レーシックは2回目も手術できる?
品川近視クリニック
●経験豊富な医師がが数多く在籍!
品川近視クリニックには経験豊富な医師が多数在籍・執刀しています。公式サイトから医師の経歴や認定資格など細かく確認できるので、医師の腕でクリニックを選びたい方にぴったりです。
●負担の少ない費用で保証制度が充実
レーシックのメニューによって保証制度が異なり、最長で10年間の保証が付いているなど術後の手厚いサポートが人気です。スタンダードレーシックは両眼 75,000円(税込)で受けられます。保証制度も充実しているのが特徴です。
●1日レーシックなら通院回数を大幅に増やせる!
通常は検査と施術が別日に設定されますが、品川近視クリニックの1日レーシック*は1日で検査と手術を行えるのが特徴です。大幅に通院回数を減らせるため、忙しい方にもぴったりです。年中無休で年末年始やお盆期間を利用できるので、休暇に合わせてレーシックを受けられます。
●カウンセリングや事前検査が無料
品川近視クリニックではカウンセリングや事前検査を無料で行っています。レーシック・ICLなど視力矯正手術に不安がある・迷っていることなどを直接相談でき、自分に合った手術方法を見つけられます。ぜひこの機会に無料検査だけでも受けてみましょう!
品川近視クリニック梅田院の基本情報 | |
レーシック手術費用 | 158,000円(税込) |
ICL手術費用 | 460,000円(税込) |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・医療ローン・振込 |
日本眼科学会認定専門医 | ○ |
ICL認定医 | ○ |
医師名 | 湯川 聡(東京院院長) |
電話番号 | 0120-412-049(受付時間10:00~20:00) |
クリニック所在地 | 【東京院】東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシア13F ほか全国に4院あり(札幌院・名古屋院・梅田院・福岡院) |
* 自由診療のため保険適用外です
* 公式サイトより
* 品川近視クリニックは、2021年度ICL国内最多症例数をスター・ジャパンより表彰されました
* 60回払い/レンズ代除く
*1 2004年10月1日~2022年10月31日の期間
レーシックの基礎知識
「裸眼で生活したい!」と考えている方の中には、手術による視力矯正を考えている方も多いですよね。レーシックやICL、PRKなどさまざまな手術方法があってよくわからない方も多いのではないでしょうか?
視力が上がるとはいえ、よくわからないまま目の手術をするのは怖いものです。そこでここでは、レーシックの特徴や費用相場だけでなく、メリットデメリットからどんな人が向いているのか詳しく解説します。
また、同じような視力矯正手術のICLとはどう違うのか、どんなクリニックで手術を受ければいいのかなど、レーシックの基礎知識をまとめています。
レーシックの基礎知識

レーシックとはエキシマレーザー角膜屈折矯正手術の通称で、屈折矯正手術のひとつです。目の表面にフラップ(フタ)を作り、エキシマレーザーという機器で目の角膜を削り角膜の形状を変えます。角膜の形状の変化によって、近視・遠視・乱視を治療できるのが特徴です。
【料金】レーシック手術の費用相場は?

レーシックの費用相場 | ICLの費用相場 |
10~50万円 | 40~70万円 |
レーシック手術費用相場は10~50万円程で、ICL手術費用相場(40~70万円程)と比較すると安価で受けられるのが特徴です。手術費用に術後の定期検診費用が含まれているクリニックや、別途請求のあるクリニックなど、さまざまです。
他の屈折矯正手術と比べても安価といえ、決して安い金額ではありません。事前に支払い方法も確認しましょう。ローンや分割払い、クレジット払いに対応していると家計を圧迫しません。トータル金額を事前に計算し、無理のない予算を立てましょう。
費用を抑えたいなら紹介制度やクーポンも活用

レーシック手術を行うクリニックの中には、紹介制度を設けている施設もあります。レーシック手術を受けた友人や家族などから紹介を受ければ、数万円程度の割引を受けられるのがメリットです。
紹介者にも謝礼を支払うクリニックもあるので要チェックです。また、学生やグループ割引・交通費補助などの割引制度を設定しているクリニックもあるので確認してみてください。

