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埼玉県大宮周辺でICL手術ができる病院9選!費用や失敗しない名医の選び方を解説
「大宮でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの病院が知りたい」 そんな方へ、この記事では埼玉県大宮周辺のICL手術ができる病院を9選紹介!ICL手術で失敗しないための名医の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
最終更新日:2025/9/22

ICLってどんな手術?

ICL手術とは、目の中に小さな眼内コンタクトレンズを挿入することで視力を矯正する手術です。同じ視力矯正手術であるレーシックとは違い、角膜を削らないため手術前の目の状態に戻せることが特徴です。

メリットとデメリット

メリット

ICLのメリットは手術の適応範囲が広いことです。レーシックの場合は強度の近視や乱視の方は手術を受けられませんが、ICLの場合は受けられる可能性が高まります。また、ICLは角膜を削らないためレーシックと比べると後遺症が残りにくいことも魅力の1つです。


デメリット

ICLのデメリットは費用が高いことです。レーシックの平均相場が20〜30万円なのに対し、ICLは45〜80万円と2倍近くの価格差があります。しかし、費用は高いものの長期的に見るとコンタクトレンズなどに比べて経済的であることは間違いありません。

手術までの流れ

ここからはICL手術の流れについて解説します。クリニックによって順番が異なる場合はありますが、ほとんどが以下のような流れで進みます。

ICL手術までの流れ

POINT❶ 適応検査について

適応検査とは目の状態を確認しICL手術が受けられるかどうかを調べる検査です。適応検査の際には角膜を本来の形状で測定する必要があるため、コンタクトレンズの装着不可期間があります。

ソフトコンタクトレンズ2,3日前
ハードコンタクトレンズ2週間前

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編集部
予約する際にクリニック側から案内があるので出された指示はきちんと守るようにしましょう。

POINT❷ 手術当日について

手術自体は20〜30分ほどで終わります。術後は少し休憩して特に問題がなければ帰宅できます。ただし、術後は視力が安定しないため車の運転は控えてください。お仕事については3日ほどお休みを取ることをおすすめします。

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編集部
ICL手術は検査結果に基づいてレンズをオーダーメイドで作成するため、レンズが出来るまでに1ヶ月程度時間がかかります。手術を受けたいタイミングが決まっている場合は早めに行動しましょう!

ICL手術を受けるクリニックの選び方

ICL手術を受ける際のクリニックの選び方について、より失敗しないために病院選びのポイントをまとめました。ぜひ参考にしてください。

症例数を確認

病院選びの際にはまず症例数を確認しましょう。症例数が多いからといって手術の成功が保証されるわけではありませんが、症例数が少ない病院に比べると症例数の多い病院で手術を行う方が任せた方が手術の失敗率は低くなると考えられます。

▼全国の主な病院の症例数

クリニック名症例数
先進会眼科27,000万件以上(※1)
(2002年11月1日〜2025年1月31日)
品川近視クリニック101,015件
(2011年7月〜2025年4月)
新宿近視クリニック29,842(※2)
2024年12月

※1 ICLのみ・先進会全体の症例数です

※2 2009年4月~2024年6月末までの当院ICL手術9,957件における発生割合(再手術:242件/追加矯正:16件)から算出。

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編集部
上記の眼科の中でも本記事では症例数=患者数の多い「先進会眼科」と「品川近視クリニック」について紹介しています。ICL手術をご検討中の方はぜひご覧ください。

保証内容

代表的な保証内容

適応検査を無料で行っている


術後の通院費用無料期間を設けている


再手術の無料期間を設けている

手術費用だけで病院を決めるのはやめましょう。手術費用以外にも検査や通院によって、想定以上の費用がかかることがあるため保証内容まで確認することが大切です。内容や期間は病院によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

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編集部
ICL手術は当日で終わりではなく、術後半年〜1年程度は定期検診があります。都度料金がかかると思いのほか費用がかさむため、最低でも術後1年は検診費用が含まれていると安心です。

埼玉県大宮周辺でICL手術を受けられる病院9選

ここでは埼玉県大宮周辺のICL手術ができる病院を紹介します。「自分に合っている視力矯正の方法を知りたい」「自分はICL手術ができる目なのか知りたい」という方は、気になった病院に一度来院し、ICLの適応検査を受けてみることをおすすめします。

先進会眼科

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▼先進会眼科がおすすめの人

手術費用を抑えたい方
感染症のリスクをできる限り0に近づけたい方
術後の保証内容が充実した病院を探している方

 

▼ 料金表

コース料金
ICL(乱視なし)460,000円(*2)
ICL(乱視あり)592,000円(*2)

 

▼ 保証内容

症例数 85,000件以上(*1)

術後検診 術後3年間無料

再手術 術後3年間無料

 

(*1)集計期間:2002年11月1日~2025年3月31日

(*2)価格はすべて税込表示

基本情報を見る
診療時間10:00〜19:00
休診日火曜日・水曜日
住所東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F
最寄り駅東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」より徒歩約2分
問合せ先0120-049-113
地図

先進会眼科の特徴

▼術後感染ゼロの実績!23年以上安全性を追求し続けるクリニック

先進会眼科は23年以上レーシック・ICL・白内障治療を専門に行っており、これまで一度も術後感染を発生させていないという高い安全性を誇るクリニックです。清潔な手術環境と感染対策、熟練の医師による的確な手技が評判で、初めての手術で不安を感じる方にもおすすめです。


▼患者の不安や痛みに寄り添う手術環境

先進会眼科では、ICL手術の際に目の中に麻酔を入れる「前房内麻酔」も併用しています。点眼麻酔のみを使用するよりも高い鎮痛効果があり、痛みに不安がある人に最適です。手術中は医師の声かけもあり、落ち着いて手術を受けられる環境が整っています。


▼安心の術後サポート体制!3年間の手厚いフォロー

術後のケアにも力を入れており、3年間の術後検診無料・点眼薬無料に加え、必要に応じた再矯正も無料で対応する「再手術保証プログラム」も用意されています。視力の変化や違和感が出た場合にも適切に処置してもらえるため、万が一のリスクにも備えられます。

