング 楽天 3Dプリンターランキング Yahoo!ショッピング 「3d プリンター」のランキング 1位~100位

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

コスパ最強の大型造形が可能で高性能の3Dデータでできること

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大型造形対応3Dプリンターでも、さまざまなタイプが販売されています。そして大型にもかかわらず、高精細な造形ができる高性能な3Dデータを有するものも多いです。しかも大型にはスピードと多機能が両立している3Dプリンターもあります。

 

さらに大型造形が可能な3Dプリンターは、高速かつ低コストで効率的に造形物を製造できるため、コスパ最強です。大型造形の3Dプリンターを購入の際には、造形サイズに加えて、造形方式・使える材料や素材・精度などを詳しく検討する必要があります。

3Dプリンターで作れるものは?プラモデルやフィギュアも

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3Dプリンターで作れるものは、ガンプラなどのプラモデルやフィギュアなどがあります面倒な組み立て作業もなく作れるとしたら夢のような話ですが、3Dプリンターなら実はそれが可能です。まずはじめに、3DCADもしくはCGソフトを用意してください。

 

STLファイル出力できるものであれば問題ありません。次に、CADもしくはCGソフトに対応したコンピュータが必要になります。最後に、作成するモデルの題材を用意してください。対象となるモデルの全身、前後がわかるようなイラストや実物が理想的です。

 

以下の記事では、さまざまなガンプラの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

3Dプリンターの使い方

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まず、3Dプリンターを使うためには、立体情報を持った3Dデータが必要です。そのため3D CADや3D CGなどのソフトを使って作成し、データの共有サイトでダウンロードして利用できます。次に、作成したデータを3Dプリンターに取り込みましょう。

 

その際は、データを専用のソフトを用いてパソコンに送信します。造形が始まったらあとは待つのみです。 造形が終わったら3Dプリンターから取り出し、表面仕上げなどの後処理したら完成となります。

レンタルなど3Dプリンターを購入せずに利用する方法

価格が下がったとはいえ、単に興味があるだけではまだ高価な買い物です。ここでは、レンタルなどのプリンターを購入しなくても造形ができるサービスを紹介します。

ショップなどに直接行く

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購入する前に一度試してみたいなら、3Dプリンターを設置しているお店やイベントに参加するのがおすすめです。ショップやイベントでは専門のスタッフがいて捜査してくれたり使い方を教えてくれたりする場合もあるので、購入前に疑問を解決する場にもなります。

 

ショップやイベントは、家庭用にないプリンターを試す機会にもなりますが、大都市圏でしか開かれていないのが現状です。そのため地方在住の方は行きにくいのが、欠点として挙げられます。

オンラインで印刷を依頼する

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上記のショップやイベントなどは大都市に集中しており、地方在住の方にはどうしても行きにくい状況です。このような方におすすめなのがオンラインで印刷を依頼できるサービスで、写真やデータを送信して店舗の方で出力してもらいます。

 

専門のスタッフが作成するので仕上がりがよく、また業務用しかない造形方式や大型のプリンターを持っている所も多いので、プリンターを持ってからも使えるサービスとなります。

3Dプリンターで失敗しないための道具とは

ここでは、3Dプリンターで作品を作るときによくある失敗の対策に、置いておくと役立つ道具を紹介します。

スティック糊で造形物を定着

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FDM方式のプリンターを使っている上で最初に出会うトラブルといえば、造形の途中からフィラメントの積層がおかしくなって形が崩れる点です。フィラメントは再利用できないので、うっかり放置すると時間と材料の無駄になってしまいます。

 

この主な原因は、1層目がテーブルにきちんと定着していない点です。これを防ぐために重宝するのがスティック糊です。テーブルに塗りつけておくと一層目がテーブルにくっついて動かなくなるので、積層がずれなくなるのでおすすめです。

 

1層目が積層するまで若干時間が掛かるので、スティック糊の中でも速乾性でないものを選びましょう。また、あまり粘着力が強すぎると作品をテーブルから剥がしにくくなります。

スクレーパーより取りやすいテープはがし

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3Dプリンターには、作品をテーブルから剥がすためのスクレーパーが大体付属しているのが特徴です。このスクレーパー意外と刃に厚みがあって、特に糊でテーブルに引っ付けている場合には刃が入らない場合もあります。

 

スクレーパーを無理やり押し込むと、作品やテーブルを傷つけてしまうので気を付けてください。カッターナイフでもいいですが手を切ったり刃でテーブルに傷を付けたりする可能性があるので、テープはがしを使うのがおすすめです。

垂れたフィラメントを取るのに役立つピンセット

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実際に3Dプリンターの出力を始めてから印刷が始まる前に、ノズルに残っていたフィラメントが垂れてくる場合があります。しかしこの垂れたフィラメントは非常に熱くなっているので、素手では触れません。

 

この垂れたフィラメントを放置しておくと、ゴミとして作品の一層目に付着してしまい、見栄えを悪くします。このフィラメントの垂れは、3Dプリントの結果に対する満足度を下げる大きな要因となるので気を付けましょう。

 

耐熱性のある素材のピンセットなら、熱伝導率が悪いので短時間では熱くありません。印刷の温度に達するまでに、垂れたフィラメントを簡単に摘まみ取れます。以下の記事では、ピンセットのおすすめを紹介しているのでぜひご覧ください。

まとめ

仕事・教育・趣味と幅広く使える3Dプリンターは、今後幅広く活用できます。特に適切なスペックの3Dプリンターを選べば、普段の生活が快適になるはずです。ぜひ口コミやランキングを参考に、目的に合ったタイプを選んでください。