レーシック手術のメリットデメリットは?
メリット | デメリット |
|
|
コストも抑えられ、術後の回復も早いなどメリットも多くあるレーシックですが、手術である関係上必ずデメリットはあります。
可能性は高くありませんが、代表的な後遺症であるドライアイの症状が出たり、術後数年経ってから視力低下してしまうリスクもあります。リスクやデメリットについて理解しておくことで、術後の思わぬ後悔や失敗を避けられます。
ここで紹介しているメリット・デメリットについてさらに詳細に解説していますので、気になった方はこちらの記事もご一読ください。
【違い】レーシック手術とICL手術はどっちがいい?

レーシック手術とICL手術のどちらを受けるか悩んでいる方は多いでしょう。あなたに適した手術を選びましょう。下記の表にレーシックとICLの違いをまとめるので、ご参考ください。
レーシック | ICL | |
適応度数 | -10D | -18D |
費用相場 | 約10万~50万円 | 約40万~70万円 |
元に戻せるかどうか | 元に戻せない | 取り外せる |
執刀医の技術の影響 | 少ない | 大きい |
レーシックに向いている人の特徴

- できるだけコストを抑えて視力矯正手術を受けたい方
- 手術後に早めに視力を回復させたい方
- 日帰りで手術を受けたい方
- 痛みを抑えたい方
レーシックの特徴はICLと比較して最安値10万円を切るので費用が安く、入院の必要がなく日帰りで行え、痛みも抑えられる点です。視力回復も個人差はありますが、翌日には視力が改善される場合が多いです。
ICLに向いている人の特徴

- もしもの時、手術前の状態に戻したい方
- -10D以上の強度近視の方
- 角膜が薄くレーシック手術できない方
- レーシック手術後に視力が低下した方
ICLの最大の特徴はレンズを外すだけで元の状態に戻せ、適用範囲がレーシックと比較して非常に広い点です。レーシックで角膜を削るのを避けたい方にはICLが向いています。
レーシック手術後に視力が低下した方の中には2回目のレーシック手術を受けたい方もいらっしゃいますが、角膜が削れない場合が多く事前検査で不適合になりがちです。そういった方がでもICLなら手術可能な場合が多いのも特徴です。
レーシック手術が適用できない人の特徴は?

レーシック手術には多くのメリットもありますが、実は誰にでも適用できるわけではありません。レーシック手術が適用できない人の条件は以下の通りです。
- 角膜の厚みがない人
- 重度の糖尿病など傷の治りに影響のある人
- 18歳未満の未成年
- 妊娠・授乳中の人
レーシックは角膜を削る必要があるため、角膜に厚みがあることが前提条件となります。視力が不安定な未成年者・妊娠・授乳中の方もレーシック適用外です。
上記に該当しなくても、現在薬を服用中の方や病気を抱えている方は検査時やカウンセリングで医師に相談してみましょう。

レーシック手術で後悔・失敗しないためのクリニック選びのコツ

「レーシック手術後に絶対に後悔したくない!」という方は多いのではないでしょうか。レーシック手術を受けるクリニックの後悔しない選び方を解説します。眼科専門医が在籍している症例数と手術実績が豊富なクリニックを選びましょう。また、術前術後のケアの充実具合や価格も考慮して選ぶ必要があります。
専門医・認定医が執刀しているかどうか

レーシック手術自体は眼科の医師であれば執刀できます。しかし日本眼科学会が認めた眼科専門医であれば、高度な技術や豊富な知識を持ち合わせているため安心です。また、稀に起きるトラブルにも眼科専門医ならスムーズに対応できる可能性が高いです。
クリニックのホームページでは眼科専門医が在籍しているか確認できるため、事前にチェックしておきましょう。
症例数・実績が豊富かどうか

安心して手術を受けるためには、症例数や実績が豊富なクリニックを選びましょう。経験豊富な医師から手術を受けたいですよね。手術実績が豊富な医師なら安心して大事な手術を任せられます。ホームページなどで確認できるので、必ずチェックしましょう。
手術前の説明・検査が充実しているか