東京院院長の岡医師は屈折矯正手術のエキスパート

出典:https://senshinkai-clinic.jp

新宿近視クリニック東京院の院長を務める岡 義隆先生は、日本眼科学会認定の眼科専門医であり、屈折矯正手術の分野で豊富な経験と実績を持っています。現在は、医療法人先進会の理事長も務めており、ICLのインストラクター・認定医として後進の指導にもあたるなど、眼科手術の第一線で活躍している先生です。常に最新技術を取り入れた安全で質の高い手術を提供しています。

品川近視クリニック

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▼品川近視クリニックがおすすめの人

1日で検査から手術までを済ませたい方
長期的な保証がある病院を選びたい方
小さなお子さんがいる方

 

▼ 料金表

コース料金
ICL(乱視なし)460,000円 (*2)
ICL(乱視あり)560,000円 (*2)

 

▼ 保証内容

症例数 1,385,142件 (*1)

術後検診 術後3年間無料

再手術 術後3年間無料

 

(*1)集計期間:2004年10月〜2025年4月

(*2)価格はすべて税込表示

基本情報を見る
診療時間10:00〜20:00
休診日年中無休
住所東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアオフィスタワー13F
最寄り駅JR有楽町「銀座口」・「中央口」より徒歩1分
問合せ先0120-412-049
地図

品川近視クリニックの特徴

▼6年連続ICLの症例数が国内最多

品川近視クリニックは6年連続ICLの症例数が国内最多で、アメリカSTAAR SURGICAL社から表彰されています。累計数は101,015件(2011年7月〜2025年4月の全国合計)にものぼり、客観的に見ても多くの患者が支持しているクリニックです。


▼術後の保証内容が充実している

品川近視クリニックは術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後3年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で過矯正・低視力矯正と診断されたり、レンズのサイズが合っていないと診断された場合は、3年間の保障期間内であれば再手術代は無料になります。


無料の託児所があるため小さな子供と来院可能!

品川近視クリニックでは無料の託児所があり、患者一人につき子供1名までが無料です。無料で利用できるのは「初診検査日・初回施術日の在院時間」で、つまり定期検診以外のクリニックへの滞在時間が長い内容で利用可能です。興味があるけど今は子供を見てもらえないから…と諦めていた方は、ぜひ検討してはいかがでしょうか。

自身もレーシック経験者の東京院院長

出典:https://www.shinagawa-lasik.com

東京院の院長を務める湯川 聡医師は、日本眼科学会認定の眼科専門医であり、自身もレーシック手術を受けています。帝京大学医学部を卒業後、東京女子医科大学病院や埼玉済生会病院などで研鑽を積み、2007年からは品川近視クリニックで視力矯正手術に携わっています。

新宿近視クリニック(東京都新宿区)

出典:https://www.sbc-lasik.jp
新宿近視クリニック(東京都新宿区)
公式サイトで詳細を見る
新宿近視クリニックのおすすめポイント
院長がICLインストラクター 術後検診3ヶ月間無料、再手術代3年間無料 症例実績29,842件(*)

 

▼料金表

コース料金
ICL(乱視なし)460,000
ICL(乱視あり)560,000

 

※ 症例実績:〜2025年5月

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

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▼診療時間

 
10:00~19:00

※ 完全予約制


▼アクセス

住所東京都新宿区西新宿7-10-1 O-GUARD新宿3階
最寄り駅新宿駅西口より徒歩1分
問合せ先0120-96-6615
地図

新宿近視クリニックの特徴

▼近視治療で10万症例以上の実績

新宿近視クリニックは、累計104,524件(2024年12月末時点)の視力矯正手術実績を持っています。特にICL手術においては29,842件の症例数を記録しており、全国的に見てもトップクラスの規模です。新宿近視クリニックの症例数の多さは、それだけ多くの患者がこのクリニックを選び、信頼してきた証といえます。


▼術前〜術後まで一貫して眼科専門医が対応

大手のクリニックでは、手術の執刀は眼科専門医が行うものの、術前のカウンセリングや術後の検診はカウンセラーや専門医以外の医師が担当する場合があります。しかし、新宿近視クリニックでは、初回のカウンセリングから手術の執刀、そして術後の定期検診に至るまで、すべて眼科専門医が対応します。そのため、患者一人ひとりに適した治療を提案できる点が魅力の1つです。


▼万が一の再手術も1年間の定期検診も無料

新宿近視クリニックでは、手術後に視力が再度低下してしまった場合には、再手術無料保障を利用できます。レーシックならメニューによって1~3年間、ICLは3年間まで保障があるため、長期的なケアが可能です。さらに、術後1年間は検診代や処方される薬も無料で、期間内であれば何度でも検診を受けることが可能です。

院長の北村瑞医師はICLインストラクター

出典:https://www.sbc-lasik.jp

院長の北村瑞医師は、「ICLインストラクター」の資格を持つ、日本眼科学会認定の眼科専門医です。2011年に新宿近視クリニックに入局し、2018年から院長を務めています。過去には、眼科医として屈折矯正の技術習得を目的に3年間留学もしています。

ふくおか眼科クリニック中野(東京都中野区)

出典:https://fukuoka-eyeclinic-nakano.com
ふくおか眼科クリニック中野(東京都中野区)
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ふくおか眼科クリニック中野のおすすめポイント
院長がICLエキスパートインストラクター 再手術代6ヶ月間無料(レンズ位置修正は3年間無料)

 

▼料金表

コース料金
ICL(乱視なし)693,000
ICL(乱視あり)693,000

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

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▼診療時間

 
9:30~13:00
15:30~19:00


▼アクセス

住所東京都中野区中野 5-67-5 SKGT長谷部2階〜4階
最寄り駅中野駅北口より徒歩3分
問合せ先03-5942-4077
地図

ふくおか眼科クリニック中野の特徴

▼眼科医療の最前線で執刀してきた実績ある院長

院長の福岡佐知子医師は、国内で14名のみが認定された「ICLエキスパートインストラクター」の1人であり、正真正銘のICLの専門家です。診察・執刀・術後までを院長が一貫して対応するため、診察ごとにドクターが異なることはありません。


▼院長とスタッフが総力を上げて治療を行う「チーム医療」

ふくおか眼科クリニック中野では、院長を中心に視能訓練士・看護師・受付スタッフが「チーム医療」をコンセプトに治療にあたっています。視能訓練士や看護師は、長年院長と共に手術や検査を支えてきた経験豊富なメンバーで構成されており、検査・診察・手術・術後ケアまで一貫して丁寧な対応が魅力の1つです。