検査時や手術前に丁寧なカウンセリングをしてくれるかどうかも重要です。レーシック手術の後遺症やリスクをしっかりと把握したうえで手術を受ける必要があります。誰でも目の手術は不安ですよね。丁寧なカウンセリングは、手術の恐怖心や手術後の不安を取り除いてくれます。
術後のアフターケアが充実しているか

万が一のトラブルを避けるためには、アフターケアが充実しているクリニックを選ぶ必要があります。ICL手術は、気軽に受けられる手術ではありますが、リスクがないとはいえません。
効果が得られない場合の再手術保証や術後の定期検診の内容など、クリニックによってさまざまです。術後のトラブルが最小限になるように、アフターケアが充実しているのか必ず確認しましょう。
納得できる費用かどうか

レーシック手術は比較的安価、とはいえ決して安い買い物ではありません。レーシックは自由診療のため、クリニックによって10万~50万円と金額にかなりばらつきがあります。医療ローンやクレジットカードでの分割払いなど、支払い方法も無理のない範囲で検討してみてください。
また、費用を安くするには以下のような方法もあります。
- 紹介制度やクーポンなど割引を活用する
- 手術費用・通院にかかる交通費を
医療費控除申請する
確定申告での医療費控除の申請方法など、下記記事もあわせてチェックしてみてください!
【視力回復】富山県でレーシック手術ができるクリニック2院

「信頼できるクリニックでレーシック手術を受けたい!」という方は多いのではないでしょうか。ここでは富山県でレーシック手術ができる病院を紹介します。下記にまとめるので、参考ください。
クリニック名 |
真生会富山病院 アイセンター |
真生会富山病院 アイセンター
真生会富山病院アイセンターは、眼科治療に特化した専門的な眼科総合診療施設です。検査室・治療室・専用の手術室と病棟を完備し、患者をトータルでサポートしています。遠方から通院する方も多くいる富山県内で信頼の厚い眼科です。
近視や乱視など視力を回復するための安全性の高い手術としてレーシック・ICL治療を採用し、多くの実績があります。多数の眼科認定医が在籍し、さまざまな眼の疾病に高度な技術で治療に当たっています。
真生会富山病院 アイセンターの基本情報 | |
ICL手術 | ○ |
ICL手術費用 | 375,000円 |
レーシック手術 | ○ |
レーシック費用 | 240,000円 |
日本眼科学会認定専門医 | ○ |
ICL認定医 | − |
診療日 | 受付時間午前 月~土 8:00~11:30午後 月・水・金 16:00~18:45 日曜・祝日 休診 |
クリニック所在地 | 富山県射水市下若89-10 |
電話番号 | 0766-52-2156 |
小矢部たがわ眼科
小矢部たがわ眼科は富山県高岡市や石川県金沢市などからも通院しやすい小矢部市に位置します。2017年に厚生労働省から先進医療施設として認定を受けた眼科です。白内障手術・近視矯正手術など最新機器を導入し治療に専念しています。
ホームページではレーシックを受けた患者のアンケートを公表しています。術前・術後の視力やレーシック手術の感想が寄せられているので大変参考になります。視力回復術を検討している方はぜひご覧になってください。
小矢部たがわ眼科の基本情報 | |
ICL手術 | ○ |
ICL手術費用 | 595,000円~675,000円(税込) |
レーシック手術 | ○ |
レーシック費用 | 189,000~242,000円(税込) |
日本眼科学会認定専門医 | ○ |
ICL認定医 | − |
診療日 | 診療時間 午前8:45~12:00 午後2:30~6:30手術 水曜・土曜午後木曜午後・日曜・祝日 休診 |
クリニック所在地 | 富山県小矢部市小矢部町7-12 |
電話番号 | 0766-67-8910 |
\関西エリアでのレーシックなら/
品川近視クリニック 梅田院
●日本眼科学会認定医が数多く在籍!
品川近視クリニックには日本眼科学会専門医が多数在籍・執刀しています。公式サイトから医師の経歴・肩書など細かく確認できるので、医師の腕でクリニックを選びたい方にぴったりです。
●比較的費用が抑えられて保証制度が充実
それぞれのメニューによって保証制度が異なり、長いものでは10年間の保証が付いているなど手厚いサポートが人気です。両眼75,000円(税込)と相場より低価格で受けられる手術もあり、充実したアフターサポートを受けられるのが特徴です。
●1日レーシックなら通院回数を大幅に増やせる!
通常は検査と施術が別日に設定されますが、品川近視クリニックの1日レーシック*は1日で検査と手術を行えるので通院回数を減らせます。年中無休で年末年始やお盆期間を利用できるので、忙しい方にもぴったりです。
●託児所を利用可能&カウンセリングや事前検査無料
提携託児所を無料で利用できるサービスもあるので、子連れの方でもレーシックを受けやすくなっています。品川近視クリニックではカウンセリングや事前検査を無料で行っているため、無料検査だけでも受けてみましょう!
品川近視クリニック 梅田/福岡院の基本情報 | |
レーシック 手術費用 | 158,000円(税込) |
ICL手術費用 | 460,000円(税込) |
日本眼科学会認定専門医 | ○ |
ICL認定医 | ○ |
クリニック所在地 | 【梅田院】 大阪府大阪市北区梅田2-6-20パシフィックマークス西梅田3F 【福岡院】 福岡県福岡市中央区天神2-7-21天神プライム4F |
※ 2004/10/1~2021/12/31 ICL以外の全施術含む
レーシック手術の流れは?

レーシック手術の流れを簡単に解説します。レーシック手術の流れがひと通りわかると嬉しいですよね。クリニックによって期間など細かい差異があるので、気になるクリニックはホームページで実際に確認してみましょう。
工程 | 期間 |
検査予約~適応検査まで | 3日~3週間程度 |
適応検査~術式決定まで | 3日~1週間程度 |
術式決定~手術日まで | 1週間~3週間程度 |
手術後の定期検診 | 翌日~1年後まで定期的に |
検査予約

まずはWebや電話から検査の予約をします。 コンタクトを使用している方は、角膜の形状・状態に影響して正しく検査できなくなるおそれがあるので、基本的に検査前から使用を中止することになります。下記の表に検査前のコンタクト装着制限期間をまとめるので、ぜひ参考ください。
検査前のコンタクト装着の制限
コンタクトの有無、種類 | 検査前のコンタクト装着の制限 |
コンタクトなし | 3日後以降に検査可能 |
ハードコンタクト | 3週間後から検査可能 |
ソフトコンタクト | 2週間後から検査可能 |
適応検査

レーシック手術に眼球が適応しているかどうかの適応検査を受ける必要があります。検査内容はクリニックによって異なりますが、一般的には10項目前後です。適応検査当日は、2~3時間かけて10項目ほどの適応検査を入念に行います。
検査結果が出るまで数日~1週間程度かかり、 人によっては追加の検査が生じる場合もあります。下記に検査内容をまとめるので、参考ください。
検査項目例
- 眼圧測定
- 角膜形状解析
- 角膜内皮検査
- 角膜圧測定
- 眼底検査
- 前房深度検査など
医師の診察・手術プラン決定

適応検査の結果を踏まえた上で、医師とのカウンセリングの中で手術方法を決めます。手術方法が決まったら、術前検査・手術日・手術後の通院スケジュールを決定。クリニックによって手術日が限定されている場合もあるため、休日を取るなど調整しましょう。
手術当日

手術前には体調の確認のために検温・血圧測定などを行い、手術後の注意事項を説明されます。手術時に瞳孔を大きく開くために散瞳剤を点眼して、点眼麻酔と目の消毒を行い手術に備えます。
手術時間は片目あたりおよそ10~20分程度です。手術中は麻酔をしているので、刺激はありませんが、目を押されるような感覚があります。術後は院内で1~2時間ほど安静にして、帰宅するという流れです。
術後検診