▼保証内容が充実!術後の定期検診や修正手術も無料

ふくおか眼科クリニック中野では、術後のフォロー体制が充実しています。手術後半年間は定期検診の費用が無料で、万が一レンズの入れ替えが必要になった場合も追加費用なしで対応。また、レンズの位置修正に関しては術後3年間無料で行っており、長期的なケアを重視したサポート体制が整っています。

院長の福岡佐知子医師はエキスパートインストラクター

出典:https://fukuoka-eyeclinic-nakano.com

福岡佐知子院長は、日本国内に14名しかいない「ICLエキスパートインストラクター」の資格を持つ日本眼科学会認定の眼科専門医です。また、日本国内のICLの普及と確立を目的に設立された「ICL研究会」の9人の世話人のうちの一人としても活動しています。姫路聖マリア病院、多根記念眼科病院の部長を経て、2022年1月にふくおか眼科クリニック中野を開院し、院長を務めています。

アイクリニック東京(東京都千代田区)

出典:https://eyeclinic-tokyo.jp
アイクリニック東京(東京都千代田区)
公式サイトで詳細を見る
アイクリニック東京のおすすめポイント
執刀医全員がICLインストラクター以上の資格者 術後検診3年間無料、再手術代3年間無料 症例実績30,368件(*1)

 

▼料金表

コース料金
ICL(乱視なし)730,000
ICL(乱視あり)830,000

 

(*1) 集計期間:2007年〜2025年5月

(*2) 料金はすべて税込

(*3) 料金は両眼施術した際の費用

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▼診療時間

 
9:00~12:30
14:00~19:00

※ ▲...14:00~18:00

▼アクセス

住所東京都千代田区丸の内1丁目7番12号 サピアタワー7階
最寄り駅東京駅八重洲北口より徒歩3分
大手町駅(B7出口直結)より徒歩1分
問合せ先0120-971-162
地図

アイクリニック東京の特徴

▼ICL手術のエキスパートが集まるICL専門クリニック

アイクリニック東京はICL専門の眼科クリニックとして2019年に開院しました。院長の北澤世志博医師は、1万例を超える臨床成績をもつ経験豊かなドクターです。さらに、アイクリニック東京には、国内ではまだ14名(*1)しか認定されていない「ICLエキスパートインストラクター」が、院長も含め執刀医として3名も在籍しています。


▼平均で片眼1分52秒(*2)!短時間手術で目の負担軽減

アイクリニック東京のICL手術では、片目平均1分52秒、両目でも5分程度という短時間での手術が可能です。短時間で手術することで、目への負担を最小限に抑えることができます。手術中は医師が丁寧に声をかけるなど、不安を和らげる配慮も徹底。術後の早期回復にもつながる体制が整っています。


▼近視の強さに関わらず一律の手術費用

アイクリニック東京の特徴の一つに、近視の度数に関わらず一律の費用を設定している料金形態が挙げられます。多くの病院が、「軽度〜中程度近視にかかる費用」と「強度近視の費用」を分けて料金設定をする一方、アイクリニック東京は近視の強さに関わらず一律の料金設定です。そのため、強度近視の方であるほど他院よりも費用が抑えられる可能性があります。

(*1)当サイト調べ

(*2)手術所要時間は、切開からレンズ挿入、洗浄、創口閉鎖までの時間です

院長の北澤世志博医師はエキスパートインストラクター

出典:https://eyeclinic-tokyo.jp

アイクリニック東京の北澤世志博院長は、日本国内に12名しかいない「ICLエキスパートインストラクター」の資格を持つ日本眼科学会認定の眼科専門医です。また、北澤院長は、日本国内のICLの普及と確立を目的に設立された「ICL研究会」の9人の世話人のうちの一人としても活動しています。1990年に東京医科歯科大学医学部眼科に入局し、旧神戸神奈川アイクリニックの診療部長、医療法人ひかり会パーク病院の眼科部長などを経て、2019年よりアイクリニック東京の執刀責任者を務めています。

大宮はまだ眼科(埼玉県さいたま市)

出典:https://www.omiya-hamada.com
大宮はまだ眼科(埼玉県さいたま市)
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▼大宮はまだ眼科の特徴

大宮はまだ眼科は、白内障治療と屈折矯正に力を入れているん眼科クリニックで、眼鏡をはじめコンタクトレンズ、オルソケラトロジ-(就寝中に専用のレンズを着けて角膜の形状を変える屈折矯正方法)、ICL(眼内コンタクトレンズ)に対応した医院です。ICL認定医でもある濱田直紀先生は、東京大学医学部附属病院本院 医局長を経て大宮はまだ眼科を開院し、現在では理事長を務めています。

 

▼料金表

コース料金
ICL(乱視なし)660,000
ICL(乱視あり)720,000

 

▼診療時間

 
9:00~12:30
14:00~18:30

※ ▲...14:00~15:30

 

▼アクセス

住所埼玉県さいたま市西区三橋6-607-1
最寄り駅

県営住宅前バス停留所より徒歩1分

問合せ先048-620-7777

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

北浦和眼科(埼玉県さいたま市)

出典:https://www.urawa-eyeclinic.com
北浦和眼科(埼玉県さいたま市)
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▼北浦和眼科の特徴

北浦和眼科は、JR京浜東北線 北浦和駅前の好立地に構える、眼科クリニックです。土日も17時まで診療しているため、平日に働いている方にとっては通いやすい医院です。北浦和眼科の手術統括医師である持丸博史先生は、CHO埼玉メディカルセンターの眼科部長、慶應義塾大学眼科学教室 非常勤講師を経た経験豊富な医師で、難治性白内障、緑内障、網膜硝子体疾患といった他院では手術が困難であったり再手術が必要な方の診療を積極的に行ってきた先生です。

 

▼料金表

コース料金
ICL(乱視なし)660,000
ICL(乱視あり)715,000

 

▼診療時間

 
9:00~13:30
15:00~18:30

※ ▲...15:00〜17:00

 

▼アクセス

住所埼玉県さいたま市浦和区北浦和4丁目3-1 かとれあビル1〜2F
最寄り駅

北浦和駅西口より徒歩1分

問合せ先048-767-7838

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

川口あおぞら眼科(埼玉県川口市)