目の状態が安定するまでは、医師の指示に従い定期検診を受けましょう。まずは翌日検診、翌日以降は3日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と定期的に検診があります。
レーシック手術後、翌日には視力矯正し視力1.0以上が期待できます。 ただし、手術後1ヶ月程度は日常生活に制限が生じるので、計画的に手術を受けましょう。多くのクリニックでは術後1~3年程度の保障期間が設けられています。
レーシック手術についてのよくある疑問
ここでは、レーシック手術に関するよくある質問をまとめています。
- レーシックって何年もつの?
- レーシック手術とICL(眼内コンタクトレンズ)の違いは?どっちが安全?
- レーシック・ICL以外の視力矯正方法って何があるの?
- レーシック手術でどのくらい視力がよくなる?
- レーシック手術で老眼になりやすくなるって本当?
- レーシックは2回目も手術できる?
- レーシック手術で失明する可能性はどれぐらい?過去に失明した例はないの?
- レーシック手術後にドライアイになるって本当?
- レーシック手術に後遺症や合併症はないの?
- レーシック後に白内障や緑内障になった時、治療は受けられる?
- レーシック手術の費用相場はどれくらい?
- レーシック手術で高額医療費制度は使える?
- 安い手術と高い手術の違いは何?
- レーシック手術前の検査はどんなものがある?
- 手術前はコンタクトレンズをいつまで着用できる?
- レーシック手術に年齢制限はある?
- レーシック手術は痛い?手術後に痛みはある?
- 手術日の翌日は仕事を休んだ方がいい?運転はできる?
- レーシックをしてもカラーコンタクトはできる?
- レーシック手術後に視力が低下することはある?
レーシックって何年もつの?
レーシック手術で得られた視力は、基本的に持続するため、レーシックの効果に「寿命」というものはありません。
ただし、レーシック手術を受けた人全体の約5%程度の人は手術前の視力に戻ってしまうことがあります。特に、もともと強度の近視や乱視だった人は、術後1年以内に近視が再発してしまう可能性があります。
また、加齢とともに自然に遠視(近くが見えづらくなること)になっていく” 老眼 ”は、レーシック手術を受けていても、受けなくても妨げることはできません。
レーシック手術をしている医院の大半は、術後1〜3年程度のアフターケアを行っており、手術費用に術後のアフターケア代が含まれていることがほとんどです。
アフターケアの期間中は、再手術や微調整が可能なため、事前に確認しておきましょう。
レーシック手術とICL(眼内コンタクトレンズ)の違いは?どっちが安全?
レーシックは、角膜の表面を削ることで視力を矯正する手術で、費用が比較的安く、手術後の回復も早いのが特徴です。
手術費用の相場は20〜30万円ほどで、早い人では手術翌日には通常の生活にもどることができます。
一方、ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜に小さな切開を入れてレンズを挿入する手術です。ICLの最大の特長は安全性の高さで、施術にはICL認定医の資格が必要です。また、レンズは取り外し可能なため、レーシック手術と違い、いつでも元の状態に戻すことができます。
ただし、ICLはオーダーメイドのレンズを使用するため費用が高く、手術までの準備期間も長くなります。
それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、自分の目の状態に合った方法を事前検査で確認してみましょう。
レーシック・ICL以外の視力矯正方法って何があるの?
視力矯正の方法はレーシックやICLだけではありません。たとえば、オルソケラトロジーという就寝中に専用レンズを装着し角膜の形を矯正する方法もあり、その他にもさまざまな手法が存在します。
レーシック手術しか扱っていない医院では、合わなかった場合に他院へ紹介されるか、説明不足のまま手術が進んでしまう可能性もあるため、慎重に進めましょう。
レーシック手術で失敗しないためには、「レーシック」という一つの手段にとらわれず、患者の目に合わせてさまざまな視力矯正方法を提案できる医院を選びましょう。
レーシック手術でどのくらい視力がよくなる?
一般的には、術後翌日の検査時には、視力が1.0〜1.5程度まで回復する場合が多いです。