出典:https://www.aozoraganka.co.jp
川口あおぞら眼科(埼玉県川口市)
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川口あおぞら眼科のおすすめポイント
術後検診代3年間無料

 

▼川口あおぞら眼科の特徴

川口あおぞら眼科は、JR京浜東北線 川口駅から徒歩3分の好立地に構える眼科クリニックで、土日診療も行っています。多焦点眼内レンズを使った白内障治療の実績が豊富な川口あおぞら眼科は、ICL研究会にも所属しています。

 

▼料金表

コース料金
ICL(乱視なし)648,000
ICL(乱視あり)864,000

 

▼診療時間

 
10:00~13:00
16:00~19:00

 

▼アクセス

住所埼玉県川口市本町4-4-16 川口駅前医療モール2階
最寄り駅

川口駅より徒歩3分

問合せ先048-227-2020

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

めじろ安田眼科(東京都豊島区)

出典:https://yasuda-eye.com
めじろ安田眼科(東京都豊島区)
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めじろ安田眼科のおすすめポイント
執刀医がICLエキスパートインストラクター 術後検診代3ヶ月間無料

 

▼料金表

コース料金
ICL680,000

 

▼診療時間

 
9:30~12:50
14:30~17:60

 

▼アクセス

住所東京都豊島区目白3-4-11ヒューリック目白2階
最寄り駅

目白駅より徒歩1分

問合せ先03-3565-6536

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

▼めじろ安田眼科の特徴

めじろ安田眼科は、2019年5月に開院したJR 山手線目白駅前に構える眼科クリニックです。めじろ安田眼科の安田明弘院長は、全国で12名(当サイト調べ)しか認められていない「ICLエキスパートインストラクター」の一人です。また、ICL手術の費用には術後6ヶ月間の定期検診代と薬代が含まれています。


▼めじろ安田眼科の先生はこんな人

めじろ安田眼科に安田明弘院長は、聖路加国際病院での研修を中心に26年間の眼科医としてのキャリアを歩み、2019年にめじろ安田眼科を開院した日本眼科学会認定の眼科専門医です。

出典:https://yasuda-eye.com

【動画解説】先進会眼科の特徴

以下では先進会眼科の特徴について分かりやすく動画で解説しております。詳しく知りたい方はぜひご確認ください。

※動画再生時に音声が流れます。再生の際は音量にご注意ください。

ICL手術で失敗しないための病院選びの3つのポイント

最初に、ICL手術で失敗しないための病院の選び方について解説します。「どこの病院でICL手術を受けたらいいのか分からない」という方は、以下の3つのポイントを参考にクリニック選びをしてみてください。

出典:https://monita.online

「ICLエキスパートインストラクター」や「ICLインストラクター」が在籍する病院を選ぶ

レーシックが一般に普及したばかりの当初では、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた一部の眼科医や当時の形骸化したライセンス制度が原因で、感染性角膜炎の集団発生や過矯正による健康被害などが相次いで発生しニュースでも報道されました。こういった過去の悪い先例を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっています。


ICLの認定医は三段階に分かれていて、「認定医」→「インストラクター」→「エキスパートインストラクター」の順で資格保有者が少ないです。最も資格保有者数が少ない「ICLエキスパートインストラクター」は、国内で12名のみ(当サイト調べ)が認定されています。こういった専門資格によって公的に高い技術力が証明されている医師が在籍するクリニックを選ぶと、安心して施術を任せられるでしょう。

出典:https://monita.online

病院名所在地有資格者
アイクリニック東京東京都北澤世志博 院長
福岡佐知子 院長
山王病院アイセンター清水公也 院長
南青山アイクリニック東京三木 恵美子 副院長
めじろ安田眼科安田 明弘 院長
代官山アイクリニック五十嵐章史 院長
宮田眼科 東京神谷和孝 医師
先進会眼科 名古屋愛知県市川一夫 医師
中京眼科
名古屋アイクリニック中村友昭 院長
小島隆司 医師
フジモト眼科大阪府藤本可芳子 院長
眼科こがクリニック熊本県古賀貴久 院長

術後のサポートが手厚い病院を選ぶ

どこの病院でICL手術を受けるか決めるうえでは、術後のサポートの内容をチェックすることも重要です。なぜなら、術後にレンズのサイズや度数が合わず再手術が必要となるケースが実際にあるからです。また、アフターサポートの内容や期間は病院によってさまざまで、手術にかかる費用のみで病院を決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの病院の方がお得だった」なんてこともあるかもしれません。


▼この記事で紹介している病院のアフターサポートの一例

病院名手術費用とアフターサポートの内容
新宿近視クリニック
(東京都新宿区)
手術代:460,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:3年間
ふくおか眼科クリニック中野
(東京都中野区)
手術代:693,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:レンズ入れ替えは6ヶ月間、位置修正は3年間
先進会眼科 東京
(東京都新宿区)
手術代:460,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間
大宮はまだ眼科
(埼玉県さいたま市)
手術代:660,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー
北浦和眼科
(埼玉県さいたま市)
手術代:660,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー
川口あおぞら眼科
(埼玉県川口市)
手術代:648,000円
術後検診の無料期間:3年間
再手術の無料期間:ー
めじろ安田眼科
(東京都豊島区)
手術代:680,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます


例えば、この記事で紹介している病院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「新宿近視クリニック」となるわけです。

症例実績の多い病院から探す

ICL手術を受けるうえで、病院の手術実績(=症例数)を確認するのもとても大切です。病院によっては、ホームページで症例数を公表している場合もあります。また、病院自体の手術実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です。この記事では、埼玉県大宮周辺でICL手術が受けられる7つの病院が各ホームページで公表している症例数を下記のように表でまとめ、随時更新しています。


▼この記事で紹介している各病院が公表している症例実績(最終更新日:2024年2月)

病院名公表している症例実績
新宿近視クリニック
(東京都新宿区)
17,088
(2023年3月31日時点)
ふくおか眼科クリニック中野
(東京都中野区)
大宮はまだ眼科
(埼玉県さいたま市)
北浦和眼科
(埼玉県さいたま市)
川口あおぞら眼科
(埼玉県川口市)
先進会眼科 東京
(東京都新宿区)
13,460
(2002年11月1日〜2023年3月31日※1)
めじろ安田眼科
(東京都豊島区)

※ 公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます
※1 先進会眼科全体の実績(公式サイトを参照)

ICL(眼内コンタクトレンズ)って何?

出典:https://monita.online

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、目の中に直接小さなレンズを移植する視力矯正方法です。ICLは2010年に厚生労働省の認可を受け、ここ数年で認知されはじめました。同様の屈折矯正手術にレーシックもありますが、近年は手術件数が減少傾向にあり、ICLの手術件数が増加傾向にあります。屈折矯正手術の国内シェアは、現在でもレーシックが大半を占めており、ICLのシェアは3割程度と推定されています。

ICLとレーシックの違いは?

出典:https://monita.online

レーシックは医療用レーザーで角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法に対し、ICLはメスを使用し角膜の表面に数mm程度の穴を開け、そこからレンズを挿入し視力を上げる矯正方法です。ICLの大きな特徴の一つとして、「レンズを取り外してしまえば、いつでも手術前の状態に戻せる」ことが挙げられます。この他にも、レーシックとICLはさまざまな点が異なるため、ここでは、レーシックとICLのどちらにしようか迷っている方のためにそれぞれの違いについて詳しく解説します。「どちらの方が優れている」というわけではなく、それぞれ自分に合った視力矯正方法を選択するとよいでしょう。

レーシックは眼科専門医なら誰でも施術できるが、ICLは「ICL認定医」しか施術できない

レーシック手術は、眼科専門医であれば特別な資格を必要とせず施術を行うことができますが、ICL手術は眼科専門医であると同時に、「ICL認定医」という資格を持っている医師しか施術することができません。厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、日本全国の眼科医は13,639人とされ、そのうち「ICL認定医」の数は明確なデータはありませんが2021年時点では250名前後と言われています。


つまり、日本全国の眼科医のうち、ICL手術を実施できる医師はわずか1.8%になります。なぜ、ICL手術に関してここまで厳格な認定医制度が設けられたかというと、過去に起きたレーシック手術による集団感染事件が影響しています。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」と言われています。こういったレーシックで起きた悪い過去を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっているのです。


参照:医療問題弁護団 銀座眼科レーシック集団感染事件

レーシックは軽度〜中程度の近視が対象で、ICLは強度近視が対象

レーシックとICLは、矯正できる度数の対象が違います。日本眼科学会が作成する「屈折矯正手術のガイドライン」によれば、レーシック手術が対象とする矯正量の限度は原則6Dとなっています。しかし、近視矯正の場合のみ、患者への十分な説明と納得があるかつ、手術を実施するのに十分な角膜厚があれば-10Dまで実施が可能です。一方、ICLが対象とするのは6D以上の近視で、-3D以上-6D未満の中等度近視と-15D以上の最強度近視には「慎重に対応する」と書かれています。


つまり、基本的にはレーシックは軽度〜中程度近視を対象とし、ICLは強度近視を対象としているため、対象となる矯正量が違うのです。


▼近視の一般的な分類

  • 軽度近視(近視度数:−0.5D〜−3D)
  • 中等度近視(近視度数:−3.25D〜−6D)
  • 強度近視(近視度数:−6.25D〜−10D)
  • 最強度近視(近視度数:−10.25D以上)

レーシックは術後に「近視の戻り」が起こるが、ICLには起こらない

レーシック手術をした後に、時間の経過とともに近視の状態に戻ってしまうことを「近視の戻り」と言います。「近視の戻り」が起きてしまう原因はいくつかありますが、その一つにレーシックで削った角膜が時間と共に治癒が進み、手術前の状態に戻ってしまうことが挙げられます。また、手術によって強度が低下した角膜に眼圧がかかることによって、押し出された角膜のカーブが強くなり近視の状態に戻ってしまうことも挙げられます。


一方、ICLは角膜を削らないため、こういった「近視の戻り」が起きることはありません。しかし、眼鏡やコンタクトレンズと同様に、年齢を重ねるにつれて老眼の症状がみられ、目の悪さに対してレンズの度数が合わなくなってくることはあります。

【よくある誤解】ICLは総称ではなく、後房型フェイキックIOLで使用されるレンズのうちの1種

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眼内レンズは、「IOL(正式名称:Intra Ocular Lens)」とも呼ばれ、「有晶体眼内レンズ」と「無晶体眼内レンズ」の2種類に大別されます。元々は、「無晶体眼内レンズ」という、白内障手術などによって水晶体を失った目に対して水晶体の代わりに移植するレンズの1種類しかありませんでしたが、のちにその技術を利用し、近視矯正を目的とした水晶体を摘出せずに眼内にレンズを移植する「有水晶体眼内レンズ(フェイキックIOL)」が誕生しました。フェイキックIOLにも2種類があり、角膜と虹彩の間にレンズを移植する「前房型フェイキックIOL」と、虹彩と水晶体の間にレンズを移植する「後房型フェイキックIOL」があります。ICLと呼ばれるレンズは、この「後房型フェイキックIOL」で使用されるレンズの名称です。


多くの方が誤解しているのが、ICLとは眼内レンズの総称を指す言葉ではなく、あくまで「後房型フェイキックIOL」の手術で使用されるレンズのうち、アメリカのレンズメーカー(Staar Surgical社)によって開発されたレンズを指す言葉なのです。また、現在主流となっているICLは、レンズによって眼内の水(房水)の流れを妨げないようにレンズの中心に穴が開けられているため「ホールICL」と呼ばれることもあります。

ICLの手術費用っていくらかかるの?