レーシックは術後の視力回復が非常に早い傾向なのが特徴です。手術直後から、世界がはっきり見える感動を体験できる人もいますが、視力の回復には個人差があるので、その点は事前に理解しておきましょう。
レーシック手術で老眼になりやすくなるって本当?
老眼はレーシック手術・ICL手術に関わらず、加齢によって発生するものです。そのため、レーシック手術を受けたかどうかで、老眼(遠視)になる時期が変わることはありません。
ただし、もともと近眼の強い人は手元にピントが合いやすい状態です。そのため、老眼になったことを通常よりも自覚しやすい場合はあります。
また、レーシックは近視・遠視・乱視の矯正手術であり、老眼を治療するものではありません。ただ、ICLには老眼に対応できる遠近両用眼内コンタクトレンズもあるので、気になる方は対応可能な医院に相談してみましょう。
レーシックは2回目も手術できる?
レーシック手術は、原則として1回、多くても2回までとされています。
しかし、角膜の厚みが足りない場合、2回目以降の手術ができないこともあります。
再手術が可能かどうかは、術前の適応検査によって判断されるため、希望する場合は必ず医師に相談しましょう。
レーシック手術で失明する可能性はどれぐらい?過去に失明した例はないの?
レーシック手術が直接の原因で、失明に至ることは理論上ないと言われています。
その理由は、レーシック手術の範囲は角膜の表面にとどまり、失明に関わる” 網膜 ”には一切の影響を与えないからです。ただし、術後に緑内障を発症し、適切な診断や治療が遅れた場合に失明リスクが高まることはあります。
レーシック手術を受けた人は、特に角膜が薄くなり、眼圧測定が正確に行いづらくなるため、緑内障の発見が遅れることがあります。そのため、レーシックは「手術したら終わり」ではなく、術後の定期検診を欠かさず、異常を感じたらすぐに眼科を受診することを念頭に入れておきましょう。
レーシック手術後にドライアイになるって本当?
レーシック手術後、一時的にドライアイの症状が出ることがあります。これは、手術によって角膜の神経が一時的に損傷し、涙の分泌が減少するためです。
ドライアイの症状は個人差がありますが、通常は半年から1年ほどで回復すると言われています。また、夜間や暗い場所で光がギラついて見える「ハロー・グレア」現象が起こることもあります。
「ハロー・グレア」が起こる原因は、夜間に瞳孔が開くと目に入る光の量が多くなり、角膜を削った部分とそうでないところに多少の屈折力の違いが生じるためです。これらの症状は時間とともに軽減することが多いですが、術後に違和感がある場合は医師に相談しましょう。
レーシック手術に後遺症や合併症はないの?
レーシックは角膜を削る手術のため、術後に角膜の強度が低下することがあります。そのため、事前の適応検査では角膜の厚みや強度、眼圧などを正確に測定することが非常に重要です。
もし「円錐角膜(眼圧に対して角膜の強度が弱いために角膜が突出する病気)」の兆候があるにもかかわらず、見逃されてレーシック手術を受けてしまうと、「ケラトエクタジア(角膜拡張症)」という重篤な合併症を引き起こす恐れがあります。
不安な場合は、検査結果の説明を聞くタイミングで「角膜の強度に問題はありませんか?」と医師に確認しておくと良いでしょう。
レーシック後に白内障や緑内障になった時、治療は受けられる?
レーシックを受けた後でも、白内障の治療は基本的に受けられます。
ただし、角膜の形状が変化しているため、それを考慮した眼内レンズの選定が必要になるため、レーシック経験者の対応に慣れた病院を選ぶと良いでしょう。
一方、緑内障の場合は、レーシック経験者に対する治療は難しく、断られる場合が多いです。そういったリスクについても医師とよく相談したうえでレーシック手術を受けるか考えましょう。
白内障、緑内障って何?
白内障とは、加齢により水晶体が濁って視界がぼやける病気のことです。緑内障とは、眼球の奥にある視神経が障害されて視野が欠けていく病気で、日本人の失明原因の第一位とされています。どちらも進行性の病気で、重症化すると手術が必要になる場合があります。
レーシック手術の費用相場はどれくらい?
レーシックの費用は医院や術式によって異なりますが、約20万円〜30万円が相場です。
しかし、これはあくまで目安であり「メスではなくレーザーを使用することで、より薄く滑らかなフラップを作る」など術式や使用機器によって費用は変わります。
レーシック手術で高額医療費制度は使える?