ICL手術の費用は、クリニックによってさまざまですが埼玉県大宮周辺の相場としては450,000円~800,000円程度です。200,000円〜300,000円程度で可能なレーシックと比べるとかなり高額ですが、ICLの費用が高額になる理由の一つに、レンズ代が挙げられます。ICLのレンズは、手術前に行う適応検査の結果をもとに適切な度数やサイズのレンズをオーダーメイドで作成するため高額になるのです。

ICL手術は自由診療のため保険適用外

ICL手術は基本的に自由診療となり保険適用外のため、手術前後の検査料や受診料も含めすべての費用は自己負担になります。保険適用外で450,000円〜800,000円の負担となると、一見非常に割高にも思えるICLですが、多くのクリニックは術後の定期検診代が手術費用に含まれていることが多いです。なので、クリニックを選ぶ際は、術後どれくらいの期間までの検診代が手術費用に含まれているのかを確認してもいいかもしれません。


また、ICL手術にかかった費用に対しては、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。医療費控除とは、本人または家族が、その年に支払った医療費が100,000円を超える場合は医療控除の対象になるといった制度です。

ICL手術は長期的に考えると経済的

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前述した通り、ICL手術にかかる費用は450,000~800,000円と決して安い金額ではありません。しかし、一度手術をしてしまえば10年、20年とコンタクトレンズの定期購入にかかり続ける費用と比べるとICLは経済的ともいえます。仮にワンデーのコンタクトレンズを1日あたり150円程度の費用がかかるとします。2週間レンズなら1日あたり50円程度と1ヶ月あたり1,000円程度のケア用品がかかるとします。30年後までにかかる費用を計算すると、なんとワンデーコンタクトレンズなら162万円、2週間レンズなら90万円にも上る計算になります。


こういったことから、コンタクトレンズよりICLの方が長期的に考えると経済的な視力矯正方法といえます。しかし、かかる費用だけで視力矯正方法を決めるべきではありません。最後は自分に一番あった矯正方法を利用しましょう。

ICL手術のリスク

ここではICLのリスクについて解説します。眼鏡やコンタクトレンズから開放されるICL手術ですが、良い点だけでなくリスクもしっかり把握したうえで、ICL手術を受けるか決めましょう。

術後に視界がぼやける?ハローグレア現象とは

手術後、夜間の外灯などを見ると光の周りに輪が見えたり、光がにじむ、ぼやけると感じる「ハローグレア」と呼ばれる現象が起こる場合があります。個人差はありますが、この現象も一般的には1週間ほどで安定するので心配ありません。


白内障手術では多焦点眼内レンズが使用されているため、ハローグレアが起きやすいといわれています。しかし、ICLのレンズはハローグレアも抑制するように構成されているため、術後の視力が安定するのと共に、気にならなくなるのがほとんどです。


万が一いつまでも視界がぼやける場合は、すぐに手術をしたクリニックに相談をしてください。

過矯正や低矯正などレンズが合わない場合も

ICL手術を行う前には精密な検査を行うと自分に合ったレンズを決めますが、まれに入れたレンズが合わなくて見えにくい場合があります。ですが、事前の検査が適切にできていれば避けられる可能性が高いトラブルですので、信用できる病院を選ぶのが大切です。


トラブルが起こってしまった場合でも、ICLで用いる眼内コンタクトレンズは取り出し可能です。対応がしっかりしている病院なら、度数が合わないなどのトラブルの際は無料で再手術してもらえる場合もあるため、参考にしてください。

感染症防止のために術後定期検診は必ず

感染症が発症した症例は多くはありませんが、手術は成功率100%ではないので、手術に一般的にみられる合併症や感染症が発生する可能性は0ではありません。衛生管理のレベルが高い病院や、トラブル時のアフターケアが充実している病院を選んでください。


また、感染症を防ぐためには手術を受けた患者自身の対策も必要です。定期健診にきちんと行く、手術後の注意事項を厳守する、処方された薬を飲み切るなど、病院の指示に従うとリスクを下げられます。

緑内障や白内障などはホールICLの登場によりリスク軽減

以前はICL手術のリスクは緑内障(眼圧の上昇)や白内障、角膜内皮細胞の減少といったものがありましたが、現在主に使用されているホールICLが登場したため、リスクがかなり軽減されています。


もともとあったわずかなリスクも軽減されており、さらに受けやすくなりました。しかしリスクが低くても0ではないので、検討の際には必ずこれらのリスクも念頭に置いておくのが大切です。

ICL手術のメリットとデメリット

メリットデメリット
  • もしもの時は元の状態に戻せる
  • 角膜の厚さを気にせずに手術が可能
  • 眼鏡・コンタクトが不要になる
  • 夜間視力への影響が少ない
  • 術後視力が安定しやすい
  • レンズの種類が多い
  • 費用が高額
  • ハロー・グレアの発生する場合も
  • 準備期間・経過観察期間が長め
  • 使用レンズ次第で白内障のリスクが高まる
  • 稀に感染症の危険がある

メリットも多くあるICLですが、手術である関係上必ずデメリットはあります。ここで紹介するメリット・デメリットについて詳細に解説していますので、気になった方はこちらの記事もご一読ください。

レーシックに向いている人の特徴

  • できるだけコストを抑えて視力矯正手術を受けたい方
  • 手術後に早めに視力を矯正させたい方
  • 日帰りで手術を受けたい方
  • 痛みを抑えたい方


レーシックの特徴は最安値10万円を切る手頃な費用で、入院の必要が少なく日帰りで行え、刺激も抑えられる点です。


視力も個人差はありますが、翌日には視力が期待される場合が多く、仕事・学業に早く復帰したい方に向いている施術方法です。

ICLに向いている人の特徴

  • もしもの時、手術前の状態に戻したい方
  • -10D以上の強度近視の方
  • 角膜が薄くレーシック手術できない方
  • レーシック手術後に視力が低下した方


ICLの特徴はレンズを外すだけで元の状態に戻せ、適用範囲が広い点です。レーシックで角膜を削るのを避けたい方にはICLが向いています。


レーシック手術後に視力が低下した方の中には2回目のレーシック手術を受けたい方もいらっしゃいますが、角膜が削れない場合が多く事前検査で不適合になりがちです。そういった方がでもICLなら手術可能な場合が多いのも特徴です。

ICL手術が受けられないのはどんな人?

  • 18歳未満の未成年 
  • 重篤な眼の病気がある人
  • 重度の糖尿病など傷の治りに影響のある人
  • 妊娠・授乳中の人



ICL手術はレーシックよりも適用できる視力の範囲が広いなどの特徴があります。しかし、誰でも受けられるわけではありません。


未成年者はまだ近視が進行中の可能性もあります。妊娠中や授乳中も目の屈折が非常に不安定になるため手術不可です。上記に該当しなくても、現在薬を服用中の方や病気を抱えている方は検査時やカウンセリングで医師に相談してみましょう。

ICL手術の流れは?

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ICL手術の流れを簡単に解説します。ICL手術の流れがひと通りわかるとうれしいですよね。クリニックによって期間など細かい差異があるので、気になるクリニックはホームページで実際に確認してみましょう。


工程

期間

検査予約~適応検査まで

3日~3週間程度

適応検査~術式決定まで

3日~1週間程度

術式決定~手術日まで

1週間~2ヶ月程度

手術後の定期検診

翌日~1年後まで定期的に



検査予約

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まずはWebや電話から検査の予約をします。 コンタクトを使用している方は、角膜の形状・状態に影響して正しく検査できなくなるおそれがあるので、基本的に検査前から使用を中止することになります。下記の表に検査前のコンタクト装着制限期間をまとめるので、ぜひ参考ください。



▼検査前のコンタクト装着の制限

コンタクトの有無・種類

検査前のコンタクト装着の制限

コンタクトなし

3日後以降に検査可能

ハードコンタクト

3週間後から検査可能

ソフトコンタクト

2週間後から検査可能


適応検査

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ICL手術に眼球が適応しているかどうかの適応検査を受ける必要があります。検査内容はクリニックによって異なりますが、一般的には10項目前後です。適応検査当日は、2~3時間かけて10項目ほどの適応検査を入念に行います。


検査結果が出るまで数日~1週間程度かかり、 人によっては追加の検査が生じる場合もあります。下記に検査内容をまとめるので、参考ください。


▼検査項目例

  • 眼圧測定
  • 角膜形状解析
  • 角膜内皮検査
  • 角膜圧測定
  • 眼底検査
  • 前房深度検査など


医師の診察・手術プラン決定

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適応検査の結果を踏まえた上で、医師とのカウンセリングの中で手術方法を決めます。手術方法が決まったら、術前検査・手術日・手術後の通院スケジュールを決定。ICLレンズが届くまでの期間は2週間~1ヶ月程度です。乱視用ICLだと2ヶ月程かかる場合もあります。

手術当日

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手術前には体調の確認のために検温・血圧測定などを行い、手術後の注意事項を説明されます。手術時に瞳孔を大きく開くために散瞳剤を点眼して、点眼麻酔と目の消毒を行い手術に備えます。


手術時間は片目あたりおよそ10~20分程度です。手術中は麻酔をしているので、刺激はありませんが、目を押されるような感覚があります。術後は院内で1~2時間ほど安静にして、帰宅するという流れです。

術後検診

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目の状態が安定するまでは、医師の指示に従い定期検診を受けましょう。まずは翌日検診、翌日以降は3日後、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後と定期的に検診があります。


ICL手術後数日程度で視力が回復し、視力1.0以上が期待できます。 ただし、手術後1ヶ月程度は日常生活に制限が生じるので、計画的に手術を受けましょう。多くのクリニックでは術後1~3年程度の保障期間が設けられているのでご安心ください。

ICL手術についてのよくある質問

ここでは、ICL手術に関するよくある質問をまとめています。

ICL手術に後遺症や合併症はないの?

ICL手術はレーシックに比べて後遺症のリスクが少ないとされていますが、完全にリスクがないわけではありません。代表的な症状としては、夜間に光がまぶしく見える「ハロー・グレア」などが挙げられます。これらの症状は時間の経過とともに軽減することが多いですが、術後の経過には個人差があります。

レーシック手術とICLの違いは?どっちが安全?

レーシックは角膜の表面を削って視力を矯正する手術です。費用が比較的安く、術後の視力回復が早いことが特徴であり、費用の相場は20〜30万円程度です。早ければ手術の翌日から日常生活に戻ることが可能です。


一方、ICL(眼内コンタクトレンズ)は、角膜に小さな切開を入れて目の中にレンズを挿入する手術です。最大の特長は安全性が高い点で、ICL認定医のみが施術できます。レンズは取り外しが可能であり、将来的に元の状態に戻すこともできます。


ただし、ICLはオーダーメイドのレンズを使用するため費用が高額で、手術までの準備期間も長くなる傾向があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分の目の状態に適した方法を事前検査で確認しましょう。

ICL手術で老眼になりやすくなるって本当?

老眼は加齢によって誰にでも起こる自然な現象です。ICLやレーシックといった屈折矯正手術の有無に関係なく発症します。


ただし、もともと強い近視の人は手元にピントが合いやすいため、手術によって遠くが見えるようになることで、老眼の症状を通常よりも早く自覚する場合があります。

ICL手術に年齢制限はある?

ICL手術は18歳未満の未成年者には適応されません。上限年齢の明確な制限はありませんが、加齢に伴って白内障や老眼など他の眼疾患を持っている可能性があるため、まずは適応検査を受けて判断することが大切です。

ICL手術で黒目が大きくなるって本当?

ICL手術によって黒目の大きさが変わることはありません。しかし、視力が改善することで目を細める癖がなくなり、結果として目が大きくなったような印象を与えることはあります。

ICL手術後に視力が低下することはある?

ICL手術では装着したレンズが劣化しにくく、視力が長期間にわたって安定しやすいとされています。レーシックと比べると「近視の戻り」が起こりにくいため、長期的に見ても視力が落ちにくいと考えられています。


ただし、加齢や別の眼疾患によって視力が変化する可能性はあるため、定期的に眼科で検診を受けることが大切です。

ICL手術をしたらドライアイになる?

ICL手術では非常に小さな角膜切開を行うため、角膜の形状に大きな変化がなく、涙の分泌に与える影響も少ないとされています。そのため、術後にドライアイを発症するリスクは比較的低いといえます。


また、もともとコンタクトレンズを使用して目が乾きやすかった方の中には、ICL手術によってドライアイの症状が軽減されるケースもあります。コンタクトやレーシックが難しいと診断された方でも、ICLなら手術可能な場合があるため、一度医師に相談することをおすすめします。

レーシック・ICL以外にも視力矯正の方法はあるの?

視力を矯正する方法は、レーシックやICLだけではありません。


たとえば、就寝中に専用レンズを装着して角膜の形を矯正する「オルソケラトロジー」など、このほかにも、目の状態や生活スタイルに応じたさまざまな手法が存在しているため、自分の目に合った治療法を選ぶ必要があります。


また、レーシックやICLのみを扱う医院では、万が一適応しなかった場合に他の医院を紹介されたり、説明が不十分なまま手術が進んでしまったりするおそれがあります。こうしたトラブルを避けるためにも、慎重に医院を選ぶようにしてください。


視力矯正の手段にこだわらず、複数の選択肢から自分に合った方法を提案できる医院を選ぶことが大切です。

ICL手術前の検査では何をするの?