レーシック手術は美容・自由診療に該当するため、公的な高額療養費制度の対象外です。
ただし、医療費控除の対象にはなるため、確定申告時に申請すれば所得に応じて還付金が受け取れる可能性があります。また、生命保険の一部には給付対象となるケースもあるため、事前に保険会社へ確認しておくと良いでしょう。
安い手術と高い手術の違いは何?
レーシックの手術費用は、フラップ(ふた)の作成方法によって大きく変動します。
マイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使用してフラップを作成する場合、比較的安価に施術が可能ですが、フェムトセカンドレーザーと呼ばれるレーザー機器を使用してフラップ作成をする場合は、比較的高額な費用になります。
例えば、品川近視クリニックの料金表を例に挙げると、厚生労働省が認可するフェムトセカンドレーザー機器「イントラレース」を使用する「品川イントラレーシックアドバンス」は158,000円(税込)に対し、マイクロケラトームを使用する「スタンダードレーシック」は75,000円(税込)と半値以下の価格設定となっています。
一概に費用だけを比較するのではなく、こういった施術内容を確認した上でどのコースにするか決めましょう。
レーシック手術前の検査はどんなものがある?
レーシックやICLの手術を受ける前には、2〜3時間ほどかけて適応検査を行います。
検査内容には、眼圧測定、角膜形状解析、角膜内皮検査・角膜厚測定・眼底検査などが含まれます。これらの検査によって、手術が安全に行えるかどうかが判断されます。検査の詳細や所要時間は医院によって異なるため、予約時に確認しておくと安心です。
手術前はコンタクトレンズをいつまで着用できる?
正確な角膜の形状を把握するため、手術前には一定期間コンタクトレンズの着用を中止する必要があります。
コンタクトレンズの種類 | 未使用期間 |
ソフトコンタクトレンズ | 3日以上 |
ハードコンタクトレンズ | 2週間以上 |
これはあくまで目安であり、個人差や医院の方針によって指示が異なる場合があります。必ず医師の指示に従ってください。また、手術後は1週間ほど、洗顔・洗髪・アイメイクに制限があります。翌日から出勤などは可能ですが、肉体労働などを伴う場合はあらかじめ医師に相談してください。
レーシック手術に年齢制限はある?
18歳以下の未成年者は、レーシック手術を受けられません。上限はありませんが、高齢になると老眼や白内障などの他の症状が出ている場合もあります。まずは検査を受けて適用かどうか確かめましょう。
レーシック手術は、18歳未満の未成年には適応されません。これは、視力が安定していない可能性があるためです。
また、年齢の上限は設けられていませんが、高齢になると白内障や老眼などの別の目の問題が出てくる場合があるため、適応検査の結果によってはレーシック手術を受けることができない可能性があります。
レーシック手術は痛い?手術後に痛みはある?
レーシック手術中の痛みはほとんどありません。
レーシック手術は、点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を使用して行われるためです。希望があれば、笑気麻酔を併用することが可能な病院もあります。
ただし、施術中に眼球が押されるような感覚を覚えることはあります。また、手術後は麻酔が切れることで、数時間〜半日ほど目がしみるような違和感や軽い痛みを感じることがありますが、時間とともに治まるのが一般的です。
手術日の翌日は仕事を休んだ方がいい?運転はできる?
デスクワーク中心であれば、手術翌日の検診が終了次第、仕事復帰できます。しかし、屋外での作業や運動、車の運転などは休んだ方がいいでしょう。また、手術後は1週間ほど、洗顔・洗髪・アイメイクに制限があるため、あらかじめ医師に相談してください。
レーシックをしてもカラーコンタクトはできる?
レーシック手術を受けた人でも、術後1ヶ月以降であればカラーコンタクトをつけることはできます。
ただし、角膜のカーブ(ベースカーブ)が変化していることがあるため、術後の定期検診時に、カラーコンタクトの使用について必ず医師に相談しましょう。合わないレンズを使用すると、眼のトラブルを引き起こす可能性があります。
レーシック手術後に視力が低下することはある?
レーシックは5~10年経過すると「近視の戻り」が生じる恐れがあります。ただし、確実に発生するものではなく、特に近視の度合いが元々強かった人に生じやすい傾向があります。