ICL手術の前には、「適応検査」と呼ばれる検査を行い、近視・遠視・乱視の度数を測定したうえで、ICLを装用できる目の状態かどうかを確認します。


この検査によって、使用するレンズの度数やサイズを決定します。検査にはおおよそ1〜2時間ほどかかります。また、検査中に使用する「散瞳剤」(瞳孔を広げる目薬)の影響で視界がぼやけるため、当日は車やバイクの運転を控え、電車などの公共交通機関を利用して来院することをおすすめします。


さらに、40歳以上の方には、ICL手術後の見え方を想定した「遠視の見え方体験」を行っている医院もあります。

プランの説明で出てくる「D」って何のこと?

「D(ディオプター)」とは、視力の度数を表す単位です。-10.0D未満から+6.0D程度の範囲が一般的で、マイナスの値は近視、プラスの値は遠視を示します。数値が大きくなるほど視力の矯正が必要な度合いは強くなります。


強度近視や強度遠視の場合は、レンズの設計が複雑になりやすく、手術費用も高くなる傾向があります。


自分の視力の度数は、眼鏡やコンタクトレンズの処方箋に記載されているため、一度確認しておくとよいでしょう。

モニター制度を使えば費用は安くなる?

モニター制度を利用することで、通常よりも手頃な費用で手術を受けられる場合があります。


たとえば、手術後に口コミや顔写真の掲載に協力することを条件として、割引価格が適用されるケースがあります。ただし、モニターの条件は医院ごとに異なります。自分がその条件に該当するかを事前に確認したうえで、応募するかどうかを判断してください。

ICL手術に高額療養費制度は使える?

ICL手術は、美容目的の自由診療に該当するため、公的な高額療養費制度の対象にはなりません。


そのため、費用を少しでも抑えたい場合は、医療費控除の申請や、生命保険の手術給付金が適用されるかどうかを確認することをおすすめします。

手術までにはどれくらい時間がかかる?

レンズの在庫状況によって異なりますが、取り寄せが必要な場合は手術までに3週間〜3ヶ月ほどかかることがあります。


適応検査と最終検査を終えたあとに、目の状態に合わせたレンズの度数を決定します。ICLのレンズは主にアメリカやヨーロッパで製造されており、在庫がない場合には取り寄せに時間がかかることがあります。


また、ハードコンタクトレンズを使用している方は、検査精度を確保するために4週間以上装用を中止する必要があります。ソフトコンタクトレンズの場合でも、最低3日以上は使用を中断しなければなりません。

手術中や術後に痛みはある?

ICL手術では点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を使用するため、手術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。


ただし、目を大きく開いた状態で手術を行うため、わずかに眼球が押されるような感覚を覚えることがあります。もし途中で痛みを感じた場合には、麻酔を追加できることもあるため、すぐに医師に伝えてください。


手術後は、麻酔が切れたタイミングで軽い痛みや異物感を覚えることがありますが、多くの場合、時間の経過とともに自然に治まっていきます。

笑気麻酔をしてくれる病院はある?

一部の医院では、希望すればICL手術中に笑気麻酔を施してくれる医院もあります。

  • 先進会眼科 東京(新宿区)
  • 代官山アイクリニック(渋谷区)
  • 南青山アイクリニック東京(港区)
  • 経堂あそう眼科(世田谷区)

手術後は仕事を休む必要がある?

手術当日は薬剤の影響により視界がぼやけることがあるので、安静に過ごすことをおすすめします。特に、車の運転は必ず避けましょう。


術後の視力は数日から1週間程度で安定していきます。また、ICL手術後のメイクは、一般的には眼の周りを避ければ翌々日から可能です。

ICLを受けてもカラーコンタクトは使える?

ICL手術をしてもカラーコンタクトをつけることはできます。


ICL手術は目の内部にレンズを挿入する方法であり、目の表面には変化がないためです。ただし、術後すぐは目が安定していないため、一般的には3か月程度の経過を見たうえで、医師に相談してからつけることが推奨されています。

ICLレンズの寿命はある?

ICLのレンズに" 寿命 "はありません。


また、ICLのレンズは耐久性と生体適合性の高い素材のため特別なメンテナンスや交換は必要ありません。ただし、加齢によって自然に視力が変化し、挿入したレンズの度数が合わなくなった場合は、レンズの取り出しや再手術が必要になることもあります。

数年後に視力が落ちたらどうなる?

視力が低下した場合でも、保証期間内であれば1回まで無料で再手術を行なってくれる医院が多いです。


保証期間は1〜3年間で定められている場合が多く、その期間内であれば何度でも相談や検診を受けることができます。視力に不安を感じた場合は、できるだけ早めに受診してください。

ICLの10年後、20年後にリスクはある?

近年主流となっている「ホールICL」の登場により、白内障などの合併症リスクは大幅に減少しています。


過去には、レンズが目の中の房水(ぼうすい:眼球内を循環する液体)の流れを妨げて、水晶体が濁り、白内障が進行してしまうケースが報告されていました。しかし、現在はレンズ中央に小さな穴を開けて房水の流れを確保する「ホールICL」が一般的に使用されており、そういったリスクは抑えられています。


とはいえ、どんな医療でもリスクが完全にゼロになるわけではありません。ICL手術を検討しているのであれば、メリットだけでなく、将来的な影響についても必ず事前に理解しておきましょう。

老眼でもICL手術は受けられる?

老眼の場合は、老眼に対応した多焦点眼内レンズ「IPCL」を使用します。


ただし、片眼あたり約40万円と高額であり、対応している医院も限られています。老眼のある方は、事前に対応できる各医院を確認したうえで検討しましょう。

そもそもICLって日本で承認されているの?

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、2010年に厚生労働省から屈折矯正手術のひとつとして承認を受けています。


当時のICLは、房水の循環を妨げる可能性がある構造だったため、白内障などのリスクが指摘されていましたが、現在では中央に小さな穴を開けて房水の流れを保つ「ホールICL」が一般に普及しています。